ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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大団円
ジュラシック・シリーズの大団円にふさわしいキャスティング。1作目からの主だった俳優陣が全員集合しての大冒険活劇となった。ストーリーにはモンサント社等の遺伝子組換え作物を批判するかの如くGMOの脅威と稀少動物(あえて恐竜)の密猟と余りにも増え過ぎた恐竜との共存を軸に話は進んで行く。現代社会が抱える問題を映画の中に盛り込んではいても、このメッセージをどれだけの人が受け取れるだろうか?とてもわかりやすいメッセージではあっても、エンタメとして楽しんでいる人たちにどれだけ届くのだろうか?私はそれらのメッセージに対して、何となく期待薄く思えてしまう。内容はまぁまぁ、こんなものだろう。可もなく不可もなし、誰もが楽しめるエンタメである。それだけにメッセージに対する懸念は強くなるばかりである。
素晴らしい作品です 一人でも多くの人が観て、その中から次の世代の特撮の担い手が増えて欲しいと心から願います
言わずと知れた人気シリーズ
1993年の第1作から数えて第6作
完結編だそうです(本当に?)
1993年の第1作は本当に画期的でした
恐竜という「怪獣」がまるで本当に生きているかのような映像は、誰も今まで観たこともない迫真性がありました
それまでは怪獣の映像は、日本の円谷特撮の着ぐるみ怪獣か、米国のハリーハウゼンのダイナメーションという人形コマ撮りの怪獣しか存在しなかったのです
フルCG による恐竜の映像は、世界の怪獣映画の一大革新だったのです
エポック・メーキング
イノベーション
幾ら讃辞を並べても足りません
それを観たならば圧倒されてしまい、今までの怪獣は、そのどちらももはや古臭い陳腐なものに見えてしまう程のものでした
それが突然出てきたのです
古くからの特撮ファン、怪獣映画ファンには頭を殴られた程の衝撃でした
日本の特撮に取っては、第一の黒船「2001年宇宙の旅」、第二の黒船「スターウォーズ」に続く、第三の黒船であったのです
しかも第三の黒船は、日本の特撮の本丸、怪獣映画の特撮だったのです
言わば黒船が江戸湾の奥深くそれこそ江戸城の真ん前、日比谷の入江まで入ってきたようなものだったのです
正に江戸時代の侍が蒸気船を見る思いだったのです
どうやってこのような映像を作り出しているのか!
その理屈は解る
どのようなソフトウェアで、どういう作業をすればよいのかも、だいたいのことは分かる
なのに同じような映画を日本で撮れるかというと出来ない
近いような映像の真似すらできもしない
手も足も出ないとはこのことだったのです
1993年は、「ゴジラvsメカゴジラ」が12月に公開された年でした
この作品はとても良い作品と思います
平成ゴジラシリーズの中で一番好きです
しかし本作のシリーズ第1作の「ジュラシックパーク」を観てしまうと何とも言えない気持ちになります
それからは日本の特撮はこのジュラシック・シリーズに追いつくために努力してきた30年と言えると思います
その努力が平成ガメラを生み、あるいはハリウッドのエメリッヒ版ゴジラとなり、その落胆がミレニアムゴジラシリーズとなり、そして再度のハリウッドのギャレス版ゴジラになり、最終的に「シン・ゴジラ」へと連なる動きになっていったのです
2016年の「シン・ゴジラ」でようやく日本人の手でフルCGの怪獣を遜色ないレベルの映像にできるようになったのです
そして2022年の本作
ようやく米国の特撮に日本も追いついたように思っていたのですが、しかし本作は米国のVFXのケタ違いの凄さを思い知らされました
まだまだ彼我の差は大きいのです
単なる予算規模の違いだけと言い切れるでしょうか?
まるで本作の特撮はVFX の凄さを見せびらかしているかのように自分には感じられました
特にアクションシーンでそれを強く感じます
例えばバイクとラプトルとのチェイスシーンに既視感がありました
2007年の「ボーン・アルティメイタム」です
その作品でのモロッコでのチェイスシーンや、屋上から隣の建物の窓に飛び込むシーンなどは、そっくりです
追手をラプトルに置き換えたに過ぎません
これきっとわざとそうしたのだと思います
派手なアクションシーンの優秀なテンプレートとしてわかるように流用したのだと思います
自分には、「こんな風に何だってやれるんだぜ、日本でできるかい?」そんな声が聞こえる思いがしました
悔しいけれどできません
まだまだ彼我のVFX 技術には歴然とした差があるようです
予算規模は最初から勝負にはなりません
しかしそれがなんだという思いもします
VFX の技術はある一定水準を超えれば必要十分であって、それよりも見せ方のセンスが大事なのだと思うのです
とはいえ、このような技術のさらに先にはどのようなブレイクスルーがあって特撮映像のイノベーションがあるかもわからないのです
日本には日本の特撮、日本の怪獣があると言っていたら、第四の黒船が来るかも知れないのです
常に国内外の新技術にアンテナをはり導入もして、海外の特撮部隊との人材交流して行かなけばならないのだと思います
本作には恐竜に対する愛が感じられます
色々とケチをつけたり、突っ込みを入れたいことは山ほどあっても、そんなこともうどうでも良いことです
素晴らしい作品です
一人でも多くの人が観て、その中から次の世代の特撮の担い手が増えて欲しいと心から願います
その中にきっと21世紀の円谷英二、レイ・ハリーハウゼン、庵野秀明、樋口真嗣がいるはずです
蛇足
初めてDolby Atmosの劇場で鑑賞しました
その効果を満点に発揮している作品と思います
従来のサラウンド効果とは雲泥の差を感じました
オーウェンたちとアラン博士たちの共闘は熱い。
実は最終章と知らずに鑑賞。
これでもかと主人公たちに何度も恐竜が迫ってきたり、恐竜が追いかけてくるシーンが出てきて「もう勘弁してくれ!もういい!」となる私は、今さらだけど本シリーズに向いてないんだと思う…(パニックホラー要素苦手)。
そして生物は人類の想像や計算を超えてくるのだから制御できないことを本シリーズの人類は良い加減学んでくれ…!(これを言ってしまうと色々成り立たなくなるのはわかるのだけど、人類あまりに愚か…!)
とはいえ、最終章のサービスとばかりにアラン博士やマルコム博士たちが出てきた時はびっくり。
「ジュラシック・パーク」シリーズと「ジュラシック・ワールド」シリーズの人物が共闘するクロスオーバー構造みたいになってたのは面白かった。
というかマルコム博士、年月を重ねても相変わらずのセクシーさ…!
恐竜が世界に解き放たれて、人類を脅かしながらも共存していている世界観は、なんだか新型コロナウイルスが蔓延した後の世界のようだった(核兵器等とも読みかえられる)。
新しい生物や命、技術が一旦生み出された世界は、おそらくもう人類の制御でもう前に戻ることはできない。
特に生き物の種や命は完全に制御できない。
それでもその新しい世界に適応していく生物の逞しさと柔軟さをジュラシックワールドシリーズは描いてきたのだなあと改めて本作を観ていて思った。
ラストのメイジーの母親の博士の最後の映像の言葉はちょっと説教くささと無理矢理感は感じたけれども…。
今回、格好良い女性キャラクターが多くてそこも印象的だった(時勢?)。
個人的に好きだったのは恐竜バイヤー?の白服の女性と、途中からメイジーとブルーJr.の奪還協力に加わったケイラ。特にケイラは武闘派で姉御肌で素敵。
胸が高まるシリーズに変わりなし
1993年のあの衝撃から30年。タイムリーに全作品を見たわけではないけれど、あのドキドキ感を常に思い出させてくれるこのシリーズ。
今作では、まず恐竜と共存が当たり前の世界から始まったのに驚く。そして、過去の名役が勢揃いし、ブルーが健在&子どもが出来てて、前作の伏線を回収。恐竜の描き方も配色や羽根がつくなど少し変化はあるものの、最後は、悪役が恐竜に食べられ、そしてTレックスが他恐竜に勝利する。
初めて観る人にも楽しめるエンターテイメントも十分で、まさにシリーズの集大成。
なんとか纏めた
ジュラシックパークから6作目、今回シリーズをまとめるために作られた作品。
シリーズの始まりはとてもワクワクしたのだが、そのシリーズを追うごとに規模を広げ、その広げた風呂敷を畳もうとしようとしたのだが、やはり納得する結末には遠かった。けどなんとか風呂敷を紐でぐるぐる巻きに縛れたことに安堵しました。
また今回も恐竜に追いかけられたりのワクワク感はあるのだが、少しマンネリ感が漂ってきます。
物語も欲望に塗れた人間たちの暴走が中心となってて、似た設定の繰り返しでした。
もっと恐竜をください。
もはやすっかりサバイバルアクション映画。
マルタ島のチェイスシーンでは恐竜のスピードは驚異的で迫力満点!
そのチェイスシーンは007かミッションインポッシブルだし、インディジョーンズ風になったり
スターウォーズ的なところもあったり、あちこちがパロディのようで特に新しさは感じられなかったけど全編通してドキドキできてこれはこれで面白かったです。
ただいろいろツッコミ所が多すぎて、ね。
“パーク”のレジェンドトリオの出演はやはり嬉しかったですが、もう少し活躍してほしかったですね。“ワールド”チームとやっと合流できたときはさすがにジーンときましたが。
私はやっぱりもっと恐竜を見たかったです。あの壮大なテーマ曲も何度かチョロローンと流れるだけでしたが、大自然に生きる恐竜の雄大な姿をあのテーマ曲とともにたっぷり味わいたかったです。
I like dinosaurs
少年の夢や憧れの一つに、恐竜は欠かせないのではないでしょうか?
私もそのうちの一人で、 夏休みの自由研究に恐竜の生体などを調べて発表したりしました。
今でも電車広告などで、 恐竜展などを目にすると、 ふと足を運んでしまうことあります。
そんな私が、 シリーズ1作目を観た際には、 そのスケール感に圧倒されて、 恐竜が初めてスクリーンに現れた際には、 自然と目が潤んでいたのを覚えています。
そんなジュラシック・シリーズも、 本作で6作目シリーズ完結ということで、 大変楽しみに拝見させていただきました。 『ジュラシック・ワールド』のメインキャストは勿論、 『ジュラシック・パーク』シリーズの懐かしいキャストまでも出演しお祭り騒ぎ状態ですが。。。
内容に関しては、 いままでの作品には、必ず前作を超える驚きがあったと思うのですが、本作には残念ながら感じられず、肝心の恐竜シーンも使い回し?と思う場面も多く感じてしまいました。
ただ単に私が老いて、鈍感になっただけかもしれませんが。。。
ただもう一度、 あの感動を。あたらしい形で恐竜に会えることを願います。
美しい画面が次々と続く、映画館で観る醍醐味が味わえる
IMAX3D字幕、ドルビーシネマ3D字幕、4DX吹替で鑑賞しました。
(星5は前者2つのものです。4DX吹替は星2くらい。画面が全く良くないし、吹替は声だけでなく訳し方にも違和感を覚えた)
クリアな大画面3Dで、次々あらわれる美しい映像に感動。
コリントレボロウ監督の撮る絵は本当に綺麗。
雪のなかゆったりと動く恐竜の絵の静謐な美しさ。
ブルーたち…いい。
マルタの街並みと恐竜、疾走するバイク。こういうの恐竜映画で見てみたかった!というやつ。
凍結した湖での戦い、寒さ冷たさと元軍人2人の熱さの対比がよい。
森林の緑をかき分けて登場する恐竜たちの絵も良かった。
そしてジュラシックワールドの魅力は、恐竜だけではもちろんなく、この監督は俳優達の表情を実にかっこよく撮ってくれるなあと思う。とにかく顔がいい。オーウェンは勿論、新キャラのケイラ、この二人は特に良かった。
レジェンドの3人も、当時夢中になって見たことを思い出して、サムニールが登場した時には涙ぐんでしまいました。そしてやっぱり顔がいい。
マルタ島のシーンとその後の凍結した湖での戦いが自分には最高の盛り上がり所だった。レジェンドキャストたちはかわいかったけれど、オーウェンとケイラ、クレアの活躍がもっともっと観たかった。
でも後半のわちゃわちゃ感や過去作からの小ネタでも十分楽しませてもらったのでよし。
これでジュラシックワールドは完結。とても寂しくて、これで本当に終わりなんて…とロスが続いています。
私は映画を見た時くらいしか恐竜のことを考えることはなかったけれど、パークに感動してその後恐竜の研究の道などを歩んでいる方々も多数いらっしゃると聞きます。いつかまた子供も大人も楽しめる新しい恐竜映画が登場することを心から願っています。
終始御都合主義なストーリーが続くので観るのが苦痛
いやぁ…こりゃヒドい。こんな御都合主義なストーリー連発の作品がシリーズラストでいいのか…?海外では酷評されてるのも納得。1作目のキャラも出てきて懐かしいのはいいが、主要キャラ増えすぎて中々本題まで行かないし、主要キャラは死なない。というのが途中から分かってしまうストーリーなので恐竜が出てきても全くハラハラしない(世界最大の肉食恐竜が目の前にいても誰も被害がないってなんだよ…)燃える巨大イナゴってなんだよ…燃える昆虫軍団かよ…(これが分かる人いるのか…?)というかガスとかで普通殺さない?燃やすって雑過ぎない?でラストに取ってつけたように流行りのSDGsや「人間と恐竜との共存」みたいなテーマをつけて感動作みたいに終わらす。ってそんなテーマストーリーの方にありましたっけ?御都合主義なストーリー連発な上に肝心な恐竜に襲われるシーンも全くハラハラしない。主要キャラが誰も死なずに恐怖感ゼロのパニック映画って致命的だと思うんですが…2時間以上観るのが苦痛で途中から心の中で終始ツッコんだりグチこぼしてました
ただのパニック映画
シリーズ集大成、壮大な恐竜ロマンと壮絶なラストを期待してましたが…
結局何観に来たっけ?となりました。
観終わって思ったのが、これゾンビが恐竜に置き換わっただけじゃんと思いましたし、この世界は銃ないの?笑
恐竜を管理する施設に一切銃火器や、恐竜を黙らせるぐらいの強い武器が一切置かれてません。
そりゃバンバン人が死にますって。笑
身体一つで立ち向かう登場人物を見てると、初期のバイオハザードを思い出しました。
ポリコレ要素はスターウォーズと違って上手く盛り込めてるなぁと思いました。
また観たいかと言えばNoですが。
だったら純粋にゾンビ映画観ます。
人類の行き着く先は…滅亡?
前作があんな終わり方だったので3作目が作られるとは思ってなかった今作。
しかし、きっちりまとめて完結させてくれましたね!
ジュラシック・パークシリーズの主人公とジュラシックワールドの主人公も夢のコラボ?で今回は誰が主人公とか関係なく、むしろ恐竜達が主人公??
今回はホラー的演出多めで小さい子にはちょっと恐すぎるかも?
でも恐竜とのカーチェイスは必見!
てか恐竜しつこすぎ!!w
夏休みはジュラシック
約30年前の夏休みに「ジュラシックパーク」を観た時の衝撃たるや・・・。映画は映画館で観るべし、と最初に感じた作品。それ以来、なんとなくジュラシックは夏休みのイメージ。で、ついにエンディング。
今回は、恐怖映画っぽい良さを残しながらもマルタ島でのチェイスや、メイジ-を繋ぐストーリー性など、なんか今風な作りに! やっぱ30年も経つと違う。30年か、随分経ったなぁ・・・。
そして後半は全員集合で、やっぱり、てんやわんや。そうそう、これこれって感じでお腹いっぱい、大満足の、大団円。
個人的には、密輸パイロットのケイラを演じたディワンダ・ワイズが何か格好良かった。
ところで、「新たなる支配者」とは??DOMINIONを敢えてそう訳さなくても・・・。
恐竜たちが可哀想。
自分が最初に劇場で観た映画は『恐竜グワンジ』という1969年の作品だ。
ジジイで申し訳ない(笑)。
今でも恐竜は好きで、このシリーズも全部、劇場で観ている。
この映画、遺伝子操作による生命の創造、多国籍企業による農業支配、外来生物、エキゾチックペット、アニマルライト・・、様々な社会問題を投げかけつつ、結局、全部、無視してスター俳優たちの学芸会に終始する。
多種多様な恐竜たちが姿を見せるが、ほぼ遊園地のアトラクション用員。
物語中も道具のように使われるシーンが多くて可哀想。
思えば『恐竜グワンジ』も、恐竜たちの暮らす土地から見世物にするためにティラノサウルスを連れてきて、暴れたから殺しちゃうという可哀想な映画だった。
進化したのは映像技術だけか。
いや、『グワンジ』の人形アニメ、合成の技術は、今、観ても凄いぞ(笑)!
そもそも前作で恐竜のような特殊な生物が現代の自然に放たれたわけで、それによって恐竜も人間も、そして多くの動物たちにも大規模な悲劇があったはずで、あまりにも映画は楽観的過ぎるよね。
いくらフィクションとはいえ。
なんか前作ラストの「うわ、この世界、どうなっちゃうんだろ」ってドキドキを返せよ、って感じです。
特に..こうゆう終わり方か。
ジェラシックワールド完結編との事で観たけど、
今までの登場人物を出して、特に驚きやハッとするような展開も無く、
途中、数回落ちてしまったけど、ストーリーはわかる。
無難よりちょっと下。
楽しく見れますが、好みは分かれそう…
ストーリー全体としては、バイオシンが身から出た錆で自滅する話で、やっぱり人間が管理するのは無理だったね、というお話でした。そう、なんの結論もない映画です。
場面場面では見どころが多く、ハラハラしたりホラーテイストを楽しめます。
今回は途中でインディー・ジョーンズになったり、過去作のセリフをなぞったり、ジョーズをやってみたり。いろいろ目配せがあって楽しいですが、最終的にはこれで終わってええんか?という終わり方でした。同窓会なので登場人物が多いのは仕方がないですが、もうちょっと絞れなかったかな。あと、せめて最後にジュラシックパークのあのテーマを流せよ!あれさえかければみんなあぁ良かったって帰れるのに!
もっとツッコもうと思えばいろいろツッコめますが、幼少からすべて劇場で観た映画なので、楽しかったですよ。でもなぁ、やっぱり最後にいつものテーマ欲しかったです。
以下ストーリー
恐竜が生息地を世界に拡大していく中、人類は混乱しつつも闇取引の対象にしたりなんとなく適応していた。
クレアは違法に恐竜を飼育する業者を告発する活動をし、オーウェンは恐竜保護区の猟犬として働いている。メイジーは二人に山中で匿われているが思春期真っ只中で、たびたび山を降りては街へ繰り出している。
ある日、クレアとブルーの子どもが悪漢に攫われる。二人は行方を追うため、恐竜の闇取引を取り締まるCIAで働くかつての仲間に連絡を取り、マルタ島で取引が行われることをつかむ。マルタ島では闇市が開かれ、闘恐竜や売買が行われている。二人は現地のCIAの仲間と協力し、悪漢と依頼者との取引をおさえるが、取引対象とされていたレーザーポインタで襲う対象を指定できるなんとかラプトルの檻を開けられ、街ごとパニックに。オーウェンとCIA仲間はレーザーポインタをあてられ、街中バイクで逃げまくる。クレアは依頼者を追い詰めるが、メイジーはいなかった。クレアは恐竜の管理を政府から委託されたバイオシンが裏にいることを掴むが、レーザーポインタをあてられてしまう。ラプトルから逃げる途中に闇市で会った運び屋女性に助けられる。運び屋は取引中にメイジーを見かけて情にほだされ、共に飛行機でバイオシンへ向かうことになるが、翼竜にアタックされてコントロール不能に。クレアは脱出装置で射出され、残る二人は不時着を試みる。クレアは森に落ち、鋭い爪の恐竜などに襲われつつもバイオシンの施設の離れ的な場所へたどり着く。オーウェンたちも怪我なく不時着するが、恐竜に襲われるなどもしつつ、クレアと合流する。
一方、ジュラシックパークのエリーはアランを誘い、イアンの助けを得てバイオシンの施設へ侵入していた。バイオシンが開発した巨大イナゴが大規模な環境破壊を行っている証拠をおさえるが、イナゴたちに襲われてしまう。命からがらイナゴの研究室から逃げ出すと、廊下にはブルーの子ベータを逃して施設を混乱させて部屋から逃げ出したメイジーがいた。3人は移動ポットで逃走を試みるが、バイオシンのリーダー、ルイスにより電源を切られ、トンネル内にある坑道を歩いて外を目指す。イアンはエリーたちを助けたことがバレて首になるが、内通者の助けを借りて車をもらい、エリーたちを助けに行く。エリーたちは坑道で恐竜に襲われつつも何とか出口にたどり着き、イアンと合流する。
ルイスは証拠隠滅のためにイナゴを焼却しようとするが、燃えながら暴れるイナゴたちに研究室が耐えきれず、燃えるイナゴの大群が空を舞い、力尽きたイナゴが火の玉のように降り注ぐ。ルイスはポットを使って逃げようとするが、ポットが停止し、恐竜に襲われる。
火の玉イナゴがエリーたちの車にぶつかり、車は斜面を転がるが、止まった先はちょうどオーウェンたちのいる施設の前だった。ここで全員集合。
帰るためにバイオシンのヘリを盗み、翼竜除けのシステムを起動するため、地下道からバイオシンを目指す。バイオシンはすでに全員退避を指示しており、もぬけの殻。電源をいじったりベータを探しに行ったりヘリを用意したりとそれぞれ行動する。みんながうまくいったあと、イナゴや恐竜を開発した博士も合流。メイジーとベータをセットで研究すればイナゴを止められるらしい。ヘリに乗ろうとするとティラノとギガノトサウルスが喧嘩を始める。その隙きをみてヘリで逃げ出す。
やっぱり面白い!
3D吹替4DXで鑑賞。
ん〜、3Dも4DXもいらなかった。いや楽しかったから無駄だったとは思わないけど、2時間半の中でそれを堪能できたのは数分じゃないかな。
静かに観ても同じように楽しめたと思うし、体感したくなかったシーンもあった…(アレが足元でカサカサ動くのは鳥肌…)。
このシリーズはひと通り観てるし、前作はこないだの地上波で復習もしたけど、登場人物の名前も顔もうろ覚え程度のサラッと鑑賞で、ブルーがわかる程度。(人物じゃない)
そんな私でも面白いんですよね〜。
見覚えのある顔も何人かいたし、最後の方でロゴマークに見えた瞬間は「おお〜」っと思いました。
公開からだいぶ経っちゃってもういいかなと思ったりもしたけど、やっぱり観に行ってよかったです。
なんか、30年?ずっと続いてきて、これで終わっちゃうって、ホント?
とか言いながら、続いたりしない?
ネタ切れなのかもしれないけど、ブルー親子とメイジーのその後の物語とか、あってもいいよね。あったらいいな〜。
全613件中、181~200件目を表示