さがすのレビュー・感想・評価
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勝ち負け
まず最初の西成の風景で関西出身の僕は少し懐かしい気持ちになって引き込まれる。(もちろん西成には数回しか行ったことないが。)
下町と聞いて三丁目の夕日とかそんなイメージを思い浮かべる人もいるが本当の下町っていい人も勿論いるがそれと同じくらい危険な人も居る。
そんな雰囲気を感じれてこだわられてると思う。
失踪した父を娘がさがす所から始まる。
伊東蒼さんがとても良い演技。
佐藤二朗さんや清水尋也さんが登場しなくても前半40〜50分くらいを一人で持たせたのはすごい。
3年後清原果耶さんや蒔田さんのようになってるんだろうなと感じる。
お父さんを見つけてからの展開も僕には予想もつかなかった展開ですごい良かった。
多目的トイレで佐藤さんと森田さんが泣く所や最後の卓球のラリーのシーンも情緒溢れて互いの想いが伝わってきて良かった。
ただ、惜しむらくは最初のまだお母さんが生きてる頃にも娘を登場させておけば違和感が無かったように感じる。
どこかに預けてるならそのことに言及しとかないと少し不自然に感じた。
さらに智がやった事をそのままにして懸賞金も出て後味悪いハッピーエンドになるのかと思いきや、やはり監督はそのままにしておかなかった。
周りは騙せても娘は騙せないというのは良い。
楓もあそこで返信が返ってこなかったらそのままにしたたのかな。
最後のパトカーのサイレンで「お迎えや」というのも少し怪しい。たまたま近くを通ったパトカーでお父さんを諭しただけなんじゃないだろうか。その後自首させたんだろうか。そんなふうな想像もできるラストだった。
為の展開が多すぎて…
う〜む、ちょっと凝り過ぎというか頭で考えたストーリーになっていて、為の展開(こう描きたいが為に登場人物に行動させる)が多過ぎるし時制を弄るのも上手く行っている気がしない。そもそもなんで失踪したの?出稼ぎに行くとか何でも理由付けられるだろうし…いやいや、そもそも遠出する訳ではないから家に居て良いじゃん。娘に指名手配犯を見たと伝えたり、探してくれと言わんばかりの手がかりを与えているのも展開の為の行動に見えて必然性を感じない…。
つまり〝父が謎の失踪〟というキーワードだけ先にあって、それに合わせてお話を無理矢理くっ付けてるから、イビツな違和感がズッと続く感じ。
そういえば、伊東蒼ちゃんが全力疾走するとダンプに轢かれるんじゃないかとヒヤヒヤしてしまう。
というのが1月21日に観た直後の率直な感想なのだが、その後皆が絶賛していてビビった。皆金をもらってるんじゃないかと思っている。正直、そんなに出来良く無いよね。
親が思うより子は賢い
いろんなテーマを含みつつ、ストーリーは進んでいく。
随所に刺激の強い流血場面あり。
ちょっとグロいかも。
でも言いたいことは、そこじゃないわけで。
中学生の娘が、しっかりものすぎて切ないけど、大人が思うよりもこどもはずっと大人だ。
父親を思っての無茶な行動も、彼女なりの死に物狂い。
彼女はどこから気づいていたのだろう?
最後の どんでん返しまで、まったく気づかなかった私の鈍さね(笑)
いい観客だ。
楓(伊東蒼)を見るだけでも価値のある作品❗️
冒頭。
あんな情けない状況なのに、一片の嫌悪感も露わにせず父に向かう楓。
ラスト。
楓が本当に探していたのは父ではなく真実。
家庭環境や経済的な状況からは想像もできない楓の真っ直ぐさが何より清々しい‼️
内容的には、いったいこの映画のどこに清々しさなんてあるの⁉️とお叱りをいただきそうですが、伊東蒼さんを見てると本当にそう感じてしまうのです。
あのシスターへの振る舞いだってそうでした。
以上をもって点数をつけるとしたら満点でも良いくらいなのですが、原田智の二面性についての説得力が弱いこと、楓が真実にたどり着く行動を続ける動機の中に母親との関係性(楓だって介護を手伝っていたはずだし、母親のツイート⁈も見ていたはず)や死因への疑惑があったのかなかったのか、などについての描写が弱かったこと、等々を考えると少し残念なところもありました。
流石にソレはバレるでしょ。
娘の伊藤蒼パートにはグイグイ惹き込まれます。ほどほどの重さで、ほどほどのサスペンス感。佐藤二郎さんパートの中程まではまだまだイケてるんですが、決着の付け方と、その後の警察の無能振りには、流石に、お口アングリするしか無くて。
もうね。流石にね。バレるよね。流石にアレだけの犠牲者が出れば、本庁出動で徹底的に調べられるよね。などなどなどと。考えてしまってからはアウトだす。
何か惜しいよなぁ.....
と言う、残念感がハンパなかったです。中程過ぎまでは良かっただけに。
伊藤蒼さんには期待してます。
面白かった。
ストーリーがいい。
先の読めない映画久しぶりだったかも。
大阪の混沌とした感じといろいろとぐちゃぐちゃした感じがいい。
役者もいい。得に佐藤さんの中盤の悩む感じがいい。
ただいくつか突っ込みを。
お母さんの首つりの回想シーンは何で?
島について飢えてたのは何?
ムクドリさんのホテルのくだりって何?
なんかよくわからない感じがあったものの、総じて良かったです。
卓球映画
伊東蒼さんは将来大女優になりそうな雰囲気を持っている。ただ卓球シーンはいただけない。同級生の男子に球出しするシーン、大会で上位に入る中学生としては下手すぎ
最後のラリーのときの打ち方もやや変、誰かに教えてもらった感じはあるけど、あのフォームであんなに続く?
卓球が気になる映画でした。
一緒にへそフェチになろう
この映画のレビューを覗きに来てしまうレベルのそこのあなた…
安心してください、この映画は面白いです
少しでも描写するとすーぐメタってしまう人のために何も言わないけど大丈夫!面白いから
とりあえず観ればわかるから!
(あっ、そこ踏み込むんだふ〜んやりよるじゃん?)って感じよ
直走る
基本的に上映から長い間満席に近い状態が続いていたので少し落ち着いた頃に鑑賞。
確かに衝撃作だなと思いました。物語があらぬ方向へ向かっていくのも興味深かったです。
父の失踪→父の捜捜索→父の発見までが娘の物語で、そこからはまさかの父の物語になるという構造がとても良かったです。父が殺人鬼の犯罪に加担していく、そしてやがて実行まで移してしまう、そしてそのビジネスにのめり込んでしまうというある種の依存についても強く描かれていたなと思いました。
今作、意外にもアクションシーンというかチェイスシーンがとても面白くて、娘が殺人鬼をひたすら追いかけるというのがこだわりのカメラワークと相まって見応え抜群です。途中でまさか殺人鬼のズボンを脱がしてしまうとは…
PG12指定ということもあってちゃんとグロさもありました。目ん玉フォークで突き刺すのはほんと痛そう…。他にも直接的な描写はありませんでしたが日本刀で斬り殺すなんてのも意外性があり好きです。途中で出てきた優しそうな爺さんのHなコレクションが殺人鬼の快楽を生み出したんだと思うと爺さん何見せてんだ笑と思ってしまいました。
復讐とは名ばかりのように最終的には殺人鬼を父親がこの手で撲殺してしまうというのも残酷な終わり方だなと思いました。自殺しようとしても中々上手くいかないというのも妙に怖いですし、その前に死にたがっている女性と既に殺人鬼の巧妙な手口で殺された妻と重なる描写も末恐ろしかったです。
最終的に娘と父親が卓球のラリーをする際に、互いの本当の姿を知り、パトカーのサイレンが鳴る…という苦虫を噛み潰したような終わり方でした。ほんとゾクゾクしました。
ホラーよりも怖い、そんな一本でした。
鑑賞日 2/18
鑑賞時間 16:15〜18:25
座席 G-2
そっちか!
2022年劇場鑑賞44本目。
誘拐されたか失踪した娘を執念で探す父親を佐藤二朗が演じた作品・・・だと思っていたら探される方でした。そっちか!
あーあーそうなっちゃったかあと思っていたらあれってな感じになる展開は良かったです。スカッとする感じではないので評価はこんな感じで。あんまり内容書くと面白くないと思うので。
素晴らしいラスト
1回目 2022年1月22日
先の読めない脚本が秀逸でした。
これを、どう納めるんだろうと、
嫌ぁ~な終わり方はやめてって!願いながらの
このラストは、素晴らしくて悲しいような、
ホッとしたような、何とも言えない感情に涙が出ました。
尊厳死を絡めつつも、ただの快楽殺人な男とのやりとり、
これは、大阪弁だから、どこか喜劇要素が感じられて、
重過ぎず観れたのかも知れないなぁ…。
清水尋也が演じた男は、マジでヤバいもん。
妻の病気と貧困で、心の弱い男につけこむ心が壊れた男。
※この男がどうやって出来上がったのかは、少し知りたかったかも。
そんな弱い親でも、子どもは愛情を掛けて育てられたんだろうな。
そんな彼女の正義に救われました。
伊東蒼が素晴らし過ぎて、とても得した気分です。
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2回目 2022年3月6日
伊東蒼さんの演技を、もう一度観たくて…。
佐藤二郎さんや清水尋也さんを相手に、
全く引けを取らない、いや上を行ってんじゃないか?!
って思えるぐらい魅力的だな。
映画を観た!!という満足を得られる脚本と演出。
全体に暗いけど、
楓の未来は、明るいと感じるラストは秀逸だな。
後味が、、、
実話がもとになっていて、興味がありました。
佐藤二朗さんの演技がすごい
あと、楓ちゃんの存在感。
そして、清水尋也さんの、ちょっとサイコパスな役は、はまり役
話としてはめまぐるしく場面が変わり、ラストは思いがけない展開
決して後味のよい映画ではないですが、話が面白くて時間があっというまに過ぎました
二朗さんサイコーです
斜め上ゆく展開にドキドキ
失踪した父を探す中学生の少女。手がかりの日雇い現場に行くと父の名で働いていたのは全くの別人で…では父はどこに?と、利発な少女が小さな手がかりから行動していくが、役者の演技力で多少の都合の良さも気にならずぐいぐい引き込まれ、途中からは意外な展開でさらにそううまく行くのかなあと思いつつも最後まで押し切られる。
たとえるなら、「ゴーンガール」に似た印象(ストーリーは全然違うけど)
とにかく、主要人物三人の異様なリアリティと、とりまく脇もみな、いるかもあるかもと思わせる凄み。
間違いなく日本の今が舞台なのに、海外の映画のようなドライさがあり、面白かった。
細かい???はあるけど(原田家の家計、娘がなぜガラケー、ALSでもスマホ打てるの?自殺の姿の違い、いつからあのアカウントで接触してた?等々)ストーリー自体の瑕疵というほどではない。
彼女がさがしていたものは…
実際に起きたいくつかの事件をベースに作られているが、主軸はエンタメ的面白さが先行している。多面的な視点で事件の輪郭が次第に浮き上がってくる構成が、捉えようのない物語に上手く働き、見るものを飽きさせない。一方で家族の関係性や社会問題に関しては深く描かれることはないため、登場人物に感情移入する余地はない。しかし、重くエッジの効いた物語をここまで成立させているのは間違いなく俳優たちの演技力のたまもの。感情をむき出しにした佐藤二郎のとあるシーン、伊東蒼の等身大でひたむきな姿と強い意志、清水尋也の死んだような眼差しと狂気、森田望智に至ってはとても本人とは思えない。これは俳優が光る映画。卓球の玉を踏み潰すシーンやラストシーンにみられる映像表現の巧さにはしびれた。片山監督の今後がますます楽しみだ。
ポンジュノがコメント書かなかったのがそういうことでしょう。
日本の映画監督が褒めているのがショックだった、信じていた監督もいたのに、、、、
金もらえばなんでもやるのかよ。
こんなの韓国映画なら日本に届いていない駄作でしょう。
何かっポイことしてるだけで
役者が中途半端で家族の愛が見えない。
冒頭から親子の関係がちゃんと見えないからいなくなってから探している姿も何故か軽い。
中途半端な大阪物語の池脇千鶴、関西弁ちゃんとやれよ。セリフ以上のものが何も無いよ。
最後に泣けばいいってもんじゃ無いでしょうに。
中途半端なソン・ガンホ、佐藤次郎の芝居は邪魔が多くて混乱するちゃんとやれよ。
大事な感情が見えないんだよ。
殺人鬼に見えない男の子、なんで卓球場で女の子に見つかった時に殴らないの?
あの、中途半端なチェイサーの追いかけっこやりたかっただけでしょう。ズボンだけ取られるって携帯入ってるの気付くでしょう。ババアの1人とガキ1人殴り倒してズボン奪うだろうよ。
本気でやれよ。
しかもなんで、大好きな嫁を娘が見つけるかもしれない卓球場でわざわざ苦しむような殺し方で殺すの?せめて痛く無い死に方見つけてあげてもいいじゃ無いか。ネット使えよ。娘には絶対に見つかったらダメだろうが。
酷すぎる。やっていることが
映画だからなんでもいいのか。
家と卓球場って同じ建物なの?よく分かんなかったけど
同じなら、娘がいるところで人殺すとかありえなくない。
車椅子の女を何故連れてきた?他に方法なんでもあるでしょう。
主人公の知能指数が低いから??そんな馬鹿な、本気の人間が懸命にやった行動には見えないよ。
全編ご都合主義すぎて腹が立つ。
みかんの木あんだけあんだから夜にでも食えよ馬鹿か。
しょうもないところだけ一橋やってんなよ。
扱ってる問題の重さちゃんと理解して取り組んでほしい。
人の命を馬鹿にするなよ。
ちゃんとやれよ。
宣伝だけ頑張るこういう映画本当になくなってほしい。
観客へ傷跡を残していく
父はなぜ消えたのか?
という文言が書かれているが、根本的にはそこが一番重要な部分ではない気がしている。
あくまでもそれは物語の縦軸であり奥行きを生み出しているのは人の生死に対しての価値観。
他者の生きてほしいという思いと当人の死んでしまいたいという思い、何を尊重するべきなのか、それらの行いに付きまとう罪、そのメッセージこそ映画のテーマであり最も感じとるべき点なのかなと思った。
正直なぜ消えたのか?何があったのかという部分に関しては物語が進むにつれ明らかになっていくが、細かく詰められているという程ではなくまとまってはいるものの、そこ自体だけでいえばもっと見事でもっとカタルシスのある作品は少なくない。
ただこの作品に深みをもたらしているのは演者の技量は勿論のこと、我々受け手に対して行間でものを伝えるような丁寧なディレクションにあると思う。言葉だけでなく画面の中の描写で表現するようなシーンも多く、感受性へ訴えかけるような、観衆それぞれに解釈を委ね投げかけるような描き方にこそ特異性があるように感じた。
派手さこそ無いし謎が紐解かれていく気持ちよさがあるとも思わない。ただ見終わった後にまで記憶にこびりつく様な作品性を備えた映画だと思う。
見る人によって評価が極端に変わるかなぁ…。
今年41本目(合計314本目/今月(2022年2月度)13本目)。
ストーリーの筋自体はすでに多くの方が書かれているので大きなところは省略します。
PG12扱いですが、どちらかというとR15に近いところで、その中間点くらいにあると考えたほうが良いです(行為を想定できる表現、残酷な表現など)。
ミニシアター中心のランキングでは2位というとのことですが、そこまでは…という感じです。結局のところ、理由が何であろうと、悪い行為に手を染めた人は罰せられるという、ごく当然のことを描いた、に過ぎないからです。
一見すると、物語後半から登場する、ALSの患者さんへの描写もあるので、いわゆる「安楽死」の論点が絡んできているのかなとも思え、確かにそれを想定できるセリフも出てはきますが、結局のところ、その掘り下げは皆無に近く(ただ、作成協力にALS患者の会、のようなものは出る)、悪く言えば「ALS患者のように安楽死の対象にしやすい対象を物語に出した」ともいえます。ここは正直、「ちょっとまてまて」という人も出てくるのでは…と思います。
さて、さっそく採点に入りましょう。
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(減点0.3) ストーリー序盤、「懸賞金がかかっている怪しい人を見たから探して」という女子中学生(ストーリー上は、中学3年生っぽい。最後に高校受験の話をすることからわかる)に対して、大阪府警の各警察署が「いや、そんな証拠じゃ人なんてよこせない(派遣できない)」といってくるところです。
ここも程度問題で、例えば小学1年生の子が見たというなら、「記憶違いじゃないかな?」ともいえますが、小学1年生と中学3年生では当然、分別の理解にかなり差が出ます(そして、今年(令和4年)から、18歳で成人と民法は変わります)。すると、中学3年生の子の「言い分」を完全に全く無視する大阪府警の描写もどうなのか…というところです。
※ これに関しては、「実際に信じて現場に向かってしまうと映画が30分で終わってしまう」という問題があるため「仕方なし」ともいえますが、かといって、「大阪府警ってこんなに子供のいうことを信じないの?」と思われても困ってしまう。
(減点0.3) ALS患者の方にも当然、生きる権利はあります。そして、ALS患者の方を介護するのが本人(夫)であるなら生活が難しくなることもこれも当然で、当然、行政などに相談してちゃんとした対応をしてもらうべきものです(通常は生活保護費で対応するが、そもそも、難病の患者を夫とはいえ素人が見るのは最初から無理があるので、病院預かりにするのが普通)。この対応がないために「追い詰められた」という点はいなめず(刑を決めるにあたってある程度の考慮事項となりうる)、このことに対する一連のやり取りもないことから、取り方によっては「(地方)行政には地方税は納めてね、でも、何かあっても福祉サービス等は一切考えません」という「意地悪な自治体」が大阪府(←映画の大半は大阪府)なのだろうという取り方は可能です(実際、高齢者の比率が上がっていけば、どこもかしこも、近い未来にそうなるでしょう)。
(減点0.2) 物語中盤あたり。主人公(を誰に取るかは難しいですが、女子中学生の子としておきます)が、親が突然いなくなった時に、担当の先生がそれを心配して、「今日からここにしばらくお世話になると良いですよ」という紹介先は、どうみてもキリスト系の児童福祉施設。
ただ、理由が何であろうと信仰の自由は保障されるので、「親がいない等で児童福祉施設に預けられた子は、その施設の宗教に染まらなきゃいけない」というようなことになると、憲法との関係で間接的にまずいです。
※ 映画内では、「そんなところ探しているんじゃない」って断ってしまうだけでそれ以外の描写は出ませんが、こういう児童福祉施設は、宗教等に関してはできるだけ避けて中立であることが望まれるものです。
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見応えありました。
ヒューマンドラマ?かと思いきやミステリーっぽさもあり、サスペンスっぽさもあり。
出てくる人のほぼみんなの視点で描かれていて、内容が理解しやすかったです。
切ないというか、恐いというか、人の心理って難しいですよね。
演出があざと過ぎる
「岬の兄妹」で期待が高かったのかもしれない。演出がまずあざとくて鼻につく。父親の探すビラぶちまけて携帯電話のヨリ???妻が死んで骨を持って歩くシーンの雨なのに傘ささない?島の爺さんの趣味エロビテオ?そしてそこで性癖に目覚める?何なんだ???シスターと会うシーン偶然すぎるでしょ??すべての演出、シナリオが鼻につく。ヒューマンミステリーにしたいなら、警察描写勉強してからにしたほうが良い。ベルトに指紋つくでしょ??青年や殺した女のスマホ調べるだろう。スマホ海に投げるとかやってるけど、それだけ???
青年に協力する動機がわからない。金目当てっぽくなってるけど、それならそれで人物演出しないと駄目だと思う。娘の父親を疑うきっかけとかないの?いきなり気づいてるし。ラストはなかなか良かったでしょって言いたいだけの映画だった。もっとシナリオ練ればいい作品になったと思う。「岬の兄妹」もツッコミどころはあったが見終わっまたあと何も気にならないぐらいシナリオや演技が良かったのに。とにかくシナリオが、ミステリーにもサスペンスにもヒューマンにもなれない中途半端な作品。だから演出が鼻に付くのかもしれない。
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