劇場公開日 2022年5月6日

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「「阿部サダヲ」恐怖症」死刑にいたる病 こけさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「阿部サダヲ」恐怖症

2022年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

この映画を鑑賞後、私は一つの病にかかってしまったようだ。

映画館に足を運び、席に着席した所であることに違和感を感じた。それは映画を鑑賞しにきている人の年齢層だ。ほとんどが若年者のカップルばかりである。心のツッコミが思わず漏れそうになった。まあ、なぜ若年者が多いかは予想がつく。(恐らくTikTokにてコンスタントに映画を紹介するインフルエンサーによるものだと思われる。)無駄話はここまで。

論理的には語れないが私なりに内容に対する感想を述べる。
まずは阿部サダヲに天晴れだ。パン屋さん店長シーンでの懐を妙にくすぐってくるあの人懐っこさをコントラストに殺人鬼としてのシリアルキラー、秩序型犯罪者としての存在を引き立たせる表現が最高にシビれた。
キャスティングもかなりハマっていたと思う。特に「岡田健史」がかなりのハマり役だと感じた。名門大学を目指し、最終的にFランに入学などの生々しくリアルな人間模様を演じた彼は最高のハマり役だと思う。

伏線などの難しいことは語れないが最終的に私が感じたのはこの映画のせいで綾鷹のCMが見られなくなったことだ。

こけ