嘘喰いのレビュー・感想・評価
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レビュー消されたので再投稿
初めてレビュー削除を食らいました。
2000文字近いレビューを書いたのに削除されてしまって、また書き直す気力も価値も無いため、端的に述べます。
本作『嘘喰い』は見る価値のない映画です。25年前に『リング』で一発当てたので知名度はありますが、中田秀夫は映画監督としての実力は国内最低レベルだと思います。まさに「有名無実」を体現するかのような監督です。
駄作しか作れない彼に優秀な役者やスタッフや制作予算などのリソースを割くのは日本映画界の損失です。彼よりも実力のある若手監督が日本にはたくさんいらっしゃいますので、貴重な映画界のリソースはそちらに回していただきたいです。
以上です。
横浜、横顔、最高。
あんたの嘘、俺が喰ってやるよ。
ただただ横浜流星の横顔と、力に頼らない機転を良いねぇカッコ良いねぇと見る作品。
横浜流星と仲が良い平野紫耀はクロサギで、
あんたを騙したシロサギ、俺が喰ってやるよ。
2人して似たようなものを餌にしているのね。
そんなもの食べて、美味しい?
だけど、横浜流星が演じる斑目獏の資金源は、暴力団トップの娘が出しているからねぇ。
裏社会のどこが勝ってもしょうもないグループ達の、賭け遊び。
三浦翔平と賀来賢人はキャラがかぶる。
真面目もぶっ壊れもできるモデル系で、芸能人夫婦。
どちらかが脇役で出ている作品なら、おそらく面白い。
邦画の中に、コメディも社会派も担える中堅がしっかり育ってきていて、ジャニーズに頼らなくても、顔でも演技でも主役を張れる存在がいる。
日本人として、とても安心できる。
白石麻衣が最初台詞回しどうしたの?と思ったが、
徐々に馴染んできて、
お育ちイマイチ、ちょっと寂しいキレキャラ美女みたいな役回りが似合うわ。
佐野勇人は、様々な作品に出て、どれもなんだか歪みのある役だが、どれも演じ分けされている。
日本を担う若者達が、老害も嘘もどんどん喰って欲しい。
カリカリ梅で頭が働き出す吉備団子方式じゃなくて、
閃いたら食べるのね。
炭水化物やブドウ糖の類でないところがなんとも斑目らしいが、もうちょっと、なにかまともなものを喰いなさい。
そして、梶や蘭子やマルコなど、仲間が増えると死は恐怖を増す一方で、勝つ気概も増す。
一般庶民凡人には関わったら、お金借りたら終わりの意識だが、裏社会にも背景や心がちゃんとある人達はいるのよねぇと。そこが海外スパイ映画のカジノ支配人やら守衛とは異なる描き方で面白かった。
蘭子、ちょろすぎやろ。あの子に組のトップは任せられんよ。
もう少し考えて作るべき原作
「嘘喰い」の原作を読んでいる。緻密に張られた伏線が拾われる中で主人公やライバルたちの底しれぬ才覚や度量や体力などが顕になる作りが最大の魅力だ。役者は概ね嵌っていただけに、シナリオや演出でもう少し深みがある作品にできなかったのかと、いつものないものねだり。
横浜流星はルックスも合ってるんだが演出が軽すぎて残念。もう少し格好良く撮れるはず。白石麻衣も今回コメディリリーフだけどもっと妖艶に撮れるはず。立会人村上弘明はかなりのはまり役。そして櫻井海音の御館様ルックはめちゃめちゃ良かった。
原作の映像化はどんどん困難になっていくが、オリジナルでも続編を見たいんだが、いきなりリブートしないかなあ。
原作を読んでいないを前提としています。原作好きですと印象は変わるか...
原作を読んでいないを前提としています。原作好きですと印象は変わるかもしれません。
実写作品ですので2時間じゃ収まりきらないなぁと思う作品も多い中、綺麗に収まってる感じがしました。
ただ裏社会にしては、綺麗すぎるというか、死と隣り合わせのような緊迫感が少なかったので、そこまでハラハラしなかったのが物足りないかもしれません。
今回は横浜流星さん目当てで鑑賞しましたが、さすがカッコ良いです。普段は綺麗めが多くメディアに出ておられますが、悪っぽい見た目もめちゃくちゃ合いますから、それを前面に出してくれた作品で、わーきゃーしました。ありがとうございます。
その他の役者さんも、すごく良かったです。特に白石麻衣さんの役は、漫画だと結構キャラクター性のある感じなんだろうなと思える感じが出てて、違和感と思いきや癖になる感じで、可愛かったです。
梶くんは、自分をネガティブに言いながらも、裏社会で生きる上での(性格的に)開き直りというか、覚悟?のような心変わりのシーンがあれば良かったなと思います。漠さん居なかったら生きられないのでは?という感じが否めないですね。
圧が…
ない。
んー…絵に圧力がない。
台詞に圧力がない。
故に、緊迫感も疾走感も…ない。
原作をチラ見した程度だけど、狂気に埋め尽くされてたような印象がある。
ところが、なんだこの作風は?
わかりやすいくらいにトーンダウン。ふっつうーなアングルにふっつうーな編集…アホですか?
肝のギャンブルが子供騙しなのは、その子供騙しのギャンブルにそれこそ命を懸けて、ありえないくらいの金額が動いて、どうやったってイカサマが介入する余地のないシンプルな構造に無理矢理、暴力的にイカサマを介入するからこそ面白いのであって…そこの心情を絵で描かないと三文芝居もいいわけで。
音楽で煽る風でもないし。
いっさい前のめりにならなかった。
白石さんが出てたのは嬉しかったのだけど…このキャラはキツいな。彼女がコレをやるには幼過ぎたと思われる。
原作はとんがってて面白いんだけど、コレは面白くないや。
今まで観た映画の中で1番おもろない
友達に誘われ映画館でみました。原作未読で前知識なく見に行きました。
はっきり言ってずっとつまらなかったです。
私が見過ごしてるところがあるのかもしれませんが、主人公がなぜゲームをしているのかもよく分からないし、そのゲームもつまらない、決めゼリフがくさい、やっとゲームも終盤どう終わるんだろうとちょっとは面白くなってきたなって思ったところで終わる。
普段映画を見て「演技下手だな」と思う事はありませんがこれは思わざるを得なかったです。
カッコつけるところ全部寒いというか鳥肌が立つというか…もともとそういうキャラなら横浜流星はすごいと思いました、それがよく表現出来てる
同時期に公開していたコンフィデンマンをもう一度見た方が100倍良かったです。
良すぎず悪すぎず…?
一昨年から原作を読み初め、実写映画化されたというのを聞いたので鑑賞。
キャスティングが良くて、特に立会人たちの再現のクオリティーが高かったです。村上弘明さんが演じた夜行さんがいかにも夜行さんていう感じでかっこよかったです。
目蒲立会人の最初のアクションシーンもかっこよかったけど、佐田国にそんなに入り込みするのか!?と思いました。自分から専属立会人になりたいなんて言って「佐田国様LOVE!」なのかと思いました(笑)
梶くんに対して自販機の飲み物を欲しがったりカンチョーしたりするお茶目な貘さんが見られて良かったです。
マルコの出番が少なかったので、もっと見たかったです。
九重さんもキャスティングが良かったです。聞いたことあるような声だなと思って調べてみたら、サ○イ引越セ○ターのCMに昔よく出てた人なんですね。さすがサ○イ引越セ○ターの人!(笑)
気になったところは、島の男の人が貘さんに今の賭郎の状況を教えているところで、この人は何者だろうと思ってしまいました。
実は貘さんの知り合いの賭郎会員で、今の賭郎の状況を調べるためにスパイして、島にいる貘さんに教えたのかなと自分なりに勝手に解釈しました(^_^;)
あと、佐田国が病院で出会った黒い服の男も気になりました。
ちなみに原作は3巻までしか読んでいなかったのですが、十分楽しめました。
逆に原作の凄さが際立つが、映画も最後まで観ました
元々、見る気は満々だったのですが、あるシアターでは、封切からあっという間に1日1回の朝一上映になり、3週間もしないで終映になってしまいました。逆に興味が湧いて見逃せなくなりました。
◉これはこれで
原作マンガは読んでいました。ゲーム自体が作り込まれている上に、その隙をつくイカサマと、更にそれを上回るイカサマ見破りの凄さ。マンガを読んでいて、複雑な種明かしに着いて行けない自分を情けなく思ったことが、幾度もあります。
予告編の時点で、あれを映画でやるのは、かなり無理があるだろうなとも思っていました。
映画はストーリーやイカサマの仕掛けなど、いかにもチープで、やはりシネマではここまでと思った後は、ノリでそれなりに観られた感じです。
ただ、ハングマンで佐田国側のイカサマは明かされましたが、それを嘘喰いがどう利用したかの説明が足りなかった気もします。
◉暴力も決め手になる
「嘘喰い」は博打の場でのストレートな頭脳戦に加えて、リング外からの想定外の暴力や圧力と言う、大きな要素があります。仕掛けのスケールがデカいし、ズルい。
立会人たちも、極端に命の取り合いが好きですしね。
それを映画にうまく生かせたかどうかは分かりませんが、やってみる手はあったと思います。仲間になったマルコが何もしなかったのは、意外だった。
◉死に様が酷いのも魅力
俳優陣の中では本郷奏多君がクールを装いつつ、最も博打に淫したキャラを感じさせて、素敵でした。村上弘明さんに首を折られるのは、見ていて辛かったけれど、映画だからこその快感まで覚えました。
もう一つ。佐田国に続いて絞首台に秘書が粛々と台に上ったのにも、ずっしりしたインパクトを感じてしまった。
ちょっと好きにはなれんかな…
事前に評価見て「相変わらず原作厨うるさいな、そんな悪くないだろ」と思いながら見に行ったけど、ダメだったわ。
蘭子のキャラへの違和感は他のコメ通りだけど、個人的には漠さんのキャラもイマイチだな〜。
蘭子のキャラは単純に下手っぴ。白石麻衣が処理できないならもっと変えれば良かったのに。なんていうか、作品の質を担保する下品さを表現できてないよね。
漠さんは軽い。発言は軽いが裏にある思考の深さ、みたいのが魅力だと思うんだけどただただ軽い。
佐田国は上手かったなぁ。
後、ババ抜きでのカリ梅タイミングおかしいだろ。一分以内のルールが出て初めて嘘喰いのコントロール下になるんだから食べるならそこじゃないか?原作はどこで食べたか思い出せんけど。
後、一分以内のルール出す前の見苦しさとか出した後の「じゃあ仕切り直しだ」とか言うみっともなさが有った方がその後とのギャップがより活きるのに、それがないからなんか淡々と終わってく。
後、號奪戦の件とか欲しかったなぁ。佐田国様を守る為!とかはそうなんだけど、そこは建前欲しいよね。
テロリストにできない事情が有って(時代的な背景?)お屋形との賭けができない→お屋形が出てこないから仕方ないのかも知れんけどやりようはあっただろ?
その上で死を恐れない佐田国が最後みっともなく死ぬ時の目蒲の「ふざけるな!」が素晴らしいのに。
多分そこまで描けばテロリストの「命を懸けて革命を成す」の欺瞞を表せるから設定そのままでもイケると思うんだけどね。
まぁ科学者で悪いわけでは無いけど、佐田国の最終的なゴールが分からんから、演技の上手さが勿体ない。
目蒲が心酔する理由もよく分からんしw
雰囲気は良いけど…
原作大ファンで公開日に見に行ってきました。
賛否両論ありますがキャストの演技力や、原作の雰囲気は再現され、良かったと思います。
蘭子の大幅なキャラ変更も個人的にはありだと思います。
ただ脚本が今ひとつ…
そこは原作ファンとして絶対見たいとこ!!というのを綺麗に外してきます。
大きく2つ
・號奪戦が無い
目蒲と戦う場面はあるのですが、ハンカチでの宣戦布告が無く、號奪戦として戦ったわけではなく、何か勝手に殴り始めた感じです。
・佐田国の死に様が綺麗すぎる
死を恐れない狂人、佐田国が醜く生にしがみ付きながら、目蒲立会人と罵り合いながら醜く死んでいくのがハングマンの見どころの1つと思ってました。
映画では狂人のまま、騒がず死にます。目蒲はいつの間にか勝手に死んでるし。
佐田国は『俺の思いは嘘喰いに託した。』的な遺言で綺麗に逝きました。最悪です。綺麗に死ぬのもだし、託す?いや?何を?笑
となってしまい、ここで一気に萎えました。
廃坑でのミサイルの一件が全カットされてたので廃ビル編を全カットして思い切ってマルコを登場させず、號奪戦をしっかり書いて、佐田国もっと掘り下げ、汚く死なせれば脚本も100点だったと思います。(廃ビル編はお粗末でしたが、そもそもロデム再現は難しいので、あんなもんだろって感じでした。)
キャスト、特に横浜流星の原作へ敬意が伝わり、キャストはほんとに100点です。
原作ファンとしては上記2つが無いとハングマンの良さは激減すると思います。
原作ファンにはオススメしませんが、概ね『嘘喰い』にはなっているので、原作見たことない方はオススメです。雰囲気、演技は凄くイイです。
脚本以外は100点ですが、脚本が原作ファンとしては許せないので評価は3.0です。
面白かったです
原作の通りだと少し難しく感じるようなギャンブルシーンがとてもわかりやすくなっており、原作未読の初めて見る方でも楽しめるようになっていると思います。
原作作品を実写化するのは難しいと思いますが、コロナ禍になってしまったため、脚本が原作にある廃ビル編からやむなく森に変えたというのも、途中脚本を変えなくてはいけない状況で上手く作られていて個人的にはとても面白かったです。
嘘喰いの入口として映画を見て、原作漫画に興味を持ってくれる人が増えるのではないでしょうか。
斑目貘役の横浜流星さんはじめ、キャストの方々のお芝居がとても素晴らしく魅力的で迫力があって、原作の個性が強いキャラクターをよく再現されていたと思います。実際にいたらこんな感じかも!と、思わせてくれました。
個人的に何度も見たくなるような、中毒性のある作品で、数回見ましたが飽きることなく観る度に新しい発見がありそこもまた楽しいです。
続編があれば是非見てみたいです。
この手の作品でカイジを越えられるものは無いと思っていたが
思ったよりも悪くなかった。
予告よりも、面白かった気がする。
監督の方の最近の作品が苦手だったのだが、
原作がいいせいなのか思ったよりも有意義な映画時間だった。
でも、、ババ抜きの上か下かってやつ、運じゃん!!
悪くはない
そんな言うほど、つまらなくはない。
原作を知ってる人はストーリーを知っているから、原作とは違う部位が気になるんだろうが、原作のおどろおどろしさは薄いけど、まぁ、普通に楽しめる映画だった。
嘘を見破るのだが
マンガを未読で観たのですが、主人公の生い立ちが語られずに終わります。
彼がどうして頂点を目指したのか?その目的は途中で語られるのだが、そのキッカケを省くってそこが大事な様な気がするんだけど。
ラストの嘘(オチ)はオイオイって感じでした。
そのオチなら必ず勝てるって訳ではないし。ラストのゲームは勝てるだろうけど…最初のポーカーは別の嘘を仕込まないと必ずは有り得ない。
もう一つ緊迫感があまり感じられなかった。
演出などの影響もあるだろうけど。
最後に嘘を見破ることでのし上がった彼が、屋上での戦いはゲームじゃなく権力や金で決まるものにしたのか?観終わってから気になりました。
尻切れトンボすぎる
2週連続邦画が悪評を受けるというまぁ日本人としては赤面するしかない事態が起きていますが、少し遅れて鑑賞。ムビチケが当たったのでワーナーブラザーズに多大なる感謝を。
うーん、やっぱりなーって感じです。「カイジ ファイナルゲーム」みたいにギャンブルが映画という尺に収めきれずに酷くなっちゃってるなーと思いました。
最初に良いところを述べておくと、横浜流星さんはじめ殆どの役者の方の熱演はとても良かったです。原作とは少し違うけれど良い意味でチャラい斑目を演じた横浜さん、一般人視点の梶をしっかり演じきった佐野さん、カリスマと人間の狭間を行き来する演技を熱演した三浦さん、原作にビジュアルも近く、今作屈指の格好良さを飾った村上さんと、原作と別物と考えると役者陣はとても良かったです。あとB'zの主題歌も良かったです。以上。
あとは軽め酷評です。まず蘭子を演じた白石さん、監督の前々作「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」に続いての出演ですが、違和感がすごかった。原作の大ファンというわけではない自分でもムズムズしてしまう喋り方でした。変にヒロインになってしまったせいで喋り方が弱いヤンクミみたいになってしまっていますし、斑目にドキドキするシーンなんか見てて痛々しかったです。セリフが繋ぎ繋ぎその場凌ぎのような感じで何故これでOKが出たのか?という疑問もすごく浮かびました。あと佐野国の相棒の女性も少し喋りが怪しかったです。
次にギャンブル性として。これがまぁ面白くない。漫画だとサクサク進みつつも重厚な駆け引きが見られ、手に汗握るギャンブルが良かったのですが、今作はただただテンポの悪いものに仕上がっていました。殺人庭ゲームは殺人マシーンたちがシンプルに雑魚すぎて面白みがないですし、作中のメインシーンのババ抜きは6回もしていてこれまた怠い。もう分かったよみたいな展開を30分近く見せられるので疲れました。佐野国が変に良いやつに改変させられていたのもなんだかなぁ。と、思っていたら上映時間もだいぶ終わりなんじゃね?と思ったら急に時系列が一年飛びそのままオヤカタサマと睨み合ってハンカチ落として終わるってホンマかいな!といくらなんでも放りすぎのラストにはもう放心してしまいました。いくらなんでも雑すぎる。
邦画の悪い癖が出てしまった作品でした。中田監督の作品、前作の「事故物件 恐い間取り」はコメディとして見れば面白かったのですが、ギャンブルというジャンルをひとつに絞ってしまった結果がこれでした。しかも当初はカリ梅を登場させずハーモニカを吹かせる予定とか幾分にいらない要素をやろうとしていたのを横浜さんが防ぐとか、どれだけ役者に助けて貰ってるんだと思ってしまいました。ただ先週の悪魔に比べると全然マシというのが末恐ろしいところです。お粗末。
鑑賞日 2/14
鑑賞時間 13:50〜16:00
座席 N-8
タネも喰ってる?
日本の政財界や裏社会を支配する会員制ギャンブル組織「賭郎」に干されて会員資格を剥奪されたギャンブルの天才が、再び賭郎に絡んで行く話。
お屋形様との命を賭けた勝負に敗れるも、命をとるのは一旦保留され、会員資格を剥奪されて離島に居た主人公が、賭郎で荒ら稼ぎをする元科学者の話を聞きつけて、一丁噛みしていくストーリー。
原作は未読で知識は無いながら、嘘=イカサマを見抜く天才ギャンブラーなので「嘘喰い」と聞いていたいたけれど、冒頭の3年前の件でいきなりギャンブラー作品として出鼻をくじかれた。
というかポカーン(゚Д゚)互いにこれが有りなら最早ギャンブル勝負じゃなくない?
そしてチンチロもちょっとムリがあるし、テキサスホールデムでブラフ云々じゃなくただの手札勝負って…ルーレットみたいな駆け引きは面白いと思うけど。
訳の判らない一方的サバゲー擬きも???そして立会人ってどんな立場の誰なのよ?
まあ、マンガ原作だからある程度は仕方ないのかも知れないけれど、こういうのは駆け引きや思考の愉しさとかスリリングさががなきゃね。
白石麻衣のヘンテコやさぐれ口調の言わされてる感は、作品としてはダメなんだろうけど微笑ましかったw
何だかんだで、白石さんが良いのかも
最近、上映前の予告編の終盤に『余命10年』の予告が流れるんですよね。
原作を読んでいるせいか、何回観ても目がうるっとしちゃうの。
だから、最近観た映画は、『余命10年』の予告の余韻を引きずりながら鑑賞していました。
だけど、この映画はオープニングがカッコ良くて、一気に映画の世界観に引き込まれましたよ。
そして、そこからの展開がスピーディーで、飽きずに楽しめるんですよね。
その中で、横浜さん演じた獏の茶目っ気有る感じや、佐野さん演じた梶の人の良さそうな感じが出ていて、二人を応援したくなってくるんです。
ただ、この映画のクライマックスの敵の佐田国が、元が善良な化学者なので、どっちにも負けて欲しくなくなっちゃうんですよね。
なので、最後は胸くそ悪くなりそうなのですが、そこまでではなかったの。
なんでか考えたんですけど、多分蘭子を演じた白石さんが、一貫して浮いた存在感で演じてくれたから、この漫画の様な世界観の映画に残るリアリティを完全に打ち消してくれたんだと思うんです。
もっとシリアスな演技されたら、結構胸くそ悪い映画になっていたんじゃないかな。
原作を知らない私は、この映画を楽しめました。
個人的メモ・・・助手の女性は結城モエさん
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