劇場公開日 2022年5月13日

  • 予告編を見る

「高評価がずらり。私にはそれほどの作品とは思えない。」流浪の月 いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0高評価がずらり。私にはそれほどの作品とは思えない。

2022年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

本屋大賞を受賞した小説の映画化である。立ち読みで原作を読んでみたら、冒頭の一文がつまらなくて購入を断念した。だから、原作どおりなのか、脚色を加えているのかわからない。

孤独と性がテーマだ。広瀬すずは家庭環境と義理の兄?による性的いたずらが原因で、性に対して嫌悪感を持ち、自分の居場所が無くなってしまった。これは理解できる。

松坂桃季の孤独は何だろうかと思っていたら、他の投稿レビューでそういう病気があることを知った。病気が原因だなんて、私には夢オチに等しくガッカリした。恥ずかしいのは解るが、治療してもらえよと言いたい。

同性愛が当たり前になった今、セックスを忌棄する人がいてもおかしくない。男と女がいれば、セックスがするものだという先入観がかえって怖い。ロリータコンプレックスも、例えば私に娘があってその子が幼い頃に死んだとしよう。亡くなった娘を想って、小さい女の子に執着してもおかしくない。勿論、性的なものは介在しない。

15年前の女子誘拐事件など、世間はすぐに忘れているに違いない。身代金誘拐事件或いは身代金誘拐殺人事件なら別だけど。

原作批判のようになってしまったが、これを3時間近く付き合わされるのは、苦痛であった。丁寧さもほどほどにして、2時間くらいに編集してほしい。

いなかびと
満塁本塁打さんのコメント
2022年5月27日

コメントありがとうございました😊確かにおっしゃるとおり、誰も被害者のいない「15年前の事件」蒸し返す人はいないですね。家屋正面へのペインティングも非現実でした。松坂桃李の役の性的な「病気」はビックリオチでした。正直なところ理解できない部分もあります。勉強になります。ありがとうございました😊😊。

満塁本塁打