劇場公開日 2022年5月13日

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流浪の月のレビュー・感想・評価

全520件中、241~260件目を表示

2.0想定内。

2022年5月28日
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性交渉の不在なる免罪符を主役男女に予め付与し、
その周囲を凡そ考え得る令和不幸アルアルで塗り固め、
もって普通人こそ悪、この世は生き難しと語って何になる。
天才子役の美しさと色気の描出を最も的確にしてロリも止む無しとさえ言いたげ。
これだけ語って結果想定内という失敗作。

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きねまっきい

3.0すごく暗い

2022年5月28日
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吉泉知彦

4.5性愛は喜びと苦しみを与える

2022年5月28日
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鑑賞方法:映画館

何も考えず楽しむ娯楽映画ではありません。主要な登場人物がそれぞれ心に闇をかかえているので、気持ちに余裕のない人は観ない方がよいです。

また、社会的に問題のある異常な状況を話の軸としているため、生理的な不快感や嫌悪感を感じる人も少なくないと思います。

しかし、私にとっては素晴らしい作品でした。密度の濃い映画鑑賞時間を過ごすことができました。

よかったところ。

ひとつは描かれているテーマ。

ロリコンの女子誘拐という、誰しも嫌悪感を感じる特異な事件が、この物語の中心にありますが、描かれているのはそこではなく、性愛という我々全員に共通する人生の課題だと感じました。

人には性愛が本能として遺伝子に組み込まれていて、誰しも逃れられません。

運よくその本能と上手につきあえる人もいますが、様々な事情で悩む人は少なくありません。人によっては絶望したり破滅的な行動に至ったりすることがあります。

しかしそれほど大事な問題であるにもかかわらず、社会的・文化的に性愛を語ることはタブー。恥ずかしいことなので、人は隠します。

この映画に登場する登場人物の悩みの原因は性愛です。誰にも救いを求めることができず、孤独で苦しい人生を送っています。それぞれの悩みにどこかしら思い当たるところがあり、共感できる部分、考えさせられるところがありました。

二つめは役者さんの演技。

特に広瀬すずさんの演技には目を見張るものがありました。最初の長いベッドシーンには賛否あるかと思いますが、あらゆるシーンで、主人公の心が表現できていたと思います。容姿が綺麗というだけでなく、人の繊細な心を表現できる素晴らしい女優さんだと感じました。

松坂桃李さんは最も難しい役どころだったと思います。人物のもつ空気感をスクリーンから感じました。

また横浜流星さんのクズ男っぷりも素晴らしい演技でした。予想できる範囲をだいぶ超えていたと思います。演技指導なのか、もともとの表現力なのか気になりました。

三つめは映像です。

状況を説明するための映像ではなく、観客の感情を動かす抒情的な映像づくりが丁寧に行われていて、撮影・編集の感性と努力を感じました。映画館の大きな画面で観るとよくわかりますね。

原作は未読ですが、そのうち読んでみようと思います。

今年の映画賞をたくさんとりそうですね。

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Toshihikow

4.0異形の愛のかたち

2022年5月28日
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鑑賞方法:映画館

全体を見ればの第一の感想は悲しいっていうこと。ただ今の時代、これだけ多様性を尊ぶ風潮の中でも、個の生きづらさを目の前に見せられると、たしかにたじろがされる。
文とさらさ 愛の形に何の口がはさめよう…
李相日監督 渾身の作品でまた驚かされました。
一番の見ごたえは内田さんの母親に毒々しいある意味世間というモンスターを代表させたところ
短いシェークンスですが、強い印象にのこります。
絶望の先に流浪があるなら、それは不幸ではない。人生はそんなものだからね

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ソルト

4.0“誰悪”社会

2022年5月28日
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鑑賞方法:映画館

中々の力作でした。そして色々と考えさせてくれました。
そしてこの作品、まず俳優陣の気合に気圧される。俳優なら挑戦したい作品であることは間違いない。まず、各俳優に対して思ったこと。
・広瀬すず…大人になったなぁ~。最初姉ちゃん(アリス)かと思ったが、本作はすずの役で間違いない。
・松坂桃李…いつも作品チョイスが素晴らしい。優秀なブレーンがいるのかな?
・横浜流星…存在感大。一番の儲け役
・白鳥玉季…新星登場。宮崎あおいの子役時代にソックリ。
・増田光桜…子役の鏡。上手
・内田也哉子…これも上手い。
・趣里…名脇役であり適役
・三浦貴大…同上
・多部未華子…損な役回り(無名女優で可の役柄)
・柄本明…意味なしキャラ(友情出演か?)
って感じで、(下2名以外の)役者映画でした。

物語については、文と更紗の運命的出会いと別れと再会の物語であるのだけど、ラストは別にして、この物語の悲劇は結局誰が一番悪いの?とつい考えてしまいます。
勿論、原因は一つではなく様々な問題や要因が重なり合っての悲劇ではありましたが、過去パートでは“幼児監禁罪”が成立するので仕方ないにしても、現在バートの方は社会が正常で健全であれば、ひょっとしたら避けられたのではないかという苛立ちを、観客目線として感じて辛くなってしまいました。

ここからは、映画から脱線します。
最近“誰得”という言葉がよく使われますが、本作の現代パートについては“誰悪”と言いたくなる様な話でした。
勿論、文の母親、更紗の従兄の“悪”、亮のDVについては他者がどうすることも出来ない問題ではありましたが、問題は現代パートの社会的なバッシングの悲劇にあります。
文、更紗の今のパートナーに対しては、本来はそれぞれの対応(対処)問題となりますが、“SNS”“マスディア”“警察”等々による問題については本人達の力ではどうにもならない。それに、社会が健全であれば、そもそもこういう悲劇は生まれない筈。
なので、こういう悲恋が成立する根本的な要因としては、社会としての民度の低さが一番大きな問題の様に思えますし、現実でもこうしたニュースが絶えないのだと思います。
しかし、“SNS”や“マスディア”の愚行・愚劣はどうにもならないにしても、警察など公的組織がそれを真に受けてしまうってどうなの?
本作の場合“ロリコン”という言葉が一人歩きしていたが、他にも“オタク”“セクハラ”“パワハラ”等々、バッシング対象の曖昧な言葉は山ほどあるけど、結局文はロリコンなのかどうかは別にして性犯罪は犯していないし、公的機関が“SNS”や“マスディア”と同等の判断基準しかないというのは大問題でしょう。
こうした物語やニュースを目にする度にネットやマスディアの信憑性や犯罪性についての判別する公的機関は必要であると思うし、所謂“ネットクズ”や“マスゴミ”と呼ばれているモノに対しての(間接)犯罪に対しての公的な対処機関も絶対に必要だと思いますけどね。
ホント、こういう作品は良い作品でもあるし、嫌な作品でもあるよな。

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シューテツ

3.0ちょっと消化不良かな

2022年5月28日
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設定が面白そうだな(どういう展開になるのかな)と思って鑑賞しましたが
全体的になんとなく表面的でサラッとした描写に感じて
消化不良でした
それでも映像はすごく美しかったので最後まで飽きることなくみれましたが、、
オチも二人の行く末を台詞ではなくて映像でみせてほしかったな

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puleco2

3.5私太らない体質なの

2022年5月28日
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悲しい

単純

幸せ

少女が男に誘拐される。
彼らは幸せだったのだが、周りはそれを許さなかった。
少女が大人になった現在と過去を交互に描写している。暗めの話。

良い点
・子役が声以外はいい感じに似ている
・ピザ
・友人の娘の登場のシーンの切り替わり
・文の彼女

悪い点
・冒頭の男子学生らがいきなり棒演技
・子供の頃の声がやや野太い
・ただでさえ尖った名前なのに名前を変えない
・田舎行きシーンが無駄に明るい
・唐突に場所特定
・唐突に隣の部屋
・そっちが出口
・謎のウインドチャイム設定
・謎の雑貨屋設定
・友人の娘が蔑ろ
・オカンがややベトナム風
・時系列がややめまぐるしい
・オチがややわかりにくい
・街を通るシーンがやや微妙な箇所も
・風刺がやや柔らかい。もう少し強いほうがよい。

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猪古都

4.0なんとなく内容を知って見に行きました

2022年5月28日
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悲しい

悲しく暗い内容なんだけど、子供の頃のさらさ、文の優しさなどで、そこまで暗くはなかったかなー。
どーしょーもない彼氏、関係ない周囲の人とか、つらかったなー。
テンポも良くて、風景もよくて、二時間半あっという間でしたね。

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もーりー

4.5日本の映画!? 人物描写が凄まじく…。

2022年5月27日
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各出演者の感情表現と、所々の自然のカット、過去と現在のフィードバック、観ごたえアリアリの作品となってます。

松坂桃李さんの演技が怖いです。(^_^;)
肉体改造、目で感情を魅せる演技、怖すぎです。

北米等の海外ドラマや映画では見ないアジア圏特有の感情表現!?

色々と考えさせられる作品でした。

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ソッケ

3.0着地に対しての納得の行かなさ

2022年5月27日
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komagire23

3.5文が美しかった

2022年5月27日
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サンちゃん

0.5原作を読むのが先か、映画を観るのが先かでだいぶ印象が変わる。

2022年5月27日
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埴輪

3.0唾ローション

2022年5月27日
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知的

話の内容的には面白く考えさせられる映画でした。ただ1点ベットシーンで横浜流星演じるりょう君が唾ローションで下をいじっていて真似する人が増えるのでやめてほしいと思いました。りょう君自体クズなのでしている人はそういうことです。

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八重

5.0愛ってこういうことだ

2022年5月26日
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RI

3.0高評価がずらり。私にはそれほどの作品とは思えない。

2022年5月26日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

本屋大賞を受賞した小説の映画化である。立ち読みで原作を読んでみたら、冒頭の一文がつまらなくて購入を断念した。だから、原作どおりなのか、脚色を加えているのかわからない。

孤独と性がテーマだ。広瀬すずは家庭環境と義理の兄?による性的いたずらが原因で、性に対して嫌悪感を持ち、自分の居場所が無くなってしまった。これは理解できる。

松坂桃季の孤独は何だろうかと思っていたら、他の投稿レビューでそういう病気があることを知った。病気が原因だなんて、私には夢オチに等しくガッカリした。恥ずかしいのは解るが、治療してもらえよと言いたい。

同性愛が当たり前になった今、セックスを忌棄する人がいてもおかしくない。男と女がいれば、セックスがするものだという先入観がかえって怖い。ロリータコンプレックスも、例えば私に娘があってその子が幼い頃に死んだとしよう。亡くなった娘を想って、小さい女の子に執着してもおかしくない。勿論、性的なものは介在しない。

15年前の女子誘拐事件など、世間はすぐに忘れているに違いない。身代金誘拐事件或いは身代金誘拐殺人事件なら別だけど。

原作批判のようになってしまったが、これを3時間近く付き合わされるのは、苦痛であった。丁寧さもほどほどにして、2時間くらいに編集してほしい。

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いなかびと

4.5感心。感動。そして深い反省。

2022年5月26日
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鑑賞方法:映画館

正直に言おう。不遜な話だが、最近の俺は広瀬さん(すず)の将来を少し危惧していた。(いや、実際に書くと顔が真っ赤になるな。思っていた以上に不遜なコメントだわ)
「海街ダイアリー」「怒り」「三度目の殺人」…いつでもどこでも広瀬さんは見事な演技をみせてくれた。妹でも少女でも娘でも、それはいずれの映画でもそれぞれキーとなる難しい役どころだったが、広瀬さんは映画の流れを停滞させないどころか明らかに増幅する素晴らしさに満ち溢れていた。一方、主演では、「ちはやふる」「チアダン」と、爽やかにエネルギーに溢れて周囲を変えていく主人公をこの上なく魅力的に演じてみせてきた。
広瀬さん、凄い。しかし、最近ふと感じた。広瀬さん、この後どこへ行くのだろう。少女を完璧に演じる広瀬さん。でもいずれその季節は過ぎ去る。というか過ぎ去ろうとしている。あまりに早くから輝き続けていた広瀬さんだから、考えたこともなかった「この後」…

そこへ本作! いやあ、見事なまでに、俺は阿保だ、なんも見えとらん、と思い知らされました。広瀬さん、やっぱ凄い、凄い、凄い!!!
「被害者」に位置付けられた彼女には、暖かくはあるが、自分の想いと正反対な言葉や視線が、かけられ続けてきたであろう。
そんな十数年を経た後の彼女。当時の原因となった辛い記憶に夜な夜なうなされ目を覚ます。その奥に壮絶な贖罪の気持ちを秘め、それでいて周囲とは(彼氏を含め)平静に達観しているかのように付き合い続ける。
抑えに抑えた表現。感情も必要最小限で。想いがほとばしるシーンですら、じっと耐えるかのように。

対となるのが、更紗と文が二人で足漕ぎボートに乗るシーン。この映画で唯一、広瀬さんがその明るい笑顔をふんだんにふりまくシーン。ここと全編との対比が鮮烈で、この映画の重さをまた際立たせる。これが本当の更紗なんだと、普段更紗が被らずにはいられない殻の厚さを、観ている俺たちに気づかせるシーン。上手い。

松坂さんもまた同じ。最小限のセリフ、最小限の動き。それは、この映画の全体をしっかり包むトーン。
実はものすごい怒りのエネルギー。それが、静かに静かに。噴火する前に地下でグツグツ音を立てているほどだが、まだ地表はひんやりとすらしている。そんな絵が、エンドロールを観ている俺の頭の中に描かれる。

こんな映画を成り立たせてくれた広瀬さん、松坂さん、俺、堪能しました。ありがとう!! そして、広瀬さん、冒頭のたわごとを心配してた愚かな俺を許してください。深く深く反省してます。

月。太陽ではなく、月。陽ではなく陰。陰ではあるが影(罪・病気)ではない、あくまで光(個性)の一つ。であるのに、世間はそれを「気持ち悪い」と許さない。それは文(松坂さんの役)の母親すらも。本人すら見る病気だと思い込んでいる。

精神的な意味まで含めて居場所がなかった、そして今でもない二人が、流れ流れてでも寄り添いあうことは素晴らしい。だが、彼らの居場所を奪うのは他でもない。この映画を観ている俺が、俺たちが、観終わった瞬間から戻ってしまう、常識という皮を被った偏見だ。本来の自分で考えようという努力をせず、世人の声に盲目的に従ってしまう俺なのだ。それをこんな静かに、それだけに深く深く抉ってくる原作者、李監督、凄い。その怒り、伝わりました。参りました。

そして、白鳥さん(玉季)。よかった。松坂さん、広瀬さん、白鳥さんの年齢差があってこそ成り立つこの映画。その奇跡にも乾杯、です。

追伸0
小松さん(菜奈)が中島監督に鍛え上げられたように、広瀬さん(すず)は李監督に鍛え上げられるんだね。全ての女優が、監督達に鍛え上げられたらいいのに、と日々無理な希望を感じる俺です。
追伸1
更紗にだけは知られたくなかった… 知ってほしかった。…俺、知ってる。それって、恋だよ。
追伸2
150分あったのか、気がつかなかった。
追伸3
横浜さん、多部さん(未華子)、柄本さんと周囲も見事でした。特に、多部さんをほぼ終盤の泣き顔だけのために使う贅沢さに、この映画に込められた想いを感じる。
追伸4
「大河への道」、「ハケンアニメ」と観て本作を観た。今週は凄い週だなと思いながら観たが、本作を観る前は昨日とは逆順だったかなと思っていたが杞憂だった。本作が四番バッターだった。それにしても凄い週だった。幸せだ。
追伸5
備忘録。日中の薄い月を水中から見上げた、あの日から…
文、見て。月。
更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない。
お尻、百叩きだな。
私、リョウくんが思ってるほど、可哀想な子じゃ、ないと思うよ。

原作、読み終わった。面白かった。というのは不謹慎な言葉だろうか。読めた。読まされた。
原作から
彼が本当に悪だったかどうかは、彼と彼女にしかわからない。(北極星)

最後に
病気だったのか。そこは、原作読むまでわからなかった。そういう病気があることも知らなかった。監督にとってもそこはどちらでもよかったのかも。この映画は、勝手な解釈、勝手な同情といったもので、周囲から孤立させられる人たちの立場に身を置いた、やはり怒りの映画だったのだと思う。

そう、事実は真実とは違う。「…誰も、なんも、知らないくせに」

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CB

3.5李相日らしいと思った

2022年5月26日
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まずは広瀬すずがやっぱり良いと思った。
セリフがないシーンもすごく好き。
原作を読んでたから最初から肩に力が入ってしまった。

ちょっと意外だったのが2人に恋愛感情があったという事。
私の本の感想としては普通の恋愛感情とかではなく行き場のない孤独な2人が初めて心安らぐ相手に会えた、、、って感じだったんだけどな。「愛ではない。けれどそばにいたい」
だから本質は当事者しか分からないのも理解してたんだけど。
映画は愛が強く出てると思った。うーーん、、、

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kyocool

4.0面白い

2022年5月26日
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なんだかんだ面白かった。
客はほとんどいない。
良作なんだけどな

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まえあき

1.5パトラッシュ(この手の話は)もう疲れたよ・・・

2022年5月26日
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最初は、
「広瀬すずがかわいそう・・・つらい・・・」
だったのが、不幸系の話にありがちな展開が続き、
「この映画、深さで言うと足湯くらいやな・・・つらい・・・」

つらさのタイプが変化する一粒で二度おいしいグリコキャラメルのような映画でした。

松坂桃李がポーの詩集を朗読するとロリが落ちる謎の法則は結構好きです。

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denden

4.5原作を超えた素晴らしい作品

2022年5月26日
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この作品は、小説で読むと部分部分で展開に無理感があり、現実感が伴わない。想像力が足りないと言われるかもしれないが、小説といえども、違和感が拭いきれず、没入できないことは弱点と感じた。だから、映画で何処まで表現できるか疑問だったが、この映画はその弱点をかなり克服している。それは演技であり、音楽、画像、脚本を含めた映画の総合力の賜物だが、小説を上回ることのできたことは間違いなく、監督の手腕によるものだが、もしかすると映画にすることが難しくとも、磨きがいのある作品であるのかもしれない。

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すすーむっち