赤い原罪

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赤い原罪

解説

神を呪う貧しい父娘と神を信じる修道女の出会いとその後の事件を描き、韓国で宗教論争を巻き起こした問題作。とある漁村の教会を訪れた白髪の女性。かつて修道女としてその教会に仕えていた彼女は、40年前の出来事について語り始める。当時、村には身体の不自由な父親と癇癪持ちの娘が暮らしていた。極貧だが他人に頼らず生きようとする父娘と、手を差し伸べようとする修道女。やがて、村と父娘の秘密と罪があらわになっていく。監督は、牧師という異色の経験を持つムン・シング。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で審査員特別賞を受賞した。

2017年製作/102分/韓国
原題または英題:Original Sin
配給:ガチンコ・フィルム
劇場公開日:2021年10月2日

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映画レビュー

2.5【無題】

2021年10月8日
iPhoneアプリから投稿

あくまでも、40年前の韓国の社会システムの中での、障害者父娘と修道女の物語なのだが、もし、この作品で、神の存在云々の宗教論争に発展したというのであれば、僕は、ちょっと違和感を感じる。 こうした弱者に目を向けるか否かは、社会の問題だと強く思うからだ。 手に負えない父娘には、教会も手を焼いて、打つ手がないというのも、ちょっとステレオタイプの設定のように感じるし、そもそもの人物背景も、非常に説明的だと思う。 邦画の「キャタピラー」や「そこのみにて光り輝く」を彷彿とさせる場面もあるが、全体的に奇をてらい過ぎていて、観る側の想像力に委ねたいのかもしれないが、それであれば、エンディングも含めて映画よりも舞台の方がマッチしているように感じてしまった。 特に、こうした父娘にも天国があるみたいなエンディングが、好みではなかった。 ごめんなさい。

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ワンコ

3.0残念

2021年10月6日
PCから投稿

他に描き方がなかったのかなぁ…唐突過ぎて?過程に矛盾?もう少し入り込みやすい演出が欲しかった。

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Oyster Boy