テンプル・グランディン 自閉症とともに
2010年製作/107分/アメリカ
原題または英題:Temple Grandin
スタッフ・キャスト
- 監督
- ミック・ジャクソン
- 製作
- スコット・ファーガソン
- 製作総指揮
- エミリー・ガーソン=セインズ
- ギル・ベローズ
- アンソニー・エドワーズ
- ダンテ・ディ・ロレート
- ポール・リスター
- アリソン・オーウェン
- 脚本
- クリストファー・マンガー
- ウィリアム・メリット・ジョンソン
2010年製作/107分/アメリカ
原題または英題:Temple Grandin
アンセル・エルゴート、読売新聞社記者役!東京舞台のテレビシリーズに主演
2019年6月11日『ベルカ』と『ストレルカ』を飯田橋の科学技術館で見た事がある。
テレシコワさんが女性で始めて宇宙と呼ばれる空間に行った翌年くらいの事だから、1964年だと思う。つまり、前回の東京オリンピックの年にテレシコワさんを記念して、開催された宇宙展だったと思う。記憶は明瞭で、やたらと鳴き声のうるさい犬だった。最初、ライカと思っていたが、彼は戻っていない。故に
『ベルカ』と『ストレルカ』と最近知る事になる。この映画でその名が登場するとは、実に奇遇だ。
さて、
こうした障害を持った方には、残念ながら未だに特殊な施設が必要と感じる。この映画の様に、普通の学校に通わせる障害者側の勇気と努力は必要だが、現実を考えると、物理的にも経済的にも、大変な困難が未だにあると思う。
何故なら、健常者が全く変わらない上に無関心だからだ。意識的に差別をする者者がいる事は勿論、無意識に差別して、障害者の障害者になる者もいる。つまり、障害者に対する健常者としての教育や学習が今の社会には大いに欠如している。
それは、自閉症への差別だけでなく聾唖や視覚障害に対しても同じだ。例えば、健常者が何故手話を必須とされないか。全く不思議だ。また、手話は全世界共通では無い。全世界共通にすれば、基礎教育だけで、言語が一つになろと私は考えるが。
さて、そう言う私も自閉症、視覚障害、聴覚障害等では無いので、障害者の気持ちが分かっていない。しかし、不幸中の幸いで、加齢によって、彼らの気持ちが今はわかり始めたと感じている。
まぁ、しかし日本ではあと9年の命だが。
爺臭く常套の発言!『障害者に対する思いを、力まず自然に持って貰いたい。今の若者には。』
テンプルグランディンさん本人の監修もあったとは思いますが、とても丁寧に作られた作品だと思います。
感動致しました。
女優さんも素晴らしい演技をありがとうございました。
時代的に自閉症が世に広まっていないと思われるので、テンプルさんは本当に苦労したと思います。
自分の得意をどう伸ばすのか?
短所をどう他人と一緒に乗り越えるのか?
行動することの大切さなど、色々大切な事を教えてもらったような気がします。