世の中にたえて桜のなかりせば

劇場公開日:2022年4月1日

世の中にたえて桜のなかりせば

解説・あらすじ

「乃木坂46」の岩本蓮加と名優・宝田明が主演を務め、「桜の季節」と「終活」をテーマに描いたヒューマンドラマ。終活アドバイザーのアルバイトをしている不登校の女子高生・吉岡咲。一緒に働く老紳士・柴田敬三とともに、様々な境遇に置かれた人たちに寄り添いながら彼らの終活を手伝う日々を過ごしていた。一方、咲の担任だった南雲は生徒からのイジメが原因で教師を辞め、自暴自棄になっていた。咲はひきこもり生活を送る南雲の様子を見に、たびたび彼女の自宅を訪れる一方で、イジメの張本人である女子生徒に自分の気持ちをぶつける。自身も不登校で行き場を求めている咲に、敬三は病気の妻とかつて一緒に見た桜の下での思い出を語る。敬三夫婦を励ますため桜の木を探しに出かけた咲は、ある真実にたどり着く。監督は、2017年の短編作品「サイレン」が国内外の映画祭で注目を集めた三宅伸行。

2022年製作/80分/G/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2022年4月1日

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(C)2021「世の中にたえて桜のなかりせば」製作委員会

映画レビュー

3.0 吉行和子さんは「にあんちゃん」(1959年)よりもっと以前から 「金子文子 何が私をこうさせたか」(2026年)まで 146本の映画に出演。出演テレビドラマはもっと多いだろう。

2025年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

癒される

カワイイ

動画配信で映画「世の中にたえて桜のなかりせば」を見た。

2022年製作/80分/G/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2022年4月1日

岩本蓮加(咲)
土居志央梨
西村和泉
名村辰
柊瑠美
伊東由美子
徳井優
吉行和子
宝田明(敬三)

2025年9月2日に吉行和子さんが亡くなったと聞いた。(90歳没)

なので、彼女の近作を見てみようと思った。

吉行さんは「にあんちゃん」(1959年)よりもっと以前から
「金子文子 何が私をこうさせたか」(2026年)まで
146本の映画に出演。出演テレビドラマはもっと多いだろう。

「東京家族」と「家族はつらいよ」のシリーズが好き。

主演の岩本蓮加(乃木坂46)という人は初見。

終盤でその職業がわかる郭智博という人は父親が台湾人らしい。
最近芸名を西村和泉に代えた。

「世の中にたえて桜のなかりせば」の意味をググってみた。

この世の中に、まったく桜というものが無かったら、春を過ごす人々の心はどんなにのどかであることでしょう。 実際に、桜なんて無ければいいと言っているわけではなく、美しい桜の花があるせいで、「いつ散ってしまうだろう」「どうか散らないでほしい」と思って穏やかに過ごせない、それほどに桜の魅力を詠った歌です。

終活アドバイザーのアルバイトで不登校の女子高生・咲(岩本蓮加)は、
一緒に働く敬三(宝田明)と共に様々な境遇の人々の「終活」の手助けをしている

咲の担任で国語教師であった南雲は生徒からのイジメに遭い、教師をやめ自暴自棄の生活をしている。

咲はひきこもりの彼女の様子を見に度々家を訪れ、様子をうかがっていた。

イジメの張本人の女子生徒を待ち伏せして自分の気持ちをぶつけたりもするが、彼女の中のやるせない気持ちは消えることはなかった。

咲に、敬三は病気で老い先短い妻(吉行和子)とかつて見た桜の下での思い出を語る。
咲は敬三たち夫婦を励まそうと、敬三がかつて見たという桜の木を探しに出かける。

映画の中では特段大きな事件や出来事は起こらない。

これは人の内面に焦点を当てた映画だろう。

経験は少ないのだろうが、岩本蓮加という人の演技はまっすぐで好感が持てる。

吉行さんは往年のような表情豊かな演技ではない。

宝田明はこの映画が遺作になった。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドンチャック

3.0 込められた思いは意義深いが、中々届きにくい

2025年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

乃木坂46の岩本蓮加主演作。製作総指揮の宝田明は、本作が遺作となった。

うーん。込めれている思いは、普通に良いと思うんですよね。でもなぜか、ちょっとわかりにくい。登場している人みんなが、それぞれの悩みを持っているわけですが、それを描くための舞台が何故に終活アドバイザ?その部分に関しては、想像でしかなく、多分でしか無いんですが、宝田明の意思があったのかもしれませんね。

ちょっとびっくりなのが、岩本蓮加の演技。わざと、棒のシーンがあるのはわかるんですが、そうでないところもやや棒。なんかね、それもこの作品がスッと落ちなかった原因の一つかも。周りが凄い名優ばっかりだったので、それが故に演技が逆に目立ったというのもあるかもしれません。

それと『虎に翼』のよねさんが出ていました。

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勝手に評論家

2.5 あと何回見ることが

2024年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

主人公(岩本蓮加)は女子高生だが不登校、終活アドバイザー(宝田明)のもとでアルバイトをしている。
仲良くしているのが主人公の元担任で、生徒からのいじめで退職、引きこもっている。
アルバイトで色んな人生と出会い・・・。
この作品が宝田明の遺作とは感慨深いが、妻役が吉行和子。

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いやよセブン

2.5 アイドル

2024年3月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

不登校の女子高生がバイトで経験する話。アイドル映画なのかな。

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karasu