機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
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よく作ったなと。
アニメの数話あるうちの一話をよくここまで広げたな、と。
元々良い話ではあったが、より深く設定が作られ、ちゃんと一つの作品になってたのが凄いな。
ガンダムは好き、程度なので細かい設定や整合性は知らないけど、アニメの作品として面白く見られました。
いっそ、映画三部作もリメイクしてみても良いかなw
「逆襲のシャア」を是非このレベルで!
星4.5に関しては、完全に好みによる偏見です。(笑)
このガンダム、ガンキャノン、ジム、ホワイト・ベース、コア・ブースターが観たかった!「めぐりあい宇宙」もリメイクしてくれないかなあ。最初にホワイト・ベースクルーが登場した時、心の中で「うお~」と。
特にガンペリーのメカニック最高!(笑)
只、贅沢言うならもう少しメカアクションを〜。ホワイト・ベースが戦闘してないよ〜。コア・ブースターに乗ったジムももう少し活躍させて欲しかったー。
ガン・キャノンもあんまり活躍してない〜。
ぶっちゃけガンダムも最初と最後だけ。
ストーリー的にしょうがないとは言え、物足りない。
話的には、正直テレビのエピソードを映画用に長尺にしただけで、膨らませていないんですよ。言い方悪いのですが、尺を伸ばしているのが、ファンサービスな部分、(ザク増やすとか、シャア、マ・クベ、レビル登場させるとか。)のみで、ドラマの部分の肉付けが無いんです。せっかくテレビの1エピソードに焦点当てるなら、ドアンとアムロの絡みを増やすとかしたら良かったのに。
これは映画だから、不満に思うところなのです。例えばフルリメイクのテレビの1エピソードならば、満点の出来です。
て言うかですねえ、もう映画一本じゃなくて「宇宙戦艦ヤマト」みたいに24話くらいでいいから、フルリメイクしてくれません?
「ヤマト」は商業的にも成功したみたいですから、「ガンダム」も旨くいくと思うんですが。だめ?(笑)
綺麗な絵でガンダムが動く
綺麗な絵でガンダムが動くだけでけっこう嬉しい。
TV版の一話をむりやり長くしてるのでストーリーはどうなのってのが多い。
精鋭らしいサザンクロス隊をあんな辺境の任務に行かせる?映画として見栄えをよくするための戦闘シーンを作るためだけのような無理矢理感。
子どもを増やした意味があまりないような。
今回は脇役とはいえホワイトベース隊の活躍なし。
これなら、劇場三部作をORIGIN版で作りなおして欲しかったな。
初見殺し。もう少し丁寧に作って欲しかった。
メカは現行の形にリファインされており見応えはありました。
ただ、およそ40年前の作品のエピソードを抜き出しての映画化であるにも関わらず、大元の作品を知らない世代に対しての配慮とか説明が今ひとつ足りてない、
この映画化をきっかけにガンダムというものを観てみよう♪と思った人を置いてけぼりにしたままエンディングまでたどり着いてしまいそうな作りに少し勿体ないという感想を抱きました。
ナレーションでもいいし、モノローグでもいいのでもう少しキャラごとの立場とか経緯とかの状況説明だとか、補足説明があった方が作品としての見やすさも上がったんじゃないかな?って思いました。
初代ガンダムを現在の映像技術で見たい、という欲求だけは満たせる
Zガンダム世代で、もちろん初代も録画で何度か見ています。
初代ガンダムが現在の映像技術で、映画館の大スクリーンで
どのように再現されているのか?そんな興味から映画館に足を運びました。
第15話『ククルス・ドアンの島』の話は
まるで記憶になかったのですが、それでも物語は理解できます。
ただ、やはり20分強の物語を2時間に引き延ばしているためか
子供のはしゃぐシーンがやたら多く、全体的に冗長でテンポが悪い。
戦時下でも島の人々は何気ない日常を送っているという側面を
強調して描きたかったのだとは思いますが…にしても長い。
あとはモビルスーツの動きが妙に人間臭くてちょっと違和感を感じたのと
最初の戦闘で惚れ惚れするような動きと連携を誇ったサザンクロス隊が
アムロやドアンとの戦いでは同一人物の操縦とは思えないほど弱くて拍子抜け。
極めつけは戦闘の演出が大袈裟で妙に時代劇っぽくて古臭い。
物語全体の構成としては悪くないのですが
全体的に突っ込みどころが多すぎて映画としては微妙な仕上がり。
初代を現在の映像技術で見たいという希望は叶えられましたが
『閃光のハサウェイ』と見比べると映像面では劣る気もしますし…。
散々ディスったので良かった点をひとつ。
最初のサザンクロス隊の戦闘シーンは格好よかった!笑
無能と能天気が無計画に戦争する子供騙しの映画
ガンダムといえば、子供向けおもちゃの販促アニメとして作られたのに、大人の鑑賞にも耐える、戦争を扱ったビターなアニメだと認識していた。
それがリメイクされたということで、期待をして見にいったのだが、出てくるキャラが揃いも揃って全員が能天気な無能ばかり。
初っ端から意味不明な指示を出す無能上司、それに逆らえない無能ブライト艦長。
島を捜索に行くも、天気予報もできず嵐でアムロを見捨てる無能な味方。
ドアンは、一度はアムロを捕まえたのに、散々仲間を殺した相手にも関わらず、拘束すらせず守るべき子供たちに敵のアムロを近づける能天気さ。その理由が「アムロが子供だったから」だけ。
アムロはアムロで、自分を倒した敵に捕まったのに、全く警戒せずに能天気に島暮らしをエンジョイ。
島の子供たちは、敵のアムロを警戒してたはずなのに、アムロが井戸を直した途端能天気に仲間扱い。挙句に戦争中なのにわざわざ消していた灯台をつけて敵を呼び込む始末。
まあ、この辺までは下っ端や、本当の子供なんで、能天気な無能でも仕方ないかもしれない。
しかし、ジオンも、戦略の要となるミサイルを、能天気にもたった一人の兵士に任せたために、全体の戦略が大失敗という無能っぷり。しかもフォローが何もない。
対する連邦軍も、核ミサイルを撃つと言われてたのに、何も対策せず、能天気に進軍。実際に撃たれてもほぼ何もできず慌てるだけの無能。
無能vs無能が能天気に戦争。もはやギャグである。
挙句に、最後のオチが「武器を捨てれば、戦争に巻き込まれることはなくなる!」という能天気さ。
・・・半年前なら見ている方としても、「脳味噌お花畑だけど、お子ちゃま向けのやさしい世界のお話だね〜」と微笑ましく見ていられたかもしれないが、昨今のウクライナ情勢を見ていると、少しも笑えない。
鑑賞しながら、「ガンダムって、こんな能天気な話だったろうか」と、真剣に悩んだ。
星1にしようかと思いましたが、初代ガンダムを、令和の技術で映像化した姿が見れたのは良かったので、星2にしておきます。
古いけれど新しい
テレビ本放送の時の情報は全く知らずに見ました。
所々時代を感じさせる所はありましたが(特に女性キャラの描かれ方が、たとえアニメでも今はこうじゃないだろうなあと)、面白く鑑賞できました。
ククルス・ドアンが渋くてかっこいい!
頼れる男!そして強い!
森口博子さんの歌サイコー!
やっぱりすごく歌うまいなあ!
モビルスーツがどれもかっこいい!
メカだけはちゃんと令和でした(笑)
ファーストガンダムの中で、ククルスドアンの島と時間よとまれの2話は...
ファーストガンダムの中で、ククルスドアンの島と時間よとまれの2話は本筋と関係ないけど印象的なエピソードで記憶に残ってます。
TVの20分程度の話ならいいけど、映画となるともっと話を深掘りしないと面白くないですね。
昔の声優さんが揃わないのは仕方ないけど、ちょっとずつキャラが変わってるのも気になっちゃいました。
懐古趣味の人向け
ジオン公国と地球連邦による戦争が繰り広げられていた時、ジャブローでの防衛戦を耐えた地球連邦軍は、ジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略する作戦に出た。ホワイトベースは、作戦前の補給のためベルファストへ向けて航行していたが、その途中、無人島に潜む残敵の掃討を任務として指示された。島に降り立ち捜索を開始したアムロは、そこにいるはずのない子どもたちと一機のザクと遭遇した。そして、ザクとの戦闘でガンダムを失ってしまったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会った。さてどうなる、という話。
ガンダムファンじゃないから、テレビアニメとの違いをうんぬんする気はないが、なぜ無人島と思われてた島にあんなに多くの子供がいたのかをもう少し説明してほしかった。
一部を切り取った様なストーリー(実際、初期のテレビアニメの15話が基本らしいが)が劇場作品としてどうかというと、ファン以外にはオススメ出来るレベルの出来じゃない。
40数年前の懐古趣味の人向けだと思う。
モビルスーツ戦はだいぶ改善されてるけど生活描写が駄目
MS戦は見応えがありましたが、ジオン側が何故か1対1で戦ってくれていて
裏切り者に対する戦いとしては、ちょっと引っかかるなって思いました。
映画全体として島の暮らしを描くのに尺を大分割いてました。
ただ、ちょっと長すぎかなって感じましたし、やはり子供が多すぎます。
一面焼け野原になった島で申し訳程度に畑は有るけど
あんなに沢山の子供を養うのは無理がある。。。
ヤギのミルク一杯取るのが大変な目を見ているのに
普段の食事で十分な量のパン、野菜、スープが提供されていて違和感がすごかった。
子供4、5人でも十分物語を作れたと思うし何であんなに増やしたのか本当に謎。
あと、一番興を削がれたのがシリアスパートに入ってからの
ヤギのギャグ演出、、、流石に要ら無くないですか?
人間ドラマが無い
美しい海と沈む夕日、緑豊かな自然…
戦争を生き抜く為に必死なアムロ少年は、心が荒んでいて地球の美しさに気づくことができない
ドアンには子供達の為に戦う理由があり、そこには深い苦悩と葛藤がある
親を失った子供達は子供ながらに、戦争の理不尽さを必死で受け止めて、ドアンを頼って生きている
皆が戦争の被害者であり、物語は戦いの連鎖の悲しみに溢れている
ドアンと子供達との出会いを通してアムロ少年が人間的に成長できたからこそ、ドアンが醸し出す戦いの臭い、兵士としての未練を感じとることができた
それがラストでザクを海に棄て、ドアンの兵士としての未練、戦いの連鎖を断ち切るというアムロの行動に繋がるし、それがドアンにとっての救済となる
という、TV版第15話で描かれていた人間ドラマの描写がごっそり抜け落ちている。
そのかわりに何か新たな人間ドラマが挿入されているのかといえば、中途半端なものばかり。
連邦、ジオン双方の上層部のやり取りやサザンクロス隊など。
これは全くの別作品ですよ
というのであれば、それはそれでいいが
ドアンは「大家族の為に戦うお父さん」のような存在であり
アムロは「ガンダムさえあれば僕だって…」というガンダム頼りの存在から脱却しきれないので
ザクを海に棄てるアムロの行動と、それに理解を示すドアン…どちらに対しても納得させる物語が無い。
作品全体のテーマと説得力が弱く
人間ドラマが無い。
懐かしくて見に行ったけど?
いまいちでしたね。ドアンが島で暮らすに至った描写が少なすぎて、感情移入できませんでした。
他のメンバ-の活躍も、バトルアクションもなかったのは辛かった。子供達のシーンが長くて、メリハリがなくてものたりなかったです。アムロが生身の人間を踏潰すシーンは、見ていて痛々しかったですが、期待していただけに、残念です。パンフレットが売り切れって、初めてで驚きました。そんなに、見に来る客がいないと思ったんでしょうか?
ガンダムの中では番外編なので初心者にも見やすい作品
初代『機動戦士ガンダム』のアニメ第15話『ククルス・ドアンの島』の回の映画化作品。
当時は制作スケジュールの余裕のなさから作画崩壊と叩かれたが、そのデッサンの崩れたような鼻の長いザクを、限られた部品で修理を重ねた結果の外見、と設定にしてしまうとは恐れ入った。
初代ガンダムの中では番外編的なお話で本筋とは直接的には関係ないため、1つの劇場作品としてそこまで前提知識がなくても見られるようにまとまっています。
脱走兵や戦争孤児などの問題にも触れられていて単純なロボットアニメに留まらないテーマ性のあるお話でした。
CGでなめらかに動くザクやガンダムの戦闘シーンも見応えあり。
焦点が定まらないというか
何度も見たガンダムの中で、あんまり印象がないククルス・ドアンの話。
中学生ぐらいの時、この話が好きだという友達に良さを語られてもよく分からなかった。
でも、大好きなガンダムなので見に行っていました。
ガンダムってアムロを中心とした成長物語だったのに、ドアン側にも焦点を当てたのはいいのですが、焦点がぶれてしまった感じです。
イマイチ、感情移入できないというか。
スレッガーがやられる所がドタバタだったり、サザンクロス隊がドアンと戦うときは行儀良く順番待ってたりな所もなんだかな~と。
オリジン全体をアニメ化した1エピソードなら良かったのかもしれません。
機動戦士ガンダム(オリジンver)
TV版と異なるのは承知のうえだけどオリジン版ガンダムで徹底して欲しかった。
ドアンの島ならシャア要らないし挿入曲も無理繰り感があるし
TV版でもオリジン版でもない中途半端な感じ
単なる長編化ではなく。
公開前の安彦監督が述べたウクライナ侵攻とガンダムの世界観を重ねたコメントの重要さや、戦争孤児を生む悲劇を、我々は解っている様で解っていないと思い、アニメというビジュアルを通して深く考え直す良い機会だと思いました。
映画の感想ではありませんが、周辺国の軍事的緊張が高まると、皆さん「もっと強力な装備品を!」「我が国も核配備を!」と即効性のある手段を声高に言いますが我々は同じ過ちを一定期間に繰り返さないと生きて行けないのか?
それよりも、国連を大改革し戦争を起こした国が国体崩壊するほどのペナルティを課せられる仕組みを作ればいいと思います。
戦争でいい思いをするのは軍需品企業のお偉いさんと癒着のある悪魔の様な政治家だけです。
安彦監督の「陽」
気付いてみれば、過去の安彦作品はちゃんと劇場に足を運んで観ていた私。
ただ、それはどちらかというと彼の描くあの天才的なキービジュアルやポスター・イラストに誘われたのだ、と言わざるを得ない。
監督には申し訳ないけど。
実際のところ、劇場作品としてはあまり好きなモノは少なく、特に最近は結構ハードな話のはずが、あの「陽」な人物描写によって物語をウソ臭く陳腐に見せていると感じることも多い。
それでも劇場に向かってしまうのは、やはり安彦監督の才能をワンシーンでも多く摂取したいと思うが故。
しかし、やはり今回も「顔芸」「オーバーリアクション」といった「陽」な描写や演出が、本来この『ガンダム』という内向性の高い物語とはあまり食い合わせが良くない、と感じてしまった。
もっと言うなら、この作品が令和の今公開された意味、そして誰へのどんなメッセージが込められているのかと考えた時に、昭和のコメディ丸出しのこの演出は決して奏功していない。
登場人物の活躍は最後までどれも中途半端だし。
決して映画としてつまらない、というつもりはない。
時代劇の様な殺陣や登場シーンの醍醐味も確かにある。
ただ、ガンダムとしてどうなのか、と考えると、ポジティブに評価するのはやはり難しいのかな、と思わざるを得ない。
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