ノイズのレビュー・感想・評価
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煽りすぎCMは誰得なの? ※2/1原作読みました
CMが煽りすぎていて
本当に良く無いなぁ……
ネタバレも何も
大どんでん返しも全然無い
でも、普通に楽しめた。
こういう犯人目線からの話
古畑にしてもそうだけど
ほんっと刑事が
ムカつく〜〜〜!!w
状況は重たいんですが
町長周りの出来事なんかは結構笑えてしまうと言うか
テンションがなんかちぐはぐで
チューニングがうまくいっていればもっとバチッとハマったような
最後の純の部屋のシーンは最悪の演出
鍵もかけない田舎で
いつ誰が部屋に入って来てもおかしくないのに
あんなベタベタにベタなストーカーみたいな事やるかい!
一気に冷めてしまった。
とても残念。
ちなみに……
出演陣は本当にガチガチのガチであった
渡辺大地の不穏さも……
好青年役からイッちゃってる役……
なんでもこなすなぁと、感心してしまう!
2022.02.01 追記
原作を読みました。
なるほど、尺的にしょうがないのでしょうが
色々と削られているので、映画の補完が出来ました。
となるとやはりラストの純の演出は無いなぁ……と
漫画は途中とラストも変わっているので
そちらを楽しむのも良いかと思います。
面白かったです!
現実離れしてないような事件
藤原竜也さんが出演されてるから…と予告もよく観ずの鑑賞です。
辛口レビューが多いですが私は田舎に住んでますので同県の島や離れた山の方の町が頭に浮かび現代の過疎化や高齢化の深刻な問題のサスペンスなのかなぁと思います。
私が行ったことのある孤立してる過疎化高齢化してる島はほんとにこんな感じでお巡りさんもこんな感じだったのでカサブタもヤケに共感できました。
いいのか悪いのか何とも言えないですけど…
キャストが豪華過ぎるのも鑑賞して初めて知りました。
松山ケンイチさんの無言で感情を伝える演技はやっぱり貫禄あるなと思いました。
藤原竜也さんの泣くシーンは久しぶりに見たような気がするのですが、堪えきれず流れてくる涙…さすがだなと思います。
出番は少ないですが渡辺さんの演技には脱帽です!この人凄いです。
ラスト、結局どうなったのか…はっきりと分からない感じなのでそこがモヤモヤしてスッキリしませんでしたが、そこが観客に想像させる撮り方なんでしょうか(笑)?
ラスト以外はほんとに有り得そうで現代社会の問題も取り入れて人間の感情も色々あり、私は面白い映画だと思いました
。
キャストがここまで豪華でなければスペシャルドラマだった作品かなぁとも思いました(笑)
脚本の詰めが甘すぎ
途中まではおもしろい
途中まではものすごく期待した。
小さい島の作り込みが丁寧で、面白くなる予感がしたけど
せっかく丁寧に作った島の設定なのに、最終的には、島というテーマと関係なさすぎるオチになってしまった。
もっと骨太な良いストーリーになりえたはずですよ。もったいなさすぎる。
あまりにもチグハグなので、さすがにこれは、制作費や時間の関係で思うように作れなかったとか、えらい人と揉めたとか、そういう制作上どうしようもない理由があったとしか思えない。
時間不足か…
素晴らしい俳優さんを揃えて途中まではいい感じでした。
①町長の異常さの説明不足
②島民の気質の説明不足
③松山さん役の片思い度合いの説明不足
これらの説明不足で、ストーリー展開が「?」となり、納得いかない点が多々あった。
町長が小屋に乱入する時点からコメディかと疑ってしまいました。
テンポは最高レベルで良い。快作というより怪作。ただ何にも残らない娯楽作。永瀬正敏が好演。評価が分かれる。
128分と、映画予告編を含めると結構長尺なこの作品
画面切り替え、強弱の使い分けがうまく
なんか孤島の設定背景にしては、テンポ良く飽きさせない。
その意味においてはまったく疲れないしわかりやすいので好作品。
藤原竜也、松山ケンイチは裏切らないし、神木隆之介の若さ故の脆さも良い。
ただ、個人的には永瀬正敏の好演
コレが捜査中にガムモグモグ噛んで態度悪いんだわ。ただ永瀬正俊の演技力というより醸し出す雰囲気が
有無を言わさない。
でもねぇ、最初の設定にムリがあるんだわ・・イヤイヤ保護司は
人生の先達であって人ができているのはわかるけど・・・
出所後すぐの殺人犯の要望どおり小さな小島に連れてくるってリスク高すぎて有り得ないし
なんで後部座席なのか・・・
こんな奴はヤられて埋められても仕方ないと思うが・・・しかもなんだか幼児関係の凶悪犯
絶対に小さな娘に牙むかないわけがない。そこを素通りしている。
まあ結局は・・・ネタバレなのでやめます。この作品に続いてみた「前科者」が基本的に「性善説」
に対し、本作は「性悪説」人間不信。
あんまり書くとこの作品に関してはヤバいので書かない。
ただ、上映後、客席に何か釈然としない雰囲気が漂っていたのは紛れもない事実。
「誰でもついていける、誰も振り落とされない」作品で、日テレ臭の胡散臭さは無いが
最後は「え〜っ!それ」って作品。島の閉塞感と裏腹の内輪感の作品。
「睦雄」ってまあ原作にあるのだろけど明らかに「津山事件の犯人」からの引用だね。
ちなみに、原作漫画は未見。
良い意味でも悪い意味でも何も残らない作品と思った。
これほどの俳優を起用してこれかと
原作は、筒井哲也が 2017 から 2020 年に「グランドジャンプ」で連載したコミック作品である。映画では舞台を愛知県の内陸の限界集落から孤島に変更して孤立した地域性を高めるなど、様々な変更が施されていたが、原作の面白さには全く追いついておらず、話を劣化させた脚本の出来には非常に失望した。
島に現れた元殺人犯・小御坂睦雄は、原作では泉圭太の妻にちょっかいを出すのだが、映画では圭太の幼い娘に興味を示す。揉み合いになった時に、原作では圭太が小御坂の首を締めるのだが、映画では突き飛ばしたら頭をぶつけてしまうという経緯に変更されている。原作では過失か殺意があったのか微妙であるが、映画の方は殺意の認定は難しいだろう。
この時点で正直に警察に届けておけば、圭太が逮捕されて罪が裁判で判断されて一件落着となるはずであったが、圭太は村おこしのイチジク栽培で全国的な知名度を得ていて、地域創生の億単位の補助金交付のキーパーソンであったことから、現場にいた幼馴染みの二人が圭太と相談して隠蔽を決めてしまったことから事件が大きくなってしまう。
まず気になるのは、元殺人犯で問題行動を起こし続ける奴だからといって誰でも殺していいことにはならないのだが、小御坂の命の扱いが軽過ぎることである。しかも、隠蔽に加担した幼馴染みの一人守屋真一郎は現役の島の巡査であり、この判断が後々自分を苦しめることになる。また、この隠蔽のために被害を被る人間が連続して出現するが、圭太が素直に事件を自白していれば彼らも何事もなく過ごしていられたはずである。
映画で改変されていたのは、圭太ともう一人の幼馴染みの田辺純の関係もそうである。圭太の妻の加奈もまた幼馴染みで、加奈を密かに思い続けていたという話はいいとして、それをストーカーのように描いたのでは筋書きの意味が違ってしまう。そもそも子供時代の圭太と純はどっちがどっちなのかよく分からないというのも、見ている者を混乱させるだけで大いに問題があった。
藤原竜也と松山ケンイチという「デスノート」の主役2人に加えて神木隆之介まで出してこの出来上がりなのかというのが本当に驚きであった。役者の無駄遣いとしか思えない。見終わって何のカタルシスもない映画であった。どうせ改変するなら、加奈の産んだ娘の父親が実は圭太ではなかったとかにすれば、しがらみが深まって良かったのではないかという気もした。
音楽は「あまちゃん」や「いだてん」の人だったが、記憶に残るほどの曲はなかった。この監督の作品を見るのは初めてであるが、スタビライザーも使わずに手持ちカメラで撮影する意図がよく分からなかったし、原作からの改変にも絡んであるのであれば高くは評価できない気がした。テレビの2時間ドラマでやれば十分な内容に思えた。
(映像3+脚本1+役者3+音楽1+演出2)×4= 40 点。
原作は知らないけれど…
原作未読なのでまったくの想像なのですが、この映画は原作が本来持っている重要なポイントをことごとく外してしまったのではないか。
そんな風に見えたのですが、どうなんだろう?
①永瀬正敏刑事の鋭い勘と3人にじわじわと迫っていく手法がお粗末過ぎる(映画では、俺はお前らをちゃんと疑ってるぞ、と匂わせるだけ。捜査のプロだぞ、と思わせるのは風体だけで、アプローチが描かれていない)。
②神木隆之介の警官が〝カサブタになる〟ことの意味をどう解釈してあの行動を決断したのか(映画では、島を去る先輩の言葉を短絡的に、かつ軽率に理解したとしかみえないので、とても浅い人に見えてしまう…結果、自殺が唐突にしか感じられない)。原作では、あの判断にももっと松山ケンイチの周到な関与があったのではないだろうか。
③藤原竜也の自白だけで、松山ケンイチが無罪放免となるはずがなく、もっと島の人の事情聴取を個別に進めていけば、藤原竜也の自白の信憑性はかなりの部分が疑わしく、神木隆之介の残したビデオメッセージとの不整合(証拠として、藤原竜也や松山ケンイチには非公開だったはず)が説明できず、検察も単独犯として、松山ケンイチの関与無しでは立件・起訴できないレベルだと思う。
④医者や村長からのハラスメントを受けていた村役場の幹部らが、共犯者として秘密保持する動機があまりにも弱い。常識的に考えて、藤原竜也が逮捕された途端に、自分の罪を軽くするために知ってることはすべて自ら警察に話すと思う(映画では、そのあたりの人間心理にはまったく触れられないので、人間ドラマとしての要素は放棄していたとしか思えない)。
ぐだぐだと書いてしまいましたが、他にも黒木華さんの葛藤や疑念がほとんど無視されていたので、あー、勿体ない❗️と嘆息することしきりでした。
思っていたよりも衝撃的
光の主人公 が藤原竜也 影の主人公が松山ケンイチ
ストーリー展開が早くてそれなりに面白い。
思わず笑ってしまうシーンがあり、けっこう突っ込みどころもありますね。
しかし上手い役者さん揃いでぐっときました。
松ケンの目の演技さすがです。
刑事の永瀬さん上手い。神木くんには泣かされる。
島を守る、で殺人か???
過疎化が進む離島の猪狩島で、泉圭太(藤原竜也)が生産を始めた黒イチジクが高く評価され、地方創生推進特別交付金5億円の支給が決まりそうになっていた。島民たちに希望が見えていたが、小御坂という元受刑者が保護司に連れられ島にやってきて、平和だった島が変わってしまった。小御坂の不審な行動に違和感を覚えた圭太と幼なじみの猟師・田辺純(松山ケンイチ)、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)の3人は、圭太の娘が居なくなったためビニールハウスで娘の自転車に乗っていたら小御坂を問い詰めていて、揉めてるうちに小御坂を突き飛ばし、後頭部を打った小御坂は死んでしまった。3人は島を守るためこの事件を隠すことにしたが、実は小御坂は面倒を見てくれてた保護司を殺した可能性があり、小御坂を探して本土から県警がやってきた、さてどうなる、という話。
同じ女性を好きになった男同士に友情は無いんだろうな、って思った。
小御坂が倒れた時、すぐ救急車を呼べば良かった気がするけど、明らかに死んでた様に見えたし、悩んだのは仕方ないかも。
島を守る、で次々に殺人か?ってちょっと違和感はあった。
終わり方がイマイチ釈然としなかった。純は???
"それ、後だしジャンケンでしょ?笑…"な映画
漫画原作のサスペンス映画。原作は未読。
普通に楽しめるスリラー映画でしたが、今ひとつ心理描写が希薄な印象でしたね。
映画を見終わってから思ったんですが、ドキドキ緊張するシーンが満載な割には、それほどドキドキしなかった(笑)…
例えば、藤原竜也と黒木華演じる夫婦の娘が急にいなくなり、犯罪歴のあるサイコパスに誘拐されたか殺されてしまったのかと不安になり、みんなで探しまわるんですが、こういったシーンでもなんだか今ひとつ緊迫感が伝わって来なかったり、それほど怖くないんですよね…なぜなんだろう?笑
演出の仕方では、もっと底冷えのする様な物語・作品になったのでは?とちょっと残念な気がしました。
そういう意味では、ラストのどんでん返し?も、「へぇー」ぐらいには思いましたけど、ショッキングでは無かった…(ショッキングな"画面(えづら)"でしたが、ちょっと演出が不自然というか、白々しさを感じましたね)。
*町長を演じる余貴美子と柄本明演じる爺さんがナタとビリビリショック?でやり合うんですが、個人的には、この場面がこの作品のピークでした(笑)
2人がやり合う姿はもちろん、死体がまた増えて途方に暮れる感じが、何とも滑稽で笑えました。
*松山ケンイチの役どころについては、ラストへ向けて、もっとわかりやすい伏線を張って置いて欲しかった…実は、サイコパスな所があって、親友(藤原竜也)の嫁(黒木華)にずっと横恋慕してた…なんだか後だしジャンケン感がありましたね(笑)
突っ込みどころが山ほどある
藤原竜也と松山ケンイチのコンビが好きです。『劇場版デスノート』で、主人公の夜神月とそのライバルであるLを演じたコンビですね。『劇場版デスノート』は公開当時めちゃくちゃハマって、初めて「同じ映画を二回見る」という経験をした思い出の映画です。
そんな二人が15年ぶりに共演する本作。期待するなと言う方が無理な話です。
公開日初日に、仕事終わりのレイトショーで鑑賞いたしました。
結論としては、正直ツッコミどころの多い映画でしたね。予告編から感じた印象と本編の展開はだいぶ違って、予告編だけ見ると「島民が力合わせて殺人隠蔽、でも裏切り者がいるっぽい!」みたいな印象だったんですけど、裏切り者云々は終盤ちょっと出てくるだけで、ほとんどは切れ者の刑事である畠山から死体を隠す展開が続きます。
鑑賞前からハードル上げ過ぎてしまったので「期待していたほどではなかった」という印象です。でも、普通に楽しめたので観といて損はないと思います。多分。
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愛知県沖に浮かぶ猪狩島という小さな島。過疎化と高齢化に悩む島だったが、若手農家の泉圭太(藤原竜也)が育てている黒イチジクがテレビで取り上げられたことで話題となり、観光客も増え、5億円もの地域創生特別交付金の支給が内定したことで徐々に活気づいていた。そんな中、出所したばかりの殺人犯・小御坂(渡辺大知)が働き口を求めて猪狩島にやってきたことで事態は一変する。島を徘徊していた小御坂を不審者として注視していた圭太と幼馴染の田辺純(松山ケンイチ)と島の駐在警官の守屋真一郎(神木隆之介)は、圭太の娘の失踪をきっかけに小御坂と揉み合いになり、殺害してしまう。この殺人がバレてしまえば、正当防衛であっても悪評が広まり、島の復興計画は水泡に帰す。そこで、3人は島のために殺人を隠ぺいすることを決めるのだった。
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島にやってきた殺人犯と揉み合って殺してしまう。何とかそれを隠そうとするも、その殺人犯と一緒に島にやってきた人の死体が発見されたことで捜査が始まり、島に多くの捜査員が押しかけてくる。その捜査の目をかいくぐりながら、死体の隠ぺいを行う。
私は車に関わる仕事をしているのですが、細かいところですが、それぞれのキャラクターが乗っている車の描写が良かったですね。
島民が乗っている車はほとんどが軽自動車やコンパクトカー。島の狭い道路を走るのに適した車になっています。そして島民の車のほとんどが既に販売が終了している古い型式のものばかりです。確か主人公の圭太が乗っている軽トラのナンバーが「2013」だったんですけど、多分これは希望ナンバーで「2013年式」という意味だと思います。つまり10年くらい前のそこそこ古い車ですね。純が乗っている車はジムニーでした。細くて未舗装の山道を走るのに適しているため、ハンターに人気のある車です。私の知人に猟銃を5丁所有するハンターの方がいるんですが、その方の愛車もジムニーです。
一方で本土から来た愛知県警の畠山が乗っている車はトヨタのマークX。やっぱり愛知だからトヨタなんですね。島の細い道に似合わないつやつやと黒光りするマークXは、外部からきた畠山が「異質な存在である」ということを示しています。
車の描写は細かくて良かったんですけど、正直それ以外は微妙な描写が多かったような気がしますね。
特に違和感を感じたのは、本土から来た愛知県警の畠山と青木の描写。何かこの映画、切れ者の刑事であるはずの畠山と青木の行動は凄い違和感ありました。外部から殺人犯の捜索に来た彼らが、村社会的な島民たちから理不尽に罵倒をされて嫌悪感を示すシーンが何度かあり、「排他的な村社会への批判的な描写にしたかったんだろうな」と感じましたが、この描写がイマイチでしたね。
本作の劇中で村の外からやってくるのは、島の平穏を脅かす殺人犯だったり、令状も無しに家宅捜索を行なって鍵を破壊して冷蔵庫を開けるオッサン刑事だったり、自殺現場で机の上の物を触っただけで銃を取り出すような女刑事とかなんですよ。島の外からやってくる他所者がそんな奴らばっかりなんで、「外部の人間を拒む島民たちの意見の方が正しくない?」って思える描写になっているんです。
圭太に銃を構える場面を撮影された画像を見ながら「圭太に銃を撃とうとするなんて!」と怒る島民に対して、「お前らなんなんだ!」と畠山がスマホを奪い取りながら激昂するシーンがありましたが、知り合いが理不尽に警察に銃突きつけられて脅されたら、怒るのは普通でしょ。私だって友達が警察に銃を突きつけられている写真見たら「なんだこれは!」って怒りますよ。「お前らなんなんだ」はこっちの台詞ですよ。
結構中盤までは緊迫感のある展開が続いて、「面白くなりそう」って感じていたんですよ。小御坂が殺して「隠ぺいしよう」と三人が結束する場面で画面にゆっくりと映画タイトル『ノイズ【-noise-】』と出てくるシーンでは「この後どうするんだろう」っていうワクワク感が最高に高まっていたのに、村長が死んだあたりから突然失速した気がします。冒頭だけ全力疾走で後半バテバテになるという、競争馬「ツインターボ」を彷彿とさせる映画です。
ラストの展開も正直「なんじゃこりゃ」って感じでしたね。なんか「衝撃の展開」みたいな感じで描写されていましたが、あれだけしつこいくらいに純が加奈に対して固執している描写があったので全然驚きはありませんでした。原作と結末を変えているらしいですが、この結末はどう考えても改悪だったように感じます。
役者陣の演技のおかげもありますが、128分という長い上映時間を退屈せずに観ていられたので決してつまらない映画ではないと思うんですけど、いかんせんツッコミどころが多すぎるのと事前の期待値が高過ぎたので、正直がっかりしましたね。
ざらりとした後味。
いい俳優が揃っているという。
思わず前売りを買ってしまった。
島という狭い世界の中での展開面白い。
初めから犯人のわかっている殺人事件。
隠すことで悲劇は広がっていく。
ある意味笑いにも出来そうな滑稽ですらある展開なんだけど、島を守るという重い枷のような何かで、シリアスなトーンで進んでいく。
神木くんの真面目な巡査さん、紙のような真っ白な顔色で、思い詰めたような 張り詰めたような表情と、島を守るという託された言葉に縛られてゆく様が切ないというか危ういというか。
島を思いいろんなかけがえのないものを犠牲にする中、それでも感動とか、熱さとか、悲しみの涙は出ず。。。
殺されたある意味犯人の男とかかなり気持ち悪いし、悪として描かれてるんだけど、最後に炙り出された真実というかも、ザラザラした後味の作品になってます。
叫ばず狂わない藤原竜也!
竜也くん今回は叫んでもないし、狂気も封印ですw
ただのサスペンス映画ではない。
全325件中、281~300件目を表示