さがすのレビュー・感想・評価
全297件中、181~200件目を表示
見る人によって評価が極端に変わるかなぁ…。
今年41本目(合計314本目/今月(2022年2月度)13本目)。
ストーリーの筋自体はすでに多くの方が書かれているので大きなところは省略します。
PG12扱いですが、どちらかというとR15に近いところで、その中間点くらいにあると考えたほうが良いです(行為を想定できる表現、残酷な表現など)。
ミニシアター中心のランキングでは2位というとのことですが、そこまでは…という感じです。結局のところ、理由が何であろうと、悪い行為に手を染めた人は罰せられるという、ごく当然のことを描いた、に過ぎないからです。
一見すると、物語後半から登場する、ALSの患者さんへの描写もあるので、いわゆる「安楽死」の論点が絡んできているのかなとも思え、確かにそれを想定できるセリフも出てはきますが、結局のところ、その掘り下げは皆無に近く(ただ、作成協力にALS患者の会、のようなものは出る)、悪く言えば「ALS患者のように安楽死の対象にしやすい対象を物語に出した」ともいえます。ここは正直、「ちょっとまてまて」という人も出てくるのでは…と思います。
さて、さっそく採点に入りましょう。
-------------------------------------------------------
(減点0.3) ストーリー序盤、「懸賞金がかかっている怪しい人を見たから探して」という女子中学生(ストーリー上は、中学3年生っぽい。最後に高校受験の話をすることからわかる)に対して、大阪府警の各警察署が「いや、そんな証拠じゃ人なんてよこせない(派遣できない)」といってくるところです。
ここも程度問題で、例えば小学1年生の子が見たというなら、「記憶違いじゃないかな?」ともいえますが、小学1年生と中学3年生では当然、分別の理解にかなり差が出ます(そして、今年(令和4年)から、18歳で成人と民法は変わります)。すると、中学3年生の子の「言い分」を完全に全く無視する大阪府警の描写もどうなのか…というところです。
※ これに関しては、「実際に信じて現場に向かってしまうと映画が30分で終わってしまう」という問題があるため「仕方なし」ともいえますが、かといって、「大阪府警ってこんなに子供のいうことを信じないの?」と思われても困ってしまう。
(減点0.3) ALS患者の方にも当然、生きる権利はあります。そして、ALS患者の方を介護するのが本人(夫)であるなら生活が難しくなることもこれも当然で、当然、行政などに相談してちゃんとした対応をしてもらうべきものです(通常は生活保護費で対応するが、そもそも、難病の患者を夫とはいえ素人が見るのは最初から無理があるので、病院預かりにするのが普通)。この対応がないために「追い詰められた」という点はいなめず(刑を決めるにあたってある程度の考慮事項となりうる)、このことに対する一連のやり取りもないことから、取り方によっては「(地方)行政には地方税は納めてね、でも、何かあっても福祉サービス等は一切考えません」という「意地悪な自治体」が大阪府(←映画の大半は大阪府)なのだろうという取り方は可能です(実際、高齢者の比率が上がっていけば、どこもかしこも、近い未来にそうなるでしょう)。
(減点0.2) 物語中盤あたり。主人公(を誰に取るかは難しいですが、女子中学生の子としておきます)が、親が突然いなくなった時に、担当の先生がそれを心配して、「今日からここにしばらくお世話になると良いですよ」という紹介先は、どうみてもキリスト系の児童福祉施設。
ただ、理由が何であろうと信仰の自由は保障されるので、「親がいない等で児童福祉施設に預けられた子は、その施設の宗教に染まらなきゃいけない」というようなことになると、憲法との関係で間接的にまずいです。
※ 映画内では、「そんなところ探しているんじゃない」って断ってしまうだけでそれ以外の描写は出ませんが、こういう児童福祉施設は、宗教等に関してはできるだけ避けて中立であることが望まれるものです。
-------------------------------------------------------
見応えありました。
演出があざと過ぎる
「岬の兄妹」で期待が高かったのかもしれない。演出がまずあざとくて鼻につく。父親の探すビラぶちまけて携帯電話のヨリ???妻が死んで骨を持って歩くシーンの雨なのに傘ささない?島の爺さんの趣味エロビテオ?そしてそこで性癖に目覚める?何なんだ???シスターと会うシーン偶然すぎるでしょ??すべての演出、シナリオが鼻につく。ヒューマンミステリーにしたいなら、警察描写勉強してからにしたほうが良い。ベルトに指紋つくでしょ??青年や殺した女のスマホ調べるだろう。スマホ海に投げるとかやってるけど、それだけ???
青年に協力する動機がわからない。金目当てっぽくなってるけど、それならそれで人物演出しないと駄目だと思う。娘の父親を疑うきっかけとかないの?いきなり気づいてるし。ラストはなかなか良かったでしょって言いたいだけの映画だった。もっとシナリオ練ればいい作品になったと思う。「岬の兄妹」もツッコミどころはあったが見終わっまたあと何も気にならないぐらいシナリオや演技が良かったのに。とにかくシナリオが、ミステリーにもサスペンスにもヒューマンにもなれない中途半端な作品。だから演出が鼻に付くのかもしれない。
サスペンス!狂気!葛藤!意外にも、エンターテインメント性の高い映画です。
非常によくできたサスペンス。
たとえ親しい関係であっても、その人が本当はどんな人か?我々は実はよく知らない。人間はすれ違いの連鎖の中で生きているんだなぁと。観終わった後の感想だ。
この映画は、智をめぐるサスペンスが主軸だ。智の伊東蒼演じる楓の視点からはじまる。楓から見た父親智はダメオヤジ。どこにでもいるような、下品な中年関西人だ。しかしながら、物語が進むに連れて、智の裏の顔が徐々に明らかになってくる。え!?こんな裏の顔があったんか・・・。この物語展開がお見事。めちゃくちゃハマってる。脚本が非常に良くできている。脚本の完成度の高さもさることながら、この意外性を後押ししているのが、主演の佐藤二郎の牧歌的な雰囲気、そして、舞台が関西でありこれまた牧歌的な生活描写だ。この描写がまた良い。実にリアリティがある。何気ない日常の裏で実は進行していた目を背けたくなるような現実を目の当たりにした時、我々は全てを理解する。智がなぜ、あのようなことをしてしまったのか。一見すると何気なく元気に生きているように見える人にも、様々な葛藤があるものだ。
山内の言う、「生きていても辛い人を僕が救ってあげる」という論理に対して、我々は対抗できるのだろうか。
智が陥ってしまったどん底。この映画はどん底描写も非常によくできており、手加減がない。本当に目を背けたくなる描写の連続だ。そしてこのどん底は、現代社会であれば誰にでも起こりうることだ。しかしながら、我々は、実際に自分がどん底に落ちるまでは気づかない。我々はALSについて何も知らない。要介護となった両親を殺してしまった者たちもたくさんいる。自分だけは大丈夫。本当にそうだろうか?あなたは、この映画を観てもなお、自分だけは大丈夫だと言い切れるのか?山内の言う、「生きていても辛い人を僕が救ってあげるんです」という論理に対して、我々は対抗できるのだろうか。私は正直言って自信がない。
基本的にはエンターテインメントです。若干、サイコ、スプラッター(・・・とはいえ、モロだしのシーンは1つもないので、ご安心を)、重厚な社会派映画っぽい雰囲気はありますが、「ぽい」だけです。難しい話は抜きにして、十二分に面白く、最後はきちんとスッキリした気分で映画館を去ることができるでしょう。冒険映画です!
P.S. グロい映画か?と言われると、そんなにグロくはないです。過激なモロだしシーンは無いのでご安心を。うまく画面には映らないようになってます(血が飛び散ったりするシーンが多少ある程度です)。グロいからと嫌だと言って観ないのは、勿体無いので、一言付け加えておきました。
面白かった
なんか色々とエグい
街の雑踏とか…路地裏とか…佐藤二朗とか…汚らしくもあるが、同時に何処か懐かしく人情味に溢れた映像から物語は始まり…まさか、こんな結末を迎えるとは。
一時、ニュースで話題になったアレやコレ…社会の歪みが生み出した、いわゆる「猟奇的な事件」が題材として扱われており、それなりにえげつない映像も情け容赦なく描写されている。
物語は、人の業に導かれるように、闇に向かって突き進んで行く…
あまりにも暗すぎる題材だが、あえて暗く描きすぎず、飄々とした掛け合いや日常の景色を交えて描くことで、そこに存在するものの異様さがより生々しく浮き彫りになっていると感じた。
奥さんの心理描写や、殺人鬼の「本気で死にたいやつなんて…云々」といったセリフは心にくるものがあり、大いに考えさせられるものがあった。
我々、一般人の多くは、他者との繋がりの中で生活をしている。だから、誰かが不意に口にした「もう、死にたい」の言葉は、往々にして「まず、誰かに自分の境遇(気持ち)を分かって欲しい」という願いが込められた「救い」を求める言葉なのだ。要するに「何か救いがなければ、自分は死ぬしかありません、誰か助けて下さい」と言っているに他ならないのである。
ストーリーな大きな破綻は見受けられないし、足りないピースを想像するのも楽しい(娘はいつから気づいてたんだろうね…)、実によく出来た作品だと思うが、作中に吹き荒れる「性」と「強欲」の嵐に当てられて、なんか疲れちゃった。
映画作品としては面白い
尊厳死や自殺はについては、敢えて語りません。
(これが韓国映画だったり外国のものなら《向こう側》の話として受けとめられるが、不思議ですね、日本人が演じてるとよりリアルになって苦しさが増します)
作品としては面白い!主人公の女の子の視点で進むのかと思いきや…。最後、娘の視点に戻り親子の卓球シーンはとても印象的。歴史に残る名場面な気がする。
伊東蒼の衝撃
娘の原田楓を演じる伊東蒼の演技をみるのは「空白」以来二度目。その前作では、序盤で彼女の演技は終わってしまう訳だが、今作ではしっかりと堪能させてもらった。まあ「空白」のせいで、序盤の街中を駆け抜けるシーンは別の緊張感があったのだが。
子どもらしい狡さや大人への苛つき、ダメな親父への無償の愛。父を「さがす」シーンでは描かれなかった(いや、しっかり語って欲しかったが)がしっかり感じる自己の成長。これらを演じ切ったからこそ、ラストのシーンに説得力が生まれる。脚本的には正直穴だらけな印象もあるのだけれど、それらを端に追いやってしまうほどの熱演だった。
そして、自らが「パブリックイメージと違う」と語る父・原田智役を演じた佐藤二朗は、まさにその通り。口数の少ない色々な意味で不安定な大人を演じた。いつものあの感じは正直食傷気味だったので、新たな顔に好印象。名無しこと山内役の清水尋也のサイコパス感といい、キャスティングが素晴らしい。
座間9人殺害事件をベースにしたのであろう犯行シーンについては、白いソックスへの執着や、京都で起きたALS患者に対する嘱託殺人事件の要素などなど、少々話題を雑多に盛り込み過ぎたかなという印象。嫌でも目立つクーラーボックスも含めてちとくどい。でもまあよく練られた秀作です。
ただひとつ。片山監督を有能な監督だと思うからこそ、「ポン・ジュノ監督の弟子」的な論評はあまり見たくない。本人によるセルフプロデュースなのであれば勝手にすればイイのだけど、この売り方は未来を感じない。商業映画が才能を潰さないように祈るのみだ。
ディープな衝撃作(衝撃は激しめ)
卓球
和製ノワールの衝撃
韓国で学んだだけあって飽きさせない,
日本映画は2週遅れくらいしてるが、韓国映画の背中をタッチした感じか。
序盤の父を探す少女の物語から、途中一転して生と死の問題提起を突きつけられ、観るものは胸を奥底からえぐられる。日本社会の闇は深い。
それでも、サスペンスあり、笑いあり、意外性ありで、映画的エンターテイメント性が高く、かつ衝撃が残る。
個人的には日本映画では祐子の天秤以来のヒット。親父役の佐藤さんは、演技ってああやるんだなって、良いもの見た気分になる。
あと少しリアリティに疑義を感じたのは、教師と主人公の関係性。西成付近の教師はあそこまで人間関係の構築が下手くそではないかと。あんなところでシスター紹介したり、チラシが自腹とか言い出したり、急に帰ったりデリカシーと耐性が低過ぎる。まあバラツキはあるにしても。
あと主役の女の子、めちゃくちゃ可愛いんだけど、もうちょっと下町のジャリンコチエ感が無いと、行動力に説得力欠けるかなあ。良い役者だと思いますが。以上、小言でした。
あごは、壊れるものか、外れるものなのか
2022年2月11日
年末から注目していた映画。
『岬の兄妹』で好きにになった監督なので期待していました。
いつもガラガラのテアトル梅田が満席になっているところを初めて見ました。
■映画全体の感想
テーマもストーリーも良かったです。出演者の演技も最高でした。
序盤の「あごは、壊れるものんやない、外れるもんや」のセリフに心掴まれました。大阪人らしい会話。
ただ、構成はすこしびっくりしました。
原田楓視点、智原田視点、山内視点の3構成でしたが、なぜこの構成にしたのかは伝わりにくいなと思いました。
テーマは座間市の事件や市川市の英会話講師殺人事件などを連想させるものでした。クーラーボックスに入った死体は、やはりギョッとします。
『岬の兄妹』はテーマが分かりやすく、公共福祉が届かない最下層の貧困層という、観ている側も問題意識を持ちやすかったです。しかし、本作は、分かりやすいストーリーではあるが、なにを伝えたいのかは少しぼやけるように感じました。
生きることと死ぬことの意味や尊厳死を問うものなのだと思いますが、結局父親 智は山内に加担してなにを得たのか分かりにくかったです。
ただ、他の方のレビューにもありましたが、片山監督の、見たくないものを見せられている感覚は本作にも感じました。「生かされる」側の気持ちなんて、聞きたくないし、知りたくない、綺麗なものだけを見て、楽しい思い出しか残したくない、という私たちに、ストレートなパンチをしてきます。
また、西成の描き方も秀逸。よくある「大阪っぽい」「ケンミンショー」っぽい、ステレオタイプな大阪ではなく、わりとほんとの西成っぽい、ジメッとした描き方がリアルでした。
■キャストについて
佐藤二郎
初めて真面目な演技を見ました。
いつもコメディ寄りのでふざけた役が多いイメージですが、こんなダークな演技できるんやとびっくりしました。
また、関西出身でもないのにネイティヴばりの関西弁をマスターしていて感動しました。
大阪の汚いおっさんをものの見事に再現していて面白かったです。
伊藤蒼
朝ドラで出演していたらしいのですが、本作が初見でした。
大阪出身の方らしく、関西弁は完璧。関西弁は演技になると臭くなりがちですが、彼女の演技はとても自然でした。
量産型ではなく、良い意味で個性を感じる女優さんだと思いました。
■有料コンテンツについて
「それは有料コンテンツだね」
強烈な印象を残すセリフですね。
このセリフがないと、山内のサイコ感は半減していた気がします。
脚本すごい。
明日から自分も使っていこうと思います。
■あごは壊れるもんやない、外れるもんや
名言。
これを聞いて、「なに屁理屈言うとんねん」とばかりにカンカンを蹴飛ばす楓の演技も良い。
■最後のピンポン 「さがす」の意味
このシーンのためにある映画なんだと思いました。
深い意味なんてわからないですが、楓の「やっと見つけた、お父ちゃん」というセリフがこの映画のタイトルへの答えなのでしょう。
しかし、なんでお父ちゃんは、またTwitterを再開したのか、、、、、、、、、誰か教えて
自殺マシンのレンタルが始まる
誰かから問いかけられたら、その問いかけに対して必ず返事をしなくてはならないものだろうか。顔見知りからならまだしも、見知らぬ人間からの問いかけに、返事をする義務があるのか。
「聞こえとんなら返事せえ」と責める大阪の女子中学生は、返事をしない人間が許せないようである。東京の女子中学生だったらどうだろうか。「あの、ちょっと聞いてもいいですか?」くらいは必ず言うだろう。相手が無言だったら、諦めて「失礼しました」と、頭のひとつも下げるに違いない。
そういう訳で伊東蒼が演じる女子中学生の楓には少しも感情移入できなかった。しかし相手はサイコパスだ。対抗するにはこれくらい自分勝手なキャラクターが必要だったのかもしれない。
佐藤二朗が持ちネタみたいな顔芸や、同じ言葉を何度も繰り返すギャグを封印して、真面目に演技しているのがよかった。片山慎三監督の演出の賜物だろう。さすが「岬の兄妹」の監督さんだ。演出に隙がない。
「岬の兄妹」もテーマが重かったが、本作品はさらに重い。連続殺人犯の山内は「この病院に来る人は二種類いる。生きたいと思っている人と、周囲に無理矢理に生かされている人だ」と言う。
佐藤二朗が演じた原田智の妻はALSである。ALSで思い出すのは理論物理学のホーキング博士だ。車椅子で移動し、音声合成装置で話す。身体はまったく動かないが、頭脳はきわめて明晰で、宇宙の起源やブラックホールについてまで理論を展開する。
しかし進行の速さが遅かったホーキング博士は例外だ。大抵のALS患者は徐々に筋力が弱まって、何もできなくなることに絶望する。特に話すことができなくなって意思疎通が困難になると、絶望はいや増す。死にたくなるのも当然だ。しかしALS患者は自分で死ぬこともできない。手伝ってもらえばその人が自殺幇助の罪になる。助成金でまかなえるのは医療費だけで、24時間交代制のヘルパーなどは自腹となる。家族が24時間にわたって介護をするが、その負担はとてつもなく大きい。そして家族に負担をかけているという罪悪感が、さらに患者を絶望させる。
「死ぬ権利」という言葉がある。人が自殺する自由を認めるという意味である。これ以上生きたくないと決意したら、その人には死ぬ権利がある。その権利を認めれば、自殺幇助や医師による延命措置の停止が罪に問われなくなる。
自殺は旧約聖書の昔から禁止されている。いろいろ理由づけをする人はたくさんいるが、自殺が禁止されている根本的な理由はひとつしかない。自殺は共同体にとって不利益だからである。
家族で自営業を営む場合でも、浜で村人が共同して漁をする場合でも、人が次々に自殺してしまったら、働き手が少なくなる。家族という小さな共同体から国家という大きな共同体まで、その構成員の自殺は共同体にとって不利益なのだ。だから自殺を防ごうとする運動や組織がある。目的は共同体の維持なのだが、それについては何も触れない。そこには欺瞞がある。「こころの健康」という言葉にどこか胡散臭さがあるのは、自殺防止運動が欺瞞だからだ。
自殺者を罪に問えないから、自殺幇助した人間に罰を与える。自殺幇助罪がなくなったら、自殺屋ができるだろう。あるいは自殺マシンのレンタルが始まるかもしれない。それがいいことなのかどうかは言えないが、少なくとも通勤列車の遅延は劇的に減るに違いない。
神様、貧しい者ほど失う気がします
この映画を通して伝えたいものは何か。
見つけたらどうしよう
ヒロインの子がシスターの顔に唾吐いたり 西成を走り回ったり 何かとエネルギーに満ちた映画でした
佐藤二郎さんも 普通こんなバカなことしないだろって頭に過ぎらせない説得力のある演技でしたね
少しお母さんの病気のシーンと殺人鬼の暴力シーンが直接的過ぎたのが冗長になった原因かなと思ったのですが、単に私がそういった重たい話題に目を背けたいだけかもしれません
ヒロインの子は いつから父親の犯行に気がついていたんでしょう?
最初 父親の携帯を手に入れた時に中をみて色々気がついたのかと思ったのですが、SNSのDMの日付けから察するになにか大切なセリフを聞き逃してしまったかもしれないです...
また観に行かないと....!
もし自分や家族が重病になったり失踪したり人を殺したり死にたくなったら 何をさがすだろうと考えてしまう映画でした
色々考えさせられる。。。。
上映後の舞台挨拶付きで見てきました!監督と佐藤二朗さんのトークが面白く、映画の想いも聞けて良かったです。
本編は予想していたものと全然違ってて、監督の思い通りに作品はなったと思います。目が離せず気になって画面に見入ってました。私はホラー系やグロイ系が苦手なので、少し刺激がある場面はありましたがR指定ではないのでこういう感じなのかと思いました。
父と子の親子愛、命の選択が私にはこの映画で学んだ気がします。
とにかく3人が演技にハマっていました。上映後も余韻があり気になる点が何点もあり、夜寝る前に調べたり、一緒に見に行った主人と話すほどモヤモヤはしました。もう一度見返したいですがやっている映画館が少なすぎるのが残念です。
全297件中、181~200件目を表示