劇場版 からかい上手の高木さん

劇場公開日:

解説

小学館「ゲッサン」連載の人気コミック「からかい上手の高木さん」を原作とした同名テレビアニメの劇場版。原作者・山本崇一朗監修のもと、テレビシリーズのスタッフ&キャストが集結し、中学校生活最後の夏休みを迎えた高木さんと西片の青春模様をみずみずしく丁寧に描き出す。とある中学校で、隣の席の女の子・高木さんに何かとからかわれている男の子・西片。どうにか高木さんをからかい返そうと悪戦苦闘するも、いつも彼女に見透かされてしまう。3年生に進級し周囲が将来を考えはじめる中、2人の距離はいまだ変わらぬままだった。夏休みが始まる前日、高木さんと西片は帰り道で小さな子猫と遭遇する。2人はその子猫に「ハナ」と名づけ、母猫が見つかるまで神社の境内で世話することになる。

2022年製作/73分/G/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2022年6月10日

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(C)2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会

映画レビュー

4.5二人のターニングポイントと成り得るか

2022年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 6件)
猿田猿太郎

3.5美術が良かった

2022年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

西片はかわいい。男子中学生がこんなにかわいく描かれている作品は珍しい。女子が可愛く描かれることはいっぱいあるけど。その可愛さを体現している梶裕貴さんの芝居が素晴らしい。
劇場版ということもあってか、テレビシリーズよりも美術の存在感が大きくなったように思う。舞台は小豆島という小さな島だが、どんな雰囲気なのか、テレビシリーズではそこまで強く伝わってこなかったが、劇場版では島の雰囲気がよく伝わってきた。舞台のリアリティがぐっと増したので、キャラクターの実在感も増している。テレビシリーズを観ている時は、小豆島に行きたいとあまり思わなかったのだが、劇場版では行ってみたいとすごく思った。
永遠に恋人未満の状態が続きそうなテレビシリーズと異なり、重要な一歩を歩み出す2人を描いているが、3人娘のエピソードも合わさって、短い青春の儚さがきちんと描けていてよかった。青春は終わるから尊いということがちゃんと守られている。

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杉本穂高

4.0安定した作画と内容で、1日1日の大切さをどの世代にも訴え掛けるような、微笑ましくて楽しく貴重なアニメーション映画。

2022年6月10日
PCから投稿

本作は小学館「ゲッサン」連載の人気コミック「からかい上手の高木さん」の映画化です。
と言っても「ゲッサン」(月刊少年サンデー)の発行部数は1万5000部を切っているので雑誌は知らない人が多いのかもしれません。
ただ、「からかい上手の高木さん」は発行部数がシリーズ累計1100万部を突破しているので知名度が高いと思います。
実際に2018年、2019年、2022年と3期にわたりテレビアニメ化されているのです。
そして本作で満を持しての映画化となっています。
本作はタイトル通り、高木さんが❝からかい上手❞で、西片(にしかた)を相手に楽しんでいます。
そんな2人も中学3年生となり、中学校生活最後の夏休みを迎えることに。
アニメ版では小豆島が舞台になっていて、仲間と離れ離れになってしまうかもしれず、2人の周辺も二度と訪れない「今」を後悔しないようにソワソワし始めます。
本作のジャンルは「青春映画」と無難に言うこともできます。
ただ、私は、そんな範疇に収まる作品ではないと感じました。
そもそも、年代に関わらず「1年間」というのは共通な時間です。
ところが大人になると、学生時代と比べると「1年間の区切り」が弱くなる傾向にあるような気がしていて、「1年間」の重さを意識しました。
この映画での登場人物らが二度と訪れることのない「今」を生きようとしている姿は世代を問わず何か訴え掛けるものがあり、前向きな気持ちになれたりしました。
おそらく人によって感じることの変わる73分と思えない充実した内容になっていると思います。
なお、エンドロール後には意外な映像が続くので席は立たないようにしておきましょう!

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共感した! 34件)
細野真宏

2.5映画らしい特別さはなかった

2024年12月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

観たのでレビューは残そうと思うが、あまり書くことはない。
このシリーズを終わらせるためだけに存在したような内容で、ちょっとやっつけ感を感じてしまった。

しかし評価は高いようだ。主にこのシリーズを好きな人たちに。
よくよく考えたら自分は別に好きなわけではなかった。何となくテレビ版を観て、その流れで本作も観ただけだった。
とは言え、そこそこ長いこのシリーズを完走したのだからそれなりに求心力はあったのだろう。おぼろげながら面白かったと感じた記憶はある。

ただ、映画になると映画ファンとして違うことを求めてしまったのかもしれない。映画らしい何かをを。

夏祭りに行くやつあったよね。あれは良かったんだけどな。

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つとみ