「圧巻だった」死刑にいたる病 えみさんの映画レビュー(感想・評価)
圧巻だった
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私自身があまりグロいのが苦手なので、榛村の殺人の仕方が残虐すぎて、目を背けてしまうほど、そこを乗り越えれば、とても見応えのある映画。
1つ1つ計画をし、殺人を重ねていくが、1つの事件だけ、自分のものではないと雅也に犯人探しを依頼するのだか、物語が2転3転し、いつの間にか雅也と同じダークサイドに陥っていく。
それは自分が殺人鬼の息子ということ、でもそうじゃないけど、その時はやはりそう思う。
誰が犯人なのか。やっぱり金山なのか、だとしたら面白くない。
そう見せてくる演出なのか、意外と記憶がなくなってしまってて、雅也だったりするのかと…頭の中をフル回転。
後半の榛村と雅也の1対1の真犯人についてのシーンはまさに圧巻だった。
榛村に攻めるように食い入るような目と
榛村の不気味な表情がスクリーンの枠と同化していく。
すべては最初から仕込まれていて、これも榛村の完璧な計画の中の1つだったのかと感じた。
ただラストのあの女の子のあの発言とあの手紙の束は?それに関しては種明かしがなかったので、もやったので、つい調べてしまったくらい沼った。
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