「欲望の行き着く先」死刑にいたる病 ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
欲望の行き着く先
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囚人から届く手紙そして面会により呼び起こされる過去の記憶、語られる事件に興味を惹かれ、それを調べる事で起こる出来事を軸に描かれる。
思春期に囚人と面識のある青年の心の隙間に入り込む甘美で何処か心地良い言葉という毒に翻弄される青年に忍び寄る底なしの闇。その青年を通して描くことで観る者にも疑念を持たせる甘美な言葉とその裏腹に底知れぬ怖さを感じた。
日本という風土の中で連続殺人鬼をリアルに取り扱った作品として秀逸でした。
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