劇場公開日 2022年5月13日

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「帰りに原作本を買って読んでしまいました。」流浪の月 nekomachiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0帰りに原作本を買って読んでしまいました。

2022年5月24日
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鑑賞方法:映画館

幼児誘拐は絶対にいけない事です。
ただ、この物語は少し違い形は誘拐のようだけど心がきづつき生きること、まわりに合わせる普通と言うことが出来ない、したくないと思っていた青年と、少女の話でおく深く良かったです。
切なくて悲しい。
映画だと少しわかりにくいところがあったので原作を読みました。
役者さんがとても丁寧に演じ、リアルさも感じられました。
だれにも感情移入できないけど、ひきつけられた映画でした。

文の母内田也哉子さんが初め誰かわからず…でも存在感凄くて、少しの出演時間なのに印象深かったです。庭で木を抜く姿は怖いです。

nekomachi
みかずきさんのコメント
2022年5月24日

nekomachiさん
みかずきです

共感ありがとうございます。

確かに切なく悲しい物語でしたが救いはあると思いました。

ラストの流れるという台詞は、流れて生きていくという意味だと解釈しました。生きていくことを二人は選択したと感じました。

二人は母親との関係には恵まれませんでしたが、
強い結び付きを持てる人に出会うことができました。
自分のことを分かってくれる人に出会うことができました。
社会との接点はできていない二人ですが、
二人の強いむすびつきがあれば、きっといつの日か希望が持てる日が来るだろうなと感じました。

では、また共感作で。

-以上-

みかずき