「自分の素性を隠して生きる人生」ある男 しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
自分の素性を隠して生きる人生
ある男の正体を追及していくが
思ったほどミステリーではなかった
引き込まれる迄に時間がかかった
…どうしてだろう
登場人物が多数いて分かりにくい
ところにきて
…ある男
に余り興味が湧かないところかな
もう少し…演出に面白味が欲しかった
妻夫木の最後は
謎めいていて…よかった
…もしかすると
・・・素性隠して生きるのだろうか
追記。
[2024.3.4]配信にて
亡くなった男…ある男
ある男が何者なのか素性を
調べていく弁護士の城戸(妻夫木聡)
…ある男の正体は偽名を使っていた
事がわかった(谷口大祐)のなりすまし
何故に偽名だったのか
調べていく内に彼の生い立ちに…
『名前』の意図するものは
という問いかけのように感じた
名前はその人を現す名
すなわち。名前を変えれば
違う人物になり得る
…犯罪者の息子
というレッテルから逃れたかった
自分の出生を知られない様に
生きたかった
このある男は新たな自分に
なり新たな人生を送りたかった
弁護士の城戸にとっても
在日三世というコンプレックスに
生き辛さを感じていた
…偏見…差別にさらされる社会
生まれた環境は
変えることはできない
…自分は。と
日本人として生まれたかった
まさか、ある男の調査で
自分と対峙することになるとは。
後ろ向きの男の絵画
顔が見えないので何者なのか
わからない
…誰にでもなり得る
"自分の人生は自分のもの”
そうですね~この人生は手放したくない
ですね~ 城戸の言葉
これって…谷口大祐の人生を
なりすましちゃったの
何となくだけど。城戸が言おうとした
…名前は
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