劇場公開日 2022年5月13日

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流浪の月のレビュー・感想・評価

全526件中、241~260件目を表示

2.5脚本家にシナリオを書いて欲しかった。

2022年5月29日
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脚本家がシナリオを書いていれば、
もっと違った作品になっていたのではないか。

感情にしろ、状況説明にしろ、情報の見せ方が単調に感じられた。
人物の感情中心のシーンが多く、表現が台詞や行動に限られている印象がした。

本来ならもっと多くの事柄が描けるはずなのに、
それを補うため(何とか表現しようとして)
俳優に多くの負担を負わせ過ぎではないか。

俳優陣は頑張っている。
必死に表現している。しかし、顔の表情やセリフの言い方だけが映画ではない。
有名なカメラマンを呼んでも、映画は画面の綺麗さだけではない。

あの2人が最も幸せだった瞬間は、
この作品には描かれていない気がする。

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タケオ

4.0ノワールなのかも

2022年5月29日
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観られ方としては、ずっしり重たいドラマ映画だけれど、ノワールとしても観れる。というか松阪が二回目の連行の時に気がついた。横浜流星は嘘喰いとかキラキラ映画で可愛い男の子として活躍している印象があったが、抑圧、束縛、DV型の男として完璧だった。顔が良い男でありながらこのタイプの男性見掛けたことある。というか、先週の飲み会で嫁が料理作らないことのグチを聞いた。こんなことになってなければ良いけれど。
松阪のコミットの仕方どうでしょう。私ならそもそもこんな固いガチガチのトーンで中学生に話しかけない。もっと面白トーンで話しかける。何より、子供が居る女性に相談するのではないか。そんな社会の窓口を考えられない人も居るのかもしれない。それにしても、この広瀬すずさんが、松阪を追い掛けるような展開事態が男性原理的に感じてしまうような。それにしてもかなり画にはこだわりを感じられる。松阪はこの役柄に近いのをよくやっている印象があるが、横浜流星と広瀬すずは次の年齢層の役ができそう。二人とも賞レースとかでも強そう。

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タカシ

3.5なにもそこまでしなくても・・・・

2022年5月29日
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淡々と進む物語
そんな中での一人きりの二人の葛藤の表現が素晴らしい
結局はそんな二人だから惹かれ合うのだろう
でも、あそこまですずちゃんをいじる必要があったのかな?
大人の女優に向けての船出かもしれないが・・・・・・

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シネパラ

5.0松坂桃李の演技に星5、優しさの裏に潜む性的渇望の狂気

2022年5月28日
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もなく

4.0wip)評価が難しい一作

2022年5月28日
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鑑賞直後は満足していたが、少し引っかかるところも何箇所か残っている。
役者陣の熱演は文句なく高い評価をしたいし、印象的なシーンも多く、絵作りも素晴らしいと思う。2時間半という長さは感じさせるものではなかった。

ただし、主人公たちを恵まれない中でもピュアに生きてきたように描いても、文には償うべき罪がないわけではなく、更紗も不用意な言動で状況を悪化させているのも事実。周囲の人物やメディアを醜悪に描き、社会が持つ暴力性を強調しても、それらが漂白されるわけではない。
同じ李相日監督の「悪人」でも感じたことだが、最初から美しく描くものと醜く描くものが決まっているため、メッセージに深みがなくなっている。

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よして

4.5その人をどう見るか??

2022年5月28日
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いろんな立場の人間が交錯する中で、偏見・差別・思い込み決して他人事とは思えない人間模様を考えさせられました。

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株式会社H5 本間優太

2.0想定内。

2022年5月28日
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性交渉の不在なる免罪符を主役男女に予め付与し、
その周囲を凡そ考え得る令和不幸アルアルで塗り固め、
もって普通人こそ悪、この世は生き難しと語って何になる。
天才子役の美しさと色気の描出を最も的確にしてロリも止む無しとさえ言いたげ。
これだけ語って結果想定内という失敗作。

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きねまっきい

3.0すごく暗い

2022年5月28日
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吉泉知彦

4.5性愛は喜びと苦しみを与える

2022年5月28日
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何も考えず楽しむ娯楽映画ではありません。主要な登場人物がそれぞれ心に闇をかかえているので、気持ちに余裕のない人は観ない方がよいです。

また、社会的に問題のある異常な状況を話の軸としているため、生理的な不快感や嫌悪感を感じる人も少なくないと思います。

しかし、私にとっては素晴らしい作品でした。密度の濃い映画鑑賞時間を過ごすことができました。

よかったところ。

ひとつは描かれているテーマ。

ロリコンの女子誘拐という、誰しも嫌悪感を感じる特異な事件が、この物語の中心にありますが、描かれているのはそこではなく、性愛という我々全員に共通する人生の課題だと感じました。

人には性愛が本能として遺伝子に組み込まれていて、誰しも逃れられません。

運よくその本能と上手につきあえる人もいますが、様々な事情で悩む人は少なくありません。人によっては絶望したり破滅的な行動に至ったりすることがあります。

しかしそれほど大事な問題であるにもかかわらず、社会的・文化的に性愛を語ることはタブー。恥ずかしいことなので、人は隠します。

この映画に登場する登場人物の悩みの原因は性愛です。誰にも救いを求めることができず、孤独で苦しい人生を送っています。それぞれの悩みにどこかしら思い当たるところがあり、共感できる部分、考えさせられるところがありました。

二つめは役者さんの演技。

特に広瀬すずさんの演技には目を見張るものがありました。最初の長いベッドシーンには賛否あるかと思いますが、あらゆるシーンで、主人公の心が表現できていたと思います。容姿が綺麗というだけでなく、人の繊細な心を表現できる素晴らしい女優さんだと感じました。

松坂桃李さんは最も難しい役どころだったと思います。人物のもつ空気感をスクリーンから感じました。

また横浜流星さんのクズ男っぷりも素晴らしい演技でした。予想できる範囲をだいぶ超えていたと思います。演技指導なのか、もともとの表現力なのか気になりました。

三つめは映像です。

状況を説明するための映像ではなく、観客の感情を動かす抒情的な映像づくりが丁寧に行われていて、撮影・編集の感性と努力を感じました。映画館の大きな画面で観るとよくわかりますね。

原作は未読ですが、そのうち読んでみようと思います。

今年の映画賞をたくさんとりそうですね。

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Toshihikow

4.0異形の愛のかたち

2022年5月28日
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鑑賞方法:映画館

全体を見ればの第一の感想は悲しいっていうこと。ただ今の時代、これだけ多様性を尊ぶ風潮の中でも、個の生きづらさを目の前に見せられると、たしかにたじろがされる。
文とさらさ 愛の形に何の口がはさめよう…
李相日監督 渾身の作品でまた驚かされました。
一番の見ごたえは内田さんの母親に毒々しいある意味世間というモンスターを代表させたところ
短いシェークンスですが、強い印象にのこります。
絶望の先に流浪があるなら、それは不幸ではない。人生はそんなものだからね

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ソルト

4.0“誰悪”社会

2022年5月28日
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鑑賞方法:映画館

中々の力作でした。そして色々と考えさせてくれました。
そしてこの作品、まず俳優陣の気合に気圧される。俳優なら挑戦したい作品であることは間違いない。まず、各俳優に対して思ったこと。
・広瀬すず…大人になったなぁ~。最初姉ちゃん(アリス)かと思ったが、本作はすずの役で間違いない。
・松坂桃李…いつも作品チョイスが素晴らしい。優秀なブレーンがいるのかな?
・横浜流星…存在感大。一番の儲け役
・白鳥玉季…新星登場。宮崎あおいの子役時代にソックリ。
・増田光桜…子役の鏡。上手
・内田也哉子…これも上手い。
・趣里…名脇役であり適役
・三浦貴大…同上
・多部未華子…損な役回り(無名女優で可の役柄)
・柄本明…意味なしキャラ(友情出演か?)
って感じで、(下2名以外の)役者映画でした。

物語については、文と更紗の運命的出会いと別れと再会の物語であるのだけど、ラストは別にして、この物語の悲劇は結局誰が一番悪いの?とつい考えてしまいます。
勿論、原因は一つではなく様々な問題や要因が重なり合っての悲劇ではありましたが、過去パートでは“幼児監禁罪”が成立するので仕方ないにしても、現在バートの方は社会が正常で健全であれば、ひょっとしたら避けられたのではないかという苛立ちを、観客目線として感じて辛くなってしまいました。

ここからは、映画から脱線します。
最近“誰得”という言葉がよく使われますが、本作の現代パートについては“誰悪”と言いたくなる様な話でした。
勿論、文の母親、更紗の従兄の“悪”、亮のDVについては他者がどうすることも出来ない問題ではありましたが、問題は現代パートの社会的なバッシングの悲劇にあります。
文、更紗の今のパートナーに対しては、本来はそれぞれの対応(対処)問題となりますが、“SNS”“マスディア”“警察”等々による問題については本人達の力ではどうにもならない。それに、社会が健全であれば、そもそもこういう悲劇は生まれない筈。
なので、こういう悲恋が成立する根本的な要因としては、社会としての民度の低さが一番大きな問題の様に思えますし、現実でもこうしたニュースが絶えないのだと思います。
しかし、“SNS”や“マスディア”の愚行・愚劣はどうにもならないにしても、警察など公的組織がそれを真に受けてしまうってどうなの?
本作の場合“ロリコン”という言葉が一人歩きしていたが、他にも“オタク”“セクハラ”“パワハラ”等々、バッシング対象の曖昧な言葉は山ほどあるけど、結局文はロリコンなのかどうかは別にして性犯罪は犯していないし、公的機関が“SNS”や“マスディア”と同等の判断基準しかないというのは大問題でしょう。
こうした物語やニュースを目にする度にネットやマスディアの信憑性や犯罪性についての判別する公的機関は必要であると思うし、所謂“ネットクズ”や“マスゴミ”と呼ばれているモノに対しての(間接)犯罪に対しての公的な対処機関も絶対に必要だと思いますけどね。
ホント、こういう作品は良い作品でもあるし、嫌な作品でもあるよな。

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シューテツ

3.0ちょっと消化不良かな

2022年5月28日
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設定が面白そうだな(どういう展開になるのかな)と思って鑑賞しましたが
全体的になんとなく表面的でサラッとした描写に感じて
消化不良でした
それでも映像はすごく美しかったので最後まで飽きることなくみれましたが、、
オチも二人の行く末を台詞ではなくて映像でみせてほしかったな

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puleco2

3.5私太らない体質なの

2022年5月28日
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悲しい

単純

幸せ

少女が男に誘拐される。
彼らは幸せだったのだが、周りはそれを許さなかった。
少女が大人になった現在と過去を交互に描写している。暗めの話。

良い点
・子役が声以外はいい感じに似ている
・ピザ
・友人の娘の登場のシーンの切り替わり
・文の彼女

悪い点
・冒頭の男子学生らがいきなり棒演技
・子供の頃の声がやや野太い
・ただでさえ尖った名前なのに名前を変えない
・田舎行きシーンが無駄に明るい
・唐突に場所特定
・唐突に隣の部屋
・そっちが出口
・謎のウインドチャイム設定
・謎の雑貨屋設定
・友人の娘が蔑ろ
・オカンがややベトナム風
・時系列がややめまぐるしい
・オチがややわかりにくい
・街を通るシーンがやや微妙な箇所も
・風刺がやや柔らかい。もう少し強いほうがよい。

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猪古都

4.0なんとなく内容を知って見に行きました

2022年5月28日
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悲しい

悲しく暗い内容なんだけど、子供の頃のさらさ、文の優しさなどで、そこまで暗くはなかったかなー。
どーしょーもない彼氏、関係ない周囲の人とか、つらかったなー。
テンポも良くて、風景もよくて、二時間半あっという間でしたね。

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もーりー

4.5日本の映画!? 人物描写が凄まじく…。

2022年5月27日
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各出演者の感情表現と、所々の自然のカット、過去と現在のフィードバック、観ごたえアリアリの作品となってます。

松坂桃李さんの演技が怖いです。(^_^;)
肉体改造、目で感情を魅せる演技、怖すぎです。

北米等の海外ドラマや映画では見ないアジア圏特有の感情表現!?

色々と考えさせられる作品でした。

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ソッケ

3.0着地に対しての納得の行かなさ

2022年5月27日
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komagire23

3.5文が美しかった

2022年5月27日
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サンちゃん

0.5原作を読むのが先か、映画を観るのが先かでだいぶ印象が変わる。

2022年5月27日
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埴輪

3.0唾ローション

2022年5月27日
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知的

話の内容的には面白く考えさせられる映画でした。ただ1点ベットシーンで横浜流星演じるりょう君が唾ローションで下をいじっていて真似する人が増えるのでやめてほしいと思いました。りょう君自体クズなのでしている人はそういうことです。

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八重

5.0愛ってこういうことだ

2022年5月26日
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RI
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