マリグナント 狂暴な悪夢のレビュー・感想・評価
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最高のホラー映画
3年前にジェームズ・ガン製作の映画「プライトバーン」と言う映画が公開され、ジャンルミックスしたホラー映画でエンタメ溢れる作品でした。
そして3年後、今度は同じ「ジェームズ」繋がりで、ジェームズ・ワン監督が「マリグナント」と言う、またジャンルミックスされたホラー映画が誕生しました。
この作品は、ジェームズ・ワンの集大成だと思います。
「死霊館」のホラー
「アクアマン」のファンタジー
「ワイスピ」のアクション
「ソウ」のどんでん返し
全てが含まれた映画、それが「マリグナント 狂暴な悪夢」です。
ただのホラーでは無い、本当に新感覚なホラー映画。
個人的にアクション大好きで、まさかアクションシーンがあるなんて(しかもキレッキレ)めちゃくちゃ萌え上がりました。
あと、ジェームズ・ワン監督はやはり映画を作るのが上手いですね。
カメラワークと言い、演出と言い、音楽と言い、内容て言い。全てが完璧でした。
18禁なんでかなりグロいですが、18禁にしてはマイルドな方だと思います。(グロ耐久度高い自分なんで信用はしないで)
個人的に今まで見たホラー映画の中でベスト1に入ったかもしれないぐらい面白いので、
一回騙されたと思って見てほしいです。
2021年のホラー映画の中で最高傑作でした。
なかなか面白い。
ヤツの動きがマトリックスのネオみたい
トラウマ級の怖さがない代わりにヤツが暴れるアクションシーンが面白い。ヤツの身体的特性を活かした動きが斬新でホラーを期待していたら、プラスαの楽しみがあった。
主人公のマディソンは、DV夫に後頭部をドアに打ちつけられてしまう。その夜、電気機器の異常現象とともにヤツが現れて夫をとんでもない力で撲殺してしまう。この日からマディソンは、ヤツの殺人現場を空間を超えて目撃してしまうようになる。
前半は、サイコ系なのか、オカルト系なのか、フレディやジェイソンのようなモンスター系なのか、どの系統ともとれる展開で、ヤツの正体がとても気になる。ヤツの殺し方もなかなかエグい。
ヤツの正体がわかってフォルムを目にした時は、ちょっと笑ってしまった。ここからアクション主体にギアチェンジするだけど、ヤツの動きがマトリックスのネオっぽくてなかなか見せてくれる。
こういうホラー映画もいいよね。
なんか事前のあらすじと組立が違って散漫な印象で疲れた。つまらなくてトイレ行って最後見逃した。でも二度目は観なくて結構です。
奇形膿腫だかの暴走。
なんか、手塚治虫ブラックジャックの「人面瘡」とピノコの誕生の劣化バージョン(有料パンフからの受売り)
スタートのテーマ曲の場面はセンスというか雰囲気を感じさせた。
しかし、ストーリーの組み立てが地に足がついてなくて、分かりにくくて前半、爆睡しました。
もう少し、ストーリーは単純化して分かりやすくしてよ💢なんか事前のあらすじと微妙に違う切り口だからついていけないよ。というか話自体は単純なのに見せ方が良くないよ・・観客が咀嚼しやすい構成にしてよ。
それに比べて後半の背中の怪物の暴走。バイオレンス映画かい???
途中挿入される、「大きな建物の中で 一人ポツネンとした時に 静かに、かつ突然 迫る恐怖」自体は恐怖の王道で良かったのに残念。
あまりの暴走に、終了時間間違えてトイレにオシッコ行ってるうちに、戻ったらエンドロールだった。でも警察での暴走だけで別に結末の5分、個人的にはあんまり興味ない。
とにかく人間関係は単純にして欲しい。どうでもイイですけど、有料パンフ、内容薄すぎ。
まあ2度と観ることないからイイけど。
【新感覚のホラー・アクション】
途中、ちょっと、ちょっとって突っ込みたくなるところもあるけれども、総じて楽しめました。
(以下ネタバレ)
人間は、脳のほんの一部しか使ってないというところから、ラジオやスマホ越しの超能力チックな会話能力が身についたり、超人的な身体能力を発揮できるということなのだろうか。
それにしても、殺陣はカッコ良かった。
随分前になるが、米軍の枯葉剤作戦の影響で、一卵性双生児のベトさんとドクさんがくっついたままで、日本で分離手術を受けたと記憶しているのだけれども、もし、くっついているのであれば、一卵性が前提で、身体的な性は同じ方が違和感が少ないように思う。
あんだけ強いんだったら、2人とも女性で良いように感じるし。
胎児の栄養を吸い取るってのもグロくて斬新だった。酷い話しだけど。
もっと精神的にヤられるホラーかと覚悟していたけど、マディの妹に惹かれる刑事が良さそうな人だったのと、マディの妹がキュートで、応援したくなって、どちらかというと、ホラーやスリラーとしてより、アクションとして楽しもうという気持ちになってしまった。
映画としては、根本に、DVはダメよとかあるにはあるけど、シンプルにホラースリラーアクション感を味わう作品かなと思います。
リラックス出来ないけど、リラックスして楽しんではいかがでしょうか😁
『ソウ』級の衝撃
※ジェームズ・ワンはふつうの映画は撮りません
気持ち悪かった!天才ジェームズ・ワン監督のこのホラー映画への帰還は、『ソウ』のようなグロ・ゴア描写 & 灯台下暗しな作りに、『死霊館』のように薄暗く迫る人智を超えた存在の気配、そして『ワイスピ』『アクアマン』のようなアクションという点においては、一種ベストアルバム的な内容・側面もあるかもしれない。
クセがすごかった!奇妙で不思議で厄介、そしてきっとハマる人にはハマるしハマらない人にはてんでハマらなさそうな代物。今世紀ホラーシーンを牽引してきた彼のフィルモグラフィーにおいて(純粋に怖さという点でも)ベストな作品ではないかもしれないけど、色んな意味で面白い作品。今回も巧みな視点誘導に、二転三転する衝撃展開とその先に待ち受けるサプライズ…!なぜR18なのか?気になるなら見るしかない。
【malignant】=「悪意のある,きわめて有害な,悪性の」まさしく!本作を『アンブレイカブル』『ブライトバーン』(?)系の一風変わったヒーロー誕生モノと捉えるなら、NARUTO、BLEACH、呪術廻戦的な感じの抜き差しならないツンデレ関係性で続編あってもおかしくない。飼いならすか食われるか?そのときはショウ刑事と妹はくっついていそう。
サイキックボンド
勝手に関連作『ソウ』『バスケット・ケース』
アクションサスペンスホラーの傑作
これは久々に当たりなホラー映画
ここ最近で見たホラー映画では一番良かったです(一部注意するべき点あるかも/本文参照)
今年172本目(合計236本目)。
「皮膚を売った男」を観た後、時間差10分で移動。こちらです。
ホラー映画は最近はR12や15が多く、18の映画は少なかったので、結構怖いのかな…とは最初思っていました。確かにレーティング通り、かなり残酷な表現が出ますが、表現に関する部分が大半です(大人の営みのシーンはありません)。
※ また、「女性の、暴力を受けることによっる望まない妊娠」の表現も出ます(表現がきついので、緩和して書いています)。ただ、この表現も1か所程度です。
全般的にこう、本格的ホラーで来たなという印象です。最近だとホラー部分だけ(ただ単に怖いだけでストーリーが支離滅裂)でごまかしたりという映画は多いですが、本映画はストーリーもホラーも満点でしょう。ラストまで目が離せないところです。
とはいえ、やはりR18の映画ですので、一部やはり残酷な表現があります。私はあまり気になりませんでしたが、心臓が弱い方などは注意したほうが良いかもです(あと、妊婦さんなど)。
※ 20時40分開始で、当該箇所が22時09分、25分です(手元のスマホで確認)。序盤は穏やかな展開が続くので、ポテトなど食べるならこの時間帯が良いかなと思います。
タイトルの原題 malignant は「悪性の」「悪意のある」という形容詞。後者はもう明らかですが、「悪性の」というときは、特定の病気の描写(悪性●●、など)とよく使いますよね。それもヒントかもしれません(もしかして、ダブルネーミング??)。
この点はよくできてるなぁ…と思いました。
※ mal- には、「よくない」「壊れた」という意味があります(例:malfunction →「機能がよくない」→「故障」 など)。
評価については下記が気になったものの、R18ということは明記されていますし、それは考慮していません。
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(減点0.1) ストーリー中盤、昔の地下街に行くところ。いくつかの看板の翻訳が抜けていて、補わないといけない部分があります。もっともそれを補ってもストーリー上何ら関係ないのですが(やるだけ損になる)、かと思えば、ストーリーに余り筋として出てこないお店などの看板も翻訳されていたりと、なぜかバラバラです(ただ、翻訳の傷をどうこういうより、ホラーとしてみるのが妥当で、多少の抜けや過剰は気にしないのが良いかな)。
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後半はホラーじゃないし
すっごくおもしろい!!
なかなか恐ろしかったよ!
従来の常識を覆す新次元ホラー
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