ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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イルミナティよわ
スカーレットウィッチつええ。
それに比べてイルミナティの弱いこと弱いこと。
陰謀論者の大好物、最凶の「イルミナティ」がマーベルコミックの中じゃへなへなの最弱ヒーロー集団だった。
ていうか(スカーレットウィッチが)無双すぎてバランスの崩壊すら感じた。だいたいこの強さならウルトロンときの体たらくはなんだったんだとか、サー・パトリック・スチュワートがわざわざやられに出てくるのは失礼なんじゃなかろうかとか、──よけいな事を思った。
ロートル(旧世代)的に「おっ」と思ったのは監督のサム・ライミ。
街の売り子役でブルース・キャンベルが出てきて、成程サム・ライミだった。
これまで多様な監督がマーベルorDCに起用されてきたが、資本が大きすぎる映画では、監督のカラーがでにくい。
それでもマーベル/DCは、積極的に気鋭のアート系監督をピックアップ/起用している。
デスティン・ダニエル・クレットン、クロエ・ジャオ、ケイト・ショートランド、ジョシュ・ブーン、キャシー・ヤン・・・。
映画は新しい血の導入で刷新されていく──という創意を汲み取ることができるが、本作のばあいゾンビのくだりがある。
そんで「それならサム・ライミが適任だ」になったんじゃなかろうか。なんかとてもサムライミなマーベルだった。とりわけ埋葬されたストレンジが蘇るところは、まさに水を得た魚だった。
映画は簡単に言うと、ワンダ=スカーレットウィッチの気の迷いに、全宇宙が巻き込まれるという話w。その動機は弱かったが、贅を尽くした職人映画で文句はない。
ストレンジとウォンのコンビが楽しい気配で、いつでもフェミニンを失わないエリザベス・オルセンもよかった。
出色はアメリカ役のソーチー・ゴメス、撮影時16歳のメキシコ系。しっかり濃くて明快。ヒアル注入したい人の垂涎の的になるような唇。ハリウッドで勝てる顔だった。
ところでヒーロー/ヒロインの必須条件とはなんだろう。
その答えはいじっていない顔ではなかろうか。
あちらの映画へ出演した日本人は沢山いる。が、マーベルやDC──コアな大作に出演したのは真田広之と忽那汐里。
ハリウッドがもとめているのはつねに国籍を反映している顔立ちだ。
ベネディクトウォン、ソンガンホ、マシオカ、ヒロユキタガワ、ダニエルデイキム、ケン・チョン。サンドラオー、ルーシーリュー・・・。
テレビシリーズ、ミズ・マーベルに抜擢されたIman Vellaniはややポチャで拍子抜けするほど庶民的なパキスタンの女の子だ。
言いたいのは、キャスティングでぜったいに外さないのはナチュラルな顔立ち──ということ。(むろん不器量じゃだめだが)ハンサムや美人以上に、それが必須になる。俳優としての成功もヒーロー/ヒロインになるのも、いじっていない顔が条件になるという話。
この純理が日常だとなんとなく逆になる。
たとえばYouTubeやTiktokをひらくと、いろいろ注入してバランスした顔が人気者になっている。エンタメニュースでは毎日、いろいろ注入してバランスを失いつつある女優orモデルが「美しい」と絶賛されている。もちろんいじるのはわるくないが、映画やドラマにはキャスティングされにくくなる。(うまくいじって一定のバランスでいじるのをやめた人ならいいが。)
ソーチー・ゴメスやIman Vellaniの顔は一見素朴だけどじつは世界中がなりたい黄金比をもっている。と思った次第。
色々あって、なんでもあり…
ここから先のマルチバース展開を方向付ける立ち位置となる本作、命運を占う一作として非常に楽しみにしていました。
率直言って、楽しい映画だけれど、全く感動しなかった。もちろん、サム・ライミが悪いわけじゃない。彼はこのガチャガチャした世界観をしっかりと彼風味にまとめ上げている。軽いホラー風味の味付けは「What if!?」まで観てるこっちからすれば、流石としか言いようがない。目配せだってちゃんとできてる。
でも、どれだけ上手く語ろうとしても、既に複雑になり過ぎた関係性はもはやノイズになってきている。MCUを追えてれば追えてるほどノイズが大きくなって、目の前にある映画作品に集中できてない感じ。
そこにマルチバースななんでもあり設定が入るともう…
気持ち入らなくなってきた。悩ましい。
ホラーというので昼に見た
リベラルターゲットでキャラを殺したゴミクズ
なんか透けて見えるドヤ顔感……
サム・ライミ監督……だね。
つまらなくない。面白い。けど、なんかなー………すごく圧が強い。面白いでしょ!オシャレでしょ!みたいな監督っぽさが表に出過ぎ?いや、監督っぽさ出てもいいんだからそれはそれでいいんだろうけど。
オシャレなシーンとか観ててもなんか裏に透けて見える製作者側のドヤ顔感?を勝手に感じてた笑
そして、ワンダビジョンはちゃんと視聴していったけどもう、関連作品を観てない人は置いてけぼり!Xメンも観なきゃいけない!(観てるけど)。初心者を獲得する気がないね💦
マルチバースはまあ、意味わかんないけど話としてはおもしろいんだ。面白いんだけども、面白かった!続きが楽しみ!みたいにならない………
MARVEL観てると疲れるのよね。なんか2時間で終わらせないドラマの様な圧が。
でも、映画としてはそう、面白いかな。疲れるけど。
内容に関してはワンダかわいそう!
ワンダビジョンってなんだったの!笑
やっと観てきたのですが、ここまでくると一見さんお断りをしてる気はな...
ヒーローだからといって愛される訳ではない
トニー・スタークがペッパーとゴチャゴチャするのを見るたびに、「こんな奴、結婚相手としては嫌だろ」と思っていたけど、MCUも学んだのか、こんな結婚相手に向かない相手にするのをやっとやめたらしい。
前作で楽しかった世界がクルクル回る映像は、マッドネスなマルチユニバース版になってやっぱり楽しかった。アメリカちゃんの星ポータルも可愛い。
でもワンダや他のやつはいくらなんでもあれだろ。
ワンダビジョン見てないとわかんない
面白いと思うけど、、、
二作目だけど三作目
ちょっと難しい「マルチバース初級編」
前提として
・「ドクター・ストレンジ」「スパイダーマン ノーウェイホーム」は視聴済
・「ワンダヴィジョン」は未視聴
・その他MCUは映画作品なら大体視聴済
・MCU以外のMARVEL関係作品の視聴割合はまちまち
・原作と思しきコミックは未読
ホラーテイストを取り入れた意欲作でした。
メインの売りはマルチバースですが、少し難しい。
「スパイダーマン ノーウェイホーム」が「MARVELマルチバース入門編」なら、この作品は「ちょっと難しいMARVELマルチバース初級編」と言ったところでしょうか。
その分、MARVEL作品に親しんできたファンなら嬉しいサプライズが多々あります。
今回の黒幕も趣向を凝らした形になっていて、私はかなり好きな部類でした。
これはMCUの良さでもあるのですが、今回も情報量が多い。必要な予備知識からくる敷居の高さは玉に瑕ですが、MCUの特徴でもあるので、しょうがないといえばしょうがない。
主要キャラクターの数は絞っているのでストーリーはしっかり追っていけます。最後の方が少しややこしいけど。
ホラー演出は「トワイライトゾーン」や「キャリー」などの、海外ドラマや映画のオマージュが多そうだと感じました(これらの作品は未視聴なので正確なことは言えません)。昔ながらのホラー演出を、怖すぎないエンタメとして成立する塩梅に散りばめています。
ホラーテイストを取り入れた意欲作ですが、マルチバースという神秘的かつ恐怖と危険に溢れた世界観に見事マッチしています。その世界の中で多種多様なサプライズを入れながらストーリーがうまく纏まっているのです。MCUの新しい可能性を垣間観れました。
ドクターストレンジの成長のストーリー
唯物論と唯心論の戦い。
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