映画ざんねんないきもの事典

劇場公開日:

映画ざんねんないきもの事典

解説

生き物たちの意外な一面を紹介する人気児童書シリーズ「ざんねんないきもの事典」を、南極・オーストラリア・長野県安曇野を舞台にした3つのオリジナルストーリーでアニメ映画化。南極のアデリーペンギンたちは、道に迷ったコウテイペンギンを家族のもとまで送り届けることに。オーストラリアで暮らす甘えん坊なコアラのリロイは、自分だけのユーカリの木・ホームツリーを探す旅に出る。自分を最強だと思い込むニホンノウサギのウサオと、臆病なツキノワグマの月子。当てのない旅に出た彼らは、それぞれ森の中をさまよう中で、初めて見る生き物に出くわしパニックに陥る。物語を案内するモグラの親子・モグモグとグララの声を、俳優のムロツヨシと伊藤沙莉が演じる。「紙兎ロペ」のウチヤマユウジが南極編の監督・脚本、「ピングー in ザ・シティ」のイワタナオミがオーストラリア編の監督、「リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」のアニメーションディレクター・由水桂が日本編の監督を務める。

2022年製作/90分/G/日本
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2022年7月8日

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(C)2022「映画ざんねんないきもの事典」製作委員会 (C)TAKAHASHI SHOTEN

映画レビュー

3.5児童書の映画化のため基本は子供目線。3人の監督が描く3本の短編から構成されているので、良くも悪くも作風がかなり異なる。

2022年7月8日
PCから投稿

まず全体のナビゲーション役のモグラ親子の声をムロツヨシと伊藤沙莉が担当するキャスティングは良いと思いました。しかし、シーンが短いし作画も安っぽいので、正直、もったいなく感じたのは残念な点でした。
その流れで1本目のオーストラリアが舞台のコアラの子供リロイを主人公とする「リロイのホームツリー」が始まります。映像がナビゲーションに近いCGの感じで、「この映画は、全ての映像が似た物なのかもしれない」と、やや危機感を覚えました。
1本目では、主人公リロイの声を花江夏樹が担当しているのですが、全く気付かないくらいのトーンでした。
そして2本目の南極を舞台としたペンギンたちの「ペンたび」は、最初に「どこか聞き覚えのある声だな」と思っていたら、「紙兎ロペ」のスタッフによるもので、この段階で、作品はそれぞれの監督に任せられている構成だと気付けました。作画も「紙兎ロペ」のタッチなので、会話の雰囲気も含めて非常に見やすいですし、面白かったです。
ラストの3本目は日本を舞台としたウサギの「はちあわせの森」で、これは主人公のウサギを助ける先輩ウサギの声が下野紘で、まさに鬼滅の刃の役柄の声と設定がかぶっていました。この3本目が割と王道的な映像なのかもしれません。
全体に共通するのは「生き物の残念に思える特性」。このネタを随所にちりばめながら物語を進行していきます。
これらの小ネタを「へ~そうなんだ」と思いながら見て、私が一番ビックリしたのは、エンドロールの際の「ペンたび」の「声の出演」の箇所でした!
エンドロールにもスタッフロールの隣に小ネタが流れてきますが、スタッフロールの方にも発見があると思います。

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細野真宏

3.5『ざんねんないきもの』一番それに近いのはやはり人間だと思うぞ

2022年8月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

2022年映画館鑑賞35作品目
8月2日(火)イオンシネマ石巻
ハッピーマンデー1100円

原作未読

子供のコアラがウォンバットなど仲間たちの助けを借りて自立するオーストラリア編『リロイのホームツリー』
監督はイワタナオミ
脚本は『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! 〜映画になってちょーだいします~』『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ~怪盗からの挑戦!ラブでパパッとタイホせよ!〜』の加藤陽一

3種類のペンギンが迷子になったメスのコンテイペンギンを送っていくの話の南極編『ペン旅』
監督と脚本は『神兎ロペ』の内山勇士

強がり野兎とヘタレ月の輪熊が親元から離れプチ冒険する日本編『はちあわせの森』
監督は由水桂
脚本は『ぱいかじ南海作戦』『オケ老人!』『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』の細川徹

MCを務める2匹のモグラが三編を紹介する形
オスモグラの声はムロツヨシ
メスの声は伊藤沙莉
彼女の声は声優としても存在感を示すがムロツヨシの場合は良さが生かしきれていない

原作からしてそうだが何をもって残念なのか理解に苦しむ
動物の個性的な習性を残念という言葉に集約したのは商売としては有能だが
調子に乗り便乗して人間編をやったらかなり危ない橋を渡ることになりそうだがそんな無闇はしないだろう

一見子供向けだが大人が見たらつまらないかといえばそうでもない
そのなかでもペンギンの話は面白い
特に年寄りペンギンがコウテイペンギンを「厚生年金」と聞き間違えるところが秀逸

うんこネタが多い
そのわりに子供たちの笑い声はあまり聞こえなかった
今の子供たちは僕らドリフ世代と違い笑いの壺が違うのだろう
そのドリフ世代もおじさんになった今ではうんこやおならではなかなか笑えない
うんこで老若男女幅広く笑い顔とれるならお笑い芸人ほど楽な商売は無い
3時のヒロインのリーダーだってネタづくりに悩むことはないだろう

親の躾がいいのか怖いのか知らないがみんな大人しく座っていたのが意外

兎は自分のウンコを食べコアラは自分の母親のウンコを食べる
体の構造が違うわけだし生きるために必要なんだから残念かと言われたらかなり微妙
それを思えばアラカンの甥としても知られる山本竜一なんて他人のウンコを食べるんだから
当時の嫁に「ウンコとわたしどっちを選ぶの」と問い詰められウンコを選ぶんだから兎やコアラより山本竜一の方が残念かもしれない

沙莉の声は残念だけど残念ではない
コンプレックスを逆手に取りそれを強みにしている
感動した

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野川新栄

3.5ひとことReview!

2022年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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極東新天地

2.5これで通常料金をとらないでほしい

2022年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

「ざんねんないきもの辞典」が映画化……といっても、3つの短編集のようなもの。NHKで放送されていたものは淡々と動物たちを紹介していくものだったのに対して、今作においては、ストーリー性のある作品になっているという点で、映画として機能はしている。

決して悪い作品ではないし、可愛らしいアニメーションで、それなりに学びもあって、家族で観る分には申し分ない作品ではある。

コアラとウォンバットの祖先であるディプロトドンが登場するなど、動物好きをうならせる、なかなかマニアックなネタも含まれていて、いつまでも観ていられる。

しかし、どうもテレビでの放送が丁度良いぐらいのテイストで、映画館にまで行って観るものかというと、かなり疑問を感じずにはいられない。

しかも「おかあさんといっしょ」や「しまじろう」の映画みたいに特別料金ではなく、がっつりとした一般的な映画料金をとられるというのも納得できない。

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