「暗室の明かりと水俣の光が重なった」MINAMATA ミナマタ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
暗室の明かりと水俣の光が重なった
鑑賞後すぐにパンフレットを買った。LIFEみたいな表紙で嬉しかった。
こういうジョニー・デップは大好きだ。シャッターを押すごとに魂を抜かれ命を削ってきたカメラマンだからどうしようもない。
お風呂での母と娘の写真は美しいとしか言いようがない。ユージンとジョニーが震えるように感動する心が重なって目に表れた。私も震えた。
他の俳優もみな素晴らしかった。
「アイダよ、何処へ」を見て、この映画ではアイリーンを見て思った。通訳は人間であって機械ではない。通訳はAIにはできない。
上村さんの写真を美しいと捉えることのできる感性が素晴らしいと思います。
私は幼い頃、この写真集を見て、ショックできちんと見ることができなかったのを覚えています。
「目をそらさずにきちんと見る」ということは大切なことですね。
ギルバート・グレイプ、知りませんでした😅ディカプリオまで出てるんだ〜、まだ2人とも若い時のですね。いつか観てみよ〜
教えて頂きありがとうございます😊ムフフ
森山大道風やってたんですね! アレブレボケ!
デジタルしか知らない人には、フィルムを現像、停止、定着、乾燥、カット、選んだコマを印画紙に感光させて、また現像、停止、定着、乾燥、なんていう、超めんどくさい工程があるなんて、理解不能でしょうねー。
でも、青春でしたわ…。
こんにちは!
トライXって、コダックでしたっけ?
私はフジ派でした。
缶で売ってたフィルム、私も自分で巻きました。黒い袋の中でごそごそと、確か36コマ用のカートリッジが15〜6本作れましたね。ベロ出し、懐かしい〜。
この人が何を考えて何を伝えたいのかを真摯に考える通訳は本当に貴重な存在だと思います。
ただ、プロ野球の外国人選手のヒーローインタビューなんか見てると、あまりに省略し過ぎてて、AIの方がいいと思うこともあります。ま、テレビ局のインタビュアーも毎回、ファンにひとことお願いします、しか言わないから聞かれるほうもつまらないんだとは思います。
コメントありがとうございました。
ひとつ、重箱の隅をつつくと、暗室に窓ガラスがあって、明るいんですよ。感光しちゃうんですけど~って、突っ込んでおりました。
美波さんの演じたアイリーンが素敵過ぎて、かなり妬けました。
お返事ありがとうございました。
たぶん僕が挙げた二人の通訳者は、プロの通訳者としては求められている務めを果たしていないし、あるいは任務を逸脱した“失格者”なのかも知れない。
でもそこにドラマが生まれているので、堪らなく僕たちは心を揺すぶられるのですよね⁉️
【共感】出来てきりんも嬉しいです。
そう!この最後の一文!
写真家が現場で変わるように、通訳者も人間と人間の間に立っているときに変えられるという“事件”が起こっている。
アイリーンの通訳が本当に素晴らしかった。
talisman さんもあそこを見ておられたんですねー。
通訳者の変身・変貌については「ロープ、戦場の生命線」でも僕は同様に感じて震えました。