名付けようのない踊り

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名付けようのない踊り

解説

「ジョゼと虎と魚たち」「のぼうの城」の犬童一心監督が、世界的なダンサーとして活躍する田中泯の踊りと生き様を追ったドキュメンタリー。1978年にパリでデビューを果たし、世界中のアーティストと数々のコラボレーションを実現してきた田中泯。ダンス歴は現在までに3000回を超え、2002年の「たそがれ清兵衛」から始まった映像作品への参加も、いまや日本のみならず、ハリウッド映画にも出演するまで広がっている。40歳の時、畑仕事で作り上げた身体で踊ることを決めた田中は、74歳でポルトガル・サンタクルスの街角で踊り、「幸せだ」と語る。どんなジャンルにも属さない田中泯のダンスを、「メゾン・ド・ヒミコ」から親交を重ねてきた犬童一心監督が、ポルトガル、パリ、山梨、福島などをめぐり撮影。アカデミー賞ノミネート作品「頭山」で知られる山村浩二によるアニメーションで描かれた田中の子ども時代の情感を交えながら、田中泯のぶれない生き方をひも解いていく。

2021年製作/114分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ

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(C)2021「名付けようのない踊り」製作委員会

映画レビュー

4.5犬堂監督のトークを聞いて☆増えました

osincoさん
2022年6月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

目黒シネマにて『アメリカン・ユートピア』との二本立て+犬童一心監督のティーチインイベントに行ってきました。

田中泯さん、カッコいい。語彙力アレですけど、ほんとに。ダンスのためのトレーニングをするのではなく、畑で鍛えた体で踊るとかね、ほんと憧れます。使える体、本能的なしなやかさ、存在美。

下駄や素足も似合うけど、コンバースもむっちゃ似合うというね。

自分がしたいのも、ジャズのような施術で、その時のその場でその人との関係で生まれる、正にセッション。場踊りならぬ、場セラピーとでもいいますか。
コンティニュアムをするようになってから、余計にその感が強くなっています。目指すはシームレスで流動的な体。。

そして、上映後の犬童一心監督のトークがとっても良かったです!

「こういう人がいてすごいでしょっていうドキュメンタリーにはしたくなくて、ただ踊りの映画が撮りたくて。もともと踊りの映画が好きなんです。」

そういうとこ好き。そういうスタンスだから泯さんも撮らせてくれたんじゃないでしょうか。

観客の質問にもたくさん答えてくれたのですが、あまりの回答力の高さに、思わず私も質問してしまいました。

・・・

Q、泯さんの言葉があって、そのイメージをアニメーションとすり合わせていくのは大変な作業だったのではないですか?(山村浩二さんがイラストレーションを担当している)

A、とりあえず2年間動画を撮りためて脚本を考えたのだけど、その時すでにアニメーションのイメージがありました。山村浩二さんは大学からの付き合いなんだけど、泯さんも山村さんも、似てるんですよ。面倒くさいんです、2人とも。自分ならもっと簡単に済ませてしまうようなことも、あえて面倒くさいことを選んでまでやると言うところがあって。
一部、シネカリという技法が使われているのですが、シネカリってやり直せないんです。直接フィルムに傷を付けて描きこんでいくので、失敗したら終わり。それが泯さんにも繋がるという事で、どうしても山村さんがやりたいって。

・・・

ものすごいリスクと時間をかけて作られたのを知ると、また印象が全然違います。
今のCGはすごいなー、かっこいいなぁ、で終わってた所でした。

本来ドキュメントなら、インタビューがあるものですが、この作品にはありません。
泯さんは、今でこそ芸能人ぽくなってきましたけど(←監督の言葉を拝借)、本来は経歴を並べるのも好きじゃないし、自分で教えたり、学校作れみたいな話を「嫌悪の極み」と言ってしまうような人なので、映像を残せた犬堂監督との信頼関係はすごいと思います。泯さんも犬堂監督をリスペクトしているのがわかります。

田中泯さん一白水星(酉年)×犬堂監督 四緑木星(子年)
うんうん、なるほど、合ってます。

泯さんの持ち味を殺さず、邪魔をせず、たんたんと撮り溜めた2年分の動画から、魅力的な表情を厳選し続けた監督も、充分面倒くさい人だと思いますよ(褒めてます)!!
実際にメゾン・ド・ヒミコ後の15年前から泯さんの踊りは見続けていたそうですから。

サインをもらいながら(ミーハー笑)、もう一つ質問しました。

Q、泯さんが真っ赤なハイエースで自然道を走ってくる場面は、待ち構えて撮ったんですか?

A、あれは僕たちが先に到着してたから撮れて、西部劇をイメージしてるんです。笑

と、答えてくれました!
あーーー、ずっと聞いてられる!笑

ちなみに、公式サイトの大泉洋さんとの対談はめちゃめちゃチャーミングな泯さんが見られるので、是非見てほしいです。
ちなみに、私は本編観た後に見て正解でした。

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osinco

3.0しあわせで何より

hkr21さん
2022年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まぁ、半分も理解できていないだろうけど、
ただただ、心は奪われますわな。
脳みそが沈んでいく感じは、どんなんだろう。
そんなダンスのあとで、笑顔で「しあわせ」と言える、
そんな素晴らしいことはないですね。
羨ましい限りです。

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hkr21

4.0予想してたよりも理解でき、味わえました。

SAさん
2022年3月22日
iPhoneアプリから投稿

「アルキメデスの大戦」を観てから気になって検索した時、肩書きが俳優よりもダンサー・舞踊家だったことに興味を抱いた田中泯さんを堪能してきた。「HOKUSAI」もすごく魅力的だったし、田中泯さん自体の表現も観てみたくて。
方法や形態は違っても、人が感じたり考えたり想像したりする脳内活動の表れとしての踊り、独特で異色だけれど全く理解できない事柄ではなく、ある意味多くの振り付けのあるダンスよりも精神表現の芸術だと感じた。一人一人の人間が持つ外見や個性や思考や感情みたいに、名前も形も決めない表現。生きている時間と実感に全力で浸り、自分を表現して人や世界と繋がる、一つの生命としての無垢なストレートさ。とっつきやすくはないと思うけど、触れてみるとまた少し脳が拡がった気がしました。
言葉では表現できない芸術のようでいて、今日の映画内で説明やルーツとして語られた言葉や概念はとても理解できるものだった。田中泯さんの外見的な肉体美を堪能できるだけじゃなく、その内側の思考や感情を説明してくださる作りだったのでとても嬉しい。アニメーションの挿れ方や絵柄も良かったです。

退屈だとか理解できないと感じる人と、一人の表現者に触れる面白みを感じられる人とに分かれる映画であるとは思います。

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SA

人類が言葉より先に持っていたもの

2022年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

世界が真っ赤だった日に生まれた男の話

田中泯さんの演技は好きだったけど本業の舞踏家としての姿が見たくて視聴しました。

これが田中泯か!
途轍もない人物だったのですね。

踊りとはなんなのか、表現とはなんなのか少しだけ解った気がします。気がするだけですけど。

田中泯さんの半生、生まれや活動を踏まえ、感覚や生き方などを上手に映像に収めてたと思います。静かな映画でしたがとても刺激的でいろいろな発見やとらえ方を教えてもらいました。

芸術になる前の踊りがしたい
踊ることで自分と相手との間に生まれる踊りを見出す
哲学的だけれど泯さんだからこそ説得力のある表現方法。
なにがよくてなにがわるいのかとか超越しただただ感じたもの湧き上がるものを表に出す
ってことなのかな?

言葉よりも前に生まれた踊りの表現を文字にするのは私にはできそうにありません。

原初の純粋な、何かを見れた気がします。
面白いとか素晴らしかったとか以前に凄い勉強になった作品でしたね。
これからも田中泯さんの演技や表現に注目したいと思います。

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劇中セリフより

「雲が消える瞬間を見た」

雲が消える瞬間を最後に見たのはいつだったろう?
たまには、ぼーっと空を眺めるのもいいかも知れないですね。

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フリント
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