信虎

劇場公開日:

信虎

解説・あらすじ

戦国時代の名将・武田信玄の父で、甲府を開いた信虎の晩年を描いた時代劇。武田信虎入道は息子・信玄に甲斐を追放され、駿河を経て京で足利将軍に仕えていた。追放より30年が過ぎた元亀4年、80歳になった信虎は、信玄が危篤に陥っていることを知る。武田家での復権を目指し甲斐へと向かう信虎だったが、新たな当主・勝頼とその寵臣に阻まれてしまう。やがて武田家存続こそが自らの使命であると悟った信虎は、織田との決戦にはやる勝頼の暴走を止めるべく知略を巡らせる。ベテラン俳優・寺田農が主演を務め、信虎の娘・お直を谷村美月が演じる。「デスノート」「平成ガメラ」シリーズの金子修介監督がメガホンをとり、黒澤明監督作や今村昌平監督作で知られる池辺晋一郎が音楽を担当。

2021年製作/135分/PG12/日本
配給:彩プロ
劇場公開日:2021年11月12日

スタッフ・キャスト

監督
共同監督
宮下玄覇
脚本
宮下玄覇
製作総指揮
宮下玄覇
企画
宮下玄覇
プロデューサー
宮下玄覇
西田宣善
協力プロデューサー
榎望
撮影
上野彰吾
照明
赤津淳一
録音
原川慎平
美術
宮下玄覇
籠尾和人
装飾
宮下玄覇
籠尾和人
衣装
宮本まさ江
特殊メイクスーパーバイザー
江川悦子
編集
宮下玄覇
山本浩史
音楽
池辺晋一郎
整音
臼井勝
ダビング
臼井勝
音響効果
丹雄二
VFXスーパーバイザー
オダイッセイ
武田家考証
平山優
字幕・ナレーション協力
平山優
プロダクション統括
芳川透
カラーグレーディング
広瀬亮一
スクリプター
奥井富美子
時代考証
宮下玄覇
キャスティング
宮下玄覇
演技事務
出射均
早川喜貴
関根浩一
スチール
制野善彦
題字
森田彦七
製作担当
丹羽邦夫
安達守
助監督
村上秀晃
西山太郎
美術装飾担当助監督
生駒誠
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(C)ミヤオビピクチャーズ

映画レビュー

1.0素人が作ったのか?

2025年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

いや~、これはひどい駄作だ。金子修介監督が歴史ものを?と思ったら、古美術鑑定家・茶道研究家・歴史研究家の宮下玄覇って人が企画・製作総指揮・プロデューサー・共同監督・脚本・美術・装飾・編集・時代考証・キャスティングというワンマン映画。その時点で怪しいなとは思ったんだが、宮下って人は映画などで美術考証や時代考証の仕事をよくしてるらしく、金子監督が頼まれ仕事で演出だけしたのかなと思って観てみたのだが……。

まず脚本がひどい。状況や経緯を登場人物にいちいち台詞で全部説明させていくため、まるで人物の会話で映画が進んでいくような有り様だ。しかも、どう考えても本筋には関係ない余計なエピソードが頻出する。登場人物も多すぎて、1・2シーンしか出番がないような人物がやたら多いし、個性を持って描かれてないんで後まで覚えていられない。細かい考証にはこだわってるようだが、そのため美術品などをじっくり見せたいと思いすぎたのか、これまた余計な絵面が多い。台詞回しも妙に間延びしていて、編集も下手だからいちいち変な“間”が出来ている。以上全部の理由でとにかく冗長かつテンポが悪い。おかげで135分という長さになってるが、無駄なシーンや長台詞や編集の間や余計な人物を省けば100分くらいになるはず。つまんないくせに長いんだよな。

歴史考証へのこだわりだけは異常なほど強いんだけど、女性陣が顔白塗りで眉毛無しのお歯黒なので、女性が複数出てくると誰が誰やらわからない。信虎が仏道修行の末に呪力を身に付け、他人の前に手をかざしウンバラナンタラオンソワカみたいなことを心で唱えるとその人物の心を操れちゃうってのもなんだかなあ。しかもその演出が死ぬほどチープ。途中で信虎の家臣が唐突に熊に殺されちゃうのもそんなシーンいるか? しかも熊が着ぐるみなの丸わかり。

とてもじゃないけど金子監督が演出してるとは思えない。実質的には宮下って人が共同監督ではなくメインの監督だったんじゃないの? プロローグとして武田氏の家臣の血を引く柳沢吉保が幼い息子に信虎の話を聞かせるという外枠があるんだが、息子くんが父親の話のあまりの長さにうたた寝しちゃうという描写があって、それ、観てる俺らの気持ちだぜ、と思ってしまった(笑)。

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バラージ

0.5大赤字の駄作

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

西田というプロデューサーと仕事をしたことがあるので、その機会で見ましたが。
つまらなかったです。
金子修介監督と期待していたのですが、時間の無駄でした。金子修介も歳を取って、才能が落ちたのか。共同監督になっていたのは、スポンサーの出版社の社長ですね。
金子修介監督は、半分の権利を、素人のスポンサーに取られて、やる気がなかったのかな。
元々は西田プロデューサーが出版社と共同で映画を製作しようとしたら、その出版社の社長が出しゃばりで、あらゆることに口を出し始め。素人のくせに演出にまで口を出したので、出来上がった駄作。
お陰で大赤字を残したまま、西田プロデューサーは会社を離れてました。
本人は自慢してますが、見れば分かります。
映画を製作する才能がありません。

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カーモディ

1.5☆☆★ これは最早映画なのか? BSの歴史検証番組で、パネラーを前...

2024年3月19日
iPhoneアプリから投稿

☆☆★

これは最早映画なのか?

BSの歴史検証番組で、パネラーを前に「それでは再現ドラマをご覧下さい!」…と司会者が言って、映画の断片を観るのに適しているんじゃなかろうか?…と。

(ㆀ˘・з・˘)(-᷅_-᷄๑)ヒソヒソ
エイガミテシッタカブリイヤヨネ!
エイガミテシッタカブリイヤヨネ!
エイガミテシッタカブリイヤヨネ!

2021年11月14日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン11

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共感した! 2件)
松井の天井直撃ホームラン

3.0北斗の虎

2023年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

 息子信玄に追放され、足利将軍に仕えていた武田信虎。信玄危篤の報を受け甲斐に向かうが、孫勝頼やその臣下により高遠城に留められる。そして信玄病没を知り、信虎は武田家存続のために妙剣の秘術を操り。
 信虎については、信玄に追い出されたくらいしか知りませんでした。齢80にして今更のこのこ出てきてという扱われ方をする一方で、まだまだ慕う人もいる。そんな人物を、寺田農がゆったり演じていて楽しめました。腕に北斗のほくろがあったんですね。合戦シーンは、迫力が全くありませんでした。

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sironabe