アイス・ロードのレビュー・感想・評価
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色々ツッコミどころあり。
鉱山事故隠蔽するのに躍起になって人殺しするよりちゃんと謝罪会見したほうが再起できそうなもんだけど
30トントレーラー2台横倒しになってて自力で起こせるもんかね。とか燃料パイプ修理して軽油補充するよりトラクター付け替えたほうが早くね、とか落ちた橋の向こう側の兄ちゃんどうやって来たの、とか
まあ、面白かったけど。
アイスクライマーくらい滑る!
最初に良く無かった点を言うと
ワイスピとかの怒涛のカーアクションに
慣れちゃってるからか
トレーラーの修理や乗せ替えなど
リアルなんだろうけどリズム感は殺されますね。
ハラハラが毎回途切れる。
まーしょうがないよなーとは思いますが(^_^;)
でもって面白かった点は
久々に悪玉の野郎どもが
マジムカつくくらい腹立つクソ野郎ども!!
それに立ち向かう我らがリーアム兄さん!!!
もーさ!アイスクライマー(ファミコン)くらい滑る事を
ちゃんと生かした構成&演出がお見事でした!
ツッコミどころ??
いやいやたくさんありますよ、そりゃ(^_^;)
でも、それでいいんです!この手のカーアクションは!!
敵のしつこさが良い
アクションあったり、ミスリードあったり…目新しさとかはないけどなんだかんだ楽しめた。
私の中でリーアムニーソンといえば、スターウォーズのクワイガンジン。久々に超大作に出ている姿を観たいなぁ。
ローレンスフィッシャーバーンはあんな役が多い気がする。気のせい?
今週(11/12)は作品数が少ないので本命~準本命になりそうだけど…。
今年174本目(合計238本目)。
大阪ステーションシネマさんで2本目(10分差)。
この映画はストーリーとしてはものすごく単純で、いかに基地に「カギになるアイテム」を届けるか?という、とても単純なストーリーになっています。ただ、それで100分近く描くのは無理なので色々ひねりも入っていますが、そのストーリー(氷上を走る車の話)で、突然隕石が落ちてきたり宇宙人が出てきたりするのも支離滅裂なので、その「ひねりの筋」もだいたい予想はできて、その通りになってしまいます。
それを良しとするか「ひねりなし」にするかは微妙なところですが、今週はアニメ作品枠がないようで(?)、ストーリーの筋のわかりやすさも手伝って、お子さんと見に行くなら結局本作品ということになるのだと思います。
ストーリーの筋というのはもう単純すぎて、しかも上記に書いたように「ネタバレとなるひねり」もわかりやすいため、何がネタバレで何がネタバレでないのかというのも簡単なのですが、とはいえ、まだ公開2日目なので、余り多くは書かないことにします(とはいっても、多くの方は開始30分くらいで、「ふーん、なるほどね…」ということになると思うし、それで当たっているし、ひねりのひねりというのはないので、「混乱する度合い」というのはほぼほぼないと見て差し支えないです)。
一方、やはり下記(採点)において気になるように、妙に混乱する部分や疑問点もないわけでもなく、そこは少し気になりました。
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(減点0.2) この映画は「アイス・ロード」です。ストーリーは上記に書いた通りです。ただ、それ「だけ」だと余りにも味付けがないので、色々工夫はされています。その中で、やはりわかりにくい点があります。
多くの方が書かれている通り、登場人物の中には「通院を必要とする病気」を持っている方がいます。その部分は(日本でいうところの)心療内科・精神科などとして描かれるのですが、医師が突然「502条に従って処理した」という謎の表現をするところがあります。502条って何なんでしょうか…(法律名や州法など一切登場せず、ただ単に「502条」と言ってくる)。
どうにもわからないので終了後色々調べてみたのですが何に相当するのか不明で、まぁ、ストーリーの筋からすると、自然と思われる解釈は、「緊急時には、保護者(や、後見人など。日本では、精神疾患をお持ちの方などにつく、当事者のサポートをする方)の同意なく、医師の判断で治療ができる」という趣旨の条文が書かれた法律なのではないか(実在する法律か架空の法律かも不明)と思うのですが、ここがかなり混乱します(突如こういう話を始めるので、シアター番号が間違っているか不安で、スマホで(大阪ステーションシネマは、スマホでチケットがネット予約できます)シアター番号を確認していた方も数名いた模様)。これはもう帰責性は低いと思います(正直、突如そういう話をするので、別の映画の字幕と混ざっている放送事故ではないかと思ったくらい)。
(減点0.2) もはやネタバレでも何でもないですが、本映画は結局のところ「氷上での車の移動」というのがテーマになっています。それだけではなく、色々なもの(救助道具や、救急箱、その他。ネタバレになるのでそれ以外は省略)を投げたり、滑らせたりする描写があります。
ここで気になったのが、「氷上でものを滑らせる描写」です。この映画の舞台はカナダです。カナダといえば、リアル世界では、冬季オリンピックの正式種目、カーリングの強豪国です(メダルの数も一番多い)。カーリングの物理理論は完全に解明されていないように、「氷上で物を動かしたときの動き」は、理論通りになるとは限りません。カーリングのようにブラッシングしない場合でさえも、氷上では摩擦関係が複雑なので、理論通りにはならないのです(だから、大学入試の物理でもこの論点は出題ミス指摘が続出するので、氷上で物を動かすという問題設定は、難関大学まで含まてほぼ見ない)。
ただ、ストーリーとしては「温度がこれ以上を超えると氷がとけてしまう」とか、「氷がとけても移動ができるように車間間隔をこの程度にする」といった科学的な話は出てくる割に、この話(氷上で物を動かしたときの話)は一切出てこず、この点(カーリングは日本でも有名なので、知っている方も多いはず)を気にすると、中途半端な状況になってしまいます。
ただ、その話を厳密にし始めると、一気に微分方程式論がどうとかという話になってしまうので仕方がない点もあり、「どこまで厳密に描写するのか」という点は微妙かなぁ…とは思います(要は中途半端であり、物理的な話も一部出るので、出すなら全部出す、出さないなら全部出さないで統一しないと、要は大人の事情でそういう複雑な理論は全部オミットしたということを察知しろ、という点を理解しないとどうしようもなくなる)。
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TRUCK TRUCK TRUCK
鑑賞後に調べたのですが、本当にあるんですねアイスロード。冒頭で紹介されますが、厚さ80センチ程度の氷でできた道で、そこを巨大トラックで走るようです。国によっては、氷の厚さや走行速度に制限をかけ、安全を確保しながら使用しているようですが、30tの巨大トラックで走るなんて自分なら絶対ごめんです。
鉱山のガス爆発事故で地下に閉じ込められた作業員たちを救うため、重さ30tの装置を運ばなければならない。現地の滑走路は短くて輸送機はダメ、重すぎてヘリもダメ、残された輸送手段は陸路しかない。救出のために30時間以内に届けなければならず、春になって閉鎖中のアイスロードを使うしかない。本作は、そんな危険な仕事を引き受けたトラック運転手の話です。絶体絶命シチュエーションのなか、さらに暗躍する人物のおかげで、輸送は困難を極めます。
そんな物語の状況説明を序盤でテンポよく描き、あとはもうこれでもかというほど、考えられるすべてのピンチを盛り込んでいます。おかげで、息つく暇もありません。トラック同士の激しいチェイスやアクションも見応えがありましたが、それ以上におもしろかったのは氷上や雪上でのトラックの挙動です。トレーラー部分を巧みにドリフトさせての走行はなかなか見る機会がなく、とても新鮮でした。また、横転からの引き起こし、スタックへの対応、牽引、トレーラー内からの脱出等も、巨大トラックならではのシーンでおもしろかったです。できれば、運転席まわりや巨大トラックならではの特殊機能なんかも見られるとさらによかったです。
主演のリーアム・ニーソンは、70歳近い年齢にしてこのアクション!ロケも実際にカナダで行い、氷の浮かぶ水中にも入ったというので驚きです。一方で、不器用ながらも弟を思う姿も胸を打つものがありました。その弟ガーティ役のマーカス・トーマスも、PTSDを抱えた凄腕整備士を好演し、物語に奥行を与えていました。ヒロイン的ポジションのタントゥー役は、知らない女優さんで、先住民という立場が強調されつつも、それがストーリーにはあまり絡んでなかったような気がしました。しかし、後で知ったのですが、アイスロードは先住民にとってかけがえのない道のようで、彼女の存在も重要だったのかもしれません。
全体的におもしろい作品でしたが、ちょっとだけ残念だったのは、多少のご都合主義が気になったことです。ダイナマイトで氷が割れなかったり、ガス欠だったトラックが少量のガソリンでけっこう走ってたり、橋が落ちたのにマイクが反対側にすんなり渡れていたり、重傷だったはずのタントゥーがわりと元気だったりと、ちょいちょい引っかかる部分がありました。
それにしても、ガーティが気の毒でした。いじめられるわ、薬漬けにされかけるわ、殴られるわ、水に落ちるわ、トラックに押しつぶされるわで、なんだか切なかったです。ケンワースに乗せてあげたかった…。
リーアムニーソン大ファンですがひさびさに良かった
最近見た映画のなかでも快作。
どこにでも出てくる中国系もいなくキャスティングも良かった。
唯一残念なのは極寒の海に落ちても死ななかった弟が必要なさげなフェンスのためにあっさり死んでしまったところ。
危機一髪がてんこ盛り
危機一髪、絶対絶命、間一髪がてんこ盛りで、これは脳みそをバカにして楽しむしかない。しかも悪役がこれまたしぶとくて、こいつの最期を見届けることが最高のカタルシスになる。
鉱山の落盤事故で閉じ込められてしまった作業員を救うためのタイムリミットは30時間。彼らを救うためには、氷が薄くなっている湖を突っ切るしかない。
自然との戦いがメインかと思ったら、ちゃんと悪役が登場するんですよね。人の命をなんとも思わない冷酷無残な奴らなので、躊躇もなくこいつらをぶちのめしたいと思うこと間違いなし。
リーアム兄貴も老体に鞭打ってしっかり頑張ってます。ヒロインとの色恋沙汰もなくストレートに楽しめる一作でございました。
本当の敵は氷の道では無かった!!!
わりと序盤で、炭鉱を助けに行くトラック3台のうち1台が、リーダーと一緒にあっさりエンスト?故障?からの氷の下に沈んでしまい、
え?もう1台失って1人死んじゃうの?展開早くない?そしてこれ炭鉱までたどり着けるの??
と思いきや残りの2台は最初の1台の牽引の最中だったから、でも繋いだロープをはずす暇も無いほど氷の割れが早く、急いで離脱したものの2台仲良く横転。。!
おいおいまだほんとに3分の1くらいしか経って無いのに残り2台とも横転とか、これ助けに行くのなんて無理じゃない???という予想外の展開で。
次第に何故そんなに脆弱な1台目だったのか、とか諸々事情が分かってくると、あーーー主人公の凄腕ドライバーの相棒であり、凄腕自動車整備士の弟が軍隊出身で本当に良かった〜となるわけですが、
うーーーむ、それにしても救出作戦の敵は春先の暖かい時期に溶けそうな割れそうな氷の道だけと思いきや、まさかまさかの。。。。欲望にまみれた利益追求を進める人間はもっと恐ろしいと思いました。
でも映画の展開としては「そうきたか!!」という興味深い脚本だったので、ぎりぎり最後までは★5個付けたかったんですけど、えーー!!!その人はそんなことになったら駄目じゃんーー!!!という脚本に。。0.5だけマイナスにしました。
それにしても悪役の人がまぁしぶといしぶとい。マジでコイツ悪いヤツやん!!!という見事な憎たらしい演技で、あ、そのキャラで最後その展開なら脚本家さん、グッジョブ!!と思いました。
なかなかに見応えのある作品でした。。
面白かったけど納得いかない部分も
リーアム感は薄口ですが、とにかくトラブル満載で最後まで猛牛のように走り抜けた、予告編通りの面白い映画でした。
炭鉱の中、ミッション、現場監督たちなど、ちょっとてんこ盛り過ぎだったかも。リーアムとローレンス以外薄口の人たちだらけで、キャラ的にも弱く感じました。
そして、1番感じたのは炭鉱の人達を助けるために、ローレンスや、弟が死んじゃう脚本はとても違和感を感じました。ローレンスはともかく、弟はあんな理由で殺さなくとも、、、
最後は新しいトラックに2人で乗って終わって欲しかったなあ。それと、悪い奴らが成敗されるスカッとシーンや、最後まで正義を貫いたメガネの人なんかも、もっと描いて欲しかった。ネズミが死ななかったのはホッとしました。結局あの横ヤリがなければ意外とすんなり届けられたのかな?あの橋をあらかじめ補強しておく必要ありましたよね。
なんか、色々書きましたがとても良かったと思います。弟が生きていれば更に好きになったと思います。
ストーリー通り
アクション、CGは良かったですが、ストーリーが、こんな感じかなと先読み出来る展開、しかし、ニーサムが良い味出してつまらない程では無かったです。劇中、エンドロールの音楽がアメリカカントリー感は個人的には好きかも!
ツッコミどころ満載の映画でしたが、上映中は飽きませんでした。
なかなか、ハラハラして飽きはしませんでしたが、何しろツッコミどころ満載でした。
アイスロードが実際にあると言うことには、ビックリしました。
氷の湖に落ちて、生き返った弟や、助けに入った兄も死なないのには、ビックリしましたが、その弟も呆気なく死んでしまうのもビックリ!
命の危険な任務に保険屋が同乗するなんて考えられないし、弟を死なされて、最後パンチ一発と言うのも納得できない!
刺客も、しつこいぐらい生き返ってくるし、ターミネーターoneを思い出しました。
主人公もあんなに年寄りなのに強すぎ!
最後の一台も到着間際に事故に見せかけるって、そこまで到着するまでに、いくらでも事故に見せかける場所はあったのに・・
ま〜本当にツッコミどころ満載です!
ただ、アクションはなかなかでハラハラドキドキで楽しめました!
帰り車を運転しましたが、ついついスピードを出してしまいました。
皆様も映画を観た後の運転はお気をつけてください!
雪国が似合うリーアム・ニーソン
週末は、こんな直球どストライクなアクションがいいですね。『恐怖の報酬』みたいな設定だけど、サスペンスよりアクション重視で、次々と襲いかかるトラブルや妨害工作を主人公達がリカバリーしていくのが楽しいです。ちょっとツッコミどころもあるけど。特に後半は、さらにアクション満載で盛り上がります。主演のリーアム・ニーソンは無骨な感じが雪国に似合います。また、女性ドライバー役のアンバー・ミッドサンダーはエキゾチックなイメージでなかなかの存在感。
陰謀は、保険金詐欺?
ダイヤモンド鉱山でガス爆発事故が発生し、地下に閉じ込められた、26人を救助するために、30トンもの重さがある救助装置をトラックで30時間以内に届けるというストーリーです。
危険なアイス・ロード、峠道、橋を走行するので、確実に救助装置を届けるために、3台のトラックに、3台の救助装置を載せて、1台でも届けることができれば作戦成功です。
成功報酬の20万ドル(2300万円)は、救助装置を届けた人々で分けあうという契約の危険な仕事です。
救助装置を届けられなければ、成功報酬の20万ドルが支払われることはありません。
アイス・ロードは、道路や橋の建設ができない地域へ物資を運ぶために、冬季の氷結した湖の上に作られる道で、トラックの速度が速いと圧力波で氷が割れて水没、トラックの速度が遅いとタイヤの重さで氷が割れて水没するという道です。
圧力波を検知するために、ダッシュボードの上に、首振り人形を置きます。
怒らせてはいけない主人公を怒らせてしまいます。
トラックでカーアクションするは迫力があります。
事前情報なしでも、誰でも楽しめる娯楽映画です。
まあまあニーソン
リーアム.ニーソン大好きです。中高年?いやもはや老人の域ですね。しかも結構ボロボロの肉体労働者、老ドライバーです。今回も比較的わかりやすい経営者的な悪い奴と正々堂々闘います。ちょっとアイスロードの怖さ、むつかしさがわかりにくいのかなあ。
ちと物足りなさも
ありましたが、そこは正義感満点のリーアムニーソンが
見せ場満載。あの痛そうなゲンコツがボコンボコンと
炸裂します。痛そうなでかいゲンコツ。いろいろ都合の良いおかしな展開もありますが〜山を簡単によじ登る、かなり2人とも不死身^_^とか〜まあまあ退屈せずにみれます。ぜひ。
【”愚かしきトリアージ判断に対し”労働者”がプライドを持って挑んだ事。”戦禍ptsdに悩む弟の面倒を見る兄と、先住民族の女性が労働者のプライドをかけて行った尊崇な行為を描く。】
ー 今作は、アクション俳優に華麗に転身した、御年69歳のリーアム・ニーソン主演作品の中では、地味な作品である。
派手なガンアクションは殆どない。
が、どこか社会派要素も絡ませた物語が、時間を忘れさせる作品である。
何故なら、地味な労働者であり、どちらかと言えば、社会組織に馴染まない人々、マイク(リーアム・ニーソン)と弟で戦禍によるptsdにより失語症になってしまったガーディ(マーカス・トーマス:好演だと思った。)。
先住民族であるがゆえに、何処か社会組織に馴染まない女性タントゥー(アンバー・ミッドサンダー)が、鉱山に閉じこめられた兄を助けるために、途中で、鉱山会社の現地幹部シックル達のオカシナ動きを察知し、幹部の側の謎の男トム(ベンジャミン・ウォーカー)の執拗なまでの妨害にもめげず、アイス・ロードを進む過程が、ハラハラしながらも面白いからである。ー
◆感想
・善良なトラック会社の経営者ジム(ローレンス・フィッシュバーン)が、鉱山会社の要請を受け、生き埋めになった26名の炭鉱夫を救出するために、マイクとptsdに苦しみながらも優秀な整備士ガーディ、タントゥーをトラックドライバーとして、採用し、高額の金を代償に危険極まりない湖上に冬季のみ走行できるアイス・ロードを走り、”坑口装置”を運ぶ。
ー 彼らは、金に執着するよりも、おなじキツイ仕事をしている炭鉱夫を助けるために、集まったように見える。そして、謎の男トム・・。ー
・”良い人を演じさせたらこの人”ローレンス・フィッシュバーンが、湖に呑まれてしまい・・。
ー もう少し、活躍して欲しかったよ・・。トムが犯人はタントゥーではないか・・、と誘導する。ここら辺の描き方が粗い。少し、残念。ー
・だが、トムの素性が露わになってからは、物語は生き生きと躍動し始める。ついでに、アイス・ロードもうねり始める・・。
ー アイス・ロードが実在する事に驚き、氷が軋む音が怖い・・。ー
・困難な時にも、ガーディの力量が発揮される。横転したトラックを戻すシーン。そして、ガーディが湖に落ちた際に、マイクは氷の湖に飛び込み・・。
ー 兄弟の絆が良く分かるシーンである。描かれないが、二人が職を転々としながらも二人で生きて来た背景が、仄かに伺える。ー
□”恐怖の報酬”を思い出させる橋のシーンで、ガーディが自らの命を懸けて行った尊崇な行為。
・タントゥーが、炭坑内に閉じこめられた兄を助けるために、奮闘する姿も良い。
<愚かしきトリアージ判断をした、炭鉱責任者達。仲間を次々に失いながらも、”坑口装置”を落盤事故を起こした鉱山に届けたマイクとタントゥー。
次々に助けられる人々の姿。抱き合う、タントゥーと兄。
そして、事故を隠蔽しようとしたシックルにマイクが見舞った労働者の正義のパンチ。
地味だが、ジンワリと感動が起き上がってくる作品。
”Based on The True Story”とテロップに出ても、おかしくないなと思った作品でもある。>
クビになったのは兄貴の…
ダイヤモンド鉱山崩落事故で坑内に閉じ込められた26名の作業者を救出すべくトレーラーで坑口装置を運送するトラッカーと隠謀の話。
坑内にはガスが発生しておりタイムリミットが迫る中、春になり閉鎖されたアイスロードを疾走するトラッカー達というストーリー。
そんなに簡単に3機も用意出来る装置が鉱山に置いてない?という疑問は置いておくとして、1台届けられれば良い装置なら+90kmのルートで1台は行かせた方がという正論は言っちゃダメなヤツですねw
その癖用意周到に整備士同行っていうね。
アイスロードを走る難しさみたいなことが謳われているけれど、そんな感じは殆ど無くて、とりあえず、ある程度のスピードで止まらなければOKという感じ?まあ、当然トラブルは発生する訳だけど。
そこに隠謀が絡んで来て始まって行く鬼ごっことカーアクションと兄弟愛の物語に、迫るタイムリミットを感じさせる坑内のいざこざや隠謀の正体、と設定も展開も判りやすいしスリリングだしで面白い。
銃はどこへ?とか、修理するよりトラクター付け替えた方が…とか、ツッコミどころも結構あったけど、ギリギリ飽きる前に次のアクシデント、次のアクシデントと繋がれていて最後までしっかり楽しめた。
人の業と欲は自然よりも怖かった、そしてリーアムのアクションは凄い
展開が読めなかった、ドキドキだよ、リーアム、かっこよすぎ。
氷上アクション、予想のつかない展開と思ったら途中からハラハラどきどきしすぎで、びっくりしてしまった。
しかし、苦悩する男が似合うなあ、リーアムは、女が見ていても惚れるけど男でも絶対格好いいと思うのは観客に男性が多いせいだろうか。
最初はてっきり自然相手、氷の道をでっかい車で走るんだからと思っていたら、途中からきな臭い展開でびっくり。
しかも初っぱなから、機材を届ける仲間が死ぬとはびっくりだ、仲間割れ、猜疑心。
弟が失語症なんだけど、腹を立てたり喧嘩して殴ったりとか、ああ、現実でもあるよなー、でも家族だから突き放す事もできない、一緒にいる。
元軍人という設定にはびっくり、海外だものねと思ってしまったわ。
前半もだけど後半になると目が離せなくて見ているだけで心臓に悪くて、多分、大丈夫と思いつつも目が離せないのだ。
カーチェイス、殴り合いの肉弾戦が見ていて格好よくて気持ちいい。
思わず拳を握りしめて「負けるなー」とリーアムを応援しまくり、歳をとっても、これだけのアクションを見せてくれるってなかなかだわ。
しかし、自然よりも人間の業の深さというか、欲は自然にも勝るなあと思ったわ。
ヒロインのタントゥーも見せ場があって始終、目が離せない。
新しいトラックを買って相棒のネズミ、無事に生き残ってくれたのは嬉しかった、弟はいなくなったんじゃないわと思ったね。
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