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映画「恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター」 恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター
劇場公開日:2021年8月20日
解説
潔癖症の男女が織り成す予測不能な恋の行方を描いた台湾発のラブストーリー。重度の潔癖症である青年ボーチンは、一般的な社会生活を送ることができず疎外感を抱えていた。ある日、いつものように防塵服に手袋とマスクの完全武装で外出した彼は、電車内で同じような格好をした女性ジンを発見する。彼女も重度の潔癖症で、さらにスーパーマーケットで万引きを重ねる窃盗症まで抱えていた。運命の出会いを果たした2人は、他人から疎外される恐れのない安心感に満ちた関係を築いていく。しかしボーチンから突然、潔癖の症状が消えてしまったことで、2人の思いは次第にすれ違っていく。ボーチンを「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」のリン・ボーホン、ジンを「パラダイス・ネクスト」のニッキー・シエが演じる。
2020年製作/100分/G/台湾
原題:怪胎 I WeirDO
配給:エスピーオー、フィルモット
スタッフ・キャスト
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2022年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
強迫性障害の男。朝起きて、スミからスミまで掃除、除菌をして1日が終わる。月に1度生活のために外出。病院に行き、支払いと買い物を済ませるのみ。外のバイ菌に触れてる間は行き先までの歩数をひたすら数えて気を紛らす。
いつもどおりのルーティン。いつもどおりの外出をした時、自分と同じ想いをしている女性と出会い…。
強迫性障害、潔癖症同士、自分は異常で誰からも理解されないと思っていた者同士が出会い恋をする。しかしそんな出会いでも普通の恋愛のようにすれ違い別れが訪れるものだと…。
切なく、哀しく、怖い映画でした。
すごく面白かったです。
2021年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
一見『恋する寄生虫』と似てるかと思ったが、どちらかと言うと『花束みたいな恋をした』に近い。
潔癖症じゃなくても、自分と価値観が同じ相手を見つけるのは至難の業。
さらに付き合った当初は好きという感情でお互いの細かな違いを埋められるが、一旦立場が変わり心が離れるともう元に戻らない。
潔癖症が治ったほうの生活はどんどん変わって行き、もう同じ物を同じ気持ちで見れなくなる。
ラストまで見ても正解が分からず、観客が自分で考えろということか。
『親愛なる君へ』と二本立てで観たが、こっちが後で正解でした。
強迫性障害の2人の恋。恋に落ちるときの予感、恋の始まりのパッピーオーラ、なんでも理解し合えるような錯覚。それが一変、熱が覚めれば、気持ちのすれ違い、自分だけ取り残されていくような不安。強迫性障害を象徴的に取り上げているけれど、ほんとに「恋の病」の切なさと難しさのお話。2人が一緒に病が治れば良いのだけれど、大抵はどちらか一方から変わっちゃうのよね。
ファッション、インテリア、とても素敵。にしても、iPhoneって、すごいですね!
2021年10月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
重度の潔癖症の青年ボーチンは、一般的な社会生活を送れず、外出時はレインコートと手袋とマスクをしていた。ある日、電車内で同じような格好をした女性ジンに出会った。彼女も重度の潔癖症で、窃盗症まで抱えていた。運命の出会いを果たした2人は、お互いを補い合い安心感のある共同生活をしていたが、ある日突然、ボーチンの潔癖症状が消えてしまった。彼は外に出て、就職し、他の女を作り・・・という話。
コメディかと思って観ていたが、境遇が変わると価値観も変わり、それはどちらが悪いというわけでもない、意外に奥の深い内容だなって思った。
ジン役のニッキー・シエが可愛かった。