「安達祐実でないと耐えられない」オールド じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
安達祐実でないと耐えられない
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題名の通り年老いる話だが、シャマラン監督の常だけど科学的な説明はもちろんない。
でも、現象自体は自然現象と片付け、それを利用した製薬会社の陰謀というか「治験」なのであった。理不尽にも誘い込まれたビーチは20分で1年分の時間が経ってしまう恐ろしい場所だった。
ホラーあるいはスリラーだが、死体や白骨、殺人場面があるにもかかわらずはっきりとは見せないので怖さは全くない。映画ズレしたファンにはR指定くらいのグロさがあっても良かったなとは思う。一番のショックシーン(?)は、ナイスバディだったお姉さんが老けたおばさんになった時に石を投げようとして自爆し、変な形で骨折が治ってしまうあたり異様な形で手足が折れ曲がった姿くらいかな?
さて、面白いと思ったのは、若い子の方がどんどん成長するところ。6歳のトレントが同じ年頃のカーラと15歳くらいに成長、発情、結果的に致してしまって妊娠する。当然、20分ほどで臨月を迎え、ちょっと見ない間にお腹がパンパンになりすぐ出産。生まれてたけどすぐ死ぬ。時間の経過に耐えられないからと言う劇中の説明だったけど、生き延びさせてやった方が面白い(不謹慎)展開があったかも。そして、そのカーラも脱出を試みて死ぬ。救われない。
それにしても、子供たちは役者を変えて成長の様子を見せるが、10歳の時の幼児体型アレックスが、15歳では見事にくびれて美しい体型になっている。(それもそのはず演じているのは「21歳」のトーマサイン・マッケンジー)
題名は、最近、安達祐実の年齢不詳ぶりを見るにつけ、彼女なら1人で10歳から中年まで1人で演じそうと思った次第です。はい。
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