ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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シリーズ完結作そしてジュラシック全ての最高傑作
やっとやっと感想を出します!!長かったいつ出そうかいつ出そうか、悩みに悩みました。このジュラシックワールドと言うシリーズが終わってしまったと言う悲しさが大きすぎてどうレビューを書こうか悩んで居ましたが、今日やっと出せました。
「ジュラシックワールド炎の王国」のお話から4年人間と恐竜は、どうやって共存していくか今作は、そこにテーマを置きお話は、完結へと進んで行きました。
では本題です。
まず、キャストです。ジュラシックワールドシリーズからオーウェンとクレア、そして前作から成長した姿で登場したメイジー(メイジーロックウッド)さらに可愛くなっていて演じたイザベラさんをそのまま使って下さり本当にありがとう。イザベラさんは、素晴らしい女優さんですよね、本当に海外の子役様は凄いなと思っていました。そしてジュラシックワールドで登場したバリーもマルタの地で再登場してくれたのには、本当に感動ものでした。先に書きますが、アトロキラプトルをオーウェンと2人で捕獲するシーンは、あの場面を思い出さしてくれる最高なシーンでした。ありがとう再登場してくれて、
そしてそしてジュラシックパークでのキャスト達の登場には、鳥肌以外の他何も感じませんでした。予告から既に出ていましたが、やはり僕がこの全ての作品を好きになったのには、このメンバー達がいたから今こうしてジュラシックワールドが生まれたんだもんなと感じさせてくれたので涙は止まりませんでした💦(序盤の序盤でしたが、)
老けていても若さが見え隠れするサトラー博士
いつも最高なシーンを見してくれるマルコム博士
そして我らが憧れる博士アラン・グラント様
老いても尚過去のパークの懐かしさが見受けられる博士の仕草や言葉は全てにおいてこのジュラシックを楽しみにしていた全ての視聴者に感動を与えてくれたなと思いました。イアン・マルコムが恐竜に向かって火の松明で対抗し、食われる1歩手前でやり遂げるシーンは、パークの頃を思い出し常にヒヤヒヤしますが何度観ても感動ですよね!!最高でした!
今作の敵で、あったルイス・ドジスンがあの頃のパークで出ていたと考えるとやはりジュラシックの監督、脚本家諸々の皆様はよく考えて居られるなと思いました。
ヘンリーウー博士もよくずっと生きて居たなぁーって思いますよね、この博士全て成し遂げてるな〜っといつも感じてました笑
さぁキャストについてざっと話しましたが、私がもっと語りたいのは、ここからですよ!!やっぱりジュラシックには、欠かせないこいつら居なきゃダメだよな!!恐竜達だぜ!!
まず、パーク・ワールド関係なしにヴェロキラプトルのブルーとベータについて話します。
前作で強敵の恐竜を小柄ながらに博物館屋敷の槍(?
か鋭い鋭利で見事にぶっ刺し勝利を掴んだブルーは、4年の時を経てオーウェンとの関係性を忘れてしまい敵対心をオーウェンやクレアに向け更には、自分のクローンであるヴェロキラプトル(ベータ)を生み出し育てていてそうかパークの頃から恐竜達は、子供を作らないためにみんな雌恐竜だったねと思い出しでもやっぱりブルーは賢いから自分のクローンまで作っちゃうんだと関心してしまいました。母性溢れるブルーの姿にあ〜ブルーも、母親になってもうたんかと悲しい気持ちになりました。今作では、ブルーの活躍は少なかったですが、ブルーが行ってきた活躍全てを思い返せば素晴らしい事ばかりです。オーウェンとブルーの絆は必ず切れることはないと僕は信じています!ありがとうブルーとオーウェン
さぁでは、初めにパークで登場した恐竜達の感想です。少し見やすいように箇条書きで行きます。
・ディロフォサウルス パークの時のあの恐怖を思い出させてくれてありがとう。君の毒は世界一さ!そしてその羽本当に恐怖だよ笑ドジスンを食べてくれてありがとね笑
・ピロラプトル(もなはず)この羽が生えた恐竜には怖い以外の感情は無いものだと思ってます笑氷のシーン怖すぎやでホンマに後君ら本当にしつこいで迷惑だからやめな(੭ ᐕ))?
・ケツァルコアトルス ワールドではいつもプテラノドンでしたが、確かパークでも常にいた気がするケツァル本当に厄介だった貴様は、飛行機を壊すのに長けてる君は素晴らしいよ笑
・そして最後は欠かせないティラノサウルス・レックス!君無くしてジュラシックは語れないよ!いくら改造恐竜に負けようと挫けることなく今作でも最後まで活躍してくれたお前には本当に感謝だよ!ありがとな!エンブレムのマークになった瞬間の鳥肌はやばかった!恐竜と言ったら貴様が1番に名前が上がるよ!さらに強くなれレックスよ!俺はお前が1番好きだぁ!!
ワールド編
・テリジノサウルス 前作の串刺しと同じパターンには、萎えてしまいましたが、君の戦える手段はその特徴的な爪だよね、そうだよね、って思い観てました。
テリジノの印象は少ないよ、以上
・やっぱり欠かせないモササウルス
君は序盤か、終盤のどっちかにか出れんのかね、悲しい奴だな笑って思いました。人は食べない優しい恐竜、海の海帝 モササウルス お前に勝る者なし
・ギガノトサウルス 改造厨のお遊び恐竜 いつも人を騙すあのニンマリ顔がいつもCGなのにどこかリアルでこいつは絶対に会いたくなく恐竜だなって感じますよね、恐竜は改造しちゃ絶対にダメ
・そしてブルーのクローンであり息子のベータ(?)
娘のベータ は、序盤で拐われてしまい登場は、かなり遅かったですが、勇敢で素晴らしい恐竜ちゃんでした!
どれもどこのシーンを切り取っても最高な恐竜達でした!!ありがとう恐竜達 大好きだよ
さぁ長くは、なりましたがそろそろおしまいにしたいなと思っております。シリーズ3作品目のワールド 新たなる支配者
結末としては、やはり恐竜と人間の共存は、難しく人間が簡単に扱ってしまうものではないと今後後世に語り継がれるといいなとおもいました。
やはり我々男の子は、昆虫や恐竜に物凄く興味を湧いてしまう生き物であり、行き過ぎる研究をすると人間ゴミになると言うことが深く分かりました。
今作は、今まで触れてきて来ませんでしたが、イナゴはやはり時事的にお話に入れる必要があったのかなと疑問を持ち更には、恐竜メインちゃうのって疑問持ちました笑。まぁそれがなかったらサトラー博士とグラント博士の登場をどう結び付けるんだろうになりますもんね。笑
いやーやはり追っていた、楽しんでいた作品が終わるのには、悲しさ付き物ですよね、賛否両論別れるのも当然だけど、過去作シリーズを観た全ての方々には、観て欲しい作品です。
ありがとうジュラシックパーク、ワールドまたいつか何処かで会おう!ずっと少年心は、忘れないよ
恐竜達ありがとう!
2022 152本目(劇場17作目)
まさかの旧作だと思ってレビューしてました笑
遅ればせながら鑑賞。ジュラシックパークから恐らく全作劇場で観てると思うが(覚えてない笑)
ようやく完結?
中盤までアクション映画かなぁと思ってたけどやっぱり恐竜のハラハラドキドキ満載。
初めて劇場でジュラシックをみた子供の頃のように楽しめました。
それに加え懐かしの登場人物達。サムニール渋い
この映画もレンタルや配信でというよりは、ぜひ劇場で楽しんでほしい1本です。
なんかいろいろギリギリ
TOHOで土曜日の朝イチ回
ジュラシックシリーズ通算6作目
過去作全てスクリーンで鑑賞している
今回完結というしやっぱりスクリーンで観ねば
iMAXだの3Dだのいろいろ検討して結局普通の字幕版
でも通常料金で映画を観るのは珍しい
過去の主要キャスト全部載せラーメン嬉しい
個人的には3のオヤジにも出てきて欲しかったが
決して想像を越えない既視感の展開
安心のハラハラドキドキ
・バイクを恐竜が猛スピードで追いかける
・なんかいろいろギリギリ
やっぱり女性が活躍する
・白い服の女の悪ぶりいい
・黒人パイロット頼もしい
・主人公の地獄の黙示録的なシーンも面白かった
(地獄の黙示録は観てない)
経営者いかにもながら現代風なたたずまいがよかった
イメージはビルゲイツ スティーブジョブズ 孫正義
・なんかおたくというか人見知りというか
・善人風
・でも強欲
・薄いジャンパーを羽織っている
・なんか食べている ガムとかナッツとか
中国人研究者は前作では死亡フラグの悪役だったと記憶しているが
今回ver. up 中国マネー恐るべし
最後はお約束の恐竜同士の頂上決戦と咆哮
完結編とのことだがこの終わりかた…
冒頭に描かれていた恐竜被害問題は解決していないような
ほとぼりがさめたらまたやるか そのときは付き合うよ
30年後だと80歳を超えてしまう
夏も終わり朝イチの空いた映画館は冷房寒
サンダル履きを後悔した
3時間弱は年寄りの泌尿器に応える
終幕後トイレに駆け込みセーフ
やっと外に出て冷えた身体を暖めながら
街の中心部まで歩いた
エージング完了後 市役所前で缶ビール2本と
家から持参の軽いおつまみセット
小雨が振りだしたものの
松の下のベンチに助けられる
さらに歩いて久々の上海酒家でマーボー焼きそばと餃子♪
と思いきや なんと閉店してた 憎き新コロの影響か
いつもの映画館の後にたまに行くお気に入りだったのに…
気を取り直して街中に戻り 前から気になっていたバーミヤン
もとロイホがあったところ
麻婆餃子口になっていたので麻婆豆腐とギョーザライスセット
ロイホの時より混んでいる
おひとりさまカウンターもあり注文はタッチパネルで可能
会計もセルフ可だった
いい休日だった
観れて良かったです
「ジュラシック」シリーズ完結作、、、
「ジュラシックワールド」を初めて観た時に少しガッカリしたのは今では良い思い出です♪
やっぱり「ジュラシックパーク1」の恐竜というものをメインにした映画へのトキメキを抱き、あの壮大なメインテーマと共にスクリーンで初めてブラキオザウルスを観た時は
サトラー、グラント、両博士と共に目を丸くして😳😳
最高に興奮しました、、
あの興奮と感動を超えれる映画はそうそうありません。
今回の完結編もシリーズ1の感動に比べれば劣るものの
この完結編がなければ、歴代の登場人物との共演も観れなかったので、私的には🙆♂️🙆♂️💮でした♪
本当良い作品を子供の頃から長いスパンで
楽しむ事が出来て本当嬉しかったです☺️
Tレックスを弱く演出しすぎなのは許せませんでしたが
最後の最後で汚名返上出来たので良しとします笑
シリーズ1からのTレックスも大切にされてるんだなと
感じれました🥺🥺
シリーズ完結…これで映画界からも再び恐竜達が絶滅。残念。
遂に終わってしまった…。残念!!
子供の頃から恐竜好きで、特にT-REXが大好きだった。
ジュラシックパークで動くT-REXをみて感動&興奮したのを今でもハッキリ覚えている。
自分的に非常に愛着あるシリーズだった。
そのシリーズの絶滅は非常に感慨深い。
今作はストーリー的には、う~んと思う所も多々あるが、これまでのシリーズへのオマージュやシリーズのキャスト集合など最後に相応しかった。これはこれで良かったと思う。
やはりクリスプラット良いし、サムニールも良い年の取り方して良い味だしてた。
そして何より恐竜達がワクワクさせてくれる。
ただ最後に子供の頃に戻って一言、言いたい!!
『T-REXが他の恐竜に負けるわけないもん!!』
『T-REXが最強の恐竜じゃもん!!』
面白かった! 最高にエキサイティングな最終回!!
「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」を上手にクロスオーバーさせた、とても良くできた脚本だと思います
突っ込みどころはいっぱいあるけど、そんなのは気にしちゃいけません
①グラント博士(サム・ニールさん)はエリー(ローラ・ダーンさん)への何十年の片想いが成就する
②メイジー(イザベラ・サーモンさん)は自分はただのクローンで本当の自分はいないと自暴自棄で反抗期のティーンエイジャーになっていたけど、オリジナルである母親の生前のビデオや面識のあったエリーの思い出話によって、自分がただ実験的に造られたクローンではなく、子供が欲しかった母親の愛情をいっぱい受けて産み落とされた尊い命であることを知り、ようやく心の底まで一人の人間として完成する
③オーウェン(クリス・プラットさん)とクレア(ブライス・ダラス・ハワードさん)、そしてメイジーの3人は②によって心通わせ本当の家族になれた
④人類はようやく恐竜を受け入れ、共存するという大いなる決断を下す
と、全てが高次元のハッピーエンドで終わる、なんとも清々しい後味、みごとです
そしてそのハッピーエンドの立役者となる新キャラ、元空軍パイロットのケイラを演じるディワンダ・ワイズさん、すごく綺麗でふとした表情がとてもセクシーな女優さん、勇敢な女性をとてもカッコよく演じ、何度も主人公たちの危機を救います、このキャラがいなければハッピーエンド無かったですね
オーウェンの恐竜に追われながらの街中でのバイクチェイス、それと並行し描かれるケイラが猛烈な勢いで追ってくる恐竜からクレアを助けて軽トラで疾走する一連のシーンはここだけで一級のアクション映画のワンシーンとして成立するほどの圧巻のクオリティ
そして並行し進んでいた新旧キャストのストーリーが今回の悪者バイオシン社の研究・実験施設で合流し、ラストは主人公達を襲う猛烈に強く残忍な陸上最大級の肉食恐竜ギガノトサウルスにシリーズのアイコン的存在のティラノサウルスと両手に3本の長い爪を持つテリジノサウルスが協力して挑む大迫力の三つ巴 恐竜バトルシーンとストーリー/映像共に大興奮で大満足の2時間半でした
恐竜主体の世界にはできないでしょう
感動のジェラシックパーク以来だが面白く観る。
クローンで悩む娘も良いし、恐竜とのカーチェイスなど眠らせない。
過去作との絡みは存ぜぬが行き当たりの展開も気持ち良しとしよう。
共存は思い込みだろうか?
大団円
『ジュラシック』シリーズ6作目にして完結編。
このラストに向けて作られた『ジュラシックワールド』三部作のようだけど、ラスト直前のクライマックスシーンが、どうにも都合が良すぎてイマイチパッとしない(^_^;)
そのクライマックスシーンまでは十分に楽しめたんだけどねぇ~(^^)b
とりあえず、過去2作で強烈な印象を残したモササウルスをもうちょい登場させて欲しかったなぁ~(^_^;)
それにしても、恐竜は羽毛があったという事がわかってきた昨今。『ジュラシックワールド』三部作だけでも恐竜の見た目が変わってきたなぁ~
ってゆーか、あの中国系の科学者。
俺はあいつがまたやらかすと思うぞ~
それが続編への布石かな?
恐竜との共生は可能か?
問い:恐竜との共生は可能か?
答え:可能。しかし、人間よりも他の動植物の方が先に共生の解を見出すだろう。
☆ラストの動物と恐竜が共に過ごしているシーンが良かった。
ハラハラドキドキ
始まりから終わりまで、ハラハラしながら観ていたので、どうして私はお金を出してまでこんな怖い思いをしているのか?ってくらい疲れた。恐竜は全部CGという事なので役者さんは演技するのが大変だったと思います。パークかワールドか、いろいろ忘れてしまったけど、見応えあるシリーズでした。迫力満点。現実は、恐竜と共存しない世界になってよかったとつくづく思う。
ハンドパワー健在
登場人物が多すぎるためかキャラ紹介で1時間ぐらい掛かって結構退屈しました。
相変わらず、カートゥーンのように出来過ぎた展開で童心に返ってみれば結構楽しめるのではないでしょうか。
3人でハンドパワーのポーズをとったときは、絶対わざとだと思いましたが。
大団円
ジュラシック・シリーズの大団円にふさわしいキャスティング。1作目からの主だった俳優陣が全員集合しての大冒険活劇となった。ストーリーにはモンサント社等の遺伝子組換え作物を批判するかの如くGMOの脅威と稀少動物(あえて恐竜)の密猟と余りにも増え過ぎた恐竜との共存を軸に話は進んで行く。現代社会が抱える問題を映画の中に盛り込んではいても、このメッセージをどれだけの人が受け取れるだろうか?とてもわかりやすいメッセージではあっても、エンタメとして楽しんでいる人たちにどれだけ届くのだろうか?私はそれらのメッセージに対して、何となく期待薄く思えてしまう。内容はまぁまぁ、こんなものだろう。可もなく不可もなし、誰もが楽しめるエンタメである。それだけにメッセージに対する懸念は強くなるばかりである。
素晴らしい作品です 一人でも多くの人が観て、その中から次の世代の特撮の担い手が増えて欲しいと心から願います
言わずと知れた人気シリーズ
1993年の第1作から数えて第6作
完結編だそうです(本当に?)
1993年の第1作は本当に画期的でした
恐竜という「怪獣」がまるで本当に生きているかのような映像は、誰も今まで観たこともない迫真性がありました
それまでは怪獣の映像は、日本の円谷特撮の着ぐるみ怪獣か、米国のハリーハウゼンのダイナメーションという人形コマ撮りの怪獣しか存在しなかったのです
フルCG による恐竜の映像は、世界の怪獣映画の一大革新だったのです
エポック・メーキング
イノベーション
幾ら讃辞を並べても足りません
それを観たならば圧倒されてしまい、今までの怪獣は、そのどちらももはや古臭い陳腐なものに見えてしまう程のものでした
それが突然出てきたのです
古くからの特撮ファン、怪獣映画ファンには頭を殴られた程の衝撃でした
日本の特撮に取っては、第一の黒船「2001年宇宙の旅」、第二の黒船「スターウォーズ」に続く、第三の黒船であったのです
しかも第三の黒船は、日本の特撮の本丸、怪獣映画の特撮だったのです
言わば黒船が江戸湾の奥深くそれこそ江戸城の真ん前、日比谷の入江まで入ってきたようなものだったのです
正に江戸時代の侍が蒸気船を見る思いだったのです
どうやってこのような映像を作り出しているのか!
その理屈は解る
どのようなソフトウェアで、どういう作業をすればよいのかも、だいたいのことは分かる
なのに同じような映画を日本で撮れるかというと出来ない
近いような映像の真似すらできもしない
手も足も出ないとはこのことだったのです
1993年は、「ゴジラvsメカゴジラ」が12月に公開された年でした
この作品はとても良い作品と思います
平成ゴジラシリーズの中で一番好きです
しかし本作のシリーズ第1作の「ジュラシックパーク」を観てしまうと何とも言えない気持ちになります
それからは日本の特撮はこのジュラシック・シリーズに追いつくために努力してきた30年と言えると思います
その努力が平成ガメラを生み、あるいはハリウッドのエメリッヒ版ゴジラとなり、その落胆がミレニアムゴジラシリーズとなり、そして再度のハリウッドのギャレス版ゴジラになり、最終的に「シン・ゴジラ」へと連なる動きになっていったのです
2016年の「シン・ゴジラ」でようやく日本人の手でフルCGの怪獣を遜色ないレベルの映像にできるようになったのです
そして2022年の本作
ようやく米国の特撮に日本も追いついたように思っていたのですが、しかし本作は米国のVFXのケタ違いの凄さを思い知らされました
まだまだ彼我の差は大きいのです
単なる予算規模の違いだけと言い切れるでしょうか?
まるで本作の特撮はVFX の凄さを見せびらかしているかのように自分には感じられました
特にアクションシーンでそれを強く感じます
例えばバイクとラプトルとのチェイスシーンに既視感がありました
2007年の「ボーン・アルティメイタム」です
その作品でのモロッコでのチェイスシーンや、屋上から隣の建物の窓に飛び込むシーンなどは、そっくりです
追手をラプトルに置き換えたに過ぎません
これきっとわざとそうしたのだと思います
派手なアクションシーンの優秀なテンプレートとしてわかるように流用したのだと思います
自分には、「こんな風に何だってやれるんだぜ、日本でできるかい?」そんな声が聞こえる思いがしました
悔しいけれどできません
まだまだ彼我のVFX 技術には歴然とした差があるようです
予算規模は最初から勝負にはなりません
しかしそれがなんだという思いもします
VFX の技術はある一定水準を超えれば必要十分であって、それよりも見せ方のセンスが大事なのだと思うのです
とはいえ、このような技術のさらに先にはどのようなブレイクスルーがあって特撮映像のイノベーションがあるかもわからないのです
日本には日本の特撮、日本の怪獣があると言っていたら、第四の黒船が来るかも知れないのです
常に国内外の新技術にアンテナをはり導入もして、海外の特撮部隊との人材交流して行かなけばならないのだと思います
本作には恐竜に対する愛が感じられます
色々とケチをつけたり、突っ込みを入れたいことは山ほどあっても、そんなこともうどうでも良いことです
素晴らしい作品です
一人でも多くの人が観て、その中から次の世代の特撮の担い手が増えて欲しいと心から願います
その中にきっと21世紀の円谷英二、レイ・ハリーハウゼン、庵野秀明、樋口真嗣がいるはずです
蛇足
初めてDolby Atmosの劇場で鑑賞しました
その効果を満点に発揮している作品と思います
従来のサラウンド効果とは雲泥の差を感じました
オーウェンたちとアラン博士たちの共闘は熱い。
実は最終章と知らずに鑑賞。
これでもかと主人公たちに何度も恐竜が迫ってきたり、恐竜が追いかけてくるシーンが出てきて「もう勘弁してくれ!もういい!」となる私は、今さらだけど本シリーズに向いてないんだと思う…(パニックホラー要素苦手)。
そして生物は人類の想像や計算を超えてくるのだから制御できないことを本シリーズの人類は良い加減学んでくれ…!(これを言ってしまうと色々成り立たなくなるのはわかるのだけど、人類あまりに愚か…!)
とはいえ、最終章のサービスとばかりにアラン博士やマルコム博士たちが出てきた時はびっくり。
「ジュラシック・パーク」シリーズと「ジュラシック・ワールド」シリーズの人物が共闘するクロスオーバー構造みたいになってたのは面白かった。
というかマルコム博士、年月を重ねても相変わらずのセクシーさ…!
恐竜が世界に解き放たれて、人類を脅かしながらも共存していている世界観は、なんだか新型コロナウイルスが蔓延した後の世界のようだった(核兵器等とも読みかえられる)。
新しい生物や命、技術が一旦生み出された世界は、おそらくもう人類の制御でもう前に戻ることはできない。
特に生き物の種や命は完全に制御できない。
それでもその新しい世界に適応していく生物の逞しさと柔軟さをジュラシックワールドシリーズは描いてきたのだなあと改めて本作を観ていて思った。
ラストのメイジーの母親の博士の最後の映像の言葉はちょっと説教くささと無理矢理感は感じたけれども…。
今回、格好良い女性キャラクターが多くてそこも印象的だった(時勢?)。
個人的に好きだったのは恐竜バイヤー?の白服の女性と、途中からメイジーとブルーJr.の奪還協力に加わったケイラ。特にケイラは武闘派で姉御肌で素敵。
胸が高まるシリーズに変わりなし
1993年のあの衝撃から30年。タイムリーに全作品を見たわけではないけれど、あのドキドキ感を常に思い出させてくれるこのシリーズ。
今作では、まず恐竜と共存が当たり前の世界から始まったのに驚く。そして、過去の名役が勢揃いし、ブルーが健在&子どもが出来てて、前作の伏線を回収。恐竜の描き方も配色や羽根がつくなど少し変化はあるものの、最後は、悪役が恐竜に食べられ、そしてTレックスが他恐竜に勝利する。
初めて観る人にも楽しめるエンターテイメントも十分で、まさにシリーズの集大成。
なんとか纏めた
ジュラシックパークから6作目、今回シリーズをまとめるために作られた作品。
シリーズの始まりはとてもワクワクしたのだが、そのシリーズを追うごとに規模を広げ、その広げた風呂敷を畳もうとしようとしたのだが、やはり納得する結末には遠かった。けどなんとか風呂敷を紐でぐるぐる巻きに縛れたことに安堵しました。
また今回も恐竜に追いかけられたりのワクワク感はあるのだが、少しマンネリ感が漂ってきます。
物語も欲望に塗れた人間たちの暴走が中心となってて、似た設定の繰り返しでした。
全610件中、161~180件目を表示