殺人鬼から逃げる夜のレビュー・感想・評価
全64件中、21~40件目を表示
イライラする
聾唖者vs殺人鬼なんて、もの凄く恐ろしい事が
起きそうと思って観てみたら、
もの凄くイライラするストレスの溜まる映画だった。
期待してたのは、耳は聞こえないけど聾唖者ならではの知恵で殺人鬼に立ち向かうという構図だったけど、
この映画は、耳が聞こえない=足手纏いと言う構図に
しかなってなくて、とてもイライラした。
殺人鬼の方も最後の最後で詰めが甘くて、
みんなで何やってんねんねん!って感じだった。
警察もアホ過ぎるし、
お兄ちゃんも頼りがあるのかないのかって感じだし、
ラストで殺人鬼がヤバイ事になるって言うんだけど、
すでに顔バレもしてるし今更何言ってんの?って
感じでガッカリでした。
え、なんでそうなるの? そんなアホな 都合良すぎだろ って事には割...
え、なんでそうなるの?
そんなアホな
都合良すぎだろ
って事には割と寛容な方だと自負している自分なんだけど、この作品はさすがにイラッとくる場面もチラホラあって自分もまだまだだなぁと思った笑
無能、頑なに話を聞かない、アホな判断。これ韓国映画に出てきがちの様な気がしてるんだけど、韓国国内だとこういうのってあるあるネタみたいな感じで受け入れられてたりするんでしょうか、、?
撮り方とかが良い感じな分めちゃ醒めるポイントなんですよね。
特に頑なに話を聞かない、信じない警官。全ての映画から消え去ってくれ。
ギョンミがスーパーウーマンで可愛かった
耳の不自由なギョンミは、帰宅途中に白い靴を投げ助けを求めてる女性を発見した。最近起きていた連続殺人事件の新たな被害者だった。殺人犯を目撃してしまったギョンミは、次のターゲットにされてしまった。夜の街を逃げるギョンミと追う殺人犯、さてどうなる、という話。
もー、全く、警官も東野幸治似の兄貴も周りの人達もアホばっかり。
喋れなくても、手話がわからなくても、追われてるのがどっちかわかるだろ。
終始イライラしながら観てた。
逃げるギョンミ役のチン・ギジュは凄く頑張っててスーパーウーマンで可愛かった。
【「暗くなるまで待って」じゃなくって、「暗くなっても、待って!」尋常でない緊迫感が延々と・・。頭が切れるサイコキラーVS聴覚障碍者との”夜半の死の鬼ごっこ”】
ー ストーリーは、シンプルだ。
サイコキラー(ウィ・ハジュン:頭が切れるサイコキラーを好演&狂演。この人の狂った眼と変幻自在な服装の着替えが無かったら、作品の魅力は半減したと思う。)に傷つけられた妹ソジュン(キム・ヘユン)を救おうとする兄。(パク・フン)
その瞬間を見てしまった聴覚障碍者ギョンミ(チン・ギジュ)はサイコキラーの次の獲物に。
このストーリーを、最初からハラハラドキドキしながら、一気見させる映画制作陣の力量と、夜中の街を延々と疾走する俳優陣達の頑張り。
斧でドアをたたき割るサイコキラーの姿は容易に「シャイニング」を想起させるし、サイコキラーの詰めの甘さが少し気になるが、
ギョンミの捨て身の反撃には、流石のサイコキラーも”ギブ・アップ”だろうな。
<その後、母と行くことが夢だった、チェジュ島でのギョンミと母と、ソジュンと兄がタドタドシイ手話を交わしながら、写真に写るショットは良かったなあ。
サスペンスフルなスリラー映画ジャンルでは、韓国映画は、一日の長があると思った作品である。
<2021年11月14日 刈谷日劇にて鑑賞>
とにかく、追われるのです
久しぶりに都内の映画館へ…
もう、韓国の猟奇犯罪映画にハズレはないと言い切る。
ディテールはともかく、間違いなくスリルがあって面白い。
やや雑な脚本に対して、見事な演出とカメラ。
監督・脚本のクォン・オスンは新人だという。見せたい画のイメージが先行してストーリーは後付けだったのかも。
そして、主人公の女優(チン・ギジュ)と殺人鬼を演じた俳優(ウィ・ハジュン)が良い。この二人が無尽蔵のスタミナで走る。とにかく、走る。
「人が居るところに逃げろ〜っ」と心で叫びながらハラハラしていたら、繁華街に逃げ込んでまさかの展開。
そんな馬鹿な…とも思うが、観客の意表を突く。
繰り返しになるが、チン・ギジュという女優は良い。
韓国にはまだまだ良い俳優がたくさんいるのだろう。
邦題があまりにそのままで笑ってしまうが、料金分は充分楽しめた。
一夜の障がい者親子の攻防劇
障がい者の単独劇やカップルはあったが親子では珍しい?おそらく産まれながにして障害をもってると思われるが盲目の方は感が鋭いが難聴の方はこんなに不便で判断困難なのか犯人は分かってからの攻防なので観てる側もイライラ感も!‼️
趣旨的にバリアフリー上映にしてほしかったなぁ…。
今年157本目(合計221本目)。
「12番目の容疑者」と続けてシネマート心斎橋さんで観賞。
内容は多くの方が書かれているとおり、聴覚に障がいのある方がターゲットになるホラー映画という趣旨になります。日本ではあまりない類型で、もちろん度が過ぎると問題になりえますが、一つの意欲作としては評価できると思います。
私自身は手帳上2級(内部3、3)で、過去に2年ほど、視覚障害をお持ちの方と仕事をした経験があります(よって、ある程度の手話表現は理解できる)。
この映画でもテーマはやはりホラー映画と解すルのが妥当ですが、同時にやはり「聴覚障害をお持ちの方」が巻き込まれる、という余り見ない類型が描かれています。そのため、韓国手話によるやり取りが多くなされます。
※ 韓国手話は、日本統治時代に日本の影響を受けたため(台湾(便宜上、国扱い)も同じ)、「怖い」「黒」「白」「スマホ」「怪しい」「どこ」「写真」…などほぼすべての語が日本手話と共通するようです(もちろん、手話の理解率は10%にも満たないが、共通点はかなりあるので、10%の中でも90%くらい、換言すれば9%は理解できる)。
問題はこの映画がこのような趣旨であるため、「サウンド・オブ・メタル」と同じようにバリアフリー上映にしてほしかった…という点です。手話表現については(聴者向けに)字幕がでますが、聴覚障害をお持ちの方への配慮はないに等しい映画です。もちろん、予算の関係もあるので、全てをデフォルトでバリアフリー上映にするのも難しいのは理解するものの、内容的に「手話をテーマにするホラー映画」であること、また、「日韓の手話表現もほぼ変わらない」ことを考えるとハードルは低いはずで(少なくとも、文法体系が全く異なるASL(アメリカ手話)を扱うサウンド・オブ・メタルよりは低い)、なぜにこれがバリアフリー上映でないのか…というのはちょっと疑問点です。
やはり、映画という娯楽は不特定多数の方が楽しむものであり、「合理的配慮」はなされるべきであり、かつ、趣旨的にも合致するのですから、この点は配慮が欲しかったです。
------------------------------
(減点0.3) 上記に書いてあるのが全てで、「内容的に、韓国の手話映画も織り交ぜた手話をまじえたホラー映画」という趣旨で、趣旨的にもバリアフリー上映にするのに適しています。もちろんその費用はかかりますので一概に押し付けるのも無理なのは理解はしますが、30年前ならまだしも、今では合理的配慮も叫ばれる中、「内容的にデフォルトでバリアフリー上映にするのが自然かつ合理的」というものがそうなっていないのは、正直、残念に思いました(何でもかんでもバリアフリー上映にして、という主張とは、趣旨が異なる)。
なお、以前、聴覚障害をお持ちの方と仕事をしたことがあると書きましたが、今でもラインなどではよく文字チャットをしています。この映画は見に行ったそうで、日本手話との共通点があるので理解はしやすかったけど、やはりバリアフリー上映ではないので理解に支障をきたされたとのことです。
------------------------------
追いかけられる方も追いかける方も全員頭悪すぎる
耳が聴こえない女性を追いかける殺人鬼を追いかける男がいます。まあよく走る映画でしたね。
この登場人物が全員詰めが甘くて、そもそもシリアルキラーが獲物に執着し始めたらそれは逮捕へのカウントダウンですが、被害者も警察もやり方がまず過ぎてピンチになる事多かったです。面白かったのですがちょいちょい見られる自分の命への迂闊さが気になってしまいました。
東野VS川島
兄貴が若い頃の東野っぽく、殺人鬼が若い頃の麒麟の川島をシュッとさせたかんじだった
耳が聞こえないハンデを上手く使い物語を盛り上げている
殺人鬼が徹底的に悪なので、主人公にとても感情移入できる
突っ込みどころがあるのは理解できるが、細かいことは気にせず料金分楽しむほうが吉!!
殺人鬼の動機は?
耳の不自由な親子、明るく前向きに一生懸命人生を送っているが連続殺人鬼に追いかけられ襲われて行く物語。
主人公のオネーさんは、美人ではないが、なんともけなげで可愛いらしい演技を続けるので見る人はみんな感情移入して思わず頑張れ!と応援することしきりだろうな。
オープニングから結構ドキドキハラハラしての鑑賞となる物語だ。
ラスト近くの殺人鬼と相対して、涙ながらに殺さないでくれと延々と懇願するセリフや態度は涙ものだ。
これでも心を揺さ振れない殺人鬼はまさに鬼やな。
それにしても、突っ込みどころはまあまあある。
ラストこそは、街中にてたくさんの人遭遇するが、それまではとにもかくにも、人と会わない。
駐車場、住宅街、そんなに人いなくは無いわな。
韓国はそうなのか?
オネーさんの好演で評価が良くなるわこれ。
計算されつくした脚本に脱帽
耳が聞こえない生活とは。
職場、車の運転、携帯の活用や家の中にいたるまで、視覚で状況がわかる様に工夫された生活を描き、私たちに理解させた上で効果的に活かした演出が素晴らしかった。
音がない世界にいるからこそ敏感な反応をする主人公と、バカな殺人鬼に振り回される人間心理も上手く描いてるのもリアルでドキドキした。
どんな事しても逃げられないと思わせたが、してやったりのラスト。
計算されつくした脚本に脱帽。
全力坂
サウンド・オブ・メタルを見た後で、この映画、実に見たくなる映画だったので、ダッシュで仕事を終わらせ、有楽町に急行。
聴力障害の母子と両親が亡くなって二人で暮らす海兵隊上がりの兄と妹、背景不明の殺人鬼、お巡りさんが主なキャスト。
ずいぶん前のトヨエツと常磐貴子のドラマ、愛しているって言ってくれのトヨエツの部屋の騒音センサーを思い出した。
殺人鬼役の顔が麒麟の川島に見えたり、及川光博に見えたりw 海兵隊上がりの警備員のお兄さんが東野幸治に見えたりw
「この坂も実に走りたくなる坂である」という吹越満のナレーションでお馴染みのわずか2分余りの深夜番組を思い出した。
なかなか面白かった。
最恐
他のレビューでさまざまな矛盾点が指摘されているが見ているときはそのほとんどが気にならないほど物語に引き込まれた。
特にラストのオチのつけ方はその前のフリも効いていて素晴らしかった。
最後の犯人の扱いに関しては「海外だなぁ」と感じた。
細かな部分を直せば見えない目撃者に続いて日本でリメイクできるのではなかろうか。(それではあまりに節操なさすぎるだろうか。)
その時は殺人鬼は坂口健太郎さんや間宮祥太朗さんで見てみたい。
そんなことも思った。
せっかく買ったポップコーンがほとんど食べれなかったほど一瞬も目が離せず食い入るように見ていた映画だった。
シンプルにひたすら逃げるスリリングなエンターテイメント
聴覚に障がいのある女性が、サイコな殺人鬼からひたすら逃げる映画。耳が聞こえない人が振動などで音を察知するメーターが本作で恐怖を醸し出しており、「イカゲーム」で有名になったウィ・ハジュンがヤバい奴を演じきっている。爽やかな見た目であんな役を演じているのを見て、「闇金ウシジマくんseason3」の中村倫也を思い出した。
ただ怖い怖いと思うだけの映画だけではなく、そこはエンタテインメントに徹している。思わず笑ってしまうシーンが何度もあり、壮大な鬼ごっこを観ている感じ。
あと韓国映画やドラマをよく見ていると、あのソウルの低所得層の暮らす街並みの迷路感がわかってより楽しめた。
チン・ジギュがとても可愛くて、必死に走っているのがまた良い。日本ならアイドルの企画もので制作されてそうな感じ。
シンプルだし、スリル感があり十分楽しめた。
期待通り!
韓国映画らしさ盛り沢山!
今回も予想以上にハラハラドキドキさせて頂きました!
耳の不自由な少女の視点から捉える作品全体の表現が素晴らしくて新しい!
ギョンミ役を演じた女優さん可愛くて演技もとても上手くて魅了されました。
成人男子の本気ダッシュは怖い
途中ダレることなく終始緊張感があって、最後まで楽しく見られました。
映画見て思ったのは、成人男子が本気ダッシュするとそれだけで怖いということと、あの場面で行っちゃうお兄さんとは自分だったら仲良くできないということです。
全64件中、21~40件目を表示