なれのはて

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なれのはて

解説

マニラの貧困地区にひっそりと住む「困窮邦人」と呼ばれる高齢の日本人男性たちの姿を追ったドキュメンタリー。かつては警察官、暴力団員、証券会社員、トラック運転手など、日本で職に就き、家族もいながら、何らかの理由で帰国しないまま、マニラの地で日々を送る年老いた日本人男性たち。半身が不自由になり、近隣の人々の助けを借りてリハビリする男、連れ添った現地妻とささやかながら仲睦まじい生活を送る男、便所掃除をして軒下に居候している男、ジープの呼び込みで得たわずかな金でフィリピンの家族を支える男、カメラは4人の老人男性の日常、そしてそのまわりのスラムの人々の姿を淡々と捉えていく。監督は「20世紀ノスタルジア」「ストロベリーショートケイクス」「どこに行くの?」などの助監督を務めた粂田剛。

2021年製作/120分/日本
配給:ブライトホース・フィルム
劇場公開日:2021年12月18日

スタッフ・キャスト

監督
撮影
粂田剛
編集
粂田剛
整音
浦田和治
音楽
高岡大祐
デザイン
千葉健太郎
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(C)有象無象プロダクション

映画レビュー

2.0フィリピンに住む4人の貧乏熟年男性たち

2022年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

かつて日本で、警察官、暴力団構成員、証券会社員、トラック運転手などの職に就き、家族もいるのに、それぞれの理由で帰国しないまま、フィリピンに居ついた熟年日本人男性たちを映したドキュメンタリー。脳梗塞で半身が不自由になり、近隣の人々の助けを借りてリハビリする男、連れ添った現地妻とささやかながら仲睦まじい生活を送る男、便所掃除をして軒下に居候している男、乗合バスの呼び込みで得たわずかな金でフィリピンの家族を支える男、4人の熟年男性の日常、そしてそのまわりのスラムの人々の姿を映している作品。

こんな日本人もいるんだな、くらいの感想。
彼らも言ってたように、所詮、自業自得だと思う。
映画館で観ないといけない価値は感じなかった。

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りあの

1.5ダークサイド版 こんなところに日本人

2022年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

これはドキュメンタリーというカテゴリなんでしょうが、どうにもただ映してるだけの作品。かなり印象が強い被写体というか登場人物達なので、そこにびっくりはあるのですが、正直「で?」の次の句が出てこない作品でした。

まぁ、「こんなところに困窮日本人」というテーマ以外何もなかったんでしょうが、それでも日常を映すだけではなく、人物の深掘りが欲しかったなぁ。過去起こした事件を知りたいのではなく、なぜそこでのその生活を選択せざるを得なかったのか?が映像化するべきだったのではなかろうか?それでこそ「なれのはて」という題名をつけられるのでは?今ある姿だけを見せて「なれのはて=落ちぶれた結果」として見せるのは、あまりに蔑みではないか?と思えるのです。ですから、あまり気分が良いものではなかったかな。撮影側の上から目線感を感じてしまったのです、僕は。

本質を描ききれていないと思うので、監督自身そんなに対象者達の懐に入り込めていなかったような気がします。最初から最後まで「取材される人と取材する人」って距離感を感じましたし、彼らの何かを描こうというよりも「こんな珍しい日本人がいるんです」ってレポートにしか見えなかったんですよね。残念ながら。

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バリカタ

5.0ダメ人間で国も酷いが幸せ

2022年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

久々で大満足して余韻にしたりながら自宅まで帰った。いやー映画っていいもんですね。まぁ映画といってもこれはドキュメントで実話ですけど。まぁ実話だから迫るものあるね。誇張な演出も少ないし。登場人物はまぁ自業自得。借金や犯罪から逃げてきたりとか、フィリピンに来てもはまってしまって、中には覚せい剤で夫婦で中毒になってたのもいたね。脳梗塞でフィリピン妻に逃げられ大変な人も。ほとんどの人が歯が無くて抜けてて惨めな人相。日本も貧困化が進んでいるとはいうけど、この映画を見ると貧乏人も、あー俺の方がはるかにマシだ幸せだよかった日本で生まれてと思う人もいれば、俺はこんなに金持ちなのに、こいつらはダメ人間のくせに俺よりもはるかに幸せじゃねーか。そしてフィリピンはすごいなぁ。アジアの貧困新興国の1つなのに、子供が多くて若くて国中全体がホームレスみたいな感じなのにこの明るさと元気と能天気さはどうだよ。素晴らしい。私も東南アジアに移住します。良い映画ありがとう。

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かやのかつみ

3.0予告編で気になってたので。 様々な理由でフィリピンにたどり着いた元...

2022年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

予告編で気になってたので。
様々な理由でフィリピンにたどり着いた元警官、元証券マン、元暴力団組員...。フィリピンでの極貧生活は大変そうだが、日本には居場所がなく、帰るつもりもない。近所の人達が世話を焼いてくれて、本人達はそれなりに生活を楽しんでるようにも見えた。
現地の人達とのやりとりがカタコトの英語や日本語になっていたので、通訳とかいれてもう少し現地の人達の会話の内容がわかると良かったかも。

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Yoshi K

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