劇場公開日 2021年10月8日

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「恥ずかしながら楽しめました。」ONODA 一万夜を越えて 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0恥ずかしながら楽しめました。

2021年10月10日
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小野田さんが帰ってきたのは俺が小学生の頃。
当時、横井さん、小野田さんと続いていたので、他にもいると思ってた。
それにしても、なんでフランスの若手監督が。フランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・日本合作ってのも凄いよね。
スタートは終戦1年前。空軍を辞めた彼が軍の秘密学校にスカウトされた所から始まります。そこで学んだ事が、それからの彼の生き方の指針になる。卒業後、フィリピンに派遣され、間もなく師団壊滅。残った7人で、島を守る事になる。そりゃ色々あるよね。徐々に人数が減って30年後には1人に。
しかし、現地の人達には迷惑だったよね。何十年も強盗団が近所に潜伏してるんだもんね。武器持ってやっつけようとするわな。
MINAMATAに続いて日本の事を外国の監督が撮ると、俳優たちがランクアップ。いつもはバイプレイヤーな皆んながめっちゃ輝いてた。字幕がなくてフィリピン語が分からなかったのも良かった。
日本の監督と比べて、カメラワークや照明が素晴らしい。絶対邦画じゃないってすぐ分かると思うよ。3時間弱の長尺だけど、ずっと緊張とウルウルで大満足でした。

涼介