ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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ホラーかと思ったらこれって
エルム街の様な夢が現実と混合したパラレルワールドいやサスペンスだったと 現実と夢が同時進行 2役かと思ったら別人だった!近年の作品としては珍しくハッピーエンド!でも黒人と白人のカップルは珍しい感じ あんだけ殺って完全犯罪? 遺体はどこへ??
ジョカスタ!
ジョカスタ役の女の子、刺されそうになってたのに訴えなかったのは何故だろうか😂 とか、ベイビードライバーの時もそうだけど、倫理的な突っ込みどころ色々あるけど、そこは許せるのがエドガー・ライト節👍 今回はありがちな都会って怖い、ドリームと凋落は紙一重、女性を搾取するクソ男たち、的なありがちなストーリーも、エドガー・ライトのレトロミュージック愛とタイムリープと田舎都会の残酷さの描写も込みの描写で目新しい! 今年最後にいいもの見ました!!
魅力的な2人の女性を見ていたのだが
田舎町から服飾学校に進学の為、都会のロンドンに来て寮生活を送るもののいろんなギャップから困惑を繰り返す前半は、トーマスマッケンジーの健気な可愛いらしい演技に魅せられる。 中盤は、魅惑的なアニヤテーラジョイが登場し、スターに昇りつめようとしマッケンジーと被さる展開に前のめりになる。 と、そこまでは良かったんだが、そのあとはライトではあるがホラー映画となって興醒め。 そういう映画が好きな人には満足いくのだろうが、ホラーよりもサスペンス好きのオイラとしては、残念な展開となってしまったわな。 まあ、ラストのオチは、サスペンスストーリーとしては、良かったと思うんですけどね。
ステキな音楽と世界観
おしゃれな60年代と現在のロンドンの彩りも良かった。ストーリーもよく出来ていて良き。 夢で見るステキな60年代。しかしそれはだんだん不穏な感じに!!やばてそれは現実にも!! ホラー要素あり。 見終わった後にすごい余韻。いい映画を見た。 途中まで60年代に自分がいる風に見てるのかと(笑)違う女優さんでしたね(笑)
古い新聞記事探す=マイクロってそろそろやめにしない?
これからは目覚ましを8時にセットしないようにしよう。 エドガー・ライトの新作ってことを考えると、ちょっと物足りない気もするけど、60年代音楽の知識皆無なので、しょうがない。ジョージ・ハリスンのGot My Mind Set on Youはカバーだったんだ。ママさんをもうちょっと上手く使えていたら、もっとグッときたような。 入れ替わりつつの描写とか映像的には大好きー! 前半のオサレ映画風なところも中盤以降ホラーにスイッチしてからも。 ロンドン、ナイフ、ジャック…ハッこれは!? アニヤタソはやっぱり『ニュー・ミュータント』とかこちらのほうがしっくり来る。
幻影の正体
何かが「見えて」しまう少女の物語でした。
見えるのが亡くなってもまた会いたい肉親とかなら逆にほのぼのするんですが、
その場所に留まってしまった怨念のようなものだと下手に自分しか見えない分、警察に訴えても頭のおかしい人と思われるだけで。怖かっただけでなく陰でバカにされるという、、見える力があると2重苦になってしまうところは切なかったです。
でも主人公の女の子には、例え自分には直接見えなくても、他人には不可解に見える行動をしてしまう彼女を理解しようとして、見捨てずに側にいてくれた彼がいてくれて救われました。。人生に必要なのは「自分の理解者」だと改めて実感。
今ちょうど公開されているビョルン・アンドレセンの映画「世界で一番美しい少年」でも芸能界での問題点に関するテーマがありましたが、とりあえず芸能界は怖いところだと思いました。
そういえば途中で亡くなった元警察官が、犯人の名前までは辿り着いていました。あとは行方を追っていたんですね。でもその名前で郵便物が届いていたのに警察はどうしてあの犯人を捕まえられなかったんだろうか?と思いました。まさか、生きのびたあの犯人の姿も幻影?それはないか、物理的な行動をしていたし。
後半に、犯人の名前を聞いてからその宛名の郵便物を見た時が一番衝撃でした。そうかそういうことか、と。。
なかなか見応えのある作品でした!
エドガー・ライト監督らしい音楽と映像の絶妙なマッチング
事前知識はない状態での鑑賞。多くの映画レビュアーさんが絶賛していたし、私は以前エドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』を鑑賞して感動した人間ですので、「あのエドガー・ライトの新作」というだけで非常に期待値は高かったです。
結論としては、ストーリーに若干不満点はありますが本当に素晴らしい映画でした。特に、役者陣と音楽と演出が素晴らしい。前作『ベイビー・ドライバー』の特徴でもあった「音楽の気持ちよさ」は本作でも健在です。「ホラー映画」と言われていますがあんまり怖くないです。「スリラー映画」「サスペンス映画」の方がジャンル分けとしては正しい気がします。ホラー演出がジャンプスケアばっかりなのは個人的には不満ですね。ジャンプスケアは心臓に悪くて嫌いです。
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ファッションデザイナーになるため、ロンドンにある服飾専門学校に入学したエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)。憧れのロンドンでの生活に胸を膨らませる彼女だったが、田舎から出てきたばかりで流行が分からずに同級生たちに馴染めず、寮のルームメイトからはマウントを取られて居心地の悪さを感じていた。寮から出てソーホーという地区の古いアパートで一人暮らしを始めたエロイーズだったが、引っ越してからというものベットで眠る度に自分が1960年代ロンドンで歌手を目指す美しい女性のサンディー(アニヤ・テイラー=ジョイ)になる夢を見るようになる。サンディーに憧れ、彼女の影響で髪型や服装を変え、見違えるような変貌を遂げたエロイーズだったが、夢の中で観る光景が実際に起こったことなのではないかと考えるようになる……。
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このレビューを書く前に、パンフレットと映画評論家の方たちの評論を一通り確認してきました。私は本作に登場する60年代ロンドンの文化にはとことん疎く、映画好きを語っている癖に冒頭のエロイーズの部屋にポスターが飾ってあった『ローマの休日』も観たことがありません。エドガー・ライト監督の作品は音楽や舞台設定を理解することでより楽しめると思っておりますので、映画鑑賞後に色々調べました。
一通り調べた上で感じたのは、監督の憧れとこだわり、そして「古き良き」を懐かしむ裏に潜む「臭いものには蓋を」という流れ。過去の美化へのアンチテーゼ。表向きは煌びやかだが、醜い裏側を持つショービジネスの世界への批判。
映画評論家の町山智浩さんの評論がかなり参考になりました。
本作の舞台となるソーホーと言う地域は、(現在ではかなり良くなりましたが)60年代当時は低所得者向けの集合住宅が立ち並ぶ非常に治安が悪いところでした。そしてこのソーホーという地区は、リージェントストリート(髪型「リーゼント」の語源となった通り)やカーナビーストリートなどの高級ブティック店や煌びやかな劇場が立ち並ぶ地区とほとんど隣接するように存在します。これが本作で描かれる「ショービジネスの光と闇」を端的に表した見事な舞台設定になっていると町山さんは指摘します。一見煌びやかな世界でも、少し裏側には人間の欲望渦巻く暗い影がある。これはイギリスの歴史や地理などを把握していないと分からない部分でしたので、こういう新たな発見があるから映画レビュー漁りはやめられませんね。
映画オタクのエドガー・ライト監督らしく、随所に過去の映画(特に本作の舞台になった60年代映画)へのオマージュが捧げられているそうです。私は全く気が付きませんでしたが。隠れミッキーを探すようなオマージュ探しや考察がレビューサイトや動画レビューなどあちこちで繰り広げられているため、「観終わってからも楽しい、コスパの良い映画」だったと思います。
ただし、多くのレビュアーさんが語っている通り、ストーリーは正直そこまで優れているわけでもなく、後半はのっぺらぼうおばけにエロイーズが苛まれるシーンが延々と続いて飽きますし、ジャンルとして「ホラー」と名乗っている割にはジャンプスケアが多用された安っぽい演出が目立つなどの弱点も目立ちます。素晴らしい映画であったとは思いますが、「手放しに大絶賛」とはならないのが残念なところです。
考察が好きか嫌いか・古い映画への知識はあるかなどによって評価が変わりますので、多分賛否両論あるとは思います。まずは観てほしい。とりあえず観てほしい。観たら一緒に語り合って欲しい。そんな映画でした。
オススメです!!!
やはりホラー要素がダメだった
子供の時にテレビで観た「何がジェーンに起こったか?」のトラウマか、恐怖映画が観られない。特に血が飛び散るのが無理。「何がジェーン・・・」は血なんて一滴も出てなかったと思うけど。とにかくホラーは論外。しかし、売りがどんでん返しらしいということで、知り合いを無理やり誘い観ることに。どんでん返しの騙されたぁという映画は楽しい。しかし、一人じゃ怖かったのよ、ハハ。ちなみに下宿オーナーの「夏は下水管から臭いが・・・」やら「ニンニク臭が・・・」って真相への伏線だったのね。帰り道でこの知り合いに指摘されて初めて気付く。 でも、やはりダメだった。前半というかかなりの後半部分までホラーサスペンスでもなんでもない、なんかジャンルを間違ってないかと油断していたところ、血の映像出現。サンディの服にべったり。ああ、もう観とれん。たぶん、この映画をホラーと呼ぶにはその映像はあまりにやわ表現で、ホラー要素もあるという程度なのだろうけど、血のシーンが無理だった。ストーリー自体や前半の工夫のある映像美は良かったのだけど、やはり辛い評価。しかし、拳銃で撃たれて血が飛び散るのはまだ見てられるのに、刃物での血が正視できないのはなぜなんだろう。自分でも不思議。 で、たぶんこの映画が今年最後ということで、今年観たもののうち、 面白かった順に5 1.クルエラ 2.白頭山大噴火 3.モンタナの目撃者 4.ラブセカンドサイト 5.ドライブマイカー(日が経つと、面白かったなぁというのとはなんか違ってきたけど) 観なくてもよかった5 夏への扉 スペースプレーヤーズ プロミシングヤングウーマン 約束のネバーランド 科捜研の女
ミステリーやサスペンスではなく芸術作品
とにかく撮影が美しく、映画のどのシーンを切り取ってもパンフレットの表紙にできてしまいそうでした。 現代のロンドンの町並みが映るシーンではあえて彩度を落としており、60年代のロンドンを移すシーンではぐんと彩度をあげているのが印象的でした。思わずため息が出るようなシーンもあれば、生々しく残酷なシーンもあり、その全てが美しく魅力を感じます。 内容も素晴らしかったのですが、少し先の展開が読みやすかったと思います。 ミステリーやサスペンスを期待して見に行くと物足りないと感じるかもしれませんが、その物足りなさを補って余りある映像、音楽、演出ですので是非映画館で見て欲しいと思います。
幻視と共感
W主演女優さんが魅力的。 ルームメイト、不幸自慢のマウント取りとか細かいディテールがおもしろかったのにあっさり未消化。 全体のバランスがいまひとつなのですが監督が楽しそうで後味も悪くなくきらいになれない。
展開の読みやすさを演出と楽曲でカバー
霊感のある田舎娘がロンドンで行ったことで はるか昔の殺人事件を追う話。 予告とポスターのセンスの良さと ベイビー・ドライバーのエドガーさん作品 というとこに惹かれて観ました。 予想してた話ではなかったけど とても良かったです!! サイコホラーだと思ってましたが 本作はサスペンスでした。 あんまりこれを言うのはよくないかもしれませんが サイコホラーを楽しみにしてる人のために言います。 だとしてもそれでがっかりするのではなく いろんな伏線が張り巡らされてた良作でした。 展開は正直読みやすいものでしたが 霊感と絡めた演出だったり 60年代をテーマとした名曲の数々のおかけで 「やっぱりそうだよねえ〜」と思いながらも 楽しみながら観ることができました! 大学生ならではの葛藤もあるし 都会の恐ろしさも描かれてて 共感できるポイントはとても多いです。 いつのまにか主人公エリーに感情移入して 作品に没入できること間違いなし! そのせいかラストはなぜか泣けました。笑
程よいスリラー感と可愛すぎるアニャさま
予告でアニャテイラージョイちゃんが金髪ポンパドールで60年代ファッションに身を包むなんて見るしかないなと思い公開を楽しみにしておりましたよ。 はぁほんとかわいいな…お顔のパーツが小作りだけど頭めっちゃちっちゃくて手足も華奢でかわいい〜!! 気の強そうなメイクもめっちゃかわいい!ダンスも素敵!序盤のピンクのシフォンドレスほんと似合う〜!! もうこれだけで1800円の価値ありますよ…ポイントで見たけど…ありがとうエドガーライト… 展開もサクサク進んでめっちゃどんでん返しとかショッキングなこととかないけど画面がカラフルでオシャレで「ん!?」てなったり主人公の目ん玉剥いた表情がオモロかったりで楽しめました! 照明がチカチカするとこあってそこだけちょっとしんどかった。 ていうかほんと海外の人ってお風呂に入らんと普通に寝るよね!?せめて化粧は落とした方がいいんちゃう!?って思いながら見てました。10年後後悔するから。
悲しい過去、悲しいホラー
悲しい過去が次第に明らかになっていく。 夢を打ち砕かれたサンディは自分に群がった男たちを殺し、ついには炎の中に消える。悲しいホラー。 男たちの醜さを繰り返し見せられてしんどいので、メンタルが万全でないときには見るべきでない。物語は、エロイーズが夢に向かって歩き出せるのが救い。
とても美しい、詰め込みすぎの作品
ファッションデザイナーを目指して、ロンドンのカレッジに通い始めた女の子が、仄暗い屋根裏の一人暮らしの部屋で、夢かうつつか、ずっと憧れてきた 1960年代のソーホーと今を行き来する なんだか映像がとても綺麗、目眩く倒錯した古き良き時代 そして、あの頃は良かったっていう感覚は、その頃の良くなかったところを看過してるからこそ生まれるもんであって サスペンスホラーっていう位置付けなんだね サスペンスにはリアリティが欠かせないし、ホラーにはサプライズが欠かせない、そう考えるとどっちつかずだったかもなー
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