スパイラル ソウ オールリセットのレビュー・感想・評価
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リセットして欲しい。
初期の2作は面白かったのですが後半につれてただただ残酷な拷問ショーのアイデア発表会になっていったのでオールリセットを期待していたのですが、犯人も何となく解ってしまうレベルで相変わらずクリア出来ても助かる事はできないただの拷問ショー。
もう次は公開されても観る事は無いと思います。
これはもう「ソウ」ではない!!コピーキャットだ!
似て非なるコピー映画ですね。
テイストが違う。
かなりエグいです。怖いのが観たいだけなら
良いかもしれないけれど、
「ソウ」の精神は何処にもない。
R15+。
警察官に恨みを持つ犯行。
手口は残酷を極めます。
ジグソウは死んでる訳ですからもちろん模倣犯。
後継者です。
復讐の仕掛けのバリエーション!の多さに、
恐れ入ります。
2021年(アメリカ)
「SAW」の大ファンのクリス・ロック主演。
監督は「ソウ2と4」のダーレン・リン・バウズマン。
雰囲気は様変わりしているので、
これを「ソウ」と認めるのは難しい。
ジクソウのストイック感が丸でない。
ラストで仕掛けを見せ過ぎです。
説明過剰です。
「ソウ」のシリーズと思わず、
犯人のサイコぶりを、呆れて見るも良しか?
(それにしても、仕掛けが大き過ぎて、犯人が複数でなければ、
あり得ない)
(イリュージョンの世界です)
終始消化不良の原作レイプ作品
前作?と呼んでいいのか「JIGSAW」の方がはるかにマシだった。
SAWの魅力とは、"薄汚い廃屋で行われるデスゲーム""ゲームの被験者は裁きを免れた悪人""最後の口あんぐりなどんでん返し"などが挙げられるが、本作はそれらをネットで確認し、原作を見ることなく片手間に作った言わば「同人作品」みたいなもの。
ストーリーはまだ良かった。まぁ復讐物の犯人が発端の事件の被害者の息子なんて擦られた設定を持って来た時点で、この映画はもはやミステリーでは無いが。
何が酷いって、これまでの作品では絶対無かった禁忌「結局犯人がジグソウの模倣犯」をやってしまった事。
これまでのゲーム支配人はあくまでジグソウの後継者や弟子、一部暴走した者もいたが、結局は後継者が後に立った。
まぁ続編なりなんなりで、もしかしたら今作の犯人は実はジグソウの弟子だった…的な後付けが行われるかもしれないが、本編中にその解説は無し。
言ってしまえば、警察に恨みを持った犯人がジグソウを真似て、腐った警察官をデスゲームに誘った。ただそれだけの作品。SAWシリーズに含む必要がまるでない。
※本作のタイトルからして、恐らく制作側もSAWシリーズのスピンオフ的な立ち位置で制作したのかもしれないが、ならば尚更模倣犯はダメ。原作の設定がまるで活きていない。
スピンオフ作品は、メインの作品と切って考えられがちだが、それはあくまでメインと設定を共有している場合。
本作から「SAW」の設定を取っ払った所で、映画としては何の影響もない。
それって"SAW"の名を冠する意味ありますか?
後は、ビックリするくらい犯人が予想通りだったこと。
あの時点で裏切ったら意外で、しかも死に方が不自然な人なんて一人しかいない。
しかも署への配属が例の事件発生間際で、主役に従順。そんな人が捜査で殉職、しかし遺体は誰の物か分からない。こんなのバカでも犯人が分かる。
それを最終局面で惜しげもなく例の名曲にのせて披露されても、何にも驚かない。
推理のし甲斐も意外性も何にもない、ただの犯人発表。
SAWを超える犯人発表が出来るとは到底思えないが、それならもっと容疑者を増やしてほしかった。
肝心のゲームの内容だが、何とも評価しがたい…ギリ及第点?
指のヤツは良かったが、最初の舌のヤツとあつあつ蝋の脊椎のヤツは、クリア条件満たしても致死率が高すぎて、あまりにも救いが無い様に思えた。
そして何より評価を下げているのが、最後の操り人形。
あの状況だから何とも言えないが、被験者の意識がある中であの仕掛けはダメじゃないか?
もし元所長の知り合いがSWATの隊員にいたら?元所長がもうろうとする意識の中で助けを求めたら?
中盤の伏線回収をしたかったのだろうが、もはや設定先行の派手さ&シメの重要さを欠いたゲームに思えた。
総評としては、もしSAWシリーズでオススメ作品を列挙しろと言われても、頭の隅にも浮かばない、サミュエル・L・ジャクソンファンにもオススメできない何もかも中途半端な駄作。
どうしてもSAWシリーズ制覇したい…と言う人にも微妙。だって徹頭徹尾全くジグソウの影も形も無いんだから。
凡庸だけど面白い
リセットしたとして
このシリーズが続くなら期待値は低いと思う。
問題点は2個あって
シネマとしてのルックがダサすぎるのと
仕掛けにちょっと、ムリがありすぎる。
映画の冒頭のカラーがチープすぎてこれから起こる事への期待値が低い。
カラーマネジメントに統一性がない。
やってることは既視感の塊なので、映像はより重厚な方が良い。
そして、仕掛けは実際にムリでしょ
というのが、ありすぎる。
特に地下のシーンは現場検証成立しないでしょ?
最後も、変な2択迫られた上に
謎の長考が挟まる。そのせいで新ジグソウ逃がしてるし。
アホすぎんだろ。
あんなもん、的撃って、ジグソウぶん殴れば1分で終わるっしょ。
でも、別に面白いからOK!!
続編を出すほどのものなのか
過去作の様にジリジリと痛みを感じるやり方は相変わらずでそこが好きな人はいいと思う。
ただ、犯人は半分過ぎで「あぁ、あいつだろうな。理由は知らんけど」とすぐ分かるくらい。
そもそもが犯人の意外性をメインに据えている映画じゃないのかもしれないが、ちょっと察しのいい人なら即分かる部分が個人的にはイマイチ。
物語としても特段よく考えられた感じもなく感情移入もそれなり。
つまらなくて諦めるというほどではないが他に見たい映画があってどっちにしようか悩んでいるならそっちにした方がいいと思います。
新生SAW
SAWのシリーズ後継作と知らずに視聴したが、飽きさせない展開にドキドキハラハラしながら見ることができた。
SAWシリーズ恒例の思わず目を瞑りたくなるような痛々しいシーンもあり、苦手な人にはオススメできない。
ただこれまでのジグゾウと違い、捨て身でゲームに挑んでも理不尽なトラブルにより生還できなかったりで、ゲームに公平性が欠けるように感じた。
ゲームに参加させられる被害者もそこまでの悪事を働いているかというとそうは思えず、ジグゾウというよりかは理不尽な愉快殺人鬼という印象を受けた。
テンポが良い。
Sawシリーズ前8作と比べると殺し方に美学が足りないとか、どんでん返しがない(犯人は結構早い段階で分かってしまった)とか不満もあるが、復活は嬉しい。そして何よりこのシリーズで素晴らしいと思うところなのだが、何よりテンポが良い。そして今回もシナリオがよく出来ている。
ソウとは、違う、スパイラル。
SAWシリーズは、何度も観ていく中で、ジグソーが誕生する理由がわかりシリーズ物として非常に完成度が高かった。
今回、ソウ オール リセットとタイトルから気になり、スパイラルを鑑賞した。
ソウとは、違い。
一作で、きちんとストーリーの展開があり観やすかった。
ただ、オールリセットと言いながらも、
豚の被り物や手錠とノコギリ、ソウのオリジナルサウンドが流れるとリセットとは?と思ってしまった。
スパイラルのオリジナルサウンドを使用して欲しかった。
グロさは、ソウより過激に感じた。
スパイラルが、ラストで明かされる。
続編があるなら、観たいとは思うが、
犯人の動機がわかってしまった以上、ただ悪徳警官を狙うだけでは期待できない。
俳優としてのクリス・ロックを見直した
アカデミー賞のビンタ騒動の後でクリス・ロックに悪い印象を抱いたけど、俳優としては確かな実力があると認めざるを得ない
話の展開としては……犯人の想像がついて結末も今までと代わり映えしない
いっそ続編作れないくらいに完璧に締めてくれたらいいのにと思った
それか他のホラーシリーズみたいにドラマ化してくれないかなって期待してる
ちがうちがうちーがうソウじゃない
【注意】最初に言っておきますが犯人のコト書いてます。
残虐な映像に対して耐性がなくなってきているのか?
共感できる気持ちが強くなってきているのか?
今まで見てきたソウより怖い映像を見るのが辛かったな😅
今までのソウより主人公に近い存在が危機に面するためか
主人公の焦りが見ている側にも焦りとなって見ることができて
結構ハラハラしてみれた。
正直、ソウというタイトルである必要もないし、
犯人の思想が単に個人的な恨みになってしまっているのが
悪役としての魅力にはかけると思う。
そもそも最初から相棒が怪しすぎたし、
肉屋で解体されて死んだとされた相棒を見たとき
こりゃ犯人だわと確信してしまった。
謎解き部分は稚拙だったかな。
署内の腐敗をもう少し深堀して、ジークが孤立している部分を
もっと描いても良かったかもしれない。
ただ今までのシリーズの中ではストーリーがあったと思う。
残虐描写はその分少なかった。
緊迫感はあったがストーリーでもう少し練ることが出来れば
結構良いところまで行けたんじゃないだろうか?
またシリーズをやるのかもしれないのだろうけど、
犯人がアレだとちょっとインパクト弱いよね。
好きな方針転換
警察官が無惨に殺害される事件が発生。その手口は死んだはずの殺人鬼ジグソウに酷似していて…。
シリーズ9作目。グロ要素強目には変わりないが、ダラダラ見せるのではなくサスペンスを優先させテンポ良く進んで行く細かな方向性の変化が好印象でした。
ジグソウ事件のその後
ソウシリーズとは関係ないが、ジグソウ事件は解決したことになっている。
気色の悪い殺人シーンが続くので、謎解きは後回しみたいな感覚になってしまう。
ソウが終わったから
悪人をこらしめるのが警官なら、悪徳警官をこらしめるのも警官しかいない。過剰な白人警察官による取締で黒人が殺された問題がありつくられたのだろうか。主人公がクリス・ロックというところも意図してなのか気になります。
「ソウが完結したけど、でもこのフォーマットは売れるし、次回作なんかできないかな?…あ!じゃリセットしてみよっか?」という動機ではなく、前述したこの社会問題をどういった切り口で世間に広められるだろうか…というテーマでもって、「あっ…ソウのフォーマットいいよね?あれだと一見理不尽な拷問にも見えるけど、筋の通ったジグソウの意見が共感を呼んだじゃない。殺人鬼が殺人を犯すという表面的な印象で展開していくんだけど、実際犯人はものすごい理不尽な目にあっていて、正義という名の報復でもって警官を殺害していくみたいなのどう?」という経緯も考えられる。
主人公が黒人警官、犯人が白人警官。殺されるのは白人警官。ただ、ラストで主人公の父親の元署長(サミュエル・L・ジャクソン)を殺すことで「白人だけを悪者にしてるんじゃないんですよー。間違ったことをした人間を悪者として、劇中で捌いている殺しているんですよー」と、ラストシーンで印象づけているので、反感を買いづらい映画としてもうまい見せ方だなと思いました。
所々演出に多少の古さやベタさを感じましたが、オチの編集のテンポが(ソウそのまんまじゃん)という遊びごころもあり、全体的には映画として楽しめた。デザインや演出には新進気鋭な人をいれたほうがいいかも。
『ソウ』…かなぁ…?
賛否両論分かれた前作を相当褒めちぎった俺が言うのもなんだけど、いやぁ…これは『ソウ』では無いね…
本編冒頭映像を見た時点で何か「ん?」って感じはしたよ。2のデス・マスクがそうだったように、普通ジグソウのやり方は「どんなシチュエーションになってもいいように」「自分は最前列で見られるように」「試練を超えれば助かるように」作っているわけで、列車が来ても目覚めない可能性だってある地下鉄であのトラップはおかしいよね。「Live or die, make your choice.」を聞くこともできず、気づいたらバーン…何てことも考えられるよね。作りこみが甘くて、何だかなぁと思っちゃったよ。それに書いていて気付いたけど、ソウ・レガシーでも当のジグソウ本人がこれをやらかしてたね。詳しくは書かないけど。ちょっと評価書き直してくるね。というか「舌と命のトレードオフ」って、それこそデス・マスクの「眼と命のトレードオフ」のモロパクリだよね。どおりで目新しさが薄かったわけだ。デジャヴだこれ。
まあこの時点で予告編の「ジグソウを超える猟奇殺人犯」という言葉には、タンポポほどの重みも、不良債権ほどの信頼も無くなったよ。「まーた無能後継者の再来かな?」と思ったんだけど…
その予想は4分の3当たっちゃった。この一言でシリーズファンの変態諸君は察すると思うから、これ以上は言わないよ。なんなら一番ひどい後継者よりもひどかったよ。
結果として彼はジグソウを超えられなかったわけだ。模倣は模倣。後継者たちですらジグソウの思想、理想、心情を理解することは出来なかったんだから、ただ自分の身勝手な理由…まあジグソウが正しいとは言わないけど…の為に猿真似をしているんじゃ、ただの狂人という誹りは免れないだろうね。だめだ、これもレガシーに当てはまっちゃうな。もうあのレビュー消そうかな。
ただ前作と圧倒的に違うのは、「そのトラップである必要性」と「ちゃんとジグソウの哲学に基づいているか」という二点だね。レガシーのレビューで書いた文をそのまま引用するけど、「俺たちが求めているのは、助かる道のない、デスゲームを騙った単なる拷問じゃないのよ。すなわち、生きるか死ぬかのギリギリの状況で、必死で生き残ろうとするその心理描写が面白いのよ。」死が決まっている殺人装置の何が面白いんだろう。やっぱりソウである必要性は感じないよね。
トラップの質もそうだけど、謎解き要素が薄くなっているのも「ソウらしさ」を薄めている大きな原因だと思うな。これ、察しの良い人なら割と中盤で犯人が分かっちゃうんだよね。もちろん彼は、ジグソウほどのカリスマ性も、格の高さも持ち合わせていないよ。それに、シリーズお得意のどんでん返しと言うか、点と点が線を通り越して一気に面になるあの爽快感、なのに後味は悪い…そんなソウの神話はもう無いんだなって、ちょっと悲しくなっちゃったよ。悪い癖だよね。懐古厨って言われても何も言い返せないね(笑)
だからこの映画は、頭を空っぽにして見るのが正解だよ。はっきり言っちゃうけど、これはソウじゃないよ。登場人物ほぼ満遍なくクズ、みたいな作品はナンバリングにもあったけど、スパイラルの主人公は正義漢で、突っ走り気味なベタな人物像で、演技も凄く良いと、「ソウとしては異端」だけどいい感じの配役だったよ。テイストとしてはこれまたベタな刑事物で、重苦しい雰囲気で苦手だった人でもまあまあ楽しめるようにはなっているよ。でも相変わらず残酷な描写は健在だから、「サスペンス要素は薄いけどグロは健在」っていう味付けになっているみたい。
…普通逆だよね。新参を取り込み、古参も満足させたいなら、「グロは抑えてサスペンスは据え置き」だよね。敷居高くして肝心要の要素を削っちゃうって、本末転倒になっちゃってるじゃん。このバランスの配分には納得しがたいね。
終わり方もなーんか…あっさりし過ぎと言うか…ネタバレにぎりっぎりならない程度に言うと、絶対次回作ありげな終わり方なんだよね。でもあの展開から2って…どうするのかな…ならまだ綺麗に終わったレガシーのほうがいいと思ったよ。
前作でリブートして、今作でリセット…次は何かな?スクラップにでもするのかな?(笑)こんな皮肉で締めちゃったけど、何だかんだ言って並のB級映画程度には面白いから、あまり期待せずに見れば楽しめるよ。ソウシリーズの共通点の一つに、「一作目が偉大過ぎる」というのがあるけど、これはそれを見事に体現していると思うよ。一番壊さなきゃいけない伝統なんだけどね…
それじゃあさようなら。割とボロクソに書いてこんなこと言うのもなんだけど、皆も是非見てね。よろしくね。
ソウシリーズを途中下車していたが…
刷新しての新シリーズとあったので観ることにしました。
相変わらず、残酷な描写は健在で生死の選択もさせると言う図式、そして犯人を追う刑事たち。
正義感強すぎて孤立してるジークはともかくとして、警察内部の人間関係も相まって誰も彼もが疑わしい(笑)
悪徳警官多過ぎ(笑)
で、お互い裏でやってる事を知られたくないから単独行動多くてあっさりヤられちゃう。
罰を与える側面を見せ付けられるので色々推理しながら観るのが楽しい。
倫理的にはよい作品ではないが、昨今の荒れた時代には丁度良いのかもしれない。
オールリセットしたら、『ソウ』のような、そうでないような…。
『ソウ』シリーズ最新作!
…そうなんですか。
『1』は秀逸なシチュエーション・スリラーとして面白かったけど、以後どんどん量産されていく内に、悪趣味の殺人ショー&話も全く面白くなく、アウト・オブ・眼中に。
それでも一応シリーズは見続け、やっと終わったと思ったら、また!? 今更!?
だけど今回、これまでのシリーズを見てなくとも見れる“リセット”で、メインストーリーも刑事捜査サスペンス風、シリーズの大ファンだというクリス・ロックが主演兼プロデュース…これらがどんなものかってだけで一応鑑賞。
これまでのジグソウが罪人を残虐な方法で殺していく群像劇スタイルではなく、ロック演じる刑事を主人公に立てた捜査サスペンス仕立てなのは見易かった。猟奇サイコ・スリラーとしても見れる。シリーズ後半なんて、とてもとても見れる内容じゃなかったからなぁ…。
“リブート”ではなく、れっきとした“新作”。さすがにジグソウ本人は出てこないが、名前や顔写真で登場。しっかり“その後”となっている。
シリーズお約束の残虐な殺しは勿論。
舌を挟まれぶら下がり状態からの電車轢かれ、指ひきちがれからの電気ショック、全身の皮剥ぎ、高温&ドロドロに溶けた蝋を顔面に…。
よくぞまああれやこれや手の込んだ殺し方を思い付くもんだ。くれぐれも殺しのアイデアは会議室で! 外で話してたら通報されちゃうよ。
名刑事だった父を持つジークだったが、かつて署内の不正を暴いた事から仲間たちから“裏切り者”扱いに。すぐ熱くなる性格も災いして一匹狼。
主人公像は刑事サスペンス/アクションの定番。
新人刑事とコンビを組まされ、続く警官殺しの捜査に当たる。その残虐な手口が、かつてのジグソウと酷似していて…。
ジグソウは出ないので、別の猟奇殺人犯。ターゲットはジークと近い同僚で、一人また一人…。我々をよく知り、動きも感知しているようである事から“内部犯”の疑い。一体、誰が…?
一人一人殺されていき、誰?…となった所で、急に察しが付いた。よくあるどんでん返し。
犯人の動機は、ジークが干されるきっかけとなった不正事件の関係者。
その復讐劇と、ジークの葛藤。自分の正義は正しかったのか、間違っていたのか…?
突然行方不明となった父も絡む。
完全飽きたかつてのシリーズよりかはドラマ性もスリルあり、新鮮味もあったが、あくまでそれはシリーズの中でだけ。一本の作品としてはさほど新鮮さは無く…。だって、よくある話だし。
シリーズでは『1』の次に面白かったと思う。
でも、果たして本作は『ソウ』なのか…?
『ソウ』を継承しつつ、『ソウ』じゃないような…。
リンクはあっても、全く別の話と犯人。
ジグソウの後継者と言えば聞こえはいいものの、“バッタもん”でもある。
まるで、作品自体が皮肉にもソウ(そう)であったような…。
一番面白かったのは、冒頭のジークの『フォレスト・ガンプ』ディスりだったかも。
これにはウケた。
さすが名コメディアン!
最後の最後になって気付いた。
シリーズ全部見たと言っときながら、前作『ジグソウ ソウ・レガシー』を見ていなかった。
まあ、どーでもいいけど。
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