余命10年のレビュー・感想・評価
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様々な愛から生まれる感動作
小坂流加さんによる実話の小説をもとにした映画。余命10年の主人公がどのように残された時間を生きたのかがリアルに描かれています。主人公の茉莉が同窓会で和人と出会ったことでお互いの人生が輝き出します。その中での茉莉の病気との向き合い方、家族の支えなど全てが共感でき、それぞれの愛に深く感動しました。
映画の中で、四季の織りなす風景が美しく、かかる音楽も綺麗で映画を引き立てていました。
ハンカチ、ティッシュなしでは見られないほどずっと泣いてばかりでした。
想像は超えず😔
その意味は?
王道中の王道、たかが王道されど王道!泣かされました。
余命いくばく(タイトルそのものですが)難病もの、友人たち、家族の繋がり…
まさに「どうぞお泣きください」ものだと覚悟を決めて臨みましたが…まんまと泣かされました!主人公のお二人の名演技にはやられちゃいますよね。
それにしても小松菜奈さんはもの凄い女優さんですよね。あの年齢で表情やしぐさから湧き出るオーラはただものではないですね。
坂口健太郎さんも『今夜、ロマンス劇場で』で初めて観て「いい役者さんだなぁ」って思ってましたがこの作品はある意味代表作になるんじゃないでしょうか。
またまた脇役陣が素晴らしいですね。
主人公に初めて「もっと生きたい」と嗚咽しながらだきつかれた時のお母さん(原日出子さん)その会話聞きながら涙するお父さん(松重豊さん)、妹を心から気遣うお姉さん(黒木華さん)誰もが主役級演技でした。
リリーさん(ただのスケベなおじさんの印象がありますが)映画を引き締めますよね。前にもどこかで書きましたが深津絵里さんとのダイワハウスのCM大好きです。
それに友人たち、怪しい役の印象がある奈緒さん、普段少しおちゃらけたイメージを『ヒノマルソウル』で見直した山田裕貴さんたちの主人公たちによせる想いも溢れ出て胸熱でした。
※ドライブマイカーの三浦透子さんも何気に出てましたよね?アカデミー賞おめでとうございます、って願いを込めて先走り予言しちゃいました。当たりますように!
再びになりますが小松菜奈さん素晴らしかったです。菅田さんのものになってしまい嬉しくも寂しくもありますが、ホント若手女優No.1だとつくづく思います。(個人的には清原果耶が追っかけてると思ってますが)
あと忘れちゃいけないのが藤井道人監督!『新聞記者』も凄かったですがまだ30代の監督さんなんですよね?!これからもたくさんいい映画作ってくださいね。いい映画観せてもらいました。
この余命物語は心に響く
エンドレスワルツやら東京フィストを観て感化されまくってた私には、太...
全年齢対象
どのシーンも見たことないという革新性は薄いが、どこかで見たことあるけど、平均的のちょっと上を行くのが心地良いウェルメイドさ。十分に楽しめる。主演の二人はもちろんだが、周りを固める脇役が良い。田中哲司、三浦透子、原日出子、黒木華。みんな、挑戦的なキャストというよりは、できる実力十分な方々。ビデオカメラを小道具として使っているが、それがセルフドキュメンタリーの匂いがして、そこも上手い。ジャンル名としては「若い女性の難病もの」なのだけれど、このジャンルがちょうど小学生ぐらいから流行っていたけれどここまで上手くできた作品はあっただろうか。病気について調べていないがもし、私が余命10年となると子供を作りたいと思うのではないかと考えていた。主人公のifなシーンでテレンス・マリックっぽいアップと斜めのカメラなのも上手いと思った。意図的に保守的な作りにしたため、おそらく小学生から高齢者まで全年齢が見て楽しめるはず。
生きる、という誰しもの共通項について考えた
ラストの映像美
ただのお涙頂戴映画ではない
不治の病やラブストーリは苦手であまり観ることがないけど話題作でレビューもなかなかだったので鑑賞!!
よかったです。
号泣はしなかったが、余命宣告されたヒロインを小松菜奈ちゃんが演じ、ヒロインの恋人に坂口健太郎さんで丁寧にかつリアリティーを追及した心情を演じてくれました。
四季の映像かとにかく綺麗。そんな月日の中でまだまだ生きた
いと願うヒロインに涙しました。
余命宣告された娘を温かく見守る家族に原日出子さんや松重豊さん、黒木華さんはナイスなキャスティングだと思います。
激痩せした小松菜奈ちゃんも綺麗!!小松菜奈ちゃんの代表作ではないでしょうか。
今の時代メンタルが不安定になる事が多いがそんな疲れてる人は観てみて下さい。
泣ける
涙涙の2時間でした
初めから終わりまで、終始涙の2時間でした。
余命10年という、短いような長いような時間、その中で出会い思いを重ね合わせる大事さ大切さ切なさが、ぐっと感じることができる作品でした。
最後の「生きたい」から、和人とであったまつりが前と変わっていっていったことが感じられ、とっても涙。。。もっと、まつりに生きてほしい😭😭😭
和人が、居酒屋の名前をまつりにしたことに、涙
人の死について、考える機会でした
まつりの、気持ち、周りの人の気持ち
考えると涙涙涙
また見たい
メモ
・腰のまがりかたによってその人の状況、育ちが分かる
また、性格もあらわせる
・やっぱり、セリフをはきっり聞こえるようにかつ、感情
を乗せることの難しさを知った
・小松さんの演技すっっごかった
死ぬということが、リアルに感じられた
すごい
どんなふあにしたらあんな感情がだせるんだろう
ありがとうございました。
映画外の現実が侵食して不安になった
主人公を演じる小松菜奈と、その姉役の黒木華の演技が冴えまくって、そこらのひたすら泣いて叫んで、死ぬ寸前までやたら元気という難病ものとは一線を画してはいて、好感度は高い。
10年と言う時の流れを2時間に収めた監督・スタッフの手腕が光りました。
原作小説とは大きく変わっています。
小説では、「裁縫好きの主人公がアニメにはまってコスプレ衣装を作ったり、漫画家を目指す中で、同窓会で茶道を生業にする同級生・和人と3年間だけ付き合うが病気を理由に分かれる」流れだったが、映画では主人公を「原作者の小説家を目指した生き方」に寄せていて、彼氏の和人は家出した御曹司が鬱で会社をクビになり飲食店のバイトからやり直す、ってあたりで現実味が増すことでより共感しやすい形になっていたと思う。
ただ、主人公まつりと、彼氏の和人が別れてから亡くなるまでの間の、入院期間(時間経過)がわかりにくかったことと。
さらに、ラストの時期が作者の亡くなった2017年頃から、映画作中では2年の差、2019年に変わっているんですね。
そのせいで「この翌年にはコロナが来て、飲食店は経営的ダメージが」という現実を知ってる観客側にとって、少々「和人の生き方は大丈夫なのか?」と不安を想起させてしまい、ただでさえ暗い終わり方が、心配になって終わったのがマイナスだったかなと。
あとは、本編には直接関係ないのですが、普段は映画館に来ないような学生の客層が多く、上映中にスマホを立ち上げる人が多数いただけでなく、さらに友達同士のセルフィー自撮りをはじめた連中までいて、観ているこちらの気持ちを台無しにされたこともあって、いい印象を持たずに劇場を後にする羽目になったのも、ひょっとすると点数に反映しているかもしれません。
こんなにも涙が止まらない映画は、久しぶりでした。2回目の鑑賞は、嗚...
こんなにも涙が止まらない映画は、久しぶりでした。2回目の鑑賞は、嗚咽がバレないようにに、劇場最後列で観ましたよ。10年って長いのか短いのか分からない。自分ならどうするんだろう。
余命10年の茉莉の言葉一つ一つが辛くて、そんなこと言わないでいいよーと涙腺崩壊です。。
もうね小松菜奈しか勝たん。作家のご家族に取材し、壮絶な減量など役作りにも諦めなかった彼女。銀幕には確かに茉莉が生きていました。揺れ動く気持ちを繊細に伝える、あんなにも美しい横顔を僕は知らない。
坂口健太郎さん演じる和人も、生きることに迷いながら恋に落ちていく様を熱演。目だけで弱さや強さを演じられる人。黒木華さん、山田裕貴さん、リリーフランキーさんらも、深みを出してくれました。小坂さんが生きた証を、しっかり伝えてくれた俳優陣に感謝です。
実話を描くのに、1年を通して撮影されたな構成が素晴らしい。春夏秋冬ドキュメンタリーな手触りで紡ぎ、リアリティに満ちています。藤井道人監督の透明感のある映像美に、RADWIMPS野田洋次郎さんのピアノ主体の音楽が溶けていく。劇中歌「うるうびと」は和人目線の歌詞で、切なすぎてまた号泣。
僕は危険なバイクに乗ってるし、いつまで生きるかわからない。そんな限りある命を想うと何気ない日々も、たわいのない会話も輝いてくる。ただそこにいてくれるだけで、世界が愛おしくなる。そんな日々の眩しさを思い出させてくれました。
泣けない
今ある幸せに気づかせてくれ、生きる意味を再度考え直した
涙なしでは観られない。
開幕5分でもう泣いてしまった。
主人公、恋人、友達、家族(親、兄弟)、どの人にも感情移入できて泣けてしまう。
所々に出てくるビデオカメラと桜の演出が10年の月日を感じさせてくれて、良い仕事していたと思う。
生きるってどういう事なんだろう。
普通の毎日ってなんなんだろう。
愛する人がいて、友達と遊んで、仕事をする。
そんな毎日が叶えられない人がいるって現実。
自分は何のために生まれて来たんだろう・・・
生きる意味について考えた。
自分が幸せに感じる事は何だろう。
何の為に生きているんだろう。
ずっと続いてほしいと感じる日常って私にとって何だろう。
愛する人や友達、家族や仲間がいるってことは、特別な出来事がなくても、いつもの日常にちょっとしたスパイスが加わって彩りをもたらしてくれる、大切な存在だと改めて気づかせてもらった。
そんな私の周りにいてくれる、当たり前と思っていた家族や大切な人達を大事にしていきたい。
そして、私の周りには一緒に何かをする仕事の仲間や習い事で出会う人たち、子供を通じたコミュニティーの仲間がいる。
そんな中で特別に信頼し合える親友や恋人関係に発展する、そんな出会いがあったらとても幸せな事。
「愛する人に出会えるなんて奇跡のようなものだ」のセリフはグッときた。
恋に盲目なカップルが、周りから見たら、ちょっと落ち着いて冷静に、と思ってしまう行動を起こすと稚拙に思えてしまって、今まではあまり共感できなかった。
でも突っ走ってしまうのは大切な人を手放したくないから。
そんな人がいるって幸せなことだと思う。
そんなふうに人を好きになってみたい、そんな人に出会ってみたい、そんな憧れから、恋愛映画や小説、ドラマにハマって疑似体験したくなるんだろう。
もしこの先今の日常に少しでも不満や物足りなさを感じてしまったら、スパイス不足だと認識して、誰かに出会う為に小さな一歩を踏み出そうと思う。
明日死ぬかもしれない、と心の中で呟いて、自分を鼓舞し、行動する勇気を出したい。
涙なしでは見られない
待ちに待った映画「余命10年」を見に行った日は亡くなった友人の誕生日でもあったため終始涙堪えられず見ていました。
友人が亡くなってから人生について考えさせられることが多かったのですが「余命10年」を見て改めて命について思い起こされました。
生きたくても生きられない、余命を告げられる主人公さんの葛藤、それを支えてくれる周りの人々。全ての人の気持ちが汲み取れ、また亡くなった友人も想いも知れたような気がした作品でした。
何が言いたいのか分からなくなってきたけどとにかくおすすめです。
命を大事にしよう。家族、友達、知り合い、離れていてもたまに連絡しよう。誕生日を知っているのなら躊躇せずお祝いメッセージを送ろう。と心に誓いました
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