死刑にいたる病のレビュー・感想・評価
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見当違いなレビューだと承知しています
高校2年生〜大学4年生までデンマークの哲学者であるセーレン・オービエ・キルケゴールの研究をしていました。
彼の最も有名な著書はおそらく、死に至る病だと思います。
日常生活でキルケゴールに触れられることは滅多にないのでこの映画のタイトルを見て、大好きなキルケゴールに少しでも関係があるかと期待してみましたが無関係でした。
キルケゴールのいうところの死に至る病は絶望です。
彼にとって絶望は罪でもありましたが、シリアルキラーが死刑になることとは全くもって異なります。
ざんねんでした。
映画としてはゾクゾクして面白い部分も多かったです。
私と同じようにキルケゴールが好きで映画をみようと考えている人もいるかもしれませんので、レビューに残しました。
阿部サダヲの演技力は申し分ないが・・・
小説は未読です。
映画だけでみると、何か腑に落ちないまま終わってしまった。
はいむらがなぜサイコキラーとなったのか、が
今作で描き切れていなかったため、
殺された子たちの無念さだけが強く残り後味が悪い。
殺された子たちも真面目なところしか描かれていなかった
ので、親に抑圧され自尊心が低い、という
はいむらの動機となる姿まで見えなかった。
阿部サダヲの演技力は申し分ない。
しかし今回、やっていることは充分サイコキラーで見るに耐えないが、
はいむら自体にサイコキラーとして震えるほどの恐さは抱けなかった。
岡田健史の演技は良かった。
サイコ側にいきそうな危うさを感じた。
榛村のキャラクター設定に納得できませんでした
榛村のような怪しさ全快男のどこらへんに他人を信頼させて心を懐柔させる要素があるのだろうかと終始疑問でした。被害者の学生と偶然会うくだりも全く自然じゃないし、学生側もいくら若いからって不審に思わないって何事でしょうか。榛村というよりは、榛村を信用する周りにドン引きです。何も共感できません。あとラストシーンも安っぽくて、好みではありませんでした…。
S・キングの「ゴールデンボーイ」じゃないか
ぞっとさせる生々しい仕掛けを沢山盛り込み、これでもかと見せつける。その巧みさと意地の悪さは鮮やかだが、これが延々と続き、エスカレートしっぱなしで終わる。ちょっとした嫌悪感を覚えた。
制作側は、この不気味さを伝えるのは役者の腕の見せ所、演出の見せ所と張り切ったのかもしれないが、観て気持ちの良い要素は何も無い。阿部サダヲは上手いと思うが、こんな仕事は断るべきだった。
幼い兄弟が刃物で傷つけ合うくだりで気持ち悪くなった。サイコパスの凶行を隠れ蓑に、人間性の根本的な何かを否定してみせる事を楽しんでいるようだ。原作者は、人生を肯定するポジティブな何かを織り込むことは考えなかったのか。
スティーブン・キングの小説「ゴールデンボーイ」を読んでアレンジしたような内容。色々な意味で遥かに劣るが真似したんだなと。
どうにもこうにも苦手な分野
イヤイヤながら見てしまったけどやはり苦手
危うく操縦されそうになるかと思ったけど榛村大和の言葉にだんだんと興味が薄れていく
最近気になっているドラマで『ミステリと言う勿れ』があります
こんなことを言っていました
日本はいじめられる方を逃がそうとする、問題なのはいじめる側、いじめられる方に問題があるのではなくいじめる側に問題があるのだと
カウンセリングや正すべきはいじめる側なのだと
かねがね私もモヤモヤしていたのですがそれを聴いてスッキリです
いじめる側の病が世界中の大人や子供、社会の上から下や金持ちや貧乏人に関わらず誰でもかかってしまう病なのだと思います
この病のタチが悪いのは唾や空気ではなく見たり聞いたり噂だけでもうつってしまう感染力の強さにあります
おかしい世の中だ
正気に戻すために今まさにクレージーキャツをSpotifyで聴きまくってます
悲しいほど楽しくなる曲ばかりで心が落ち着きます
いじめはいかん!
「わかっちゃいるけどやめられない」なんて言わせてたまるか!
予想できなかった、、
24件の殺人事件を犯した犯人が1件は自分じゃないと主人公に言い、その事件について主人公が調査していく話
•最初の方が結講グロくて驚いた。
•どこかで特別な人間になりたいと思っている。これはめっちゃ共感できるけど、父親が殺人犯というのは嫌だな、、主人公はすごい影響されてたけど、、
•事件の真相も予想できなかったし、終わり方も怖かったのはよかった。
狂気
いゃ〜恐ろしい。連続殺人犯大和のジワジワ殺すやり方があまりにも恐ろしいし、日頃はパン屋の店主として人当たりも柔らかく、穏やかな人物であるギャップもとても怖い。小さな町で子供を相手の連続殺人、もっとはやく逮捕できそうだけど。
犯人から雅也の元に送られた手紙から雅也が調査し始めるが、最後の殺人の犯人を突き止める。警察は何故見落としたのか、無能すぎる。金山演じる岩ちゃん、誰だか最初わからなかった。なかなかの役作り。
雅也の母が大和と幼馴染だったが、常に何も自分で決められない母。ちょっと観ていてイライラ、自分の子を1人で出産したこと、死産だった子供を大和と一緒に燃やしたことなど、やはり決められず、大和が決めた事なのかな。
凶悪な事件を調べるうちに、雅也の性格が変わっていく。付き合い始めた彼女の爪が気になる様子。怖い怖い。でもどういうこと?彼女と金山はどういう関係?彼女もまた爪に興味がある?彼女もヤバイ?
白石監督のこの手のヤバイ映画はやはり面白い。阿部サダヲの力量もやはりすごい。
結局、死刑に至る病とは絶望なの?!
内容は、主人公の筧井雅也大学生が、ひょんな事に、23人連続撮事件犯人と繋がりがあったことから紐付けられる自身の過去や家族の姿を問いただし様々な角度から自分自信を見つけようともがく話。印象的な台詞は『爪綺麗だね。』と爪をひたすら写すシーンがホラー感出ていて怖かったです。トロフィーとしての爪にあれ程拘りがあった事への悲しさを感じましたが、気になったのが爪剥がすシーンで、あんな風に簡単には剥げないし上に剥がすと爪が割れてしまいます。リアルに欠けている所が残念でした。印象的な場面では、最初の水中からアベサダオ写すシーンで、誰か沈められているのかと思われるシーンが微妙だなと感じました。二重に声をダブらせたり、反射を利用しガラス越しの相手を魅了。そして自分の思う様に操る瞬間は、心象表現として面白かったように思います。印象的な、シチュエーションではミスリードの荒さと、内容の無さもさることながら、幼少期のトラウマばかりを免罪符に使う薄さが作品の奥行きを浅くしてしまいホラー映画に収束してしまった感が否めません。死に至る病が絶望であるとキルケゴールが言った言葉を安直に物語化したものだと思われますが、現実的に掛け離れたファンタジー的内容をもう少し推敲する必要がある様に感じますし、観ているものを揶揄っている様にも感じました。
うーん、サイコパス!
CMが独特でずっと気になっていた作品。
阿部サダヲの目の演技、素晴らしかった。
ストーリーとしては、
榛村のサイコパス具合に痺れました(憧れはしない)。
特に少年たちに切りつけ合うのを選ばせる、
その子達が大きくなっても執着し、また新たな罪悪感を植え付ける徹底ぶりには脱帽しました。
根津さんを自身のこだわりに反し、
あの殺し方したのも、彼女が潔癖症で汚い場所で殺すのがベストの嬲り方だと判断したのか、と納得しました。
ただ、気になったのは
爪に執着していた理由が母親が爪が綺麗だったからという理由(安っぽい)。
榛村を通報した子、どうなったんだろうと思っていましたが、まさかラストに出てくるとは…。面白かったです。
映像はグログログロといった感じでしたので、
一緒に視聴する人は選びましょう。
話題のやつ。
Netflixで鑑賞。
残酷な内容だから目を覆う瞬間が多々。
オープニングの綺麗な散る桜と後半のの血がついた爪。
あぁ、と思い最後のシーンで良く分からなくなってしまった。
観客すら皆引き込まれていく。
痛いシーン多数あり、話は唐突な部分もある
ぬわああ~という痛いシーンあり。
話はよく分からなかった。唐突な部分が多かった。ラストも唐突に感じた。
なんでそんなことする必要が??と思った。
阿部サダオさんが好きなので主演ということでわくわくしていたが阿部サダオさんでなければいけないシーンはなくて、
阿部サダオさんの期待していた個性は感じなかった。そういう役だから仕方ないのかな。
ラストに向けて謎がはっきり解けるという感じではなくて、ぼやっとほわっと「ん?」という解決法。
大筋のあらすじをダイナミックにわかりやすくしてくれたらよかったかなあ。
すごく面白かった!けどイケメン過ぎる!!
最後の最後までハラハラドキドキでかなり楽しめました!
雅也くんがどっちに転んじゃうのか??
犯人は誰なのか??
父親は??
最後まで謎を引っ張ってくれて、ずーっと目が離せませんでした!
あと、ラストがお前もかブルータス状態でかなり好みです♪
でも、一つ引っかかったのが、金山くんの役が岩ちゃんなのが違和感!!!
イケメン過ぎて違和感です!!
金山くんは心に深い傷を負ったかなりの引きこもりキャラなのに、岩ちゃんの陽キャオーラが溢れ出過ぎてて、全然役にマッチしてませんでした!
やっぱり天性の陽キャは隠せない!
イケメン過ぎて眉毛もキリッとしすぎ!!
そこ以外はかなり面白かったです^ ^
でも、拷問シーンはきつかったです(^◇^;)
あれ以上の物は観れないですねー(^◇^;)
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