ミラベルと魔法だらけの家のレビュー・感想・評価
全192件中、21~40件目を表示
ミュージックビデオとして見ればまぁ
今までのディズニー映画に比べるとストーリーやキャラクターの感情と行動等の映像と音楽の融合感が低く、話よりも歌ありきで映像が付いているという感じに思えました
話も主人公が長きにわたって受けてきた疎外に対しての和解が簡単すぎて微妙
オチもそれで良いのか?というオチでした
話上必要ない家族(キャラクター)が多くそれのせいで一人一人がぼんやりしている気もしました
日本語吹き替えでみたのですが途中元の言語で歌唱するシーンが2カ所ほどあり謎
今までのディズニーでは言語を変えてもそれぞれの国の言葉に合わせた高クオリティのミュージカルシーンが見どころの一つだったように思っていたので残念です
子供向けでは無いというのなら話がお粗末すぎるし子供向けだとするなら話を伝えるミュージカルシーンで吹き替えをしないというのは手抜きに感じます
もう日本市場の予算的にできないのかなとも勘ぐってしまいました
映像は素晴らしいのにストーリーが残念
実は祖母がヴィラン?
映画公開中に一度観たきりで、金曜ロードショーで放送されるとの事で改めて録画して視聴しました。
一度観た時に感じた違和感が蘇ってきましたが…
気持ち悪い、というか不快感を強く感じてしまいました。
ミラベルという主人公の少女は小さい頃に祝福を受けられず、家族(特に祖母)からは冷遇され、比較され、蔑まれて今日まで過ごしてきました。
それでも健気で、自分は魔法が使えないけれど出来ることをしたい!と頑張っている姿に数年前から流行った転生ものというか、ラノベ感が否めない。
ブルーノ(おばあちゃんの息子)も祖母の期待に応えられず、失踪。
まず祖母
言うまでもなく、ミラベルは落ちこぼれ、マドリガル家の恥、と感じていますし明らかに下に見ています
母
言葉では優しく、ミラベルを大切にしているように見えますがアントニオ(ミラベルの甥)が祝福を受けた際に家族写真を撮る時にミラベルを呼ばず、ちゃっかりミラベル以外(魔法持ちや夫)と楽しげに写ってます
え?呼ばないの?と娘を大切に思う母親に矛盾が生じました
姉ルイーサ
下には見てないけど、自分を追い込み過ぎで強迫観念が強い
ポジティブに見えるメンヘラ?
姉イザベラ
(会心前は)くっそ性格悪い
完璧であろうとするばかりであり、魔法が使えないミラベルは妹というか侍女扱い
「謝って」という床を指さしながら実の妹を見下すシーンはゾッとしました
悪役令嬢やん
街の人や家族から苛まれ、それでも家族の為に、傷付くカシータ(家)の為に奔走し、最終的に皆が魔法を使えなくなった時は「魔法が使えなくたって一人一人が輝く星のように主役なの」というラストの歌はそのシーンだけでも泣けます
しかし
魔法が戻りました
「おーーーい!!!!」とツッコミを入れたくなりました
結局凡人は凡人、天才は天才
輝くのはいつも特別な人
なんじゃそりゃ
いい感じにミラベルが歌ってたじゃん!
全否定かよ!!
あのまま魔法が使えないままの方が良かった…
ではミラベルは祝福を授からないままか?というのは、祝福は生まれた瞬間から受けていました
それは「カシータ」です
最初は祖母や家族を守るために、祖父の強い気持ちが命と引き換えに魔法のロウソクとなったのでしょう
祖母が家族ではなく、「魔法」というものを大切にし、その魔法が使える「マドリガル家」を貴族なのだと、特別な家系なのだと、いつしか「権力」を愛してしまったから、祖父は本当に家族を愛し、家を愛してくれるミラベルに「カシータ」を授けたかもしれません
だからミラベルが傷つき、感情が爆発した時に家にヒビが入ったり壊れたりしたのではないでしょうか
カシータはミラベルが主人だから、ミラベルを守ろうとしたのかもしれない
そして、最後にミラベルがドアノブをつけた際にカシータが復活したのもミラベルがマドリガル家の真の主(あるじ)だからでは?
特別な人はいない!みんなが主人公だよ!輝いてるよ!!と、伝えたいのかもしれませんが、結局は魔法が戻り、特別な人はやはり特別なのだと…なんというか、あらゆる差別を見ているようで最後までモヤモヤしたままでした
音楽が想定外に気に入った
公開時は、あまり話題になってなかったように思う。南米でメガネ女子だと、日本人にはスルーされてしまうかな。事実、私もまったく観る気にならなかったし。テレビで放送するなら観てみるか、くらいな姿勢だったが、作中のラテンな音楽がめっちゃはまった。意外にラテン好きな自分を発見して驚いた。あと、ミラベルの表情がすごく細やかで、とても良かった。笑顔がゆっくり消えていくところなんか出色。
登場人物の中では、ルシータに感情移入してしまった。力持ちのギフトを受け、重い物を何でも担げる彼女は、人にあれこれ仕事を頼まれる。ピアノを持って来たり、ロバが逃げりゃ回収しに行く。でも、このギフトがなくなったら、自分の存在意義はあるのだろうかと悩む。その歌「Surface Pressher」がすごく胸に刺さった。刺さりすぎて、動画で何回も観て、日本語版に英語版、27言語をつないだ版(全部別人なのに声色が違和感なし!)、舞台での歌唱まで観た。舞台ではロバの着ぐるみのダンサーがバックで踊り、もーおかしくって楽しくって。ロバ最高!! アベンジャーズのようなルシータも、花のように美しいイサベラも、周囲の期待に応える毎日にストレスが溜まっていた。特殊能力を持つ者の、プライドとストレス。
魔法は消えても、人々の善意により蘇る。再生の魔法を使うことが、ミラベルに与えられたギフトだったのかも。温かい贈り物をもらった気分になれた映画だった。
日テレ金曜ロードショーを視聴。
ミュージカル映画!
ディズニーは元々歌が多いとは思うけど、この映画はミュージカルで展開するのが面白いと思った。
ミラベルは姉のイザベラはめちゃくちゃ仲が悪いけど、イザベラの本音をきっかけに歌が始まって、なんか知らんけど仲良くなる。これがミュージカルなしでやったら結構大変だったし、寒い展開になったんじゃないかと思う。歌で盛り上がったからこそのハグのシーンが印象的になったと思う。
最後の方で家出したブルーノと家族が和解するシーンもミュージカル調だからいい感じにまとまっていると思った。
ただ映画の始めはマジでミラベルに対する扱いが酷い。家族写真を撮るのにミラベルはハブ。
そんな扱いなのに前向きなミラベルがまた良いんだけど、結構心がキュッとなるくらい可哀想なんだよね…。そこさえ乗り越えれば楽しい話だと思う。
「もっと才能があったら良かったのに」という問いかけのひとつの解
誰でも「もっと才能があったら良かったのに」と思うことがあるでしょう。その問題をはっきりと突きつけられて、背負っているのが主人公ミラベル。子供の時のミラベルが「お前はダメだ」と審判される場面で、かなしそうな顔で助けを求めるように見上げるところが涙を誘う。
ミラベル以外の家族がみんな魔法の才能を持っているという状況は、そうとうきつく耐え難いはず。ミラベルは明るく元気にしているが、屈折せずに育ったことが奇跡だと思う。
おばあちゃんが改心して、ミラベルのことを「あなたが生きているだけで良い」と認めてくれるという解決は納得できた。自分の子供、孫がいて才能がないと思っても(例えばどこかに障害があったとしても)、やはり生きているだけで幸せにしてくれる存在なのだと思う。
ミュージカルなのは、どちらかと言うとうっとうしかった。歌詞が大事なセリフなのに、聞き取りにくい。それから、おばあちゃんが改心した理由が弱いと思う。物語の大きな転換点なのに、唐突な感じがした。
陽気な音楽で気分も上がるぅ⤴
おばさん顔のミラベル
タイトルなし
めっちゃポリコレやん 映画でもゲームでもポリコレポリコレ本当鬱陶し...
めっちゃポリコレやん
映画でもゲームでもポリコレポリコレ本当鬱陶しい
この不細工な主人公に終始見慣れず声が全然合ってない
声が綺麗なのはいいのかよ容姿が綺麗なのは文句言うくせに
ながら見したけど集中して観ても時間の無駄なのが分かるからながら見で良かった
何でも高評価するマン達が本当の評価をわかりづらくしている
結局何が伝えたかったの?
家族が大切!魔法がなくてもあなたは家族!魔法が使えなくてもあなたには魔法がつかえる!みたいな、ディズニー節が悪い意味でもいい意味でも伝わる作品だと思います。悪役がいないので主人公や周りの葛藤が雑かな、自分らしく生きよう!押し売りキャンペーンしてればいいやろ、みたいな感じです。その吹っ切れシーンだいたい歌唱が入ります。5,6曲入ります。多いです。体感2時間映画中、10曲くらいに思えます1曲4分くらいだとおもいます。ミュージカル好きではない人はこの長時間歌唱シーン辛いと思います。私は辛かった。踊って歌って映像がキラキラド派手高速テンポな感じ、見るのめんどくさいのですよね、、1,2曲でいい。
あと個人的に、私が思ってたディズニーの顔じゃない主人公なので違和感がありました。コロンビアが舞台なのかな?顔の特徴を出しているのは理解しているのですが、どうも無理してデザインされてる感があって。古い人間で申し訳ない。。家族も多過ぎて誰が誰だかわからないし子供はこれ見て誰が誰だか分かるんだろうか、家族で見てましたがコイツがこれでこうこうこうで…と登場人物を長文で説明しながらじゃないと紹介できないって、果たして子供向けかな?と思いました。実際キッズ映画の方が昨今ディズニーよりクオリティ高い気がします。シンプルでぶっ飛ぶところ吹っ飛んで。メリハリがあるので見ていて楽しい。最近のディズニーそれがないんですよね、全部抽象的。これが善これが悪。がない。わからない。もうすこし単純でいいと思います。
ペドロじいちゃんの死ぬシーンもご丁寧に描かれていて、そのシーンが一番ドラマチックに高クオリティで演出がかかってベイマックスのタダシの最期を目の当たりにしたヒロのあの表情ばりに感動しました。ゆうとそこのシーンしか高クオリティではないかもです。中身がカッスカスでいつものディズニー映画でした。ウィッシュもどうなるか、スタフィーとバンビを連れてどんな冒険が待っているのか忖度度合いに映画に期待ですね!
少し‼️❓致命的に‼️❓低レベル‼️❓
タイトルなし(ネタバレ)
全編、中南米音楽のミュージカルが新鮮。みんな陽気で色彩や美術も凝ってて楽しい。
ストーリーは予告編で大体読めてしまったが、祖母の立場や感情を想像しながら観るとそれなりに楽しめた。何かを守るための強さが、守られる側への抑圧として働くという話。わかっているはずなのに守る側の立場になると忘れがちなんだよな。
エリート家族の中の劣等生
実力至上主義の家系の中の劣等生としての主人公。
年下にも抜かれていく。
医学部や法学部だらけの家族で大学受験に失敗したりしたらこんな感じになりそう。
自分の中の劣等感や、家族の中での居場所のなさ、必要とされていない感覚。
ビジュアルだって天然パーマに眼鏡と、明らかに冴えていない女の子を意図的に描いている。ルッキズムの恩恵を受けていない側。
あげくコミュニティを壊してしまう存在になる。
必要とされないどころか邪魔に思われる。
これほど辛いことはない。
じゃあいかにしてこの子は自分を認められるのか、という話ではあるが、、、
エリートにだってエリートにしか分からない悩みがあるよ、という話になり、みんな悩みがあるんだねとなる。
そして根本の原因は祖母にある。祖母の無責任な責任感が子供を縛り付けているのだと指摘する(実際こういう親世代は多いっすよねー)
そして祖母と和解する。
まあここまでは悪くはない
魔法がなくなりみんながフラットになったところで主人公が登場。
マンパワーの大切さをみんなで実感。
最後にはなぜか主人公の力によって魔法が復活。
主人公は実は救世主でした。
いやいや!
これじゃあ最初の主人公を救ったことにはならないでしょう
結局フラットな才能、あるいは自分に才能がある場合しか自分を認められないじゃないですか
最初主人公に共感したであろう観客を置いてけぼりにしているでしょ
ただの非エリートの、俺にも才能があったらなあ、あるいは他のやつも俺みたいに才能がなかったらなあ、という妄想でストーリーが進んでいるよう。
まあそれ以外に救いがないという話なのかもしれないけれど。
大人に刺さる
全192件中、21~40件目を表示