劇場公開日 2022年5月13日

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流浪の月のレビュー・感想・評価

全395件中、201~220件目を表示

4.0誘拐犯??

2022年5月25日
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家庭環境が複雑で帰りたくない少女を家に連れて行ってあげたら2ヶ月も住み着いたら誘拐犯に仕立て上げられちゃった。
うーん!なかなか複雑なドラマスタートでした。
そして、
15年後に偶然再会。
周りから見れば、被害者と加害者だけど当人同士はそういう感覚もなく当時のまま。
なんか、ありそうでなさそうな話だというのが率直な感想だし、裁判ではどうなったのかが少年院に行ったというくらいでその後のことはよくわからない。

松坂桃李さんが激やせして役づくりしたことが一目瞭然。更紗役の女の子の演技が素晴らしい。

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Fighters1110

4.5言葉が出ない

2022年5月24日
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鑑賞方法:試写会、映画館

悲しい

難しい

見終わったあとしばらく言葉が出ませんでした。劇場内も声を聞かれず。言葉を失わされる映画です。
何度も見ようとは思わないけど、またいつか見ようとする映画かも知れません。

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おっけ

4.0心に傷を抱えて生きる生きづらさ

2022年5月24日
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鑑賞方法:映画館

たまたま舞台挨拶中継付きの回でした。
松坂桃李さんは映画が公開されて沢山の方から連絡が来て、3人とも幸せになって欲しい、と言う感想が多かったと仰ってましたが、私の感想もまさしく。

大人の女性に興味が持てない青年、家庭環境に問題があった少女、そして彼女に執着してしまう男、みんなそれぞれの理由があって辛い気持ちを抱えて、それをどうにか消化しようと必死にもがいて生きてる様子が切なく苦しかったです。

出てる役者さんみんな演技が素晴らしく、150分とかなりの長尺ですが入り込んで観ることができました。

面白い、という表現はあまり合わず、深く考えさせられる映画でした。

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くまさん

4.5すごかった

2022年5月24日
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もう、すごかった。
これは役者がみんな素晴らしい。そしてそれを引き出した李監督。あっぱれ

松坂くんの技量、すずちゃんの底知れぬ演技力、流星くんのポテンシャルの高さ、そして多部ちゃんの計算と心理と合わさった一瞬の素晴らしいタイミングでの涙は正しく女優。

30前後の役者が揃いもそろって素晴らしい。

あとは子役時代と全く違和感がなかった。
どっちがどう合わせたのかはわからないが、雨の中で過去をフラッシュバックするかのような再会のシーンはすずちゃん演じるさらさが一瞬昔に戻ったようなすごいバランスでの芝居。子役のさらさも声に芯があり、子役っぽさがなくすごく良かった。

流星くんの登場シーン毎に段階を追って狂気になっていく様も全く違和感がない。この徐々にいく芝居は難しい。ちゃんとちょうどいい塩梅で段階を追っている。

多部ちゃん。登場シーンは少ないものの、ばっちり必要なタイミングと見せ場での去り際に流れる涙。女優過ぎる。さすがすぎる。

今回、キャストが素晴らしく、一つだけ違和感があったとすれば文の母親役の内田さん。最初、おとんだかおかんだか分からなかった。もうちょい違う方の方がハマったのかなぁーって。

アップシーンが多く、役者としては少しの表情の変化も全て画面に映るので神経使うと思うがお見事。

そして李監督だから、人間をすごく繊細に演出してくれるだろうと思っていたら、物凄く繊細だった。

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あおい 名前変えました

4.5いいもん見た

2022年5月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

久しぶりに映画らしい映画を見た気分。
「悲劇」なのに心温まり、「孤独」なのに強い絆があり、「弱者」なのに強い。簡単には表現出来ない物語の微妙な空気感。劇中さまざまな対比が繰り返し、単純な悲恋の物語とは一線を画した出来になっている。

家庭環境の被害者は、家庭は帰る場所ではなく、さらに社会の常識という色眼鏡に晒され、寄り添うこともできない。それでもなんとか自分の居場所を築くが、そこには自分の本心も無く、自由では無い。そうした嘘に耐えてしがみついても、ちょっとした弾みで一瞬にして瓦解する。

松坂桃李に広瀬すず、若手実力派2人に圧倒されっぱなしの150分。横浜流星が期待以上の活躍で、今後も楽しみ。多部未華子もしっかり根を下ろして、安心して物語に没入できる、盤石な世界を築き上げていた。中でも内田也哉子がどきりとするくらい、母親の面影があり、現実と虚構の境に居る存在感に迫力を感じた。

主演2人は、これでまた賞レースに名乗りを上げただろう。そうした評価を抜きにしても良い映画だと思った。

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AMaclean

5.0今更か…広瀬すずさんの魅力。

2022年5月24日
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スクリーンがエンドロールになったと同時に拍手を送りたくなった。舞台が終わった後のように。
原作の雰囲気をそのままに1番観たいところを凝縮したシーンの連続に頭は冷静なままなのに、違う…違う…と心はどんどんと引き込まれていった。

これまで広瀬すずさんの出演されてる映画を何作か観ているがあまりしっくり来ることがなくてどうしてそんなに人気なのか分からないままだったが、今回の作品で彼女の印象がガラリと変わった。更紗本来の天真爛漫さを纏いつつも、抗うことの出来ない数々の試練に真摯に向き合う姿は感動的だった。
松坂桃李さんの魅力は存じ上げているつもりだったがまだこんな表情もあるのか。底知れない俳優さんだ。

更紗と文の放つ台詞が心に刺さり、現実とは離れた世界の話であるようで根底の部分にあるテーマはとてもシンプルで且つ手放しちゃならないものだと実感する作品だった。
久しぶりに映画熱の上がる作品でした。ありがとうございました。

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とっちゃん

4.0帰りに原作本を買って読んでしまいました。

2022年5月24日
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鑑賞方法:映画館

幼児誘拐は絶対にいけない事です。
ただ、この物語は少し違い形は誘拐のようだけど心がきづつき生きること、まわりに合わせる普通と言うことが出来ない、したくないと思っていた青年と、少女の話でおく深く良かったです。
切なくて悲しい。
映画だと少しわかりにくいところがあったので原作を読みました。
役者さんがとても丁寧に演じ、リアルさも感じられました。
だれにも感情移入できないけど、ひきつけられた映画でした。

文の母内田也哉子さんが初め誰かわからず…でも存在感凄くて、少しの出演時間なのに印象深かったです。庭で木を抜く姿は怖いです。

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nekomachi

5.0いいね

2022年5月24日
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いやぁ、良いですね、素晴らしかった。もうね、良いなんてもんじゃないね、Fです。E超えちゃってFです。わかります?Fランクって意味じゃないですよ?バリバリSランクですからね。あの、アルファベット順に並べるとEの次がFでしょう?だから、良い(E)を超えてますよって、そういう意味です。くだらないですね。でも、こんなくだらない事言えちゃうくらい、興奮してるってことなんだよね。伝わってるかな、これ。伝わってほしいな。原作読んだ人も、読んでない人も、ぜひ観てほしいです。自分の正義は本当に正しいのか、常識に飲み込まれてはいないか、そんな風に自分を見つめ直すきっかけになってくれるんじゃないかな。原作読んだ人は「もうオチとか知ってるし…」って思うかもしれないけどね、映像として見せられる、いや、"魅せられる"とね、また違った世界が見えてくるんじゃないかなって思いますよ。失望させられるってことは、まず無いだろうしね。原作に忠実に作られてるよ、とても。愛を感じる。あと、高校時代、僕に無理やり読まされたよって人達もね、五等分の後とかで全然いいからね、ぜひ観に行ってほしいな。あ、でもね、これは忠告なんだけどね、カップルでは観に行かない方がいいと思うな。いや、これはね、1人で観に行った寂しい男の妬み・僻みとかでは断じてないですよ。断じて。心優しき男の善意100%の忠告です。まぁ、なんでかって言うとね、after talkがね、絶対に盛り上がらないと思うんですよね。まぁ〜〜〜弾まないと思いますよ、話。テニスボールかと思ったら泥だんごでした!ってくらい。もうね、ゼロバウンド。卓球で言うゼロバウンドですよ。「あのシーンめっちゃ感動したよね🥺」とか「あそこの○○くんめっちゃかっこよかった〜🥰」みたいなの、全ッッ然無いですからね。ただひたすらに重い、暗い。まぁ唯一話せるとしたら倫理観的な話になると思うんだけど、これはね、やめといた方がいいと思う。男女で倫理観の話なんてしたらね、99%雰囲気悪くなりますからね。別れる原因に十分なり得ると思いますよ。まぁ、これに関しては、「あいつ意味わかんない!」ってお互いに愚痴り合ってればいい部分だと思いますね、私は。あと、もう1つの理由としてはね、広瀬すずちゃんがね、ちょっと魅力的すぎるんだよね。あまりにも。あれはいくら彼女ちゃんのことが好きでもね、目を奪われちゃいますよ。おっふしちゃうの。おっふ。僕なんてさっきから余韻おっふが止まらないからね。こうなるとね、隣にいる彼女ちゃんにはね、嫌でも伝わっちゃうと思うんだよね。女の勘は鋭いってよく言うし。やっぱりこれも別れる原因に十分なり得ると思う。まぁ、その他諸々の理由で、カップルで観に行くのはあんまりお勧めしないかな。家族と、友達と、あるいは1人で観に行ってみてはいかがでしょうか。んー、まぁ、こんなとこですかね。あんまり語られても見る気失せるだろうし。あ、待った、あと1つだけ。この映画ね、すごく良いんだけど、観る側が推測で補わないといけないシーンがちょっと多いんだよね。最後に関しては、映画だけじゃ完全に理解するの不可能だと思う。だから、観終わったら図書館か書店で最後の30ページくらいをパラパラって読んでみてほしいな。そうすれば全部わかると思う。はい、これまで。映画のレビュー書くのくそおもろいやんけ。

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はな

4.5重いのに飽きることない見事な作品

2022年5月24日
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ちょっと見終わった後のインパクトがすごすぎて言葉にするのが難しいくらい圧倒されてしまいました。

松坂桃李の磨きがかかりまくったカメレオン俳優ぶりはやはり目を見張るものがありますが、本作では特に感情の振り幅が凄まじく、彼の抱えていた思いが明かされていく場面では強く心を揺さぶられました。広瀬すずと横浜流星の演技も凄まじい役作りの末に作り上げたんだろうなぁと思わず感嘆してしまうほどで、恵まれない境遇のなかで生きているキャラクターとして説得力のある演技でしたね。

話としてはとても重いのに150分という時間が一瞬に感じられる素晴らしい作品でした。

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ちーたら

3.5松坂桃李すごい

2022年5月24日
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鑑賞方法:映画館

映画の内容は原作読んでいなかったので、結末は意外。
松坂桃李の役作りは異常。「孤狼の血」と同じ人物とは思えない。
ずっと子役のイメージだった広瀬すずが大人になっていてびっくりした。

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hanataro2

5.0すず様ファンとしては

2022年5月24日
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鑑賞方法:映画館

いきなりベッドシーンで、ファンとしては悲しいね。

で、すず様出演の映画は、内容よりスクリーンですず様を観られるから観に行くって感じです。

内容は、どうでもって思って観てますが、この作品は引き込まれてしまいました。

2時間半の少し長い作品。あっという間に終わった感じです。

つまらない作品の2時間は長く感じますが、流浪の月は面白かったです。

内田也哉子さん、樹木希林さんにそっくりで味のある役やってました。

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premacy2010

3.0松坂桃李 凄い!

2022年5月23日
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松坂桃李って すぐ 消えるかと思ってました。
ゴメンナサイ
もう 凄い人です。
役が 取り憑いてる そんな感じでした。
木の葉みたいに 細くなって 枯れ葉みたいに 風に舞って そんな雰囲気でした。
このまま ずっと 凄い作品に出会って ドンドン カメレオン俳優になっていって欲しいです。

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miwa

4.0濃〜い内容をこの2人で…

2022年5月23日
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不思議と観終わった直後は,一寸あまり心地好い想いは殆ど生まれずに、あ〜ぁ,何か釈然?スッキリしないなぁ〜⁈ 何て想っていたが… 面白い事に,わりと好きな松坂桃李の怪しさと、間違った事を言っちゃっていたらすみません。 お姉ちゃんの方が先に出ていたのに,私的には勝手に妹の方が人気出てきていやしないかい⁉️(広瀬すずの事)と想っていた中で、かなり時間が経つに連れて,趣旨自体はあまり綺麗?じゃ無いが、ドンドン気になる作品になってきちゃったヨォ〜♪( ´θ`)ノ

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サクちゃん

3.0横浜流星の脱皮

2022年5月23日
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悲しい

難しい

萌える

何だろうなぁ

あまり刺さらず

ただ、これほど長ーい映画を飽きずに最後まで観れたのは
松坂桃李くん、すずちゃん、横浜流星くん、などの演技のたまものです。

流星くんのラブシーンがエロ過ぎて萌えました❤️

君の瞳が問いかけているの時の
純粋なラブシーンとはうってかわって
大人〜

そう言う意味では
こんな役柄を見れたのは良かったかな。

原作読んだならもっと理解できるのだろうか

一瞬の出番でしたが
お母さん役の内田也哉子さん

樹木希林さんに面影があるなぁも見てたら也哉子!!!
存在感が。。。

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悠々同盟

3.5クローズアップがきれい。音楽がやや鳴りすぎな感じ。松坂桃李もいいが...

2022年5月23日
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クローズアップがきれい。音楽がやや鳴りすぎな感じ。松坂桃李もいいが、横浜流星のクズっぷりもなかなか。

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ghostdog_tbs

3.5繊細な演技

2022年5月22日
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桃李くん、流星くん、すずちゃん、3人とも難しくて、パブリックイメージを損ねかねない役を、よく受けたなぁとおどろきつつ感心しました。
しかも、すごく繊細な演技は引き込まれてよかった。
カメラワークや色遣いと相まって、悲しみの深さがよく表現されておりました。

桃李くんがギスギスに痩せなきゃいけなかった理由は、観ても分かりにくいのですが、たまたま自分には知識があったので納得できました。

ネットに残った過去の事件……いわゆる「デジタルタトゥ」による、無関係な第三者の、元受刑者への差別と嫌がらせの描写は、フィクションとはいえ、なかなか嫌なものがありました。

ただ、後になって冷静になって考えると、現代の疑惑に対するいろいろな反応がおかしくないだろうかと。
週刊誌が本人への裏取りなく誹謗中傷記事を載せていることと、子どもの親の被害届もなく裁判所の逮捕状もなしに、警察が任意同行ではなく逮捕して連行しているあたりがどうにも違和感があり。
映画の表現だとそんなところが気になって、原作を読みたくなってしまいました。
たぶん、小説なら瑕疵はないんじゃないかorこのモヤモヤが解消されるんじゃないかと期待して。

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コージィ日本犬

4.0引き込まれる

2022年5月22日
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泣ける

怖い

幸せ

映像が綺麗です

李監督っていつも音から引き込まれる

原作未読ですが、
DV描写がキツいかなぁ
そこが苦手な方は辛いかも

横浜流星が怖い

松坂桃李君が髪が長いせいか、まん丸い目のせいか、一瞬別人に見える
女の子みたいな

広瀬すずちゃんは子役とのリンクしていて良かった

リカちゃんママは帰って来たのだろうか

母役は内田也哉子さんなのかとびっくり

周りには理解し難い二人のストーリー

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アプソ

5.0キレイな月ですね

2022年5月22日
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間もなく50歳になりますが、「愛」がどんなものなのかは分からずにいます。
が、更紗と文が終盤に至った感情や空気には、これが「愛」なのかと思わせる雰囲気がありました。それが愛だとしたら、やはり愛にはいろんなかたちがあるんだと改めて気付かされました。二人の関係もその一部に過ぎないんでしょう。
散々な悪態つかれた亮に対し「これまでありがとう」と言い、唯一の拠りどころである文に対し「迷惑かけてごめんなさい」と口にする更紗が印象的でした。

「親ガチャ」の影響を受けた二人が「社会ガチャ」とも言える環境に流されていく。最終的にそれを受け入れられた二人は羨ましくも見えました。そんな存在と出会えた二人、キレイな月を一緒に見上げられた二人はある意味幸せですよね。
「二人」の関係は他の誰が理解、評価するものではないし、自分の想いを大事にすることが何より大事であることを再確認しました。

最後に、この映画は難役をサラッと表現した広瀬すずさんの存在がなくてはありえない映画でした。

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Eiji

4.0人生に絶望し、あきらめてきた二人が見つけた選択

2022年5月22日
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15年前の誘拐事件。当時の被害者と加害者は再会を果たす。
心に傷を抱え、人生をあきらめてきた更紗と文二人でいる時こそ、自分らしさを出せている。
しかし、世間が許さない。全く言うことを聞いてくれない警察、悪意に満ちたマスコミ、一般人の攻撃。

再会して本当によかったのか?
なんとも言えないが、人生に絶望し、諦めてきた二人の最後の選択にどうか救いがあればと思った。

心に傷を抱え、被害者として上辺の同情と可哀想のレッテルを貼られ生きる更紗の不憫さ。
他人とのやりとりで見せるぎこちなさが上手い。
それと横浜流星の新境地。
更紗を束縛・支配しようとする面と裏切ってほしくないという心の弱さを持つ二面性。
中盤、再登場するシーンの姿には少し鳥肌がたった。
あまり魅力を感じない2枚目俳優だと思っていが、見事にやられた。

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いたかわ

4.0李相日×種田陽平作品

2022年5月22日
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作品の内容については、皆さんの素晴らしいコメントがたくさんありますので詳細は書きませんが、ストーリー、演技、映像とも良い作品でした。

個人的には、ロケ地(松本市)の建物や、セットなどの美術がとても良いと思い、エンドクレジットを確認したら、美術は種田陽平さんでした。李監督とは“悪人“でも組んでいますが、今回も文の周囲の物や色の少なさからも、文の孤独や寂しさや純粋さ、いろいろな意味で繋がりへの感情が表現されていたと感じました。

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あさい