ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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童貞をこじらせた中年魔術師の話
ストレンジの精神的な成長を描きたかったのは分かるけど、1でできたでしょ。スパイダーマンはマルチバースが物語として機能してたけど、今回はマルチバースが活かせてなかった。イルミナティがアリバイ作りとして使われてただけで、物語になってなかった。チャベスはキャラとして魅力的に掘り下げられてなくてただの装置としての役目しかなかった。ホークアイのケイトとキャラ被ってるし。映像美は凄かった。でもそれだけ。
魔術師vs魔術師?それとも魔女?MCUの更なる扉、マルチバース。
初っ端から専門用語が飛び交う完全な''一見さんお断りムービー''なのは、もはや致し方無く。
元恋人への愛、息子たちへの愛、母への愛、それぞれの行き場の無い愛が、哀しくマルチバースに漂う。そして、本当の自分とは。
基本は【ドクターストレンジ】の続編だが、全体を通してストレンジとワンダが並行して進行。忙し過ぎない尺で切り替わる展開は、さすがサム・ライミ監督。ここにお得意のホラーテイストを加えて、全年齢が適度に楽しめる絶妙な怖さ。ある程度予測が出来る"ジャンプスケア"が度々あるので、鑑賞時はご注意を(笑)
ドラマ【ワンダヴィジョン】は未鑑賞。今までの流れから思い描いていたワンダとは違う一面。ここを鑑賞中に如何に理解して脳内補完するか。アベンジャーズとしてのスカーレット・ウィッチ、母としてのワンダ、ドクターストレンジへの葛藤。ドラマを観ていれば問題無いと思うのだが、観ている事前提での進行はキツかった。
だが細かく分からなくても、決して無理矢理ではなく引っ張って行ってくれる脚本に拍手。気持ち良いジェットコースターの様に、【スパイダーマン:NWH】のマルチバースから物語を繋げてくれている。
後半のマルチバースでの''イルミナティ''、ここでの登場人物にビックリ。いわゆる『非公式なアベンジャーズ』とは違う『公式なヒーロー組織』なのだが、全く想像していなかったヒーロー達に大興奮。今後のMCUへの期待が膨らみ過ぎて止まらない。
そして、アメリカ・チャベスが可愛い。海外では彼女の設定で色々とある様だが、これも一つの多様性。アメリカ・チャベスが育った環境も理由にある為至極当然で当たり前の事と思う。今後のMCUの展開への絡みが楽しみ。
IMAX3Dで鑑賞。本作はCG&VFXとの相性が抜群なので、驚く程に自然にマルチバースの世界に入り込めた。鑑賞出来る環境が近くにある方は是非!
期待し過ぎてしまった
元々マーベルシリーズファンではなかったが、たまたま訪れた劇場で観たSpider-Man: No Way Homeで一気にファンになった身としては、ちょっと残念だった。
マルチバースは確かになんでもありなのは分かるが、他の映画のキャラクターをバカにされた(?)気持ちになってなんとも言えない。(過去どハマりしていたキャラがあっさり登場し、あっさり負けてしまい、思わず溜息)
意表をつかれたという意味では、頭を空っぽにして観られるTheマーベル的内容ではなく、なんとホラーチックな演出だったこと。これはには思わずビクゥッと映画館で一人お化け屋敷状態。
『そもそもいいのか?』と思ったのは、自分はDisney+にも入会して前準備はバッチリだったけど、もし入会していなかったらこのストーリーの切なさや悔しさは分からないのでは…?(幸せになって欲しかった…)
それでもTheマーベルたる映像と音は劇場で観てよかった。また、今後ストーリーが展開して期待通りの作品が新たに生み出される事を願って半分評価で2.5
ストレンジ先生幸せになって
匂わせ、含みは多々あれど…
別にディズニー+を観て無くても
エンターテイメントの究極形
自分がヒーロー映画に求める
全てが詰まったエンタメの究極形。
60歳を超えて新たな傑作を誕生させた
サム・ライミ監督に惜しみ無い拍手を。
マーベル沼にハマるキッカケを与えてくれたのは
ブライアン・シンガー監督のあのシリーズ。
(シンガー監督のあの件は無実だと信じたい…)
極力ネタバレを避けて鑑賞に挑んだので
あの人物の登場には激しく興奮しました。
豊かな想像力と創造力の融合に
鑑賞中ずっとKOされっぱなしでした。
マルチバースは何でもあり
至高の魔術師ドクター・ストレンジが、スパイダーマンNWHで開いてしまった、何でもありの多次元宇宙『マルチバース』の世界ですったもんだするハナシ。
マーベルはこのマルチバースを軸にこれからのMCUを展開していくんだろうけど、大風呂敷を広げすぎでスパイダーマンNWH以上に一見さんお断りな世界になってしまっているのは否めない。
とは言っても映像はスゴイし、アクションシーンは見応え十分!長年MCUを追いかけてきているファンにはニヤリとするシーンも満載。
ホラー畑で名を馳せているサム・ライミ監督だけに、これまでのマーベル作品とは一味違うダークな作風も楽しめる。但しあくまでもホラー映画ではない。
でもアベンジャーズAOUでピエトロを、IWでヴィジョンを失っているのに、可愛い息子たちに会いたい一心でモンスターになってしまったワンダが不憫でねぇ(哀)
マーヴェル映画には自然と期待が膨らむ
ラブストーリーだけど、世界は入り組んでる
ストレイジのラブストーリーとしては良いのだが。
前提としてワンダのドラマ「ワンダヴィジョン」を見てないと、最初の展開に別の意味の驚きがある。
マーベル映画は観てるけど、ドラマまでは見てないものとしては不満でした。ドラマを否定はしないけど映画の世界が、見てる前提で作られるのはどうかと。
ちょっと楽しめたのが、プロフェッサーやファンタスティックフォーのキャラを演じた方がまた演じてたのは楽しめました。ただマルチバースの別世界から精神的に操られてるワンダに対して正面からアベンジャーズが負けるのって非力過ぎるんじゃないかとも思ってしまった。
これで別マーベル映画のキャラを登場させやすくはなるんだろうけど。ウルバリンやデッドプールなどを。
あと別次元の同一人物が、その当人を殺害した場合の影響ってないのかなとも思った。
最後にこの少女が暮らしてた世界と最初の怪物は誰が送り込んだものなのか不明なままで終わのが不満でした。
正にマッドネス!見せたかったのはサム・ライミ×ワンダだったのか、、、
鑑賞前は、ドクターストレンジの映画にサム・ライミ監督を起用したのは何故なんだろう?とぼんやりと疑問だったが、これは完全にワンダの為だったんだなぁと感じた今作。
ちゃんとストレンジのキャラクターとしてを深堀りしつつ、ワンダのその後をしっかり結末をつけたって感じかな。
全体としてサム・ライミお得意のホラーテイストもしっかりありつつ、MARVELのド派手アクションもしっかりあって、結構面白かったとは思うが、何だか期待し過ぎたのか、微妙だったかな。
というか、スパイダーマンNWHが面白過ぎて凄すぎて、近年MCUのハードルが上がり過ぎてるのもある。
プロフェッサーXが出演するサプライズも本人が事前に出演したことを言ってしまった事でバレてしまっていたのもあるし、キャプテンカーター、マリアランボーのキャプテンマーベル、インヒューマンズの出演もとても嬉しかったのだが、なんだかもっと衝撃的なものを期待してしまっていた気がする。
単体作品として普通に面白かったし、息付く間もない展開に常にハラハラドキドキさせられてはいたが、MARVEL作品としてはそこそこだったかなーという感想です。
今作はもう、ストレンジというよりワンダに釘付けだったなぁ。
ワンダ、もうここまで来てしまっていたのか。
完全に壊れてしまってた。それがもう不憫で不憫で。
ワンダは最後の最後まで幸せになれずに死んでいってしまったのが、本当に悲しくて悲しくて、残念でならなかった。
ドラマの「ワンダヴィジョン」で、白ヴィジョンとしてどこかへ行ってしまった彼との再会もなく。
ワンチャンMCUなら、実は死んでなかったですーって展開も可能性としてはあるし、マルチバースがアメリカのお陰で自在に開き放題になる可能性もあるので、ワンダの今後の活躍も有り得るとは思うが、基本的に望み薄かな。
エンドクレジット後の展開も、ドルマムゥの姪にあたるクレアの出現は驚かされたが、もっと今後のMARVELに繋がる(例えば他作品のヒーローが出演するなど)があってもよかったのでは?と。
まぁそれは、もしかしたらベネディクト・カンバーバッチが俳優業をお休みする事が関連しているのかなぁとは思うが。
でもそれなりに面白かったので、NWHの凄さに引っ張られずにしっかりとフラットな目線で今後のMARVELを追っていきたいと思っているので、7月公開の「ソーラブ&サンダー」も楽しみにしている。
映像はとても良いがもはやどこに向かっているのか皆目わからない
映像は文句無しで良いです。シナリオはまぁゴチャついてますが今更な感じもしますし、一見さんお断り状態なのは避けられないので仕方ない。
問題はMCU全体の方向性が見えなくなっている点で、彼らはもはやその時発生している問題をその場しのぎで解决しているようにしか見えず、後先考えずに突っ走っている感が耐えない。果たしてそれで良いのか?先のサノスとの戦いで学びもあったはずだが?と気になって仕方がない。
サノスまでは言ってしまえばサノスが来るぞくるぞでラスボスが明確だったのでその辺りはスッキリしていたのだが、マルチバースとなると難しい。
本作の評価は今後の展開で納得できる展開になるかで後々に変わりそうで、中間作といった具合。
不満点
前作とアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでのドクターストレンジのバトルが好きで、
またああいうのが見たくて初日に映画館に行きました。
エンドゲームまでのマーベル作品はほぼ全作見ていますが、
その後のTVシリーズ等は未視聴です。
TVシリーズを見ていないせいもあって正直微妙な作品でした。以下に不満点を挙げます。
・ストレンジらしいアイデア溢れるバトルはあまり見られなかった(最初のタコ戦ぐらいか)
・敵がワンダなので敵の心情を描くシーンが入るが、作中で人を殺しまくっているので感情移入できない
・敵がワンダなので中盤で話の終わりが予想出来てしまい、話のスケールが小さく感じた
・(ポリコレ関係)両親ともに女性はやり過ぎでは。あと、ヒロイン(アメリカ)はどんな人種でもいいけど、一目見て特別な存在と分かるような人がやる方が自分は好みでした。
先が読めてしまうラスト30分は特に退屈で、早く終わってくれと思いながら見ていました。
次作は映画館には行かないと思います。
88点
ホラーテイストで周りの人からは
クスッと聞こえてくるほどの
今までにないMCU作品w
監督を見終わってから知ると納得w
あの怖さでR指定なし?わら
けど大好きスパイダーマン3部作の
アクション要素もあり
いつものストレンジの万華鏡?のような世界観
もしっかりあり満足。
1個前のノーウェイホームのサプライズに続き
今回ついに大好きX-MENのプロフェッサー登場に
大興奮!ただカメオ的なヤツだと悲しい。
けどファンタスティック4もおったしなー…期待。
ドラマを全作見てないと楽しさ半減で
理解もしにくい作品かと!
ワンダの完全闇落ちでヒロインがヴィランに
なるのはショック。。。
CMではなーんや、ホワットイフの闇落ち
ストレンジ話かと思ったらその要素もあるだけの
オリジナル作品で安心。
もっかい見に行ってもっとちゃんと理解したいと
思った。
ちょっと滅茶苦茶。
戦いの連続
ワンダの扱いが不満すぎる
ドクター・ストレンジMoMは、ドクター・ストレンジ、アベンジャーズIW/EG、スパイダーマンNWHから続くストレンジの物語であり、同時に「ワンダヴィジョン」から続くワンダの物語でもあります。
今作ではワンダはスカーレットウィッチというヒーローではなく、スカーレットウィッチというホラーモンスター(ヴィラン)として終始描かれます。
それがどうしても許せなかった。
「ワンダヴィジョン」で道を踏み外したワンダは、ラストで自分の良心と向き合い、かりそめの家族を手放す選択をしたはずです。ポストクレジットシーンでマルチバースでは息子たちがいて、助けを求めているような描写がありましたが、ワンダヴィジョンで描かれたのはそこまでです。
(そもそもそのシーンもワンダヴィジョンチームによるものかMoMチームによるものか知りませんが)
そこから、どうとでも話を紡ぐことはできたはずです。
今回MoMの製作陣は、それを「手放したはずの家族に執着して過ちを繰り返す異常者」として解釈し、そのような話としました。
ザ・ボーイズならわかりますが、堕落した元ヒーローの殺戮をマーベル作品で描く必要がありましたか?バッサバッサ人を殺していくワンダは見たくなかった。
前作よりもさらにヒロイックに描かれるストレンジとの対比のつもりなのかもしれません。
しかしワンダヴィジョンで丁寧に描かれた彼女の苦悩や絶望を体験してきた視聴者が、このような描写に納得できるものでしょうか?共感を抱くことができる方はいるのでしょうか?
MoMの予告を見て、本作に「ワンダの救済の物語」を期待していた方は少なくなかったと思います。
プロフェッサーXはその役割を一部担うキャラとして登場するのだと、私は勝手に想像していましたが、そのような勘違いをしたのも私だけではなかったはずです。
それらに背いてでも、こういう風に彼女を描くことが、このユニバース上に必要だったのか?
そんな疑問がいつまでも拭えません。
こんなに見ていて憂鬱な気持ちになるMCU作品ははじめてでした。
映画としては、ライミ監督が得意としているホラー演出が多分に盛り込まれてて、ストーリー面からみても演出面からみても、良くも悪くも他のMCU作品とは特異であると感じました。
ライミ監督は「市民とヒーローとの関係性」や「市民から見たヒーローの姿」を描写するのが特に上手く、今作でも結婚式場から飛び出すストレンジなどは格別にかっこよく、上手な作りだと感動しました。
ただ、スパイダーマンNWHでのマルチバース展開・設定が今作にはほとんど関係がなく、ただ単に「新しくマルチバースを取り扱った単独映画」に縮こまっているのが少々残念ではありました。
せっかくのマルチバースで、どうせドラマシリーズの視聴が必須なのであれば、NWHや「ロキ」や「ホワットイフ」と連なる作品であってほしかった。
追記
二回目みてきました。
プロフェッサーXを筆頭にイルミナティの役割がさっぱりわからなかった。何のために出てきたんだ?
アース616のモルドはどこいったんだ
マルチバースってなあに???
集中!
特にMCUの熱烈なファンではないので、
単純にザ・エンタメとして、ドキドキワクワク楽しいです!!
ただ、
ダーク・ホールド、ドリーム・ウォーク、インカレーションなどなど、
これは、MCUの中のオリジナルの言葉なのかしら???
正直、カタカナ言葉に、全くついていけてないので、途中なんのことだっけ...???
とか思いつつ、ざっくりと楽しんでいます。
マルチ・バースすら、よく理解できておりません。
パンフやネットで調べたら、きちんと説明あるのでしょうね。
面倒なので、放っておきます。
でも、そんな小さなことは気にならず、十分に面白かったです。
途中のワンダの動きが貞子のようで怖かったです。
で、まだまだ続くということでね。
次回までに、カタカナの部分、きちんと理解しておこうかしら。
ヤバすぎる
マルチバースの出来事とはいえ、登場するメンバーがヤバすぎる…
イルミナティ(!?)のメンバーもさることながら、エンドロール中に登場したフュリオサはあれナニ!?
しかし振り返ると、この映画のストーリー自体はちょっとメリハリがないというか、ずっとなにかが起こり続けてて、逆に集中力が続かないところもあるなと。
MCUは映画そのものよりも背景や他作品も含めた文脈を楽しむ方に振れすぎてないかと、余計な心配しちゃいました…
それにしても、ワンダには救いがあって欲しかった…
ワンダの物語
想像以上に楽しめる映画だった。
まずドラマは未視聴でそこが不安だったが、ワンダが力暴走させて自分のパワーで息子達作っちゃった位の知識あれば問題ないです、作中で説明してくれるので。
ヴィランであるスカーレットウィッチ=ワンダは今までの活躍やアベンジャーズ時代の想い入れがある分、やってることの非道さなどに目をそむけたくなるし、それだけのことをして思う母親のとしての気持ちに胸が痛くなります。
多分この辺りはドラマを見てたらより一層思うのかもしれません。
また、今回はマルチバースの世界がテーマだがそれも上手く機能してると思う。
何より、○○○○○○が出てきたときはかなり衝撃的でした。
まさにマルチバースなら許される展開だし、そっちの世界腺も観たい!と思わせてくれました。
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