ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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ウサちゃんの凶暴
イヤ、ここは笑うとこですか?と思いきや。ジョジョ・ラビットの自己パロディ?でもでもでも。それは凶暴過ぎるじゃろw
この子供達がオチに絡んで来るとは予測してましたが、まさかの全員参加。ウサちゃんのぬいぐるみ含めて。これは予想外でバカ受けしたw
マーベルではタイカ・ワイティティが監督を務めるソーのシリーズが自分の感覚に合っている、って言うのがあります。コメディ要素の挿入の仕方といい、メリハリの利いた展開といい、妙に「熱血漢」しないところといい、今はソーが一番好きかも。
ジョジョ・ラビットがアカデミー候補だとかなんとかになっちゃって。おそらく一番戸惑ったのはワイティティ本人じゃないかと。脱力しながらチクリと刺し。で刺した後は、またまたコメディに戻ってフッとさせてくれる。力みのなさが良いんですけど。で、その力みのなさがソーでも魅力になっていて。
少年少女がメインターゲットになるはずのマーベル作品。その基本に立ち返ったストーリー。健全に勧善懲悪しながらも、タイトル通りに「愛」をしっかりと訴える落とし方。ほんとに良く出来てる脚本だよ、って思います。と、それをノリノリで楽しむための映像化技術の素晴らしさ。エンタメ作品として、これ以上のものはないだろう、って言うクオリティは、鑑賞料金以上の価値がある、と断言できます。
またまたまた。
締め方が良いもの。少年少女がキャッキャしそうで、痛快です。
それとですよ。
ナタリー・ポートマンに触れない訳にゃイカンだろうと言う事で。なんか。今一つスッキリしない作品続きのポートマンですが、こういうエンタメ作品にもガンガン登場して欲しいんですけど。肩ひじ張らずに。力まずに。オマケ映像の楽しいそうな笑顔が印象的でしたが、あそこで地味にガッツポーズなんかしても、なんて思いました。
楽しかった。とーっても。
【良かった点】 ゴアが素晴らしい。今までのMCUのヴィランで一番好...
【良かった点】
ゴアが素晴らしい。今までのMCUのヴィランで一番好きかもしれない。ゴアに負けたと宣言してジェーンとともにいることを選んだソーにも泣かされた。
子どもたちに力を授ける際、雷が大木のように広がる(ユグドラシルの比喩?)シーンで次世代へと繋げるフェーズ4の神髄を見た気がした。
【良くなかった点】
全体的にマイルドな作りで、安心して観られる分見応えはなかった。なんか軽食くらい。
マイルド
北欧神話は基本的に好き。
だから、アベンジャーズの中でも推しキャラの一つなのだが毎回どこか抜けている。
まあ、そもそも元々の北欧神話の神々がかなり人間的なのだから仕方ないか。
今回のゼウス然り。
今更全能の神ゼウス登場?と訝しく思ったが、次回への伏線だったのね。
エンドクレジットの後のおまけと聞いてまたヴェノムでも出てくるのかと思ったが、
今後は宇宙を舞台に独自路線で行くのだろうか。
予告編を観てナタリーポートマンの登場に心が躍った。
個人的にはやはりヒーローよりヒ。ロインの活躍に魅了される。
だが、設定がかなり予想とは違っていて手放しでは喜べなかった。
今後も活躍してくれるのを期待していたのだが、それはないか・・・。
これからはラブとなのかなぁ・・・。
そこそこのアクション、VFXあり、男女や親の愛あり、心地よい胸痛あり、
エンターテイメントとして必要な要素は盛り込まれている。
そこそこ満足なのだが、ここのところの良作と比べると熱くはなれなかった。
何だろ、モヤモヤする
いつものノリのソー単体シリーズ。それに飽きてきたってのもある。ま、それ以上に、ある理由で楽しめなかったが正直。
ロックかけての戦闘は殆どガーディアン単体シリーズと被ってるし。天然神様装いながら、押さえではしっかりしてるて訳分からないし。ま、この辺りが毎度の変化無し。
全篇コメディタッチでシリアス少々の今回。予想は出来てたが、ジェーンを殺しちゃうって。マイティソーデビューにしてさよならって。アメコミ 原作は知らないし、大人事情かもしれないが、なんかねぇ...思い出すのがエンドゲームのアイアンマン死。マーベルってヒーロー殺してばっかだなって。何かちょっとマーベルが嫌になって来た....本作観てマーベル映画へのマイナスイメージに連動しちゃったな。
余談だがDCはシリアスで暗いが、ヒーローは殆ど死なないので。
直近の元首相の暗殺やウクライナの惨殺、もう死は懲り懲りって気持ちの影響は確かにあるかな。
自分には向いていませんでした
個人的にはソーシリーズの中でダントツの最下位、MCU作品ワースト5に入る作品でした。
映画を観る前日までD+で配信され始めたドラマ版DDを一気見していたので、本作の開始15分くらい(?)にあるソーの復帰戦に”さすがMCU!スクリーン映えするド派手なバトルはヒーロー映画の醍醐味ですよね‼︎”とテンション爆上がり(勿論ドラマ陣のスタントで魅せるバトルも大好きです)
が、自分の中ではそこがピークでした。
ストーリーは単調で山場が無い…というか酷く陳腐で、意外性も面白みも感じられません。
一応ジェーンの死が用意された感動ポイントだったのでしょうが、本当に”用意された”と言えるほどベタ過ぎて白けるだけでした。
ただ、MCU作品が増えるたび新規が入りにくくなっている現状を考えると、モノローグで今までのソーやジェーンに付いて触れる試みは親切で良かったと思います。
惜しむらくは本編が残念過ぎて、ここから他の作品も観たいと思わせるには力不足な事ですね。
ヒーロー
見てまいりました。
皆様、鑑賞スタイルバッチリ最高でした。
さて、ソー4作目ですが初めて劇場にて鑑賞
ドルビーシネマで鑑賞したので後半のゴア
との戦いちっちゃい星での白黒がとても
映えました。
漆黒の黒がすごかったす。
で、ストーリーはヒーロー物でした!
ド派手なアクション、衣装で敵を圧倒
、ヒロインのジェーンも筋肉盛り盛り
でカッコいい。
開放した子供達にソーの力を与えて
皆で突っ込むのもド派手だったす。
ゼウス役のラッセル・クロウがいい味
出してたなあ。しかし、ソー神殺しすよ。
まあ、ゼウス死んでなかったが(笑)
ゴアの娘ラブが助かって良かった。
親はやはり子供の事を一番に考えるよ。
でも、めっさ力が与えられたけど。
最後はソー:ラブ&サンダーで〆
まあ、MARVELらしいアクション満載
気軽に、見られる映画でした。
ガンズ&マイティソー
かつて「アイアンマン」にてAC/DCやBLACK SABBATHの楽曲が、前作「バトルロイヤル」でもLED ZEPPELINの「移民の歌」が効果的に使われていたように、本作ではGUNS N'ROSESの楽曲が同様に作品の盛り上がりに重要な役割を果たしており、ハードロック好きの自分としてはアゲアゲの一本だった。
もちろん一本の作品として最初から最後まで楽しくて仕方ない最高の映画だったが、MCUとハードロックのコラボという別の側面の魅力も十分にあったのではと力説したい。
ただ本作の魅力はもちろんそれだけではなく、タイカワイティティ監督の持ち味も前作以上に出ていたのではと。前作同様、画面の色合いがカラフルでクッキリハッキリした絵作りはさらに強まっており(特にソーのコスチュームがかなりカラフル)後半の白黒演出とのギャップもかなり効果的だったと思う。
アスガルドの子供たちがまるで夏休みの肝試しに連れて行かれたような展開からの子供たちが大活躍のエンディング等はこの監督の得意とする演出なのではと。
あとあのどーしょうもない2匹のヤギなんかも、もう笑うしか無い。
登場人物も誰だかわからないその役作りに恐れ入ったクリスチャンベイルは素晴らしく、ゼウスを演じたラッセルクロウの体当たり演技には大爆笑だった。
そーした細かい所にいたるまでワイティティ監督のこだわりが本作をそしてソーのシリーズをさらなる高みに持っていってるのではと思った。
ダークな部分や悲しい部分もあるにはあるが、最終的には何かとても幸せ感に包まれるようなこの感じこそがタイカワイティティの世界なのかなぁと。
相変わらず、中途半端な作品なんか出さないぞというMCUの意気込みを感じる事が本作でも味わえたが、個人的には今作のような、いいものと悪者がハッキリクッキリしていて正義の味方が困っている人を助けつつバッタバッタと悪を倒していくこんな王道のアメコミ映画こそ観たかったヤツだよなぁ〜と、これだよこれって改めて思った。とにかく最高に楽しめた一本だった。
あと物語と関係ないがナタリーポートマンがソーになると腕の筋肉がなかなか凄いことになっていたが、これはガッツリ筋トレをしたのか、CGなのか、カラダは吹き替えなのか、個人的に気になるポイントだった。
なるほどラブ&サンダー、まさにラブ&サンダーだ
元々ソーは第1作目から愛がテーマの作品でした。
神様と人間の恋愛、オーディンや母上との親子愛、ロキとの兄弟愛。。。
MCUファン的には爽快なアクションや壮大なストーリーを軸とした3作目バトルロワイヤル(ラグナロク)の評価が高いようですが、私は人間ドラマの色濃い1,2作目の方が好きですね。同じように感じてる方は他にもいると思います。
本作は、ソーが戦禍で失ってしまった愛と、そして愛に向き合う勇気を取り戻す物語になります。
例によって爽快壮大なヒーローものではなく、各キャラに心情描写にスポットを当てた私好みの作品でした。
特に良かったのはやっぱり「最低な気持ち」のキスシーンですね。
自分が傷つくことから逃げてきたソーが、「最低な気持ち」に真正面から向き合った。そしてそこに勇気を出して向かい合ったからこそ得られた愛。儚くも美しくお洒落なシーンでした。
こういったシリアスで素敵なシーンがありつつも、基本的には全編通してコメディタッチ。
ジェーンのソー化もさらっと描かれ、若干中弛みした部分も感じはしたのですが、それを補って余りあるカタルシスが終盤に用意されていたと思います。
・戦う覚悟を決めた子供達に与えられるハンマーのパワー
・自らの命を省みず窮地に駆けつけるジェーン
・そして凛々しく決め台詞を言い放つ新米ソー
アクションも見応えがあり、終盤の爽快感は原点回帰というか、王道的で非常にワクワクしました。
「お前が望んていることは神々の抹殺なんかではない」
ソーのテーマである「愛」をヴィラン側にも落とし込む着地も見事だったと思います。
映画を見る前は、てっきりジェーンがソーの後を継ぎ、ソーはアイアンマンとキャプテン同様にMCUからフェードアウトしていくのかなと思っていましたが、意外なラストにニッコリしました。
フェードアウトどころか、ムジョルニア共々ヒーローとして復活。
そして何より、最後のタイトル回収は唸りました!
やっぱりソーが好きだなと再確認させてくれた傑作でした。
ワイティティの優しさ
ソーはMCUで一番好きなヒーローなので、楽しみにしてた分、期待を裏切ることなく面白くて、安心しました!
タイカ・ワイティティの映画は安心感があるなー。
良かった点
・ストーリーに無駄がない
物語中に中だるみのような退屈なシーンはひとつもなく、良い意味での無駄のない気持ちいストーリー運びなところも良かった点です。最近は時間だけが長く、中身の映画が多い中、これは非常に良かったです。また、しらばくMCUにはご無沙汰だった、ジェーンの説明をしっかりしてくれることで、初めて見る方も放っておくことのないストーリー構成もよく、一本の映画としてワイティティなりの「MCUは映画ではない」に応えるような構成だったのかもと感じました。
・タイトル
以前、宇多丸さんのムービーウォッチメンの放送で、「タイトルで映画の内容を示すものではないといけない」とありました。私もその意見に賛成で、今作もまさに、愛と雷で語られる物語なところもタイトル回収といえる素晴らしいものだったと思います。
・コミカルさ
全体を通して、音楽も色彩的にも色鮮やかで、ギャグも多く、ワイティティの色がかなり出ていたと思います。少し、ギャグが多すぎと思う方もおられるかもしれないですが、個人的には監督のここが好きなのでよかったです。
ソーが出ている場面では色鮮やかなのに対し、ゴアのいる場所は色を失った世界であることで、うまく比較がされていると感じました。特に、色のない世界での戦闘シーンは、ソー2人のマントの赤色だけが雷によって目立っていて、2人のつながりのようにも感じただ明るいだけじゃなく、視覚的にシリアスなシーンを締めて、たまにヤギのバカでかい声を挟み、バランスを取る。そんな、たまに映画館に来る人でも見やすいものになっていたと思います。
まとめ
個人的にラグナロクは越えれなかったが、十分良作!何より、ナタリーのソーが観れるのが贅沢すぎた!
うっかり元カノと出会ったら(映画のレビュー殆どしません)
人生の道は前に進む。
別れた元カノと進んだ先でうっかり出会ったら。
(お断り 今回はいつものp.s.が全編です)
7年前のある日、僕はとある女性と出会った。
今の時代らしい出会い方で、それこそ映画の様な展開。
(ただし僕は雷神ではない)
彼女は純粋で、美しかった。
ただ、背負っているものが大き過ぎた。
当時彼女は既に結婚していて、旦那は彼女の40歳上。
孫と祖父とでも言えるような歳である。
出逢うまでは知らなかったのだが彼女は僕と出逢う前はAV女優もしていて単独で作品を数本出していたらしい。
旦那との関係はというと、勢いで結婚したものの、その後数年してDVが激しくなり、文字にするのも難しい出来事も数多くなり、彼女は病んでいた。
そんな彼女も僕と遊ぶ時はとても楽しそうで幸せそうだった。
ある日彼女は地元の相談所にこっそり相談した。
DV夫から別れたい、と。
相談所の答えは警察署に保護してもらい、そこからシェルターに保護してもらう方法を提案。
彼女はその話を僕に持ちかけた。
旦那の仕事の求人応募のフリをして、僕が連絡をして呼び出し、その間に彼女を保護して警察に届ける。
バレれば何をされるかわからない。
彼女は前日に小さなスーツケースに詰めれる程度の荷物を詰め込み、何事も無いように夜を過ごした。
眠れない彼女を僕は文字で応援した。
決行の時。
僕は女性にフリをして旦那を駅まで呼び寄せた。
うまくハマった旦那がマンションの入り口から出て行くのを確認してから僕は入れ違いでマンションに上がり、彼女を迎えにいった。
家を出る瞬間彼女は携帯を初期化して机の上に残した。
下のエレベーターが下に着くまで僕と彼女の鼓動は鳴り止まず、向かいの車まで駆け抜けた。
そこから10分少々。
警察署に着くと僕は彼女にある物を渡した。
「これから先の人生、困ったらこれを売って。
プラチナのリング。
最後に軽く抱きしめた後、警察署に身柄を預け、そのまま後にした。
それから1年半。
田舎から転職して都内に勤め出した僕に懐かしい人から連絡が。
「元気?」
警察署に預けた彼女からの連絡だった。
お互い独り身になった僕と彼女はそのままとんとん拍子に同棲生活を始めた。
求めていたものが手に入った。
そう思っていたが、長くは続かなかった。
自由を手に入れてからの彼女は愛情も自由に望むようになり、制約を厳しくする僕から逃げるように色々な男達の元へと逃げ始めた。
彼女からの別れの切り出しに僕も同意をし、お互い別々の人生を歩んだ。
ある時、人伝に彼女が再婚した事を聞いた。
ああそうなんだ。
作家の息子さんと再婚し、玉の輿を射止めた彼女は今ではセレブに成り上がり、インスタでも影響力のある存在になった。
もう別の人生のはず。
そう思い、過ごしていたある日、また連絡が来た。
「ねえ、映画に行かない?」
※『おとなの事情』のレビューを参照。
うっかり元カノと出会ったらろくなことないです。
今作のレビュー。
ラッセルクロウ太ったなぁ…
以上。
p.s. 再婚した元カノは今はM男を複数従えるマダムに進化しました。(ヨリを戻さなくてよかった…)
おかえりなさい!
今作は全面的に宣伝されているように、2作目以来久しぶりにナタリー・ポートマンが帰ってきました!
さらに、懐かしのダーシーやサルヴィグも登場して、昔から見てるファンにはたまらないサプライズだったと思います。
今作のサブタイトルに因んでラブとサンダーがふんだんに使われている作品で、全体的に素晴らしい作品です。(というか、雷使うキャラ多すぎwww)
ただ、いくつか気になった点も。
1つ目は沢山の神々に助けを借りに行ったのに、ゼウスの武器であるサンダーボルトを手に入れただけで、結果的に何とかなってしまった点。パッと見、なくても良さそうなのではと思った。
2つ目は自分の命よりもソーと子どもたちを助けに行くことを決めたジェーンが、なぜビフレストを使わずに戦場に来れたのかという点。ソーはサンダーボルトの力で行ったとしても、ムジョルニアにはそんなパワーはないはず。
3つ目は子どもたちにソーの力を与えることができるなら、今までもそれを使えばよかったのでは?という点。今までもそれ使えば楽だったんじゃないかと思ってしまう自分がいます。
まあ、これらの点はもしかしたらパンフで補完されているかも知れません。
気になる点を上げましたが、さすがはワイティティ監督が手掛けるだけあり笑い有り涙有りの見応えのある作品でした。
特に、ジェーンが亡くなるシーンは神として認められたからこそひかりのつぶとなり霧散したのかなと。実際エンディング後にヴァルハラへ行っていたので、間違いないですね。ヘイムダルが出てきてくれたのも嬉しかったです。
また、ソーの活躍が見られることを楽しみにしてます!
神とは何ぞや
ソー
北欧神話における雷を纏った
最強の戦神でアスガルドの王
オーディンの息子
ミョルニルという槌
(トールハンマーとも言う
この作品ではムジョルニア)
を自由自在にあやつり
雷・天候・農耕を司り
農民に信仰されてきた神
マーベルコミックにおいては
マイティ・ソーとして
ヒーロー化され
父をも悩ませる不良
だったが紆余曲折を経て
ヒーローとして覚醒したが
基本的には脳筋で単純
だが妙にナイーブなとこが
ある男になった
今作は冒頭は乾いた大地で
娘をなくしたゴアという男が
信仰していたラプー神に
足蹴にされた事で激高
ネクロソードがそそのかして
神殺しを宣言させ
あっという間にラプーを殺害
あらゆる神を殺して回る
ことになり界隈をおびやかします
エンドゲーム後の
サノスを倒してちょっと
燃え尽き症候群っぽくなった
ソーですがその騒ぎを聞き
アスガルドの民が逃げ延びた
港町にもゴアの魔の手が及ぶ
のですが駆け付けたソーが
目にしたのは自分と同じ
姿をした元カノのジェーン
ジェーンは破局後に
よもや不治のガンを患い
治療法を探すうち
前の戦いで砕け散った
ムジョルニアが
彼女に手を貸したようです
ムジョルニアを手にするものは
健康も手にすると言い伝えはある
もののアスガルドの民でない彼女に
なぜ?と思いつつ再会を懐かしむソー
しかしスキを突かれゴアは
アスガルドの子供たちを
攫ってしまいます
ソーはブリュンヒルデやコーグ
そしてジェーンらと当然
子供の救出とゴアの狙い
である何でも願いが叶う
エターナルへの到達の阻止
のための助けを借りに
神々の全能の地へ向かいます
そこを治めるゼウスは
ここにゴアは入ってこれない
から知ったこっちゃない
とクズ全開の対応で
ブチ切れたご一行は大暴れ
ゼウスのどてっ腹に風穴開けて
ゼウス最強の武器
サンダーボルトを分捕ります
神殺しはどっちだ
その流れの中で
ソーとジェーンは復縁し
いい中になります
で結局ゴアの位置を突き止め
あと一歩まで追い詰めますが
あと一歩でブリュンヒルデや
ジェーンが負傷し
エターナルに必要な
ストームブレイカーまで
奪われてしまいます
ジェーンはムジョルニアによって
回復していたのではなく
逆に残された体力を削っていた
事がわかりソーはショックを受け
ますが一人で挑むことを決意
そして今一度ゴアに挑む時
ソーはアスガルドの末裔の
子供達の素質に賭け
力を与えると子供たちは覚醒
ゴアが召喚した怪物たちと
互角に持ち込みますが
ピンチを迎えたところで
覚悟を決めたジェーンが
助けに来ます
その戦いの結果エターナルに
ソーとジェーンとゴアで
転送されますがもはや
ゴアとジェーンは虫の息
ゴアの願いは娘の蘇生でした
ソーはお前の勝ちだとそれを
止めずジェーンを看取ります
(ソーがどうしてこう思ったのかは
正直あんまりわからん)
するとゴアもよみがえった娘に
一目会うとその娘をソーに託し
息絶えます
ゴアはラプー憎んだけど
他の神への憎悪はネクロソードが
煽ってただけなのでしょうか
モヤモヤしながら
その後ソーは「ラブ」と名付けた
娘と暮らしていくのでした
キリスト教らの信仰とはまた違う
神の扱いが面白い映画でした
もののけ姫などでも神は必ずしも
絶対の存在ではなく守らないと
死んでしまう存在として扱って
いましたが
決して万能でなく
癌のジェーンを完全に元に戻す
ってシナリオにするのかなと
思ったら運命は変えられないが
必死に生きる事で変わる未来
みたいな感じをやりたかった
のはわかります
ただ元来のギャグタッチや
神ってクソじゃんといった
切り込みようがあるテーマ
のわりにはその辺は
フワフワした着地かな
と見終わってちょっと経った
後はだんだん思えてくる感じ
ガンズのノリで見終わった後は
よかったと思ってしまいましたが
後々思い返してみると
なんかフワフワモヤモヤした
話だったような気がしてくる
ある意味うまい映画でした
ギャグがくだらないのか
ビジュアルがショボいのか
突然コントみたいなレイアウトに
見えるシーンもちらほらあったし
序盤の神殿ぶっ壊しながら
戦うとことかで
チケット取ったのは前日で
観に行った日に本当に
悲しい出来事があり観に行くことも
ためらったのですがテレビからは
憶測しかない腐った内容のものしか
聞こえてこないし心が痛むので
むしろ映画行こうと思ったけど
良かったです
同じような方には
むしろおすすめしたい
雷神ソー再び降臨!!
ソーはガーディアンズらと旅立ってからのお話。元恋人ジェーンと再会!マイティソーとなって登場?ジェーンには…?かなり見応えありました。神殺しのゴアとジェーンと共に闘うアドベンチャー!ジェーンの最期は、少し涙腺が…?清々しい終わり方だとおもいました。
神様は道化がお好き
マーベルらしい、マイティ・ソーらしい作風が帰ってきた!小難しい話よりこういう馬鹿馬鹿しい分かりやすさが本来の路線だったと思う。
初見さんにも優しい解説、寸劇の演出に笑ってしまった。
タイカ・ワイティティ監督のセンスが好きなので、終始ニヤニヤが止まりません。
前作のバトルロイヤルネタやロキネタなど、ファンが喜ぶ仕掛けが満載でした。
しかしながら、あれ?なんだか既視感があるぞ?
と思って気づいたのは、ハリウッド作品で今まさに流行している「傷ついた親父が子どもに救われる物語」でした。
最近のハリウッドは大人が子どもに救いを求める作品が多く登場している様に思います。
昨年の外国映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」
「カモン・カモン」「トップガン・マーヴェリック」でも大人が新しい風、子どもとの関わりによって生きていく道を探していく、生きる意味を見つけていくストーリーでした。
今作でも辛い別れを経験している雷神ソーが敵に連れ去られた子ども達を助け出す、次世代を救うヒーローの姿が描かれました。
まるでヒーローショーの悪役かの如く、子ども達をビビらせるゴア。最初、痩せすぎていてクリスチャン・ベイルとは気づきませんでした。本当に努力の化身の様な俳優さんですね。大好きです。
子どもに恐怖を植え付ける、神など信仰しても救いは無いと教える姿もモノクロの世界の効果と相まってインパクトがありました。
絶望から復習を実行しても、残るのは虚無感のみ。本当に欲している物は愛なんだと、終盤に語りかけるソーの背中には最愛の弟ロキを偲ぶタトゥーが彫られていましたね。吹き出してしまいました。
愛と別れを経験し、いったいソーはどれだけの思いを背負って生きていかなければならないのかと泣けてしまいました。
最愛の人が病に侵されてなお、自分の死に様を自分で決めて生きる姿に震えました。
どれだけ見送れば、ソーもヴァルハラに行けますか?
そう、遠くない未来な気がするけど。
作中では大好きなムジョルニアも登場します。
元カノと元ハンマーがペアで登場するのも面白い。
ムジョルニアと話をしていると刃を静かに向けてくるストーム・ブレイカーの今カノっぷりが笑いを誘いました。
なんだかんだ言い訳しつつ、ムジョルニアに帰ってこーいとブツブツ言うソーも可愛かった。
一点だけ解せないのがジェンダーに配慮した?キャラクターの恋愛対象の同性愛化です。
同性愛に理解を示すのは良いのですが、極端すぎて嫌でした。別にヴァルキリーはレズビアンでは無かったと思います。家族の様な姉妹の様な戦友であり親友だったんだと思います。恋愛対象にしてしまうのやりすぎだと思います。
コーグも同性と火山の上で手を繋いで子孫を残すし、もう異性愛者が市民権を求めて抗議する日が来るんじゃないかってくらいゴリ押しの同性愛を押し付けられた気分です。
良いじゃない。わざわざ言わなくても。
同性だろうが異性だろうが、良いじゃない。
必要なのは許容であって、これ見よがしに理解をした風に擦り寄ることではないんだよなぁと思いました。
次世代の俳優を出して、MCU作品の延命措置を取らなければ!と言うことで、ヘイムダルの息子も出てきましたね!金色の目がお父さん譲りで嬉しくなりました。
エンドロール後にもサプライズ登場がありました。
出てくるかと期待していたロキは出てきていたのでしょうか?
映画しか観ていないので、ドラマ鑑賞をしていたら気付けた伏線もあったのかもしれませんね。
ともあれ、続編があるようなので楽しみにしています。
Twitterではイラスト付きレビューを上げています。
@hana032488て検索してください
花@王様のねこ
のアカウントです。
「アベンジャーズ」とはほとんど関連性がないところに物足りなさも感じるが、「ソー」の続編として存分に楽しめる
MCUの映画は、毎回、その着想に唸らされるが、今回も、ムジョルニアの復活とジェーンの再登場を合わせ技(力業)で実現させてしまうアイデアに恐れ入る。しかも、単にジェーンを復帰させるだけでなく、彼女との「長いお別れ」の話にもなっているところに、グッとくるものがある。
その一方で、ソーとムジョルニアとストームブレイカーの微妙な三角関係にも笑わされる。見るからにストームブレイカーの方が強力そうだし、劇中でも重要な役割りを果たすのだが、ラストシーンでソーか手にしている武器を見ると、やはり相性みたいなものがあるのだろうと納得してしまった。
「永遠の門」で、ゴアの娘を甦らすことができたのなら、ジェーンだって治すことができたのではないかと思っていたら、エンド・クレジットの後のシーンで、ちゃんとハッピーエンドになっていて、救われた気がした。
ゼウス以外は、ゴアも含めて皆幸せになって、まさに「めでたし、めでたし」となるのだが、その能天気さを素直に嬉しく感じられるところも、この映画の魅力だろう。
イッツ・"ソー"・グッドな集大成!
マーベル・シネマティック・ユニバース第29作。
ソー・シリーズ第4作。
レイトショー、通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
会社の同僚と観ました。
原作コミックは未読です。
アイアンマンとキャプテン・アメリカが卒業し、アベンジャーズ・ビッグ3最後のひとりとなった最強(さいつよ)雷神ソーの、単独主演作としてはMCU初の4作目、しかも彼の集大成と云うことであれば見逃すわけにいきません!
シリーズの方向転換に成功した3作目のタイカ・ワイティティ監督が続投し、ポップでコミカルな作風が本作でも炸裂!
自分探しをするソーの旅路を笑い満載、時にエモく描く演出は流石の一言。GotGやコーグとのやり取りも最高でした。
久々の登場となったジェーンとソーのロマンティック・コメディの側面もあり、シリーズにまた新風が吹いたな、と…
新撮の回想シーンで振り返るふたりの愛の軌跡と破局は、別で1本分の恋愛映画にして欲しいくらいキュンでした。
そんなジェーンや仲間たちと共に挑むのは最悪のヴィラン、ゴアによる連続神殺しと全宇宙滅亡の危機でした。
ゴア役のクリスチャン・ベールが圧巻の怪演を披露していて引き込まれました。単なる悪人ではないのもミソで、冒頭でそのバックボーンを描いたことで感情移入が容易となり、とても魅力的なヴィランだなと思いました。
ソーとの迫力満点のバトルを経て、喪失していた愛を取り戻す展開はとても切なく美しく、浄化されたゴアの表情がとても穏やかだったのが印象的でした。憎しみよりも愛を選んだ彼の魂が安らかであることを祈るばかり…
ラストに明かされた「ラブ&サンダー」の意味も含めて、ソーの物語は一旦の終着を迎えました。たくさんのものを失って来たソーが手に入れた愛は、今後の彼の人生にどう関わって来るのか、5作目での新展開がとても楽しみになりました。
[余談]
お次は北欧神話VSギリシャ神話の全面戦争か!?
「ムーンナイト」ではエジプト神も登場しましたし、本格的に神々との戦いに突入していくのかもしれませんねぇ…
なんだか「サイボーグ009」の最終章みたいだ…
※鑑賞記録
2022/09/08:Disney+(4K UHD・IMAX Enhanced・吹替)
うーん
個人的に良かった点
・ソーが太った経緯を知れた。(まあ分かっていたが)
・ガーディアンズの知りたかったこと(ガモーラ)を何となくしれた。
・前作の小ネタがあって嬉しかった。
・アスガルドなどの縛るものがなくなり自由な存在になったソーのソーらしさが良かった。
・ヴィラン側の意思を理解出来た。
・ジェーンがソーになる経緯は筋が通っていて良かった。
・序盤のアクションシーンは自分の求めていたもので良かった。(今まで通りのソーの力、ストームブレイカー、ムジョルニアの新たな使い方)ゼウス戦も良かった。
・影の星の演出が良かった。
・コメディ要素はちゃんと面白くて何回も館内で笑ってしまった。(ストームブレイカー等)
・タイトル回収の仕方が好きだった。
・ヴァルハラが存在していることを知れた
・ヘイムダルの再登場
・ソーの活躍がまだ続くことを知れた。
個人的に好みではない点
・この戦闘シーンが最高!ってのがなかった。
そこまで緊張感がなかった。ハラハラ!ってのがほぼ皆無。ジェーン達を助ける時にストームブレイカーを呼び出すかっていう葛藤のところは好きだったがそれぐらい。
・コメディ要素が多すぎた。十分面白かったし笑ったがさすがにくどい。アクションとコメディのバランスが悪い。
・ストームブレイカーが途中から便利な道具に成り下がってる感が嫌だった。
・ストームブレイカーにある程度意思があるような演出をしていたのにいざ敵に奪われて悪用?されそうな時に抵抗するような素振りを全く見せないのは少し違和感。
ムジョルニアのように選ばれた者だけが使えるって訳では無いはずだからこそ意思があるなら抵抗して欲しかった。
・雷型の武器(名前忘れました)の活躍をあまり感じれず、最後の戦闘シーンに関してはムジョルニアを持って行ってソーが新たなスタイルで(ムジョルニアの使い方)戦っているところを見たかったしそれで良かったくね?って感じてしまいました。
・あの状況なので仕方なかったのかもしれませんが、子供たちが戦いに参加するっていうのも嫌だった。お遊戯会かよって上映中思っていました。
・子供たちに力を与える能力があるならなぜエンドゲームで使わなかったのかと思ってしまい冷めた。
・決めゼリフ教えてくれないのも謎。次回納得させてくれるのだろうか。。
・ヴァルハラの存在が確定したがそれのせいで死が軽いものになりそうで嫌な気持ちがない訳でもない。あの感じだとトニー達がいてもそこまで違和感がないのだがどうなのだろうか。アスガルドに関係ある人か神に等しいなにかがあった者のみだけの死後の世界なのか…原作をおっていないので気になるところ。
・風呂敷を広げすぎてないかって心配になって集中できないシーンがあった。(これは自分が悪い)
・永遠の門、エタニティの存在があるのならなぜエンドゲームの時に探しに行かなかったのかわからなかった。鍵の存在などを知らなかったとしても、ゼウスのところに向かうなどして対処することができたであろうことをソーがしなかったのはよくわからなかった。精神的にまいってたとしても。ソーはそこまで馬鹿なキャラだとは思えないのだが.....
・愛についてがテーマだったがそこまで刺さらなかった。
・内容が薄く感じた。今作の内容ならドラマシリーズで良かった気がする。ドラマシリーズとしてならまだ良かったかもしれない。
全体的な感想
良かったところはあるがそれ以上に気になる点が多すぎてしまった。高望みしすぎていると言われればそれまでだか、自分が求めていたソーの活躍は今作とは違った。
ストームブレイカーの重みがなくなっている感も否めず残念な気持ちになった。
全体的に見て悪かったとは言わないが良くはなかったと感じました。
まあソーの活躍がまだ続いてくれることが確定したので次作に期待です。
たしかにラグナロクよりは
たしかにラグナロクよりはドキドキハラハラという緊迫感も薄く、前作のアスガルド全域のピンチに対して特に思い入れのない他の神々とアスガルドの子供たちという下位互換になっていることでのめり込みづらかった気がする。
またギャグが多く展開としての引き締まりが薄かったように思った。
ただクリスチャンベール演じるゴアの強キャラ感や久々のナタリーポートマンの美しさ、自分の大好きなキャラであるダーシーのサプライズ登場にタイカ監督の画のカッコ良さが健在だったり、史上最高に仕上がっているクリヘムのソーなどとても良い場面も多かったし、相変わらず音楽の合わせ方が上手すぎてノリノリだった。
とりあえずソーはまだ続くみたいで楽しみ!
またえらく微妙なものを
タイトル通り、中途半端な印象
マルチバースが流行りのMCU界隈を尻目に独自の路線を貫く
考察や深読みを必要としない物語は新規にも優しく、強いて言えばソーのシリーズ過去作くらいの予習で問題ない
マルチバース化で疲れた脳に優しいマーベル映画、たまにはこんなものもアリ?
ただやはり
ハイスピードでアクションやギャグを展開したかと思えば突如急停止させる、テンポがおかしい
肝心のギャグもその場限りの薄い笑いばかりで正直なところ滑っている、タイカ・ワイティティってもっとコメディか得意だと思っていたが?
神様の存在も強さも中途半端だしゼウスの雷撃ってその程度の微妙な能力なの?
ラッセル・クロウとクリスチャン・ベールをDCから引っ張ってきた点は面白いと思う
あと、この令和の時代にガンズの曲が流れまくるのは個人的にも嬉しかった
ある意味ファンが最も期待していたサプライズも無く、ガーディアンズとのチームアップも最初のシーンだけという
全体的に単調な構図が多くTVのコメディ作品のような印象を受ける、あとCGはもう少し頑張れたのでは?
タイカ監督、もしかして適当に撮ってない?
期待していただけに反動で悪い点ばかり挙げてしまったがMCU初心者や深く考えずに楽しい物だけを観たい人には及第点な作品かと思います
あとな、ヤギがうるせぇ
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