翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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場所だけ変えて同じことやっちゃう剛腕
都民なので前作は本当に笑えて面白かった。本作はもちろん観るつもりでいたけれど、やっぱり少し不安はあった。関西のネタについていけるのか?と。
前作はイタリアでもウケたらしい。関東とか関西以前に埼玉も知らない人たちにだ。
イタリアの話を聞いたときはよくわからないなと思ったけれど、本作「琵琶湖より愛をこめて」を観て分かった。地元ネタとか分からなくても関係なかったのだ。
このシリーズは、わけのわからないシチュエーションとか、わけのわからないセリフなどの、わけのわからなさがすでに面白いんだ。
そして、最も感心してしまったのが、物語の構成や、中でやっていることを前作と全く同じでもう一度繰り返したことだろう。
ピーナッツの代わりにたこ焼きを詰められ、自分の県の自虐を言い、出世の秘密と一般人パート、他諸々。
コメディなのだからそんな反則みたいなことが笑えていい。同じことやってんなと分かるだけで何だか楽しくなる。
前作でのキャストは、少し手探り感を感じたけれど、本作では誰も彼もノリノリ。
兵庫県知事は藤原紀香だったんだな。何を言っているのか分からないと思うが、藤原紀香だったんだ。
あとはやはり「煮るなり焼くなり抱くなりしてくれ」のバカっぽさが最高でした。
翔んで埼玉・・・大阪上陸・大阪占拠・大阪爆破‼️
前作は埼玉をダ埼玉、ク埼玉、何にもない玉とディスりまくり、
しかし逆説的に埼玉愛を語り、東京都埼玉化計画に見事成功するまでを
描いていた。
斬新な手法で地方都市の郷土愛を大いに盛り上げるのに成功した。
まさかの続編完成が!!
続編は、麻美麗(GACT)が大阪に乗り込み、大阪入国には
まさかの関所があり入国手形が
存在する事を知り、その廃止と、埼玉には存在したい
《海》がないと嘆く埼玉県人に《海」をプレゼントする話し。
琵琶湖の水を堰き止めて、千葉に悲願の海を‼️ビーチを‼️
実現化するのだ。
大阪知事は片岡愛之助。
全然似ていないが
《くいだおれ太郎》を連想してしまった。
見た目は《横山ノック》と《吉村現知事》ほど違うが、
広告塔に変わりはない。
それにしても片岡愛之助の悪相と実生活の妻・藤原紀香の2人は
画面の占拠率43%で、麻美麗(GACT)の52%に匹敵する。
今回の隠れテーマは関西人の関西愛を刺激したようだ。
関西のお客さんの入りは上々だったようだ。
甲子園の地下トンネル。
甲子園の土。
姫君の魔法が解けたら【天童よしみ】って、天童よしみの
関西での人気にあやかり(西成の姫だもん)
完全に大阪化してて、麻美麗も途中から大阪弁で巻くし立ててるしなー。
この映画では、
【大阪万博を成功させよう‼️】を
2度叫んで盛り上げていた。
日本政府も大喜びであろう。
(アベノハルカスの名前が、かすりもしないのは何故だ!!)
もはや名所ではないのか?
嫉妬なのか?そこまでの近代化とは無縁なのか?
知りたいところだ。
今回麻美麗の相手役は壇ノ浦百美(二階堂ふみ)から、
【滋賀のオスカル・桔梗魁(杏)】にチェンジ。
さっぱりスッキリで杏の男装は二階堂ふみより、見栄えする
(個人的感想なので悪しからず)
原作が魔夜峰央のギャグ漫画のせいか、画面に余白が少なくて、
ゴミ屋敷を見てる感じの前半・中盤。
後半25分でしっかりと落とし前は付いている。
怒涛の盛り上がりを見せ。
なぜか郷土愛という形のないものに、
感動すらしていた。
「琵琶湖周航の歌」は四半世紀ぶりに聴いたが、
いい歌で、ほろっときた。
そうか琵琶湖は日本人の心の湖なのだな!!
ただいま、埼玉!
先月末に日本に一時帰国した際、ANAの羽田便の機内にて時差ボケ防止のために一睡もせずに映画を4本連続で観ましたが、この作品のレビューは200本目の記念にとっておきましたw カナダではもちろん観られなかったので、ようやく上映4ヶ月後に観ることができました。
…そりゃ一作目ほどのインパクトもないだろうし、もう埼玉の名所は出尽くした感もあったし、浦和対大宮の因縁の対決ネタはやっちゃったし、今度は滋賀かぁ…なんでやねん?と、期待値を下げて観ましたが、ここは羽田に向かう静かな機内、両隣は外国人で何の映画を観てるのかと訝しまれながら、私は笑いを必死にこらえていました。
そうか、埼玉と言ったら「海がない」ことでバカにされがちだったわー…と思いつつも、相変わらず素っ頓狂なあり得ない展開の中、ガクト様が真顔でセリフを仰っているし、ずっとバカバカしいコントが豪華俳優陣で繰り広げられることに半ば感動しながら、ずっと肩を震わせておりました。
もちろん、一番笑ったのは有名人対決旗www
あーあ、劇場にいたら大声で笑うんだけどなぁ…と、懐かしい故郷を思いながら、ノスタルジーに浸りながら観てました。
実は、今回免許更新の期限に間に合わず、わざわざ鴻巣まで行かなきゃいけなかったんですが、あいにく三駅先の行田タワーを拝む余裕がなくて残念でした。
200本記念の割に、全く大したことも書けないくらい下らなかったけど、とてもお金をかけて壮大なスケールでバカバカしいギャグを美しく演じて下さったみなさんに、心から感謝してます。
追記
機内は英語字幕で見たのですが、「とびた」の英訳を失念してしまいました😭。とびた、かわいかった…www
続々編が作られるとすれば…
前作もそうでしたけれども。
これだけ、それぞれの県民性を、いわば「弄(いじ)り倒し」て、それだけで2時間ものの映画を一本作ってしまうというのは、ある意味で凄いとも思います。
前作は、題名どおりに関東地方でしたが、今作は、舞台を関東地方に移したという格好でしょうか。
それぞれご当地の「コテコテ文化、粉もん文化&阪神タイガース礼賛」(大阪)、「ハイカラ文化」(神戸)そして「誇り高き京の貴族文化」といったところを痛快に弄り倒す作風は、前作から、衰えを知らないというべきと思いました。評論子は。
ボーイズ・ラブと絡めて、そこここの県民性だけで一本の作品に仕上げてしまっているというのは「未曾有の作風」で、それなりの良作ではあったと思います。
(追記)
「日本埼玉化計画」を推進して、続々編が製作されるともし仮定すれば…。
次に弄り倒されるのは、やっぱり四国地方の「あの県」でしょうか…。 いやいや、九州地方の「この県」の方が先でしょうと、独り悦に入る評論子でした。
(飽くまでも、評論子個人の感想とご理解いただきたいと思います。)
我が故郷の滋賀はやっぱり琵琶湖しかないのか(笑)
楽しみにしていた映画。
ただ、滋賀には琵琶湖しかないのかを改めて実感。
内容は「琵琶湖より愛をこめて」と、何やら一昔前の007の映画のような副題で、関西全体、特に大阪をイジりまくっている。
通天閣が日本全土を大阪化計画にするための秘密兵器で、ロケットになっているというハチャメチャには笑うしかなかった。
その通天閣ロケットに対抗するのが、行田タワーというローカルもローカルなネタには、作品の埼玉愛が溢れていた。
お馴染みの府県対決にはご当地のスターがラインナップされていたが、藤原紀香が和歌山(実際はご両親)で産地偽装とは、なかなかのディスりで大笑いした(かったのだが、意外と静かめの観客の皆さんだったのでちょっと抑えた)。
上映時間があっという間に過ぎ去ってしまったが、楽しいひとときを与えてくれてありがとう。
次も楽しみにしています。
地方活性化の為には良い映画
ややネタ切れ感やむなし
結構覚悟して観に行ったのですが、普通に良作でした。 映画としてキレ...
結構覚悟して観に行ったのですが、普通に良作でした。
映画としてキレイに完結してるし、コメディとしては日本でも最高の出来だと思います
ただ、関西人だったら、2倍楽しめただろうな…と思ってしまいました。
1作目は逆に、関東人じゃないと分からんネタが多かったんだろうなーと今更分かりました。
映画館で普通に笑ってしまった
関東人は蚊帳の外
関西を分かっていない奇妙な映画
前作は「東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れる」と言う内容で、良く出来た笑える傑作だと思った。
さて、二作目の本作は、残念ながら、関西を分かっていない奇妙な映画としか言えない。
大阪と滋賀の関係は、東京と埼玉と比較できるような関係でもないし、大阪と奈良の関係などは、ハテナでしかない。関東に例えれば、川崎と鎌倉のような関係で、違和感しか湧かなかった。
大阪の描き方も、敵役とは言え、一作目の敵役の東京の描きかたとは違いすぎて、大阪の方も違和感しかなかったのではないか。
地域差を楽しく笑い飛ばす内容ならば、その地域間のことを良く理解していないと、演出自体は頑張っていたとしても、奇妙な違和感しか残らないと思う。
⭐️2.5にしたのは、まだ表面的な演出の部分は頑張っていたからです。残念な内容の映画でした。
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