「サイコキラーも怖いけど、尿意も怖かった!でも久々に100点満点の映画キタァァァ!」死刑にいたる病 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
サイコキラーも怖いけど、尿意も怖かった!でも久々に100点満点の映画キタァァァ!
キタァァァ!
久々の100点満点映画キタァァァ!
エンタメでコレを期待していたのに、まさかこんな感じで100点来ちゃうとはなぁ。
実はこの映画の二日前に前立腺炎を患いまして。
高熱とともに、頻尿に見舞われました。幸いなことに発熱は早期に改善いたしまして。
問題は尿意!おしっこ!
なので、トイレのことがめーっちゃ気になりまして。
ですが、地元の映画館でも舞台挨拶中継付きの上映がありまして。
これはシッコモラーを覚悟してでも行かないと映画ファンじゃないと思いまして。
そういう無駄な使命感にかられて、携帯トイレ持参で(笑)観に行きました。
できれば大人用紙おむつでも武装しなきゃダメなのかな…とか思いつつ(笑)
あっ、使命感云々言うんやったら、さっさとレビュー書け!って話ですよね。
閑話休題
何しろ1mmたりとも目の離せない、ある意味ジェットコースタームービーだったのね。
オープニングの美しさに魅入られたまま(メインテーマの音楽も秀逸でした)早くも45分過ぎたあたりから、物語の核心に向かおうとしてるっぽく撮ってるの!ゲロいシーンで!
後でほんっとに怖くなったのが、オープニングの“アレ”が、まさか人体の一部だったとはね!
ガク((( ;゚Д゚)))ブル
そうなの、この映画マジでゲロくなるシーンが多いのよ。
三つ離れた隣の席の女性なんて。手首を折られた女性が惨殺されるシーンで「おえっ…」って言ってましたもん。
私もちょっとです。
(ネタバレ舞台挨拶で知ったのですが、あのカットって、特殊撮影でも何でもなく、女優さんの手首が本当にあそこまで曲がっていたそうな)
とにかく犯行シーンの全てがゲロいのなんの。
で、主役はてっきり阿部さん演ずる榛村かと思ってたです。
ところがどっこい、真の主人公は岡田さん演ずる筧井だったんですね。
でもアクリル越しに、いいように操られていたのだから、やっぱり主役は榛村か。
この榛村を演ずる阿部さんの演技がすごいの何の!
ちょいと小首をかしげながら、あんなに綺麗なパッチリの瞳で見つめられたら、きっと誰でも魅入られてしまうでしょう!
私もちょっと“ぐぐっと”来ましたもん。←それがどういう感情なのかは、全く不明なのですが。
榛村ずるい!あんな綺麗な目をしているサダヲさんずるい!
そこまで人心掌握できる?する?
結局榛村の掌で踊らされていた筧井を中心として、キャラクターの誰もが、いいように操られていたのな!もちろん観客も含めて。
こいつ、ただのサイコキラーってだけじゃなくて、生粋の人たらしだよ!始末が悪いよ!
こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!
で次々と衝撃の展開になっていくわけですから1mmたりともスクリーンから目を離せないの!
ジェットコースターさながらなの!
衝撃の真実だと思われたことさえ、榛村の仕組んだ罠だったわけですよ。
なんじゃそりゃ。
榛村と筧井のバッテリーに翻弄されて、四打席連続三振喰らった気分だよ!
で衝撃のラスト。
ここが一番意味深だったし、捉えようによっては一番怖かったよ!
ガク((( ;゚Д゚)))ブル
あの後、あの二人が行ったのは、きっと地獄なんだわー!という余韻を残したままの気分でスクリーンが暗転しました。この余韻こわい。
結局“病”に侵されていたのは、そのまんま榛村のことなのか、それとも操られた(感染)させられた筧井なのか、かなりの謎を残したお話しでした。
頭が抜群に切れる上に、人たらしのサイコキラー最高にこわい。
監獄に閉じ込められたまんま全てを操るとか、ほんっとスタンド使いみたい。
次回はあまり精神的にも頭使う的にも厳しくない痛快なエンタメ映画を観てみたいなぁ。
候補としては『キングダム2』とか、4DX上映があれば『トップガン:マーヴェリック』あたりもよいかな。
ちなみに幸いにも尿意は訪れませんでした。シッコモラー回避よかったね!(笑)
なので、舞台挨拶中継も大変美味しくいただきました。
映画に気圧されて、尿意どころじゃなかったのかな?
なんなん、こんなゲロレビュー…( ´•д•`; )
十兵衛様コメントありがとうございます。
十兵衛様のレビュー、たのしー!おもしれー!
シッコとゲロをちりばめながら、汚くないっす。JO JOも入ってるし。
流石です。