「極めて現代的な作品」最後の決闘裁判 みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
極めて現代的な作品
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舞台は中世だが、内容は現代。
普遍的であると同時に、#MeTooの影響も受けており、今、このタイミングで作られた意味があると思う。
見る前はてっきり、「行為」自体がないのかな、とか、
アダム・ドライバーは「相手から誘われた」と解釈してるのかな、とか、
マルグリットが夫の復讐のためアダム・ドライバーをハメようとするのかな、とか、
色んな想像をしたが、
結局は、
2人の男の意地の張り合い、というか、
ワガママ、というか、
自己中というか、
男の汚いトコロが明らかになっていく内容だった。
それだけではなく、
女性の自己決定権の無さ、
「女の敵は女」を思わせるシーンとか、
それでも「芯の強さ」を見せ、
男社会で女性にはキツイけど、
「女性への応援歌」的な映画なのかな、と思う。
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