異動辞令は音楽隊!のレビュー・感想・評価
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コンプラ映画だった
タイトルとキービジュアルを見た瞬間に即観賞を決めたw
ストーリーは予告編のとおりで、主人公の叩き上げ警部補の、捜査最優先でルールも人権も家族も省みない人生が、予想外の異動先での出来事や出会いで変わっていくさまを描く。捜査一課と音楽隊、それぞれでのバディや母親・娘との関係もほろ苦く良い。
観賞後に浮かんだのは標題。コンプライアンスとは、プロの仕事を縛るものでも、追い落としの道具でもなく、何が大事かを気づかせるためのものなんだという理解を得た。(磯村勇斗いいねぇ)
やはりどこに行っても阿部寛は阿部寛。制服姿も、体を縮こめ気味にドラムセットに向きあう姿もカッコイイ。娘とのセッションにはベタだが大泣きした。
警察音楽隊が舞台のヒューマンドラマ
犯罪ものかな
昔気質の刑事が自分を見つめ直すキッカケを得て、人生を取り戻す物語。
物語の前半と後半で、物語の雰囲気が変わってくる。ただ音楽隊の活動よりも高齢者を狙った犯罪ものの様相を強く感じられた。そのため犯罪ドラマとしては中途半端な感じがしました。
全編ライトでコメディ要素を多く含む音楽隊での彼の姿を描いた方が良かったんじゃないかと思いました。
面白いじゃないですか
人との関係の大切さに気付かされる。
阿部寛のドラマー姿が似合い過ぎてかっこいい。仕事最優先の優秀な男が、場違いな部署に異動して奮闘するのはよくあるパターンではある。だが、設定の単純さを超えてよくできた作品だ。音楽隊の活躍する姿を通して音楽の持つ力がよく伝わる。刑事はある意味特殊な職業である。悪人を捕まえるという正義感が強くなりすぎて、人を信頼して大切にするという大事なことを見失いがちだ。成瀬も刑事としては優秀でも家庭人としては失格だった。娘からはひどく恨まれている。音楽隊への異動は、うがった見方をすれば上層部が成瀬のあまりに「刑事的な」人間性を心配してのものだったのかもしれない。お約束通り、最初は猛烈に反発していたものの、音楽隊になじむとともに成瀬の中で何かが変わり始める。このあたりは人間ドラマらしくてとても良い。特に清野菜名演じる来島との関係はいい化学反応を起こしている。何より音楽の楽しさを教えてくれて音楽隊に真剣に向き合うことができた。そして関係最悪だった娘とのセッションは、失った時間を取り戻すようで泣ける。
一刑事が救われるという物語ではあるが、警察の内部事情も面白く描いている。刑事課内の捜査方法をめぐる対立や、音楽隊の微妙な立場などが少し誇張されてはいるが興味深かった。
人生ベスト5に入れます。
希望どおりに行かなくても「”棲”めば都」かも
概ね良い。
老いた認知症の母親と思春期の娘を持つ鬼刑事が「島流し」に遭うお話。
怒ったり泣いたりあるけど、娘とのセッションでは「これで良かったんじゃないか」って思える(個人的にはあそこが一番)。「同僚とのセッション」も理解して丸くなった元刑事の描写もいい。
全体に比して練習風景が少なすぎる気がするが仕方ないか。「投書した同僚」は予想どおりだった。
最後、エンドロールを横に寄せて小スクリーンでもいいから音楽隊存続のシーンを入れて欲しかった。そこは残念。
うん、サカモトは間違ってなかったよ!
ラスト、泣きながらうんうん頷いてました。
ストーリーは、ほぼほぼ想像していた通りでしたが、それでも後半はほとんど泣いてました^^;
最後はスッキリした気分で帰れます。
高杉真宙くん、最初気づかず、なんでこんな役?(失礼)と思ってしまいましたが、ちゃんと見せ場がありましたね(笑)
一見、どん底の心境に陥るような出来事が、自分にとって大きな成長になるチャンスってこと、映画の世界だけじゃなく、実際にもたくさんあるんだろうなぁ。
受験、恋愛、就職、異動…勝ち負けとか、何が良くて何が悪いかなんて、その時々では分からないということ。
そして、きちんと謝ることができる人は、かっこいいんだなと改めて感じることができる素敵な映画でした。
小学四年生の息子と一緒に観にいきましたが、十分伝わったようで、涙しておりました。
それにしても、俳優さんって大変なお仕事ですね。限られた期間でお芝居だけじゃなく楽器の演奏まで…それだけでも感動です。
特に、先月キングダムⅡで、清野菜名ちゃん演じるキョウカイの素晴らしいアクションに惚れ惚れした矢先に、このトランペット!
…ちゃんと休めてるか心配になります(涙)
エンディングのヒゲダンも素敵でしたが、なんだか、同じ役者さん、同じアーティストの曲を他の映画でも聞く間隔が狭いというか…そんな人不足?と言いたくなるくらい同じ人達で回ってる感じが…。
うーん
所謂パワハラ気味な昔気質の刑事が左遷で音楽隊に行って成長するお話なんだけど、いまいち
転換期になる出来事が解らない・・。メインの女性も何故、前半の嫌な奴だった主人公に積極的に構っていくのか解らない。主人公の娘も何故たった一回のセッションでこれまでの確執を無かった風にするのか解らない。ちょっと強引すぎじゃないかな、と思うところが多々あり素直に感動出来なかった。
自分勝手な男が自分勝手に気付いた映画
笑いと感動の安定な映画
異動辞令は人生転機!
人はいかなる状況においても捉え方や考え方次第で、変わることができると、前向きになれる映画でございました。
衝突あれど、親子のセッション、良かったです。親子バンドデビューの可能性もあるし。完熟フレッシュかよ。
追っかけ婆さんの衝撃的な死はいるか?と思ったけれど、アポ電強盗逮捕のチームワークにつながるための痛みだったのか…エンドロールに小沢仁志さん。えっどこに?あぁ、実は超アクロバティックな黒幕爺さんね、と。
主人公は30年現場の最前線と言われるところでバリバリ周りを顧みず生きていたところ、急に正反対のところに配置される。そんな経験ある人は少なくないのではないか。実は私もそんな一人だ。辞令が出たとき、安堵と失望がじわり来たのを覚えている。志半ばで現場を離れる心配と寂しさ、新しい職場に入る期待と不安…しかし、今は自分の人生を充実させて楽しんでいる。会社帰りに映画見て帰れるなんて、起きて会社に行って帰って寝るだけだった1年前には考えられないことだった。このアプリも上映時間を調べるだけのツールに過ぎなかったのに、今ではこんなにだらだらと自分の思いを吐露する余裕まで出てきてしまっている。この場を借りてこんな愚かなレビューにいいね👍️をくださる方々に感謝の念を捧げたい!
出演者の努力を称える映画
良かった点:出演者の演奏が素晴らしかった。特に吹き替え無しで演奏されているのは凄いと思った。かなり上手。皆さんの努力に拍手したい。
悪かった点:憎き強盗グループの実行者達ではなく、首謀者の捕物帖のみが描かれたので、スッキリと終わった気がしなかった。音楽隊の存続もスッキリしないまま終わったので、エンディングが出た時に思わず「ここで終わり?!」と思った。良い話だっただけに何か残念。
タイトル的には期待していなかったのですが、なんのなんの、でした。意...
刑事と音楽隊
帰りは明るい気分になりました♪
阿部さんが異動先でてんやわんやするコメディーだと
思ってましたが、良い意味で期待が裏切られました!
1つの事件を軸にストーリーがすすんでいきます。
阿部さんの変化を丁寧に描いているなーと思いました。
話の筋が見えているところもありますが、阿部さんはじめ、キャストの方がとても良くて、ホロっとしたり、音楽っていいなあとうきうきしたりできる良い作品です。
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