コンティニューのレビュー・感想・評価
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死が軽い映画に緊迫感は求められない
殺し屋達に殺される朝を繰り返す主人公が、ループから逃れる為に奮闘する物語。
タイムリープ設定のアクション物ですね。
特異な設定が興味を引きます。しかし、良く考えてみれば「主人公が死ぬことにより時間が戻る設定」は、それだけ「死」が軽くなり個人的には嫌いなもの。その時点で私的評価は厳しくなってしまう映画でした。
アクションは派手ですが、「死」の恐怖がなければ緊迫感が生まれませんし、何度も同じようなシーンが繰り返されると飽きが来てしまいます。
特異な設定を収束させるアイデアも今一つで無理やり感が強く、映画自体の評価は厳しくならざるを得ません。
私的評価は当然厳しめです。
雰囲気はとても良いが、物足りなさが残る。
フランク・グリロがカッコいい。
しかし繰り返す100日ととかが多過ぎる!!
好きな映画でした。
ナオミ・ワッツが相変わらず綺麗でチャーミング。
グリロも渋くて味がある。
とても50代のカップルに見えない。
2人が若くて瑞々しい。
息子の子役も可愛い。
ロイ(フランク・グリロ)は毎日毎日タイムワープで殺される日々を
繰り返している。
朝起きると窓を突き破って殺し屋が侵入。
必死で逃げる。
いつもビルとビルとの間にヘリコプターがホバリングしていて、
絵的には凄い痺れる。
窓から飛び降り、トラックの上に飛び乗る。
そしてカーチェイスの末に女の殺し屋に撃ち殺される。
毎日殺されることは同じだが、中国女の観音(?)が襲って来て
殺陣と剣の応報。
など変化は付くが基本同じことを100回以上繰り返す映像も・・・
ちょっと飽きる。
元妻のジェマ(ナオミ・ワッツ)は科学者で、防衛産業の請負会社ダイナウ社で
タイムワープを断ち切り、世界の終わりを防ぐ方法を見つける。
けれどそれはロイにとっては切ない決断を伴う。
ラストは・・・to be continued・・・
やはり結果を目で確かめたかった。
(だから、この題名なの?)
お笑いの要素もあり、結構楽しめた!
目が覚めると、何故か殺し屋に殺されてしまう。
でも、絶命した所で また同じ日の同じ時間を繰り返すループものです。
私、フランク・グリロ好きなんですよ!!
ループものと言えば、自分の過去を振り返り“改心”していくのは その通りなんだけど、最後が……ツライ…(泣)。
極悪ギブソンの悪事を阻止する為に、フランクの元妻ナオミは 頭をフル回転させて一か八かの勝負をするんだけど、最後は悲しかった。
ギブソン考案?の装置をリセットする為のキーとしてフランクが選ばれた訳だけど、最後まで諦めずに辿り着いてくれると見越して託したのもわかる……。
でも、あんなに家庭を顧みなかった男が、息子の話を切々と語る姿は さぞ辛かったろう…。私も辛かった!!
もし、続編があるとしたら ハッピーエンディングであって欲しいな……。
因みに、メル・ギブソン…大ボス感はまるで無くて…“成敗する”観音の方が存在感あったかも(笑)。
正直、終盤は「雑じゃね?」と思えるパートもあったけど、そこは目を瞑れば結構楽しく観られました。
My Theatre PLUS
案外
テンポ良くループ
タイムループ作のお手本の様な1作。フランク・グリロらしさ全開という事も相まって安定の仕上がりとなっている。予算はそこまで高い方では無いだろうが、迫力の映像とテンポの良さで乗り切り、SFアクション映画の教科書の様な物語である。主人公が無敵過ぎるというSF映画の宿命とも言える展開もこの手の作品はループというある意味ご都合主義な世界で主人公が鍛錬を極め、猛者と化すことが出来たという説明がつくからその辺の調整等も楽と言えば楽かも知れない。ややループのし過ぎで画的には単調に思える部分もあるのだが、コメディタッチで観客を飽きさせない工夫は見受けられる。
本作の残念なところはどこをとっても普通というか安全な作りになっているという事か。SFの教科書、タイムループ物のお手本、いつものフランク・グリロ要素、どこも観てもいつも通りであり、想像の範囲を超えないというのが気になった。無難に攻めたとでも表現するべきだろうか。
主人公はもちろん死ぬと振り出しに戻るというゲームの主人公の様な体験を嫌という程する訳だが、どんな行動を取ろうとも同じ結果がついてくるあたりは観ていて面白い。日々の訓練や実践で何度も死に、目覚めるとまた戦いに放り込まれる・・・。だんだん慣れてきた主人公は戦いにも余裕で臨める位にまで成長していく。最近の転生系のマンガやアニメみたいにも思えてしまう。そんなひたすらレベルアップした主人公を巻き込む結末は無理やりにも感じるが、どこかB級臭のする本作は是非押さえておきたいものである。
流行の(笑)タイムループもの
とにかく楽しい作品
ハリソン・フォードは下痢してた
タイムループ作品がありふれている近年。その中でもトム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に雰囲気は似ていて、とにかく殺し殺されの連続。それを80年代ゲームをベースにして、命の重さを軽ーく扱っている。派手なアクションと心地よささえ感じてしまう麻薬のような内容。そんな気にさせてくれたのも、オープニングと終盤に使われているボストンの「ロング・タイム」やレーナード・スキナード「Workin' For MCA」のおかげ♪
激しいアクションのみならず、「ストリート・ファイター」を中心に80年代のピープ音満載の8ビットゲームをフィーチャーして息子ジョーとの仲睦まじさを演出していたことが嬉しい。音楽は70年代が多かったけどね。
そして殺し屋軍団の中では“観音(guanyin)”を演ずるセリーナ・ローがカッコいい!彼女との映画のやり取り『レイダース』は笑ってしまうのです。さらに美味しいところを持って行ったミシェル・ヨー姉さん。個人的に好きな曲や映画ネタがあると、どうしても評価が上がってしまう・・・。
世界の終わりを阻止するためにスピンドル何とかという兵器を阻止するために戦い続けるロイ(グリロ)さんでしたが、最後は愛のために覚悟を決めた男らしさ。それならもう100回ぐらい息子との平和な時間があっても良かったかもね・・・
グリロさんならきっと何とかしてくれる
才能のなさを、やる気で埋める頑張り屋
映画「コンティニュー」(ジョー・カーナハン監督)から。
名優が顔を揃えたわりには、もう一つパッとしない。
同じ1日を、生と死のループを繰り返し、無限に生きている、
その設定が理解しにくいのもあるが、何度も何度も、
同じ映像の使い回しをしているようで、途中で飽きてしまった。
作品と関係ないが、悪役のボスがこんな台詞を部下に言う。
「どうも気に入らないな。ある種の特徴が考えるうかがえる」
「どんな特徴?」
「才能のなさを、やる気で埋める頑張り屋。
幼い頃からそんな奴が嫌いだ」と。
才能って、自分が一番気付いているはずなのに、
それを悟られないように、元気に「平気です」と頑張り、
そして、最後は自分で責任がとれず、周りに迷惑をかける人。
自分の才能のなさを自覚したら、あまり頑張らず、
才能ある人たちの和をかき乱さないことに意識を向けたい。
フレーズとしてインパクトがあったのは「私は観音、観音が成敗」。
この意味もよくわからなかったけれど、何度も繰り返されて、
耳に残ってしまった。(笑)
ちなみに予告編では「私は観音、観音がロイを成敗」の字幕。
この違いも、よくわからなかったなぁ。
メルギブソンはこの映画観てないやろ‼️❓ばーか‼️
俺にとっては数ヶ月前のことだ
フランクさん?!この野郎ぉぉぉぉスカイライン3に出る気満々だったクセに何やってるんじゃぁぁぁお前(つ・ω・)≡つ)`д゚)∴と、言いつつもこの人のアクションと演技はどの作品でも最高なので許そう(*´∀`)同じ日を何度も繰り返すタイムリープ……?最初はリープし過ぎたシュタゲのオカリンかな?と思ったわ(´-ω-`)その繰り返しを利用して、ゲームのように全ルートを潰し尽くして、真エンディングを目指せ!ε≡≡ヘ(*`∀´*)ノ作中に散らばる伏線を無駄なく回収し、『それも伏線だったの?!』とかもあるので観ながら要チェックです(゚Д゚)ノ暗殺者集団の中で観音が地味に強いのは反則レベル……お互いにインディージョーンズの小ネタはやめい(苦笑)メル・ギブソンに対して、ロイが銃でも剣でもなく、格闘戦に持ち込んだのはリスペクトかな(´ω`)?
無限コンティニューでクリアしてやるぜ!
元特殊部隊で家庭をかえりみず別れた妻には未練タラタラで息子には自分が父だと打ち明けられない酒浸りのおじさんが殺し屋に狙われてループします
はいはい、面白く無いわけがない
死んだらリセット、をゲームに見立てて冒頭は139回目の挑戦
◯◯回目てのを出すことによってループ初期のあたふたを省いたり小出しに回想して素早く状況説明しているので最初からアクション満載で退屈なシーンがなくていい
次々現れる殺し屋たちも個性豊かで楽しい、観音カッコいいよ観音
主人公ロイもいい感じに草臥れていてストリートファイターの負け画面のボコボコ顔が似合いそう
ただ中盤話が進み出すとどうしても謎を解明しなければならないので失速する
自分はただただ筋肉が暴れまわってハッピーエンド!見たいなバカ映画にはあまり惹かれないので(バカ要素も大事だよ)ラストのハッピーかバットが分からない、的なエンドも含めて好みだったけど爽快アクションだけ求めて見に行ったらちょっとがっかりするかも
あの頃僕はバカだった
カラッと軽い歯応えのループ物
うーん、コンティニューしすぎじゃない??
地味な感じの本作。上映館も少なく当初観るつもりはなかったのですが、評点高めだったのと、メル様ご出演とのことで鑑賞です。
ループ物ですね。オープニングの映像からちょいとレトロなゲーム画面を連想させる作り。その意図はどんどんわかってくるのですが。まぁ、「(ある面において)ゲームみたいな」カラクリの中でストーリーが展開していくんですね。
テンポもアクションもなかなか良くできております。映像も演者さんたちもしっかりされてますしね。ストーリーもちゃんと作られています。にもかかわらず、そこはかとないB級感。不思議です。
で、お話の内容ですが、、、きっとこの辺りがB級感を醸し出す要因なんだろうなぁ。。。と思います。
もう一捻り、もう一工夫、もう一踏ん張り・・・欲しかったなー。
ストーリーの帰結はとても良くできていると思います。
うんうん、なるほどなるほど・・。
ほう?え?それで?え?さらに?え?そっちに行くぅぅぅぅ???
みたいに、あぁそっかそれあったか!という展開で飽きさせませんよ。でも、娯楽アクション作品だとしても、もうちょっと丁寧に語って欲しいところあるんですよね。僕が理解力足りないだけだと思いますが、悪者の「悪巧み」がよくわからんっ(笑)だって、動機がわからないし、
「え?それやっちゃったら・・・誰得?」みたいな結末だし・・・狙ってるの。
さらに、ループ構造の説明が少ない(笑)
「とにかくこれでループすることになりました!」みたいだし・・・。
さらにさらに、一番残念なのは・・・RPGゲームテイストを模してしまったところかなぁ。セーブポイントから何度でもやり直せるってのが、緊迫感とスリリングさを完全に無くしているんだよなぁ。できればLIFEは有限でやってほしかったかな。限りあるから、必死になるし、真剣になるし、一生懸命スキルあげていくんだけどな。
でも、まぁ娯楽作としては良作なのかな?
死に戻りループがおもしろい!
イオンワンデーフリーパスポート4本目
事前情報で、大好物のタイムループもののSFアクションと知り、楽しみにしていた本作。ところが、行きつけの映画館では上映予定なし。しかたなく、遠くの映画館までちょっと足を伸ばして、遅ればせながら鑑賞してきました。
もう序盤から、期待どおりのエキサイティングな展開で大興奮!いわゆる死に戻りのタイムループものなのですが、その特徴を最大限に生かしてコンティニューを続ける展開が、作品タイトルにつながっています。行動や判断のミスはすぐに死をもたらすのですが、セーブポイントからリスタートするかのごとく何度もコンティニューし、記憶と経験を持ち越してスキルアップを重ね、少しずつ先に進む展開がおもしろかったです。
よく似た設定の作品は他にもあるので、目新しさはあまりないかもしれません。自分は、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」やアニメ「Re:ゼロ」を思い出しながら観ていました。本来なら「死に戻りループ」は精神的に相当苦しいはずなのに、主人公のロイが途中から完全にゲーム感覚で失敗や想定外の展開を楽しんでるようでした。この演出は悪趣味と言えなくもないですが、なかなかおもしろかったです。
やがてタイムループの謎と理由が明らかになり、ロイのなすべきことが見えてくるという展開も悪くなかったです。ただ、そこまでが少々引っ張りすぎで、途中で少々だれるのはもったいなく感じました。
主演のフランク・グリロは、コミカルとシリアスの振り幅のある役どころを好演していたと思います。元妻役のナオミ・ワッツも、年齢を感じさせない美しさでした。でも、懐かしのメル・ギブソンには、エンドロールまで気づかなかったのは内緒です。
全76件中、21~40件目を表示