機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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ガンダムSEEDの系譜を愛する人に向けられた映画
※大なり小なりひねくれた愛し方を含む
かく言う自分は外伝漫画作品から入って、そのついでに履修したようなところがあるので真っ当な楽しみ方はおそらくできていない
独自の専門用語や過去作のストーリー、キャラクターが、これといった前置きや説明もなしに飛び交うので前提として予備知識がない人が楽しめる作りにはなっていないように思う
加えて、序盤から中盤にかけては少女マンガ的なギスギス恋愛劇が続くので、人物作画が崩壊気味なシーンがちらほらあったのと合わせて正直かなりキツかった
それでも、中盤で今作のフリーダム(メンタル)担当のアスランさんが出て以降はヘンな笑いをこらえるのに必死になって、最終的になんか許せるような気になってしまったのでズルい
「コイツの闇は深すぎるッ!」とハレンチアスランが個人的なハイライト
泥臭さが薄く、人間同士の戦争を描いている割に主人公がヒロイックになりすぎてしまうのがどうも気にかかってしまう方なのだけど、「元々そういう作品だしな……」と割り切ってしまえばメカデザインやアクションも秀逸ではあった
総じて、かなり人を選ぶ作品には違いない
けれども、好きな人には深々と刺さるだろうし、シリーズファンが見たかったものを一通り形にすることには成功していたと思う
自分はおそらく真っ当な楽しみ方をしなかったけれど、不思議なほど視聴後感は悪くない
振り返ってみればヘンテコな映画だった
原作見てません
アニメを観てる人には面白いんだろうなという感想が一番でした。
ベタな展開
キツイキャラが多い
恋愛要素が思ったより多い
核兵器も軽く扱う政府たち
これがガンダムだよと言われてもって正直つまらないという意見です。
初見ならオススメしないです。
エンタメと昼ドラを融合させたようなストーリー?
まあ元々seedの時から昼ドラ風な場面は多かったから別に其処は非難すべきことでもないけど
とりあえず良かった点
戦闘シーン等の迫力
ところどころに有るガンダムネタのオマージュぽい所
イザークとディアッカとかは恋愛脳とか関係なくちゃんと有能そうに動いていた事。カガリもかな。
デュエルとバスターとミーティアが登場した所は熱かった
シンが活躍出来た事(種死の不遇な扱いからの救済でとにかく良かった)
悪かった点
急なアコードとかいうコーディネーター上位種の存在設定(この設定のせいでスーパーコーディネイターすら出来損ない扱いになる。キラの事これアムロやシャアのNTのなり損ないの設定でもオマージュしてるのかな?)そもそもこの設定を出すならもうちょっと4〜5年先の話にするべきだった。CE78年くらいにこれでも少し早いかなと思うけど。
(理由としては今回の設定でいったらなぜ種死の時にデュランダル議長に加勢してないのとなってしまうと思うから)
アコードの思考が読めるとか洗脳できるとか訳のわからない能力
急なラクスのアコード設定(これじゃやっぱりラクスが歌や演説の時に実は洗脳していたみたいに見えてしまうラクス教祖様みたいな)
ステラの悪霊化(これはステラに対する風評被害でしょう)
アスランの同人設定の様なネタキャラ化(アスカガが見れたのは良かったけどネタに走り過ぎ)
キララクの熟年夫婦みたいな感じが良かったのに急な恋愛脳みたいな絡み
アグネスとかいうレコアとクェスを融合させたような糞女設定
ファウンデーション連中の急な小物化、挑発に乗らずさっさっとオーブをレクイエムで撃っていたら終わっていた。(2時間ぐらいで纏めようとするとこれは致し方無い部分もあるとは思うし悪役の小物化はある意味定番ではあるけど)
シュラ?(こいつはZガンダムのシロッコを少し入れた感じかな)のある意味ろくでもない負け方(アスランとの戦いセクシーコマンド寒かった。普通に遠隔操作によるアスカガによる共同作業みたいな感じでよかったじゃんと思った。まあ個人的には、アスランはムッツリだろうとは思うけど)
アカツキのレクイエム阻止の仕方さすがにチートすぎでしょと思った。
ラクスの謎エロパイロットスーツ(コードギアス反逆のルルーシュのカレンをオマージュしてるのかやたらとエロい乗り方&執拗にお尻みせのエロ仕様寒すぎです。)
エンディングの海でのキララクのパイロットスーツを脱ぎ捨ての謎裸状態もう何がしたいのかこれは、訳がわからない😓
追記
何か後日談小説で2人は、行方不明となっているらしいけど、この脱ぎ捨てられたパイロットスーツは、世界から開放されてロマンチックする暗喩みたいに言われてるみたいだけど正直そんな暗喩表現の為でも必要なかったと思う。
良い点悪い点を並べたけどとりあえずseedのお祭り映画として割り切れば観れなくは無いと思う。
正直アニメは、エンタメ娯楽だと思っていつも観ているから設定がガバガバでも楽しめたら良いと思っているのだけど、
やっぱり一個人や一組織ぐらいの規模の話なら、
エンタメ娯楽に全振りしてもいいかなと思えるんだけどガンダムの世界みたいな世界を巻き込むかもしれない戦争の話は、どちらかとシリアス方面のが合ってるし戦争を軽く見ているように見えてちょっと不快。
(あくまでも個人的な感想ですけど)
風呂敷を畳み切れた感じがしない
20年ぶりの、それこそまさかのSEEDの続編映画、というわけで鑑賞。
〇良かった点
・絵が綺麗。CGというか3DテイストのMSの描かれ方も違和感なくカッコよく描かれてる。
・冒頭の戦闘シーンの色味的に無印、Destinyよりはスターゲイザーの少し暗い雰囲気が踏襲されていて、20年前の当時を思い出させてくれた。
・サウンドも新旧のものがいい塩梅で使われていた。
〇気になった点
・台詞がそこはかとなく陳腐・・・というか両澤千晶さんが亡くなられたのは存じ上げていますが、どうしてもその脚本の二次創作風味な台詞回しに違和感。
・見た劇場のせい(とは言えまだ一桁年数しか経っていないイ〇ンシネマ系列)なのかもしれないけれど、所々に音響の雑さを感じたりするシーンがあって、特にMS格納庫のシーンの工具の使用音みたいなのが、あの視点の数センチくらいの距離で鳴らされてる感じに没入感が一気に引いてしまった。
・上記のせいか、ラクスとオルフェの二人っきりで会話するシーンの台詞回しが寒々しく聞こえた。
・ファウンデーションの新キャラに関してもあの描き方をするのであれば、オルフェ、シュラ、イングリットあたりとそれ以外の差質化はもう少し欲しかった気がする。極論、それ以外のブラックナイトスコード搭乗者はコーディネーター版ブーステッドマンみたいなものでもよかったのでは?感も個人的には。
・TV版の頃のキラとラクスのキャラクターの味付けとして違和感。
逆にイザーク、ディアッカの描かれ方にはそこそこ満足しましたが、テーマとして愛という所があっただけに、ディアッカとミリアリアのその後に何もないのね、と。
と、まぁ、個人的には気になる部分が割合として多かった。
お祭り的にやるんだから、とは言え、もう少し作りこんで欲しい部分があったなぁ、というのが率直な感想。
あらすじ的なものだけでいけば、順当にSEED→Destiny→映画の流れから今回の話は王道ですが、キラを苦しめる台詞がほぼ議長の言葉なのもなんとも、と。ストーリーや関係性から見ていると、これはクルーゼを出すほうがよかったのでは?と感じるものもありました。
練り込むのが難しかった(脚本の件もあるわけだし、中断してたのもあるし)とは思うのですが、正直この風呂敷をこのスタッフ陣で包もうとするのであれば、本当は前後編で4時間作品とかにしたかったのかな?とも思いました。
ライジングフリーダムやイモータルジャスティス退場あたりまでで前半、みたいな。
後日、というか出るかどうかですがノベライズ化されるようなことがあれば、ファウンデーション側のキャラクターの性格の理由であるとか、生い立ちとか、映画で語られなかった部分を公式(というか脚本原案としては、かも)としてはどのような解釈で作られていたのか知りたいので、その辺も描かれたらなーと思っておきます。
20年使ってこれかぁ、という部分も評価の基準には入っているので、これくらいかな、と。
デスティニーが活躍します
ストーリーの主軸はキラだけど、戦闘シーンでの活躍は圧倒的にシンとデスティニー。これがDESTINYで見たかったやつ。敵も驚いていたけど、こっちも驚いたよ。何だその動きは。
マジでMeteorバックにデスティニーが無双するシーンは主人公の風格を感じた。
あと、家族をコロされて、1度は自ら滅ぼそうとした故郷のオーブを今度はシンが守ったときは普通に泣くかと思った。よかったね。
相変わらず世界情勢の問題はぶん投げ状態だけど、SEED、DESTINYから続いてたキラ・ヤマトの問題は解決してひと区切りついたんだろうなって感じでした。
DESTINYで「本当に恋愛感情ある?傷の舐めあいじゃない?」って心配になったキラとラクス、シンとルナマリアも「お前そんなに好きだったんか…」ってなって安心した。アスラン女性関係問題も結論出た感じ。ハウメアの護り石ちゃんと持ってたね。
イザークはかつて「逃げ出した腰抜け兵が」って言っていたとは思えない発言をする。大人になったね。
ストライクに脳焼かれた人間としては、マジでインパルス、デスティニーの活躍が嬉しかった。そして、第1期GAT-Xシリーズ好きな人はマジで映画観て。あの機体たちが出てるし、あの機体の頭部はまだオーブの海岸で回収されずに転がってる。ブリッツは2回も斬られる。
最新の戦艦で懐かしのあの戦術が観られる。滅茶苦茶敵に効いてる。あの人本当に優秀だったんだな。
あの伝説の操舵手もさらに凄いことになってる。最早モビルアーマーなんじゃないかって動きをしてる。不可能を可能にする人も、なんかもうビーム兵器の射線上に出ることに躊躇いがなくなったよね。まぁこっちも大丈夫だろって感じで見られる。
勿論うーんってとこもいっぱいある。
新機体はどれもイマイチだったし、デスティニーと戦った敵4人の掘り下げ微妙だし、具体的にこれからどうなるんだ?ってとこはいっぱいだし、まぁツッコミどころも多い。
でも、辛い現実社会を生きてるババァにとってはこれくらい明るくて、なんでやねんって感じのお祭り映画の方が笑って観られて調度いいかな。
結局何も変わらず
戦闘シーンはいいけど(マイフリは除く)話は種死の焼き回し。
結局は同じことの繰り返し。
設定も色々とツッコミどころが多い。
頭を空っぽにしてただ純粋に楽しむのが吉。
キラもなんか性格歪んでるしイキってる厨房の発言も目に余る。
ボスも強敵感はあったのにだんだんストーカーのネグレクト男にばっていき小物感が拭えない。
やっぱ種を超える事はできないね。
終わってみてなにか変わったっけ?っかんじ
結局コーディネーターもナチュラルも平和なんて望んでおらず殺し合いがご所望ってことかな。
ラスクの愛してるから必要が拘りとか言ってたけど他に拘る部分あるだろうと思う。
愛だ何だとか入れすぎて逆に陳腐。
キラが成長しきれてないから子どものお遊戯レベルの恋愛だよね。
あと料理でラクス作りすぎじゃね?
揚げ物ばっかで大量に作りキラを殺すきか?
まとめることに必死になった駄作
劇中愛だの恋だのばかり。愛している愛してるの連発で言葉の大安売り。心を読めるなどコーディネーターを超えた存在まで登場するがあまりにも唐突ででっち上げ感が。。。途中で辟易してしまいました。キラとラクスの合体を思わせるモビルスーツやノーマルスーツ?の演出もやり過ぎ。最期をキラとラクスの結末をまとめることだけに必死になった駄作
再びこのキャラをこの声優で見れる嬉しさ
総合して娯楽映画として面白く見ることができました。
機体の演出などもファンの気持ちをわかっている思うし、本編のオマージュもたくさんありゾクゾクもしました。
ただ、違和感を覚える部分も多くあります。。
特にギャグの要素で乗り越える部分とかは本当に残念。なんであんなことになってしまったのか、、、
しかもカガリが出撃する必要性とは、、、?
1つのおまけエピソードとして捉えれば、十分楽しめたから、キャラが集結しただけで良しとします!
そういえば、歳なのか保志総一朗、声変わってしまった気がします。。残念
欲しかった展開を”雑に”詰め込んだ映画。真剣に見ずノリで見よう
作画は劇的に向上していたし、戦闘シーンのクオリティは高く満足。音楽も大変良かった。小室さんありがとう。
ただ内容としては続編というよりとりあえず見たそうな展開全部詰め込んでストーリーは二の次、みたいな映画。20年待たしてこれかよ感が否めない、続編としては期待外れ。
しかし前述のように、主人公同士の共闘やシンの活躍、見知ったキャラ達の登場などのこれが見たかったんだよっていう展開が多いので全く見る価値が無い訳ではない。そういった展開を見たい人なら見に行って損は無いと思う。だが正統な続編として期待してる人はがっかりする内容だった。
そんな感じなので、ストーリーの続編として真面目に見るのではなくなんとなくのノリで見た方が楽しめる映画。
観たことを後悔
良かった点は冒頭の戦闘シーンくらいだった。
シリーズらしさかもしれないが、衣装デザインと瞳のキラキラはもうちょっと今時にリファインできなかったものか。
流行りのダンスシーンもあったが、動きにダイナミックさや繊細さを出して欲しかった。近年のこういったダンスシーンはキャラクターの重心移動をしっかり再現している事が少なくない。
演出面もセリフ回しも深みが無いので、他のガンダム作品のようなセリフ回しの妙を味わえると良かったと思う。
ストーリー展開も、あれ?これダイジェスト版じゃなくてちゃんとした新作映画だよな?って頭の中で確認したほど場面展開が取ってつけたような内容。敵対勢も全く魅力を感じず、ガンダムらしい「敵ながらカッコイイ」というのが欲しいところ。
ラスト辺りの展開も色々あったが電撃で無力化する攻撃の影響範囲は味方も巻き込むのではないか?
謎の全裸シルエットで微妙な空気のまま唐突にエンドロールが始まって、あれ?終わったのか?ぽっと出の敵対勢力が壊滅しただけで、これからも争いは無くならないという暗示も無く、破壊のカタルシスも余韻も無いエンディングへ。
これを見て「最高傑作」と言われているが、1つの映画作品としてどうなのか?という視点では疑問しか湧かない。
自分にとってはこれ程観たことを後悔し、絶賛されている事に疑問を持つ映画は無い。
タイトルなし(ネタバレ)
お祭り映画だけど、思ったよりはストーリーちゃんとしてるし何より大好きなステラが出てきただけで大満足。正直出てこないと思っていたので、ほんとに泣いた。そこから記憶なくってアスランのカガリ事件で腹筋崩壊しました。楽しかったです。
大爆笑のギャグアニメ
予想を良い意味で裏切るおバカアニメでした笑
爆笑しながら見てたら、隣の人も笑ってました笑
スタッフ全員で全力でふざけ散らかした結果すごいアニメができてしまった感じ。終始勢いで圧倒されました。
ガンダムSEEDの最早様式美となったお約束もてんこもりでファンも大満足。
こんなに楽しんだのは久々でした、制作陣の皆さん,良いもの見せていただき、ありがとうございました。
以下ネタバレありのレビュー
・ストーリー
全体的に緊張・緩和・戦闘シーンちょっと多めのバランスも良く見やすい
後半からは製作陣の勢いに圧倒されたのか、ストーリーはゆるふわ
もったいなかったのは、新人種アコードがコーディネーターを支配できる力が精神パワーってことになってますが、本当はニューラリンクのような脳埋め込み型デバイスのような技術設定があったんじゃないかと想定。(オーダー66みたいな)
もしコーディネーター計画が人類支配計画だったら…?
まあそんなこと書けばイーロン敵に回すからぼかさざるを得ないよね。
・アニメーション
ちゃんとバトルシーンが凄まじい精度で描かれていて感動しました。
本作では、ビームが効かない設定のため、近接戦闘が特化して描かれています。コードギアスの1.5倍くらいめちゃめちゃぬるぬる動きますすごい。
SEEDで何回も見慣れたお家芸の戦闘カット使い回しがありましたがあれはネタ的な意味だったのかも
・メカ描写
SEEDから200%くらい向上
シーンによってムラはあるが大事なポイントにめちゃ力を入れてる
・感情描写
ご都合だけどまあこういうアニメなので
・論理構成
破綻気味なんでもありでガバい
・ギャグ
120満点
以下ネタバレ大爆笑ポイント
・ガンダムが脱皮
・三馬鹿が大増量されてる(人数増やせば良いってもんじゃないんだぞ!!笑笑笑
・そしてまとめて雑に爆殺
・ニコルがまた死ぬ
・シンが後ろから拳銃をルナに突きつけ目隠しだーれだ(笑えないw)
哀しい、いや怒りか?
駄作としかいいようがない。
端的に言ってストーリーはラクスNTR物語。種、種運命で紡いできた主要キャラたちの精神的な成長を全て反故にして、中学生レベルと言ったら中学生に失礼なほどの陳腐な男女の三角関係に堕としてしまった。
真面目に観るのがしんどくなり、途中から「これはSEEDの三流コメディパロ」と自分に言い聞かせ、笑顔で観るしかなかった。
案の定、敵キャラは終盤でいま流行の不同意性交強要、ストーカー野郎のモブと化し、最終決戦の場面ではキラ、ラクスの2人が嫉妬に燃えるモブ君の眼前で見せつけS●Xをやらかすかのようなコクピットシーンを演じる。
種運命で熟年夫婦のような絆の深さを見せた主人公2人はどこへ行った?アスランが「達観者キラ」を説教だと?何の冗談だwww
このストーリーに数々の劇伴名曲を生んできた神・梶浦、See-Sawの新曲もキレが悪かった。
梶浦さん、内心忸怩のロマンティクスだろう。
安心して見られたのは作品ごとに男っぷりが右肩上がりのイザークがディアッカとともに苦労人として頑張るシーン。中の人は梶浦さんから男性では超レアな楽曲提供を受けたあの人。
鬼退治の超人気作ではこれからアニメの中で存在感が増していく展開だから、また梶浦さんから曲もらったらどうかな?タイトルはShootじゃなくてWindあたりで。
ちなみにこの作品ではクルーゼ隊長がアスランをパワハラしてますなwww「私のテロメアを伸ばす青い彼●花は見つかったのか?アスラン、アスラン、アスラン!!!」グフっ!!
というわけで、映画種自由を観て私の体調も狂うぜしたのでした。グフっ!
好きなキャラが活躍してるのを楽しめるかどうか
アスランとムウとイザークとディアッカの活躍が見れてよかった。
もう少しイザークとディアッカの活躍があればなお良かったが…。
SEEDの話しによく出る資格や愛だという話しを受けつけられるかどうかで
この作品の評価は変わると思う。
20年待ったということを考えると、もう少し評価を下げてもいいが、ようやく出してくれたとも言えるのでこの評価で。
作り手の意思を感じない。ガワだけ繕って中身のない実につまらない愚作。
おそらく、この映画を両手を上げて喜ぶ人間は、何も考えず餌がもらえるからと大口を開けて群がる鯉と同類なのだろう。そう考えてしまうほど、TV作品全2作のファンであっても発表されたことを後悔、下手すれば憎んでしまうような映画。
◆前提として
私は前TV作のメッセージ性、それを破壊的で情動的で熾烈に描かれ、それでいて当時スタイリッシュさを感じた作品全体の雰囲気、品性が好きでした。
特に、「戦争が起こるのは人間が他者を妬むからであり、であれば個人の才能にあった地位に収めれば争いはなくなるのではないか?」という平和を創造する1つの手段を提示され、その平和であるものの極端で不自由を強いる仕組みに同年代の少年らが異を唱え立ち向かってゆく様に夢中になりました。
そんな登場人物らが必死にもがき、嘆き駆けたからこそ、彼らの強い意思を体現した機体も魅力的でした。
(これをお読みの貴方は違いますか?)
◆極めて稚拙な本作のメッセージ
しかし、そのような強いメッセージ性、今尚根深い印象を与えてくれた作品であったにも関わらず、約20年も経過いているにもかかわらず、作品として、前作かかげたメッセージの答えとして次に提示された言葉が
「もっと話しましょう」
という陳腐で稚拙な一言には落胆を通り越し呆れてしまった。こんなもの作者が何も考えていないのと同じだ。
(※粗末な結末にしておきながら、監督が完成披露会で「これが見たかったんでしょ?」と失笑していたのだから憤りさえ覚える)
そんな初歩的なことは、それこそ映画の冒頭でラクスが奮闘する様で十分表現できている。
そんな浅はかな主張だけであの世界の戦争が収束するはずもなく、再度提示されたプランを打破しうる策とは到底思えない。
それこそ、ただ勢いだけで長年寝かせていたネタを体よく繕うことだけに注力し、肝心のコンセプトを何も考えておらず、適当な落としどころにまとめただけとしか思えない出来栄え。
◆クライマックスの浅はかさ
また、シンプルに終盤の敵ボスとの対峙、問答において、プランの実現が世界から不平等をなくし本当の平和を作ることができるはずだと議論が始まったにもかかわらず、ラクスらが愛だの阿呆な返答をしたばっかりに論点が個人的な問題に移っていった。時間をつくりもっと互いに話し合う必要があるのは、ラクスら夫妻間の問題であり、世界を平和にするための答えではない。作品の締めくくりという重要な場面でそのような論点のずれに、観ているのが酷く苦痛だった。
更に、「誰にも自分のことを分かってくれる人が必ず傍にいるはず」とラクスらが敵ボスに解いておきながら、わざわざ彼に想いを寄せるキャラを同席させておきながら、彼が考え改める描写も微塵もなく、容赦なくキラが手を下し葬るのは発言と行動が伴っておらず「激しく矛盾」している。
愛がどうのと路線をもっていきたいのなら、同席させた秘書に心中を全力で訴えさせ敵ボスを想い改めさせた後に彼女が自壊させるだの筋を通す手法はいくらでもあったはずだ。実に不快でこれほど阿呆らしいクライマックスは他にない。
◆意義のない演出
作品というのは本来作り手の何かしらの意思、メッセージを伝えるために形作られるものであり、作品として引き立ててまとめるために演出(今作でいうなら戦闘など)がある。
ともすれば、こんな陳家な結末に向けた派手な戦闘も新機体の登場も無価値。終盤の有様、監督の作品に対する熱量の低さを垣間見てしまうとその演出もガワだけのものにしか見えない。
アスランの妄想も、ラクスの過剰な胸の強調も、浜辺での突然の全裸も、ただただ下品で物語として成立させるための補足、納得性、必要性が何一つない。さらにはその後、肝心の戦争がどう着地したのかも描かれていない。こんなぞんざいなものを見せられて何故喜べるのか全く理解できない。
◆構想も充分でない
細かい部分で1つ言えば、新フリーダムもそう。敵にビームが有効でないことは作中に描写があったが、実剣が有効であることを補足していない。故にあの武器は唐突。
また日本刀であることも同様。アストレイがどうの関係ない。劇中として言及なく、さらには演出として最後にラクスが運んできて成る攻撃手段であるなら、尚のこと日本刀を模していることに違和感しかない。名前をフツノミタマとし、広範囲の電磁攻撃ができる様から機体の設定にタケミカヅチを想定しているのは作り手の自由だが、だからといって作品として納得性がまるでない。
また、新武装も検討不足。もう一度言うが、ラクスが運び届け、ラクスがキラと同じ場所に立ち、同じ目線で問題に立ち向かう様の演出(具現化)であるのなら、そのデザインにはキラの青とラクスのピンクもしくは白のコンセプトカラーを取り入れつつ、キャラモチーフのデザインをあしらうべき。にも拘わらず、デスティニーの小羽をフリーダムのもので挟んだだけの既存の流用デザイン。たったこれだけを踏まえただけでも「適当・手抜き」な作品だとしか思えない。
手抜きと言えばアグネスもそうだ。
自身を「才色兼備であり人に愛されるべき存在だ」「なんの苦労もせず適当に収まる者を許せない」として、作品の副題の1つとしてわざわざラストに舞台を設けるのであれば、対峙したルナマリアは作り手の代弁者として何かしら主張すべきだ。
それなのに、彼女は終始「はあ?」といなすばかりで何一つ反論もなければ明確な主張もなかった。
見切り発車で書き進め、特に目的を持たせないまま扱いに困った末にただ戦闘させただけ。これこそ意味のないシナリオだ。技量のない素人の大層な同人誌を見せられるより粗末で酷い。
◆総じて
既存IPの支持に胡坐をかいて、何一つ意思もないまま、それこそ金目当てに派手に繕っただけの今作。もちろん、ファンを楽しませるサプライズ的演出はあっても構わないし、それは肯定するが、これまでに培った大事な世界観、それこそ亡きパートナーと形作った良作を台無しにしてまで中身を詰めることなく無理に今まとめる必要がなかったとしか言いようがない。
無駄な販促にコストを割くくらいなら、2部作にしてでも作品としての完成度を追及してほしかった。私の同作ファン活動を終わらせてくれた監督が本当に憎い。
20年待たせた割にはと言う思いはある。
公開前の期待値がでか過ぎたのか自分の熱量が下がったからなのか結局これは何にも解決していないし、むしろキラがあの世界に国際裁判所が有れば一目散に有罪判決を受けるだろうなと思った。
今回登場した新興国のファンデーションのオルフェの策略でキラが軍事協定違反の行動を起こし、その結果で休戦協定が破られる事に成り、報復合戦に成っていくのだけど、その過程の中で策略の為とは言え自分の国を簡単に滅ぼして国主のアウラとオルフェは何で平然としていられるのだろうか。
ディスティニープランに引きずられていたとはいえ後味が非常に悪かったです。
戦闘面は各メカの持ち味を引き出してカッコ良かったけど、人物描写が悪い意味でもSEEDを引き継いでいると言う感じです。
あぁ、SEEDだったわ
ああ、説教臭かった。
おれの方が正しい、いや俺の方が正しい、いやいや俺の方が正しい、いやいやいや俺の方が正しい、いやいや愛が全てです。チャンチャンと。
メロドラマパートが挟まれる度、「またですか」と思うし、
そして相変わらず「あぁ」とか「うぅ」とか「ハァ」とか多すぎ、そして相変わらずキャラの毛量凄い、前髪が邪魔。
あと、遺伝子操作だのクローンが普通の世界でも、女を従わせようとレイプ(未遂だけど)するんだね。
最後、見てて頭痛くなったは、超能力合戦なんだもん。
なんかいろいろ脳内補完しろってのが多かったな。
自由度が高いというか、投げっぱなしというか、エヴァかよ。
面白要素
○戦闘用艦橋がそこですかwwwww
○電池切れの機体にフル充電分け与えても大丈夫なほどエネルギー積んでるんですね。
○いつジャスティスに乗り換えましたか?
○寝返り娘は寝返り先でどういう扱いなのか?
○カガリってMS乗って何してたの?
○アカツキどこから来た?
○不殺の誓いは何処行った?
○敵の大将(女)なんで子供に戻ってんの?
○最後の砂浜で裸は何?
○なんでズゴック?
○ゲルググとザクの見分けがつかなかったよ。
たぶん何度でも観ます
話しの後半シリアスな戦闘場面でのアスランの妄想(?)シーンに吹き出しそうになり、こらえるのに必死で涙がでそうになった。ここの口コミで不評な「唇アップ」、確かにエグいと感じるくらいしつこく出てきますがこのシーンの伏線とすれば納得。それはともかくとして今回の映画でアスランの好感度が一気にアップ。これまではまじめ一辺倒で面白みのないキャラという印象であまり好きではなかったのですが、実は結構お茶目だった。帰宅途中いくどとなく思い出し笑いをしてしまった。とにかくおっかしくって!!ディアッカをミリーとくっつけなくてもいいからほんの少し接近させてみたり戦闘シーンでの見せ場を作ってくれたらもっと嬉しかったかな。でもサイやミリアリア、バルトフェルド氏の顔もみれたし大満足、あっという間の2時間。新興国ファウンデーションがブルーコスモス打倒を口実にキラ・ラクスの率いるコンパスに近づいてきた裏にある真の目的は…と至極単純なストーリーではありますが、めっちゃ面白かったです。何度も繰り返し観ると思います
このハロ凄いよ!さすがターンAの…(笑)
アニメシリーズの、はぁ?てなってた所を回収しまくり、ベタに熱い展開!やっぱりベタって最高にたのしいです。
キラ :はいはいすげーすげーキラが出れば誰も勝てないすっねー → 負ける、挫ける、仲間に頼る、人間らしいぞ…回収!
アスラン :何処に所属したいの?したらしたで部下に注意するだけで導かず、仕事した部下を殴る上司にしたくない男筆頭 → キラを叱咤激励して立ち上がらせる…回収!
シン :うるさい、主役なのにボコボコ、彼女が可愛いだけ → ディスティニー無双!感涙ものの活躍…回収!
デュエル&バスター :何でザクなんだよ、どこ行ったのよ? → 普通にあった…回収!
ルナマリア :当たらない狙撃 → 当たった!あ、やっぱりダメだった…未回収!
どのシーンが熱かった?て聞かれたら答えられないくらい盛りだくさんのお祭り映画でした。泣いた、笑った、おお!ってシーンを数点上げますと
・ディスティニーのフルウェポンアタック最高に上がる、これだよ!これが見たかったんだよ!スパロボにやらせてんなよ
・ジャスティス戦の「右か?」「YES、YES、YES…」からのユニコーンアタック!なんだアレ(笑)
・最後のフリーダム!ガーベラストレート?金パーツ?もしかしてロウとサハク家が技術提供してる!?熱すぎ
あの子はクエスオマージュ?とか色々ありますがキリが無いので最後に一つ
叢雲ガイの要素は?
面白かったけど結末だけ腑に落ちない
人種の優劣による対立がある中でどうやって戦争をなくすのかというSEEDシリーズの18年越しの回答として、戦意喪失しかけていたラスボスを主人公が見逃さずにわざわざ◯すというのは武力の肯定とも取れるようでど~~しても納得できません。
ダメージを受けた機体が爆発して結果的に◯すのと、MSに乗る人間に直接攻撃を当てて◯すのでは意味が全く異なります。
全体的には面白さ盛りだくさんだっただけに、結末に納得できれば「面白かった」と本心から思えたのでずっとモヤモヤしています…
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