余命10年のレビュー・感想・評価
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作内で説明が不足しているかなぁ…。
今年60本目(合計333本目/今月(2022年3月度)2本目)。
まず、元になる小説を小説にしたのであり、もとの小説も実際に起きたものを小説化したものである以上、あることないこと書けないのであり、その点で多少不自然かなと思える点があるのは仕方がないというところです。
ストーリーの内容については他の方も書かれていますので、同じことを書いても仕方がなくそこはばっさり省略します。
映画内で説明が抜けていたり、わかりにくい点について触れます。
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(減点0.2)
・ 映画内では、多数の薬を飲むことになるシーンが登場します。実話ベースだからです。ただ、いわゆる「過剰摂取」(オーバードーズ)を想定するシーンまでは存在しないものの、「薬の管理ができるはずなのにしていない」という点は気になったところです。
この点は、実際に当事者(私もそう。手帳上身障2級もあれば、難病とそう変わらない)も気を付けているところで、いわゆる「お薬袋」などで飲み忘れなどがないように薬を整理するのが広く行われているところで、それは身障者・難病に限る範囲ではできることです(←知的障害を伴わない、という意味)。
※ 一般的に内部障害の方だと、少なくても3種類、多ければ作内でもあるように8~10種類くらいの薬を飲みますが(どこの内臓の障害でも、抗生物質など必要になる薬はだいたい同じ)、本人すら飲み忘れたり二重に飲んだりすることがあるので(そして、それが副作用を起こして怖いので)、本人自ら自衛して飲み忘れや二重飲みがないようにしているわけです。
作内ではこの部分の描写がないため、みんなそうなのかなと思われても困るし、かといって原作がある以上、あることないこと書けないのも事実で、減点幅もかなり難しいところです。
(減点0.2) 映画内では「フロセミドの量を増やす」という内容「だけ」が登場しますが、「フロセミド」はさすがに説明がいるのでは…と思えます。
内臓障害であれば、どこの内臓でも、内臓を悪くすれば腎臓にきます。その結果、体内の水分バランスが崩れて浮腫(むくみ)が発生します。これを回避するために、腎臓に働きかけて尿の量を増やし、体から水分を取り除くことでむくみを取ることがあります。ここで使われるのが、このタイプの薬(利尿剤)です。
ただ、この薬は利尿剤の中でも作用が強い部類に入るので、そう簡単に処方はされません(私も数回しか飲んだことはない)。まして、健常者の方が処方されることは極めてレアであり(そもそも、日本は保険適用が前提なので、保険適用できない薬はそもそも論で処方できない)、この部分は「何を述べたいのかわからない」のではないか…と思えます。
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映画としては実話をベースにしている以上、この映画で内部障害や難病などの方への理解が深まれば…というところです。
自分の人生を振り返させられる
難病ものか〜。泣かせにくるやつって構えてしまって苦手なんだよな。
と思っていたため、観るかどうか悩んでいた。
出ている演者が好きな人ばかりなのと、他に特に観るものがなかったので観た(ごめんなさい)。
なるほどと思った。
主人公の難病との闘いのストーリーでもあるのだが、これは自分の人生を振り返させられる映画だった。
あの時の自分は、あの時の自分は、子供の頃の自分は、今の自分を見たらなんていうだろうか。
そんなふうに己を振り返っているうちに主人公や彼女を取り巻く人々に自然と入り込み、涙がボロボロ。
明日に希望を持ちながら劇場を出ることができた。
原作者の方に、こんなふうに受け止めましたよ、と、心の中で語りかけました。
原作の意図を受け継いだとても良い作品でした
今日、妻と観ました。
レビューで原作と違うと低評価する人もいるけど、原作の意図をきちんと受け継いだ、とても良い作品です。
もし低評価のレビューを読んで、観るのをやめる人がいると残念だと思い、このレビューを書きました。
ストーリー自体は平凡なメロドラマ。でも、小松、松重(背中で演技で...
ストーリー自体は平凡なメロドラマ。でも、小松、松重(背中で演技できる人)、黒木、奈緒(最近、サイコーの男前的友人役多し)など俳優が良かった。特に小松さんの最後に泣き崩れたシーン。
坂口くん推しで見たんだけど、坂口君はグダグダなシーンしかないのは寂しい。なぜまつりと別れたのかは、ただ情けなかっただけなのか。もちろんだめな人の演技はうまいんだけど、後半の変化への幅がない。
この映画の良かったところは、冒頭とラストの突風のシーン。
あとは、まつりが幻影として見るラストのシーン。夢というよりリアリティがあった。余命を撮影するシナリオも不思議な展開だった。それをまつりは最後に一つ一つ消していくからだ。
出会わなければ、出会ったからこそ、
どうしようもないことと、人はどう向き合うのか。それを達者な演者を揃え、広がりのある美しい映像と劇伴、血の通った丁寧な台詞のやりとりで描いた。「次なんて、ない」げんさんのこの言葉が強く心に残った。繰り返し描かれる、短くも美しく咲き誇る桜は茉莉の生きる姿と重なったり。
主人公のふたりももちろん素晴らしかったけど、リリー・フランキー、井口理、松重豊が相変わらずめちゃくちゃ良い。井口さん、あんなにアーティストで成功してるのに、ときどきスクリーンにちょこっと出てきてめっちゃ存在感示すのズルくない?😂wこの「ちょこっと」がめちゃくちゃ効果的なのよ。
正直、病気の描き方とか終盤のふたりの「選択」に疑問がなくはないんだけど、全体的にとても丁寧だし、皆さん上手いから納得させられてしまう感じ。
余命10年って長いの短いの?意外と恋愛映画じゃないパラレルワールドを生きている
「全人類から10分ずつ寿命をもらい君の中どうにか埋め込めやしないのかい」
野田洋次郎が歌うこの歌詞に家族や愛する人を失ってしまう者全員が祈るであろう切なる願いがある。
映画「余命10年」はこれまでの余命悲恋お涙頂戴モノとは一線を画す出来である。
①まず余命10年って
私だって平均寿命まであと健康で生きられるのはあと20年あるかないかだ、とつい昨日考えていた。
それって長いの?短いの?
10年って長いように思えて年を取れば取るほどあっという間の月日だ。
70歳を超えた知人曰く「50歳を過ぎたら10年があっという間だから」。
だから思う。人は誰でも余命を生きている。それが長いか短いか、それは人それぞれ。
今作の場合、ヒロインがまだまだ若いということが悲しみを増幅させる。仕事したいし、恋もしたい、結婚もしてみたいし、子どもだって産みたい。そんな未来を夢見る年齢だからこそ、「余命」を言い渡されることで諦めなければならないことを考えるようになる。
「恋はしない」と。
恋をすれば互いに別れが辛くなる。5年後、7年後に死が訪れると思えば今この時も心から楽しめないかもしれない。が、それは同時に恋がしたい、という想いを掻き起こすことにつながった。だから出会ってしまう、ずっと一緒にいたいと思う相手に。
②意外と恋愛映画じゃない
確かに恋をして蜜月を過ごし、成長していく2人を描いてはいるが、そこにどっぷりではない。どちらかと言うと家族の物語に重心が感じられた。
ヒロイン茉莉を取り囲む、お父さん・お母さん・お姉ちゃん。みんな茉莉を優しく見守っている。
特にお姉ちゃん役の黒木華ちゃんが巧い。病気だからって甘やかさない、ドクターとのやり取りを聞いて涙する際もひとりトイレに駆け込んで嗚咽を堪える。
似てない姉妹と家族だけど、家族の普遍性が随所に感じられて、ここはやっぱり藤井道人監督の凄さだよなぁ、としみじみ。
愛する人を失ってしまう喪失の物語は多々あれど、本作では「ただいま〜」と帰ってくる娘の姿、迎えに行こうか?という親父の心配が繰り返し映し出されることで茉莉亡き後のこの家族の心情を思い浮かべることになる。
もう「ただいま」を言って帰る娘はいないのだ、と。
私自身も癌を宣告された時、自分も(痛み)が辛いけど死んでしまった後の家族の痛みを思うといたたまれなかった。(幸い今は寛解して元気にしてます)
③桜の突風と幸せな未来
花の画面から始まり桜の画面に終わる。その中で2人で歩いた桜並木で急な突風に身をすくませるシーンが2度。これは神風?
パラレルワールドがあるのなら本当は2人が結ばれて子供を授かる幸せな未来への道があったのでは?と思わせる。けど、こちら側では茉莉が病を患いカズくんは1人でも強く生きる道を選択する。
姉の結婚式と茉莉の結婚式の2度の結婚シーンが描かれるがどちらもそのカメラの美しいこと!海辺のデートや御徒町の宝石屋、谷中ぎんざの夕暮れ散歩、上野公園の花見などセリフなし回想(?)シーンの光のあたり方が本当に綺麗できれいで泣けてくる。
まとめ
余命幾許もないお涙頂戴映画と思って見にいくとなんか違うから。
そこにあるのは家族の普遍性。生命の有り様だ。
それを揺るぎなく感じさせるのが役者陣の厚い演技力。原日出子よし、松重豊よし、リリー・フランキー何やらせても巧し!奈緒ちゃんや裕貴くんも隣に居そうな友だちや同級生。
でも、間違いなく映画を崇高に仕立て上げてるのが主演、小松菜奈の演技力。黒木華とは別の儚さと芯の強さを感じさせ、強いからこその脆さみたいなものを見事に体現している。
桜に泣いて、スカイツリーに、‼️❓
これ、実話ですか?
彼氏、坂口健太郎、三年以上、キスどころか手繋ぎさえ拒まれ、愛し続ける、奇跡の純愛に涙🥲
主人公、小松菜奈、家族に遠慮して、三年以上、泣くことなく、生きる‼️
ああ、これが、不自然でなく、等身大で、共感できるんだから、こちらも💁♀️💁♂️慟哭するしかないです。
淡々と進める演出は好感が持てました。
桜のシーンは、来年の桜見れるかなぁ、そう言いながら死んだ、ガンの上司を思い出しました。
スカイツリー、私も、開業当時の行列に驚き、断念しました。
生きるのは時間じゃない、どんな出逢いがあるのか。
とても良い映画でした🎞🎟🎬
良い涙を流せました、是非。
久々に映画で涙が溢れた 小松菜奈可愛い
普段映画で目頭が熱くなることはあっても涙が溢れることはないのだが、この映画を見てる時はちがった
覚えてる涙流したところ
歩道橋で「同窓会行かなきゃよかった」と茉莉
かず君との結婚生活の茉莉の夢
他にも何ヶ所か涙したところがあった
余命10年なら何をしようか
今を大切に生きたい
あと、小松菜奈可愛い
小松菜奈が良かった
数万人に1人という不治の病、肺動脈性肺高血圧症で20歳の時に余命10年を宣告された茉莉(小松菜奈)は、それから恋をしないと決めていた。ところが、地元の同窓会で和人(坂口健太郎)と出会い、彼にズルイと言った事をきっかけに恋に落ち、その後の彼女は生きたいと思うようになるという話。
実際に原作者の小坂流加はこの病気で亡くなってるんですね。観たことあるようなストーリーなんだけど、ほろりとした。
小松菜奈が良かった。
そして、坂口健太郎、奈緒、山田裕貴、黒木華、原日出子、松重豊、リリーフランキーなど周りの人達もすごく良かった。
RADWIMPSの曲も良かった。
それと、映像では満開の桜が綺麗だった。
単なる恋愛映画ではなく
静謐で質の高い家族愛、人間愛を画いた作品です。
あまり饒舌な映画ではなく涙、表情、全身で悲しみを表現しており、じわじわと観客に伝えてきます。
個人的に父親(松重豊)目線でずっと観ていましたがやはりぐっとくるものがありました。
こういう映画を観て涙できる自分は人間らしくていいなと改めて思いました。
心が震える
素人なので、演出がどうだとか、脚本がどうだとかは分からない。ただ、とにかく心が震えた映画だった。
比較的よく映画を観るが、直近数年のなかでは一番。
とにかく、観たことがない人は観てほしい。そうしたら、何かしら感じるものがあるはず。
小松菜奈に☆5です
どうぞ存分に泣いていいですよ!
はい!久々の号泣にて涙腺崩壊。タオルハンカチ持参で準備万端。
単なる恋物語ではありません。家族・母娘・父親・姉妹・親友。もちろん彼も。好きになってはいけないと思えば思うほど好きになって「死にたくない」と思う気持ちが怒涛のように押し寄せる茉莉ちゃんの悲しみに言葉が出てきません。
エンディングの難しい作品でした。桜散る🌸
是非映画館で🎦
26
5/4 2回目鑑賞
何度観ても小松菜奈ちゃんサイコーです♪
とにかく可愛いし素晴らしい女優さんです。
今回も涙腺崩壊でした。
44
悲しさより苦しさが重なる、茉莉目線が貫かれたドキュメンタリー
余命ものは、時に家族や友人の視点を通じて感傷的に描かれる。しかし本作は、一貫して主人公の茉莉(小松菜奈)目線だ。
そして彼女は、周囲の人間を心配させまいと強がって心を閉ざす。双方向のコミュニケーションを受け入れるのはごく限られた場面で、やり取りがなかなか噛み合わないのがもどかしい。
生きることに諦めているのにやりきれない。言葉とは裏腹な心情を表現する、小松菜奈の得意分野が生かされた独壇場だ。
茉莉中心の作品である一方、近すぎず遠すぎず絶妙な距離感で、様々な人が茉莉の人生と交差する。そしてそれを演じる俳優陣が豪華だ。少し野暮だが、一人ずつ触れていきたい。
茉莉に添い遂げる人生を選択した和人(坂口健太郎)が、一番辛かっただろう。茉莉に翻弄されながらも、最期にようやく心から笑い合えたのだろうか。
寡黙に寄り添う父(松重豊)、娘の悲しみを正面から受け止める母(原日出子)、誰よりも妹を大切に思う姉(黒木華)。茉莉にとって家族との時間が一番心が安らいでいたように感じる。
加えて、茉莉を励まし就業面でもサポートする友人たち(菜緒、山田裕貴)や、和人を後押しし背中で語る店主(リリー・フランキー)の存在も大きい。
全体としては、ドキュメンタリーのように淡々と事実を積み重ねる。2時間で10年を描くのだから当然といえばその通り。終わりが分かっている悲しさというより、繊細な劇伴歌も相まって苦しさが勝る。胸が張り裂けそうで終始涙が止まらない。
終盤"じゃない方"の人生を盛り込んだからこそ、"今"と向き合った茉莉の真摯な生き方が際立つ。どんな10年を切り取っても胸を張れる、そんな生活を送りたい。
↓
3/23追記
感情を表に出さない印象が強かった茉莉の心境変化に注目して2回目の鑑賞。特に印象に残った場面三選
★見舞った和人の言葉を静かに聞き入り憤る場面
瞬きもしない表現力に圧倒された。語気を荒げないことで、希望を失った和人への同情も感じさせる
★和人へ少しずつ心を開いていく居酒屋の場面
病室での一言に対する気まずさから表情に困っていた前半とは一変、和人の勘違いに思わず笑いを堪えきれない。茉莉が見せた取り繕わない初めての笑顔に救われた一方、真実を伝えられない悲しさも垣間見えた
★生きることへの執着を家族にぶつける場面
和人に別れを告げ吹っ切れたと思ったところでの不意打ち。打ち明けるにつれ高揚する茉莉を受け止めようとする両親には、身につまされる思いがした。
小松菜奈はやっぱり最高の俳優。以上です。
煽りすぎ
実話に基づく話ということで故人のご冥福をお祈り申し上げる。
以下はあくまで映画の感想。
観終えての感想は、カズ君カスじゃね?というものだった。
不治の病と打ち明けられてあっさり別れてしまう。
ラストにとって付けたようなフォローはあったが、逆に鼻白んだ。
出版された小説を手に、このカズ君って俺だよとご満悦の光景が目に浮かぶ。
心の汚れた爺の見解だろうか。
余命1ヶ月の花嫁と終始比較してみていたが、雲泥の差と感じた。
では、全くダメだったのかというと途中までは結構泣けた。
泣くつもり満々で足を運んだので、冒頭でまず涙。
その後も主人公2人よりも姉や友人、居酒屋のマスターに目頭が熱くなった。
しかし、思ったほどではなく、泣ける泣けると煽りすぎでは?
白紙の状態で臨めたならもう少し見方は変わっていたかもしれない。
いずれにしろ、原作には興味が湧いたので読んでみたい。
思ったほど泣けなかったのは、あいつらのせいだったか?
20歳で不治の病を発症し、余命10年を突きつけられた主人公の茉莉(まつり)は2年の入院後自宅療養となり、たまたま参加することにした中学の同窓会で、運命の人、和人(かずと)と出会う。それから彼女が亡くなるまでの数年間を描いた映画です。
本人が死んじゃう前提で生きているせいか、同情されたり悲しませたくなく、なかなか恋愛モードになれない。好き同士なはずなのに、何故うまくいかないのか後半まで真実を聞かされなくて理解に苦しむ和人。とても可愛そうだった。2人の楽しいシーンがほとんど無かったのが残念。おかげでメリハリがなかったっていうのかな。
最後、彼女が振り返るのに観たビデオで、初めていろいろ楽しかった事があったのが分かった。もし生きてたら将来こうなりたいみたいな想像のシーンも泣けた〜。
最近、MEGUMIの演技の幅が広がってる気がします。今回のお母さんも良かった。
ちょっと不満があったのはカメラワーク。顔のアップばかりで観てて飽きちゃったよ。
で何より腹が立ったのが、俺の隣と前にやってきた男子高校生達6、7人。ギリギリで着席したので、本編始まってんのに、荷物整理したり話したりでガサガサ、その後は、みんなポップコーン食べ始めてガリガリ、うるせ〜つ〜の!中盤までガリガリガサガサ。映画に集中できなかった。怒鳴ってやろうかと思ったくらいだったわ。あいつらいなかったらもっと楽しめたんだろうな。けっ!
手術あとの傷(ケロイド)にドキッ
二十歳で発症した肺高血圧症の女性の手記が原作なんですね。
なんと言っても、
キャストが大変豪華でした。
黒木華ちゃんがお姉さん役。大学の親友が今飛ぶ取り落とす勢いの奈緒。ドライブ・マイカーの三浦透子も大学の同級生でほんのちょい。
編集長のMEGUMIにはズッコケましたw
朝ドラのおかえりモネも大変豪華でしたね。そのシャイな先生役だった坂口健太郎が今回もシャイな青年で好感度抜群。最後の主題歌もRADWINPSで来た。
深夜ドラマのホームルームでの超変態教師愛田倫太郎役で一皮むけて、ハコヅメたたかう交番女子で華々しくお茶の間進出した山田裕貴。声が大きくて、同窓会の幹事や居酒屋げんちゃんの常連役ハマってました。
ちょっと、不満を申しますと、リリーフランキーがカッコよすぎ。いい大将過ぎ!
わりと強面の田中哲司が主治医役。
茉莉(まつり)のセリフ、結構キツかったです。
先生を困らせないでよ!
和人は門前仲町の居酒屋げんで修行して、日暮里の夕焼けだんだんに自分の店を出すなんて、師匠の店より地代高いYO。短期間に出来すぎYO~ 勘当された実家から内緒の援助があったに違いないと勘ぐってしまいましたYO~
両親役の原日出子と松重豊。原日出子の白ムチの薬指に食い込んでいる結婚指輪に時の流れを感じました。「私たちが動揺して泣いちゃったから、あなたは泣けなかったでしょう!ごめんなさいね」のシーンが一番沁みました。助演女優賞あげたい。松重豊までポロポロ泣くのよ!
みなさん、涙の量や勢いが半端ない。すごいです。泣きの演技選手権。もちろん優勝は小松菜奈。
美し過ぎるのYO~
お陰で全然泣けませんでしたw
オイラもたぶん、余命10年ってところだと思います。命の重さが違うって?
そりゃ、あんまりYO~
ウチのYOMEは長生きしそうYO~
原作とは変更されてるところが多かった。
原作ではコスプレや漫画を書くことが茉莉の生きがいになっていたが、本作では小説になっていた。また、和人も茶屋の息子ではなく会社の社長の息子という立ち位置だった。
原作に慣れてしまっていると、少し違和感を感じる方もいるかもしれないが、別物としてみればやはり命の尊さを感じる良い作品なのではないかと思う。
1番最後には小坂流加さんの人生を映画にしたものとわかる一文が載っており、壮絶な人生を送ってきたのだと感じることが出来た。
簡単にまとめると原作とは全く別物だと考えてみることをおすすめします!
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