異動辞令は音楽隊!のレビュー・感想・評価
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他の演奏もみてみたい!
やや展開が急なところもありましたが、観終わったあとはとてもスッキリした気持ちになれました!
2があればsing,sing,singとか他の曲も観てみたいです。
みなさんの努力が伝わる最高の映画でした!
自然と笑顔になっていた
「あぁ、面白かったなぁ」と…
鑑賞後に薄ら笑顔になっていました。
仕事への執着やプライドでばらばらだった皆んなの心が少しずつ近づいていく感じ、観ていて気持ち良かったです。
軽い気持ちで観ただけなのに
もう一回見に行こうと思う程の満足感でした。
音楽は人間を成長させる力がある!
音楽を通して成長する、さわやかな人間像に感動しました。特に吹奏楽は、団結しなければ良い演奏はできないものです。この作品では、アポ電というお金を持った老人を狙う犯罪者を捕まえるストーリーと、古い考え方に固執していた警察官が見事に成長していく姿のクロスが、実に鮮やかに描かれています。最初阿部はいつもの荒っぽい男性像を演じます。刑事としてはとても真面目な男ですが、家族に見捨てられそうになる程無骨な男です。それが音楽という触媒によって劇的に変化していきます。シングルマザーの清野の存在も触媒なのでしょう。確かに阿部は、投書によって音楽隊に左遷?された形をとっていますが、文字通りそれは宇宙の采配であり、阿部自身の人生のシナリオだったのでしょう。投書をしたのは実は自分の後輩だったということが後でわかりますが、成長した阿部はそれを怒ることもしません。なぜなら、彼は左遷?という人生通して、人間学を学んだからでしょう。最後は、娘や家族との修復を図り、素晴らしい楽友たちと、人に喜ばれる音楽を仕上げます。ラストシーンの感動は忘れられません。 追記 警察音楽隊が存続するのか、清野との愛はどうなるのか、この2点がいつまでも気になる作品です(笑)。
「心の変化」
今年99本目。
貸し切りでした。お客さん自分1人だけ。しかし週末動員ランキングは1週目が7位、2週目が9位。お客さんは入っています。日曜日の夜9:40だったからかな。TBS深夜のアカデミーナイトGで何週も阿部寛や他のキャストさんのインタビューで相当面白そうだったので。阿部寛は2018年1月「祈りの幕が下りる時」が凄過ぎて大ファンになって2018年5月「蚤取り侍」、2021年10月「護られなかった者たちへ」など追いかけています。そして清野菜名が今一番好きな女優。
物語はタイトル通り音楽隊に入っての心の変化が主題ですが、音楽隊に入るまでの刑事時代のやり取りが肝になっていて、そこも丁寧に描かれています。人間目の前の事に一生懸命になれば道は開けると思います。
組織に決められた人生の第2ステージ
前半のパワハラ刑事、後半の優しいドラマー、さすが阿部寛、見事な変身です。
ルール無視のパワハラ刑事の成瀬、現代なら飛ばされるの分かるけど、子供の頃、和太鼓を叩いていたからって理由で音楽隊へ?職歴30年の大ベテランだよ。若僧じゃあるまいし成長の期待できないでしょ。それにあんな性格の奴がチームワークが必要な楽団なんてな。それもダメダメな楽団に。
この手の作品でよくある警察組織のダメダメ感MAXなんだけど、光石研演じるお偉いさん、途中までひどい奴って感じだったけど、最後は結果オーライで、人を見る目があったのねって思えた。
ボケてる母親や反抗期の娘との関係を見てて成瀬の優しさは感じていたけど、仕事は別だもんね。ジワジワ切り替わっていく流れよかったです。ズッと気になってたアボ電詐欺や後輩との関係も最後にスッキリ!ジワジワしながらチョコチョコ笑えて楽しめました。
Shall weダンス? と その男凶暴につき
まんま「その男凶暴につき令和版」な序盤は画の陰影奥行きもあり乗れたが、
中盤以降の脚本の脇甘く納得感低く鼻白んで半端に幕。
ベタだからでなく下手だから駄目なのだ。
Shallweダ…とその男凶…を混ぜ込むなら相当巧くないと。
このベタを何とかもたす阿部寛は買うが。
ま、こんなもんでしょう。
「ま、こんなもんでしょう」としか言いようない作品。 ミッドナイトスワン見ていないのでこの監督の作品は初めて。阿部寛は途中から下町ロケットの阿部寛と同じ。内容も何の変哲もないもの。日本映画をみてすべてではないにせよ何でこの映画に1800円も払わなければならないのかという疑問。見終わった後に評価金額を払うという仕組みにすればと思う時がよくあります。あ~また損した。
これでいいのだ!
とてもよかった。期待以上だった。
何度も笑い、何度もグッときた。
高級料理でもなく、創作料理でもない、町の食堂の美味しい定食のような食べもの。豪華さや斬新さはないけれど、お腹とこころを満たしてくれる料理。
味覚でたとえるなら、これはそんな映画だ。
こういう理屈ぬきに楽しめる映画をもっと観たい。現実世界に嫌なことがいっぱいあるのに、なんでお金を払ってまた気が滅入る思いをしないといけないのか、というような鬱陶しい日本映画がこのところ少なくないからね。もう問題作も衝撃作もいらない。こういう作品をもっと作ってほしいと願う。
単純明快、大いにけっこう。勧善懲悪、大歓迎だ。
阿部寛の見事な熱血刑事ぶりが作品のボルテージを上げ、清野菜名がそこに清々しさを与える。そして『PLAN75』に続いて、磯村勇斗が大事な役どころをこなしている。この作品ではじめて知ったが、モトーラ世理奈という人がやけに気になった。
端役・ちょい役の使い方もうまいなぁ(音楽隊のファンのおばあさん、ドラムを譲ってくれた青年、春子の子どもなど)。
緩急つけた構成の妙。
笑いの間(ま)のとり方も巧みである。
映画と音楽の魔法に酔った2時間だった。
「これでいいのだ」とうなずいた。
好きな俳優だらけ
冒頭のきったない昭和刑事から、ラストシーンのパリッと具合、まさにメンズノンノよろしくな阿部寛だからこそなせること、演技と無関係な部分ではありますが、持つ肉体を表現に使う俳優としてのそれは、本当に素晴らしかったです。
ストーリーに真新しさはないですが、不本意な仕事や部署に拗ねてる人達が前を向いて頑張る系の話は、私生活を投影して励まされるので大好きです。
阿部さん、清野さん、磯村くん、渋川さん、光石さん、指揮者の方(お名前が…)みんな大好きな俳優さんだらけ。
さらにあんな最低な犯罪に堕ちた役を小沢さんが…!
スクールウォーズ世代の私にとって大事な役者さんなのに、帽子で顔もろくに見えないままピエロたちに倒されるなんて…!最高でした。
刑事になりたくてなれなかった役の高杉くんがソロ演奏を上手く出来たことに喜ぶシーン、ジーンとしたなぁ。
望むことばかりできるのが職場じゃない、
しかし仕事だと割り切るだけでは人生を楽しめない、
なら頑張るしかないんだと、改めて教えてもらいました。
コンプラ映画だった
タイトルとキービジュアルを見た瞬間に即観賞を決めたw
ストーリーは予告編のとおりで、主人公の叩き上げ警部補の、捜査最優先でルールも人権も家族も省みない人生が、予想外の異動先での出来事や出会いで変わっていくさまを描く。捜査一課と音楽隊、それぞれでのバディや母親・娘との関係もほろ苦く良い。
観賞後に浮かんだのは標題。コンプライアンスとは、プロの仕事を縛るものでも、追い落としの道具でもなく、何が大事かを気づかせるためのものなんだという理解を得た。(磯村勇斗いいねぇ)
やはりどこに行っても阿部寛は阿部寛。制服姿も、体を縮こめ気味にドラムセットに向きあう姿もカッコイイ。娘とのセッションにはベタだが大泣きした。
警察音楽隊が舞台のヒューマンドラマ
時に強引でやり過ぎな捜査をしつつも犯人を多数検挙してきたベテラン刑事の成瀬(阿部寛さん)だったが、その手法が問題となり刑事捜査の最前線から警察音楽隊へと異動に。
刑事として犯人検挙にすべてを捧げてきた成瀬を待っていたのは場末の音楽隊だった――
阿部寛さん演じる成瀬は刑事一筋でやってきた仕事人間。
家族との折り合いも悪ければ、刑事以外のことはてんでダメ。
警察官は犯人検挙をすることにこそ意義があると考える彼が
警察音楽隊という不慣れな環境に苦闘し苦悩する姿を
時にコミカルに時にしんみり描きます。
彼が警察音楽隊に何を見いだし、どう成長するのか、に注目です。
犯罪ものかな
昔気質の刑事が自分を見つめ直すキッカケを得て、人生を取り戻す物語。
物語の前半と後半で、物語の雰囲気が変わってくる。ただ音楽隊の活動よりも高齢者を狙った犯罪ものの様相を強く感じられた。そのため犯罪ドラマとしては中途半端な感じがしました。
全編ライトでコメディ要素を多く含む音楽隊での彼の姿を描いた方が良かったんじゃないかと思いました。
面白いじゃないですか
全く期待して無かったけど(←失礼だろ)予想外に良かった。
コンプライアンスもへったくれもない、古いタイプの熱血刑事が、内部告発が元で音楽隊へ異動になるが、追っていた事件の事から離れられないでいるうちに、第2、第3の事件が発生する。
認知症の母親や年頃の娘との関わり方や、いろんな想いを持つ音楽隊の仲間との交流から、徐々に内面に変化が現れるという、王道の展開だが、これがなかなか面白かった。
主人公の今後も気になる。
一点だけ不満を言うならば、あれだけ警察官がいて、目の前の犯人を容易く取り逃すって、何やってんだよ!あり得ないだろ!コントか?と激しくツッコみたい場面があったのが残念過ぎる。
人との関係の大切さに気付かされる。
阿部寛のドラマー姿が似合い過ぎてかっこいい。仕事最優先の優秀な男が、場違いな部署に異動して奮闘するのはよくあるパターンではある。だが、設定の単純さを超えてよくできた作品だ。音楽隊の活躍する姿を通して音楽の持つ力がよく伝わる。刑事はある意味特殊な職業である。悪人を捕まえるという正義感が強くなりすぎて、人を信頼して大切にするという大事なことを見失いがちだ。成瀬も刑事としては優秀でも家庭人としては失格だった。娘からはひどく恨まれている。音楽隊への異動は、うがった見方をすれば上層部が成瀬のあまりに「刑事的な」人間性を心配してのものだったのかもしれない。お約束通り、最初は猛烈に反発していたものの、音楽隊になじむとともに成瀬の中で何かが変わり始める。このあたりは人間ドラマらしくてとても良い。特に清野菜名演じる来島との関係はいい化学反応を起こしている。何より音楽の楽しさを教えてくれて音楽隊に真剣に向き合うことができた。そして関係最悪だった娘とのセッションは、失った時間を取り戻すようで泣ける。
一刑事が救われるという物語ではあるが、警察の内部事情も面白く描いている。刑事課内の捜査方法をめぐる対立や、音楽隊の微妙な立場などが少し誇張されてはいるが興味深かった。
人生ベスト5に入れます。
簡潔に書きたい。結論から言って非常に感動したので、もう一回、映画館で見ます。もう一回見たい映画に久々にあった。
何に感動したのか?
●如何にも現代的だ。コンプライアンス。投書密告による左遷。公務員的だな。
●阿部寛の30年の刑事への想い。左遷による苦悩。泣く様、いたくわかった。
●音楽の素晴らしさをひしひし感じた。音楽は、人の心を動かすなあ。ノリノリで聴きました。
●セッションだ!チームワークだ。
それは、自分を変えることではない。変わるのは人への関わり方。悪いところは誠実にかわる。人への思いやりだ。
●家族愛だ!
普遍的なテーマが散りばめられているんだ。泣かずにはいられない。
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