劇場公開日 2022年6月3日

  • 予告編を見る

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価

全254件中、1~20件目を表示

3.0ファーストガンダムのキャラ達にまた出会えた幸せ

2022年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

本編なら30分の回を、映画の尺に伸ばしているのでどうしても間延び感は否めない。
また所々で、登場人物の感情表現にどうにも違和感を感じる場面があった。「はっ?」または「え?」かな、ちょっとうまく言語化できないのだが、とにかく何かに気づくシーンの表現。 例を出した方がいいな。

例)
夜、机にむかって仕事中のドアンにカーラが飲み物を持ってくるシーン。ドアンが「もう少し辛抱してくれ。戦争が終わったらこんな不自由な暮らしも終わる」とカーラに言ったときの、カーラが息を飲み込んで驚きの表現をするシーン!。 なぜそんな「はっ!?」と驚くのかい??
こんな感じの不自然な箇所がところどこにみられた。大げさ&タイミングがおかしいのよ。ひょっとしてこれも尺を伸ばすためか??

まあ、しかし懐かしのキャラたちが「新たに動いている」のを観るのはとても新鮮だった。40年ぶりに自分の知らない新しい面をみれるなんて。
そういうのを作ってくれただけでもう「よし」としちゃう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
momokichi

4.0男だねぇ、ブライトさん

2022年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
猿田猿太郎

3.5匂いに言及する意味

2022年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

初代ガンダムの、エキストラ的なエピソードが映画化するというのは大胆な発想だ。シリーズの中で独立性の強いエピソードだからこそ、アレンジして膨らませやすいのもあったんだろうし、ククルス・ドアンはインパクトのキャラクターだったことは確かだけど。
しかし、なかなか面白い作品になっていたし、戦争をどう描くのかというガンダムシリーズの命題に沿った作品でもあった。戦争孤児たちとの生活描写にかなりの時間を割いているのだが、アムロもそもそもまだ子どもなのだ。普段の大活躍ぶりがそのことを忘れさせてしまう時があるが、この映画ではアムロは一貫して少年だった。
本作の決め台詞「戦争の匂い」とはどういう匂いなのだろうか。映像では匂いを表現できない。匂いに言及されると、観客は想像を働かせるしかない。戦争を知らない観客に戦争のことを想像してもらう手段として匂いに言及するのは上手いやり方だと思う。観客はその匂いを想像するしかないが、アムロが少年なのにそれがわかるのも切ない。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
杉本穂高

4.5「ファーストガンダム」で1話完結の「ククルス・ドアンの島」だからこそ実現できた、新しい劇場版ガンダムの形。

2022年6月3日
PCから投稿

「機動戦士ガンダム」が放送開始から43年を経ても、これだけの認知度があるのは、いかに革新的なアニメーションなのかを物語っていると思います。
これは、モビルスーツというロボットの魅力的な形を作ったり、アムロ・レイやシャア・アズナブルといった代表的なキャラクターが生まれたことも大いに関係があるのでしょう。
これらの有名キャラクターが、現在も「名探偵コナン」などの作品に大きな影響を与えていることを知らない人もいるのかもしれません。
この最初の「ファーストガンダム」以降に、様々な「ガンダム」シリーズも生まれましたが、やはりこの「原点」となる「ファーストガンダム」の人気がダントツに高い現実もあります。
ただ、「ファーストガンダム」の世界観を描くと、自ずとキャラクターデザインは制約が出てしまうため、最新の「閃光のハサウェイ」と比べると「時」の流れを感じてしまうのは仕方のないことなのでしょう。
とは言え、本作では特にモビルスーツの描き方を中心にかなりクオリティーが高くなっています。
そして、見慣れてくると、キャラクターデザインも自然な感じに見えてきます。
「思い出補正」という概念があり、人は昔のことを知らず知らずに美化してしまう面もあります。これは、私も気を付けているつもりですが、やはり「ファーストガンダム」では「思い出補正」をしているのだと思います。「以前見た時はもっとキャラクターデザインが魅力的だった」と思ったりしますが、改めて当時の映像を見てみると、「43年前の映像」という現実が如実に出ていて、本作ではかなり現代化したのだと判断できます。
本作は「シン・機動戦士ガンダム」とも言える作品で、「ファーストガンダム」の1話(第15話)が独立した内容で題材も良いため、これをリメイクし108分に拡大しています。
私はこのリメイク構想は成功したと考えています。1つの作品として魅力的にするため時系列を無視したり、「ドラゴンボール」のようにユーモアを取り入れるのは作品のメリハリをつける上で良いと思っています。
物語自体も軍のエースパイロットが戦場で「護るものを変える」という深いもので、ククルス・ドアンが後半でアムロに問いかける言葉や、アムロが最後にククルス・ドアンに提案する言葉の重みは、本作を名作へと昇華させています。
本作のように独立した物語はまだあるので、それの映画化も期待したいです。

コメントする (0件)
共感した! 40件)
細野真宏

3.0どこまでもスピンオフ

2025年9月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

『機動戦士ガンダム』第15話「ククルス・ドアンの島」を、キャラクターデザインだった安彦良和の監督でリメイクというかリブートした映画。安彦のマンガ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に準拠した設定で、ジャブロー戦とオデッサ戦の間に位置する物語となっている(『ORIGIN』ではホワイトベースの航路は北米→南米→大西洋→ヨーロッパというルート)。映画のククルス・ドアンの島はイギリス沖にある設定だった(テレビ版では確か太平洋)。

うーん、やっぱり安彦版だなぁという感じ。安彦の作品は安彦の作品で面白いんだけど、ガンダムのリメイクを作られちゃうと、どちらかというと富野派の僕としてはやや違和感を感じる部分がある。登場人物の性格設定や描写が微妙に安彦風にマイナーチェンジされてるんだよな。それとあくまでリメイク(だかリブートだか)だから1度観た話をもう1度見せられてる感は否めないし、何より独立したエピソードとはいえ物語の途中の話で、映画としてはそれだけで完結した1本の物語になってないのがマイナス。結局、一種の外伝とかスピンオフであって、三部作のパート2だけ観てるような感じになってしまう。

また単純に1本の映画として観ても、せっかくの新敵キャラの性格設定が陳腐で類型的な上に深く掘り下げられてないのも面白くない。島の子供たちの描写が僕の嫌いなウザさだったのもちょっとイラついた。映像表現的にも『閃光のハサウェイ』には遠く及ばない出来だ。まぁ、つまらなくはないし、それなりに面白いことは面白いんだけど、わざわざ映画館で1本の映画として観るほどかっていうとそこまでの映画ではないかなぁというのが正直な感想です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
バラージ

5.0アムロは救世主。ガンダムは神。

2025年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
eigazuki

5.0I'm Back again

2025年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
Starseeker

2.5問題点いろいろ

2025年2月15日
Androidアプリから投稿

当時のキャラが今動いてるだけでも確かに興味を引かれる。ただ残念な部分が目についた。

旧作を懐かしむ為かもしれないが、ストーリーに対して登場人物が多すぎるし、直接関係無いシーンの引用が強引かつ無駄になされてる。
アムロ以外は全員、セイラまで弱すぎる。
コアブースターが不時着する時、スレッガーは何で最後まで上に乗ってるのか。ジムだけジャンプして着地すればいいのに。
ザクがあまりに強化され過ぎ。ジムはもともと弱いけど、野生のヌーみたいにやられ過ぎ。
飼ってるヤギの動きが不自然。またヤギ一匹の為に全員で追いかけて戦場に行くな。
アムロ気絶してるのに、ガンダムどうやって秘密基地に収容して立たせたのか。
ラスボスとの対戦がショボ過ぎてアムロの見せ場が無い。狭い位置に立った為、バルカンに怯んだ瞬間にビームサーベルでトドメとかつまらない勝ち方。
6発のミサイルが、どの様にドアンに無効化されたのか不明。そんな高度な技術ドアンに有るのか。
ドアンのザクを投げ捨てるシーンこそ、もっと内面を掘り下げる必要が有ったのにオリジナルとあまり変わってない。何故「ザクが引き寄せる」のか、何故「いいことをした」と言えるのかいまだに分からない。

翻案があまり成功してないので、コージィ城倉がキャプテンをリメイクして失敗してるのと似た印象を受けた。でも作らないよりは、もっとファーストを作ってほしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
オチアイ

3.5誰が見るために作られたか

2024年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

こんな方法があったのかと、感心するやら期待するやら。ファーストガンダムから一話のエピソードを抜き出し、映画一本分にまとめてしまうという離れ技に、すっかり気を惹かれて映画館に運びました。

感想は、やはり複雑な心境になりましたね。

実は、『めぐりあい宇宙編』の時にも感じていたのですが、個人的な満足度と、世間一般に触れまわるであろう評判が、必ずしも一致しないと思ったからです。

『めぐりあい宇宙編』の時にはシリーズ最大のヒットを記録し、ガンダムブームを決定的なものにしましたが、今作に於いてはいったい誰向けに制作されたのか首をかしげたくなるような内容でした。

ブライトさんの声もセイラさんもミライさんの声もすでに故人となられて、当然ですが別人です。3Dモデルでグリグリ動くガンダムやホワイトベースを見せられても、もはや何も感じないのが正直なところです。

やっぱりガンダムって濃密な人間ドラマと、戦場の命のやり取り、そして一見ミスマッチな新兵器の激しい戦闘描写が魅力なのだと思います。ホワイトベースには、コック長もいるし、未就学児童も乗っている。一時的には民間人も収容していました。主人公のアムロだって、軍人なのか民間人なのか、微妙な立ち位置にいます。言ってみれば自分たちと同じ境遇の人たちが、戦禍に飲み込まれ、イヤが上でも戦わざるを得ないところに共感が生まれたんです。親子や仲間たちとの関係もひき裂かれ、個人的な怨嗟など持ち込みようの無いところに意外な復讐劇が絡んだりして、今日まで語り継がれるドラマになりました。

中でも異色のエピソードだった『ククルス・ドアンの島』を、こんな形にまとめ上げた手法には感心しますが、あくまでも内向きの発想で、言わば輪の外側にいる人にとっては、「なにこれ?面白いの?え、何でこの人たち敵なのに殺さないの?」というところから丁寧に語らないと、ついて来れないと思うんです。

たまたまウクライナで悲惨な戦争が起き、リアルな戦闘の様子が毎日更新されています。これなんかサイド6で描かれたエピソードがそのまま現実になってしまった感じで、いかにガンダムの視点が現実を見つめていたかの証明になりました。

だからこそ、子供たちの牧歌的な風景と、戦争というミスマッチをこれでもかと抉り出す演出が必要だったと思うのです。そこが、少し足りないのかな…と。正直、感じずにはいられませんでした。劇場では、パンフレットが異常に高価だったので手が出ませんでした。なんと同じ内容のBlu-rayもすでに販売されていました。つまり、現時点で、この映画に関する補足知識が無いまま今この感想を綴っています。製作者の思いだったり、例えば脚本の意匠とキャラクターの責任の帰結など、安彦良和さんの色がずいぶん濃く反映されているように感じました。ファンとしてはうれしさ半分、時代にそぐわないものを見せられてはいないだろうかという不安が半分。

そんな複雑な気持ちになったのです。

この手法が許されるのなら、例えば、ア・バオアクーにおけるアルテイシアの叛乱や、ミハルの弟妹達の後日談など、映画化できそうなプロジェクトはいくつか立ち上がりそうです。しかし、私個人としては、内向き過ぎて、世間的な評価が見えない。いったいこの映画って、誰が見るために制作されたんだろうなどと邪推してしまいます。

『閃光のハサウェイ』が好評だったことで、まだまだガンダム人気って根強いものがあるんだと思いますが、ファーストガンダムが放映された当時中学生だった私のように、いまの中学生にとってこの映画がガンダムにのめり込む入口になり得たのかと、問いかけないではいられないのです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
うそつきかもめ

4.0これは良い!

2024年9月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

あの短いエピソードをうまく膨らませて楽しませてくれました!
アムロが乗っていた機体がコアファイターからガンダム になり、情けないトランクス姿も変わりました。
子供たちも増えたしかわいいヤギも良かった。
アニメ版では直接的なセリフであったところをキャラクターの動かし方と物語の展開で説明するあたりも良かったと思います。

カイやスラッガーがあまりにも弱いのはショックでしたが、そこはご愛嬌。ジムも次々と破壊されていきますが、そんなサザンクロス隊をも軽々とあしらうククルス・ドアンは間違いなくエース級パイロット。
なんとなく0080ポケットの中の戦争を思い出します。

子供たちとの束の間の共同生活。アムロが成長するひとつのエピソードとして重要な出来事が描かれていると思います。

そして何より、アニメーションの進化に感動!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヨーク

4.0ドアンと暮せば ~ 共存 ~

2024年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

 1979年から放映されたTV版は、今となっては 印刷ミスのお札のように 貴重で価値が有り、悲しさを帯びていて 味わい深いものがあります。

 今作は、TV版を否定したり無かったことにするためのものではなく、むしろTV版の一番面白い部分には触れず、別視点にして雰囲気も変えて、それはまるで 少しだけカスタムしたモビルスーツの色を変え名前を付けて個別化したかのように、お互いを潰し合うことなく、共存を目指したものであると解釈できるのであります。

 ガンダムワールドでは、一見似ていたとしても異なるモビルスーツが次から次と登場します。
 解釈や設定の違いを楽しむことが醍醐味であり、物語の別バージョンの誕生をこれからも認めていこうとする表明だと思います。それが今作の存在意義なのだと思います。

 ニュータイプであるシャアの意思でもある、人類の進化或いは変化を受け入れなければならないのだというメッセージが込められています。

 今作は受け入れ難い違和感がありますが、それについて釈明します。
 例えば、ペットボトルのように見える瓶や、豪華な食卓が登場します。ジオン兵用の秘密の場所に貯蔵してある食材を使っているのかどうかは定かではありませんが、モビルスーツが存在している世界なので どうとでも解釈ができますし、極論を言えば、何でもありだと思います。
 序盤でビーム・ライフルを腰に戻さず海に落していました。アムロはきっと、ザクをサクッと倒した後、ゆっくり拾いに行くつもりだったのかもしれません。
 ドアンがガンダムを操縦して隠していました。ガンダムの操縦席に座ったドアンはきっと「ザクよりもややこしいけど、なかなかイイぞ。わかる!わかるぞ!」と思ったのかなと想像しています。ドアンがニュータイプであれば操縦が出来そうですし、アムロのガンダムに量産型ザク(ドアンカスタム)で勝てた理由も納得できます。
 アムロがジオン兵をガンダムで踏み殺していました。『ガンダムSEED』のキラ・ヤマトなら絶対に有り得ないことですが、"白い悪魔"のパイロットであるアムロは、相手がジオン兵なら殺しまくれる人です。
 ヤギを全員で追いかけて地下への避難を中止していました。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」とドアンが教育していたのでしょう。きっと彼の統制力は素晴らしいのです。
 ラスト、戦争は終わっていませんから島が安全になったわけではありません。しかしこの場所は特別で、戦争の匂いを消したら安全になりそうです。少なくとも連邦軍は民間人には手を出しませんし、恐らくジオン軍も あの島に関わる理由が無さそうです。なによりも、判断力や直感は伊達じゃないアムロが、戦争の匂いを消すよう勧めるのですから 間違いありません。
 『劇場版シン・Zガンダム(仮)』など何でも良いので、いつかドアンと子供達の その後の元氣な姿を見てみたいです。
 一年戦争のガンダムシリーズは幽霊が存在していて、ニュータイプの人達には見えるので、子供達が幽霊という可能性も有りますね。

 主題歌は少女カーラの心情が描かれた『Ubugoe』(歌:森口博子)でした。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
Don-chan

3.0映画館を楽しみ木馬と出逢う為に

2024年8月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コーラとポップコーンをお供にほのぼの映画館の雰囲気を楽しみたいなと思って行ったのでほのぼの楽しめました!

当たり前のことですが、閃光のハサウェイやナラティブのようなタイプのモノではありません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
観るか悩んでる人への一押し感想目指してます

3.0記憶にあまりない

2024年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

テレビ放送は、見ていましたが、あまり記憶に残っていないエピソードでした。
なので、どこからどこが、拡張されて追加された話なのかわかっていない部分は意外に良かった。
また、当時とは映像の綺麗さや躍動感が全く違うので、ザクの滑走する姿はとてもかっこよかったです。
ストーリー的には、平和なエピソードなので、見やすいのはいいですが、ファーストガンダムを見ていない人にはとっつきにくいですよね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たけお

3.5及第点。

2024年8月4日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

楽しい

オフィシャルな宇宙世紀モノ、ハードな戦記モノを期待して観ると違和感を持つと思うので『世界名作劇場ガンダム編』くらいの心持ちで視聴するのが無難。

シリーズ数多(あまた)有る長寿作だからこそ、是非を言う者はそれぞれに居て、過大評価も過小評価もされて居ますが、安彦さん流40年越しの解が『こう言うもの』と知る事が出来ただけでも価値の有る事と個人的に思うところ。

『褐色のサザンクロス隊』MSは新設定せず、当時の『MSV(旧キット群)』から史実的に許容される物を選抜してくれたら『ガンプラ』フリークも喜んだと思う。

同隊が『やられ役』として単純に描かれて居たり、電気、灯台復旧後の御誕生日会&エピローグ(別れの挨拶)が無くエンドロール等、多少の物足りなさは有りますが、TVシリーズ本編22分程度のエピソード焼直しにしては『上出来』と、先ずは評価したい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
縁 睦

1.5公式が作った二次創作

2024年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

TV版ガンダムの1エピソードである「ククルス・ドアンの島」をリブートした作品です。
ですが、THE ORIGINと同じく、というより、ORIGINよりも更に二次創作感の強い作品になってしまっています。

元々が地方局での放送に際して、話数調整の為に作られた1話完結のエピソードですが、時系列としては13話「再会、母よ」、14話「時間よ、止まれ」、に続くエピソードとなっています。
この時系列が、どうやら今回の作品では差し替えられています。

また、何故ククルス・ドアンが「一人で潜伏しているのか?」や「ククルス・ドアンのザクの作画がおかしくなっている」等の理由を丁寧に設定しようとしています。

ただ、結局それでも矛盾が無くなっておらず、むしろ別の矛盾が発生している有様で、はっきり言って「僕の考えた一番面白いガンダム」になってしまっています。

出てくるMSの戦闘シーンやデザイン等は格好いいのですが、安彦演出の悪い所で、妙に登場人物の挙動がコミカルで、昭和感の強い演出になっています。
これはORIGINでも個人的なマイナス点(ORIGINのガルマがTV版のガルマになるイメージが湧かない、ドズルがアホすぎる、等)なのですが、この作品でもそのテイストが残っています。

正直、ガンダムファンの私でも結構キツかったです。
一応、お布施のつもりでパンフレットやその他グッズは買いましたが…。
個人的には、冨野監督の絵コンテを基に今の技術でリメイクする程度にとどめて欲しかったな、と思います。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
アイアムユアドリーム

3.51stガンダムを本放送で見ていたおやじ目線で

2024年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

非常に難しいですね。もちろんダメではないけれど、何のために今リメイクしたのか理解できません。監督のインタビューでリメイク理由は語られてますけどね。もとの話からのアレンジも悪くないですし戦闘シーンもそこそこ良くできてる。安彦監督のセンスはきらいではないですがすべてにおいて古くて、しんどい感は拭えません。ORIGINをすべて見終えて感じた、その先をもっと見たい!という強い気持ちと最先端技術と今の感覚が大いに活きていた閃光のハサウェイからの期待が大きすぎたのもあります。シネコンのサービス料金が一切使えない1900円という価格で劇場で見る必要はないかなと感じました。オリジナルをリスペクトしている今のスタッフで劇場3部作のリメイクを望みます。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
すかちん

2.0ザクが岩を投げない

2024年1月31日
スマートフォンから投稿

単純

全体的にギャグテイストで緊張感に欠ける。
役割の無い登場人物と多すぎる子どもキャラ。
カメラワークや演出が古臭い。
子どもキャラのカットシーンが多すぎ。
ガンダムを利用した教育映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ヤスナリ

2.0映画館で観れなかった

2024年1月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

よってAmazonPrimeVideoで鑑賞。いま平行してTV版ファーストガンダムを観ているがその完成度に驚かされた。是非TV版と比べてほしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
よう

4.5子供の頃に戻れた。ありがとう!

2023年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

久しぶりの若き日のホワイトベースクルー。
新しい声優さんも遜色なし。
惜しむらくはもっとガンダムの戦闘シーンが見たかった。
あとククルスドアンの背景をもう少し掘り下げてほしかった。
6部作くらいでガンダム全部リメイクしてくれないかなぁ。。。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mint

2.0セイラさんの言い回し・・・お嬢様に振れ過ぎていませんか?

2023年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジオン軍を脱走し子供たちと暮らすパイロットの活躍を描く物語。

ファーストガンダムTVシリーズの一エピソードの映画化。
地味なエピソードだっただけに、映画化には疑問しかありませんでしたが、上手に膨らませて映画に相応しいエピソードに仕上げていたのには感心しました。

戦闘シーンの迫力は流石にクオリティ。一見の価値があるとは思います。
ただ、それでも、小部隊同士の戦闘にならざるを得ず、当然映画としての評価も低くならざるを得ません。

戦闘シーンに制約があるのなら、人間ドラマとしてもう少し魅せられなかったのでしょうか?
例えば、ククルス・ドアンがジオンから脱走した経緯をしっかりと描くとか・・・子供たちの親を虐殺したシーンを描き、彼の苦悩を実感出来れば物語に厚みが出るように思われます。
例えば、セルマとの関係をもっと描いても良かったかもしれません。彼女との恋愛関係があって、それでも軍を離れざるを得なかったドアンの苦悩を描ければ、物語はもっと厚くなったように思えます。セルマを後任の隊長にしていれば、人物関係も整理出来たかもしれません。

アムロは、この映画では主役になり得ないのですから、ドアン全振りにした方が、映画の完成度は高まったように思います。

私的評価は、厳しめです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
よし
PR U-NEXTで本編を観る