そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
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4人目の父親目線
予告編を観た印象では、大体想像できそうで、感動もお約束のような印象だったので、失礼ながらそれほど目新しさを期待せずにDVD観賞しました。まずもってよかったのは、どの登場人物も等身大かつ魅力的だったこと。森宮壮介(田中圭)の平凡の中に光るものがあるキャラ設定に共感でしたし、何よりも森宮優子役が永野芽郁だからこそ、この映画全体を包み込んでいる清々しさが存分に表現できていたように感じました。そしていよいよ混迷を極めた親子関係からの巣立ちの時に、とっても好青年に見える早瀬賢人(岡田健史)だからこそ、モノローグ「そして、僕にバトンが渡された」が心の隅々まで染みて、まるで優子の4人目の父親目線で見守ってしまいました(笑)。この物語はかなり特異なシチュエーションを描いていますが、親から子へと命のバトンが渡されるイメージとも重なって、多くの人に響いたように感じました。エンドロールに前田哲監督の名前を見つけて、「見覚えがあるなぁ」と確認してガッテンしました!比較的最近観た「老後の資金が足りません」(21)もとても好きな作品だし、何よりも「極道めし」(11)が大好きなので、着々と傑作を撮り続けていることが嬉しかったです。
宣伝がジャマしてた
稲垣来泉ちゃんは永野芽郁ちゃんの子供時代、ピッタリだなと思って見始めたが、なかなか交わらない…別の役なのか?と思いはじめた頃に、やっぱり一緒の人物なんだ!そういう風に繋がるんだと驚かされた。
その時点で、もう一度最初から見ないと終われない…と。
卒業式で二人が重なったときには涙、、来泉ちゃん→芽郁ちゃん、いいバトンが渡った。
でも、まだ映画は半分。そこからは時間を忘れ、惹き付けられ、終盤は涙がとまらない。
心が温かくなる映画です。
それにしても石原さとみさんの美しさにうっとり。魅力的で、危ないと分かりつつも一目惚れしてしまう気持ちが、女性でも分かる!この役はハマリ役でした。そして、泉ヶ原さんの言葉にもあったように、なりふり構わず一生懸命な姿が助けてあげたいと思わせる、愛おしさも兼ね備えていた。
ただの魔性の女の役と思い込んで見ていたので、いつか豹変して虐待でもするのかと思ったが、いい意味で裏切られた。
本当に愛があったとしたら、なぜ?の疑問も最後に解かれ、すべてが府に落ちる展開だった。
父親3人の配役もピッタリでこの映画に説得力をもたせている。
時間をおいて、きっとまた見たくなる映画。
時間をおいて、また見た感想は…
何度見ても幸せな涙を流せる映画です!
いい人たちに囲まれる幸せ
配役のバランスは非常に無難だなと思いました。お金持ちの役で出演されている市村正親さんもフィットしていましたし、子役の方も素晴らしい演技でした。欲を言えば、義理の父・森宮さんの役ををもう少し人の良い天然キャラな人だともっと好みでした。
原作を読み、映画を観てしみじみと思うことがあります。子育てを実の親だけの義務と捉えずに、いろんな人が関わっていいのではないか、と。多感な時期に扱いが難しい時もあるでしょうけど、家庭崩壊しているようなところよりももっと幸せな居場所はあるよ、と思うのです。
トー横キッズな少年少女や、それに近い子たちが、保護施設のような場所ではなく、もう少しゆるい関係性で居場所があると気持ちが軽くなるのではいかな。何かあったら訴えられるから、そんなことやる人はホントにいいひとなんでしょうけどね。でも、そんな環境があれば応援したいですね。
バトンかぁ
予備知識全くなしで、案の定、石原さとみの服装や波瀾万丈の自分勝手な母親と思い込み、可哀想なみぃたん。。。幸せになってほしいなぁと観ていた(~_~;)
おいおいオイオイ、最初から最後までこの子は幸せだったじゃないかぁ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
子供を失う怖さは親になってみないと分からない、それでも子供の為に身を引いて見守る母親の姿。子供の為に身を粉にして守る父親の姿。そこには家族の愛以外何物もない。。。
そんなバトンを次に繋いでいく物語…俺も娘をいつか誰かに繋ぐ日が来るのかなと思うと感慨深くなるわ‼︎
いい映画でした。
バトンが渡る
よくできた、素敵なお話。現実に起こるにはかなり難しいと思うし、仮に現実に起きてたら、特に子ども視点ではもっと精神的に不安定だと思う。
ただ、こんな素敵なことも起こるかも、と人を信じる気持ちにさせてくれる映画だった。
なかなか良き
石原さとみの母親役には無理があるだろうと、なかなか鑑賞しようとは思えなかったのだが。。
子供を実親から引き離してしまうなど、諸々ありえない設定なのだが、ザ・石原さとみなぶっ飛んだキャラ設定もあってかなかなか面白かった。
登場人物が皆いい人すぎ(笑)
涙腺崩壊
NETFLIXでみました。
色々な愛の形に涙が溢れました
こんなきれいな話はないかもしれないけど、
とても心が洗われるような気持ちになりました!
父と母それぞれの愛が色々な形で表現されていて
そこが良かった
特に途中の「夢金頭」というセリフが
とても刺さりました
これからの家族
血が繋がってなくても愛情があれば、そして愛情に囲まれていればまた次の愛情が育まれる。この映画に示されたような家族が、これからますます多様化する家族のあり方に理想的なものと思われました。
なかなか良かった
石原さとみは、こういう役が良い。
派手な格好が似合う。
時間軸が行き来する構成も効果的。
何故かレビューするのを忘れていたので何の映画だったか思い出すのに苦労した。
「なかなか良かったと思ったあれ、なんだったっけなあああ?
病気は関係してた。
子ども出てた。
子育て系、、、、だっけなあ」と
やっと見つけたのでメモがわりに。
そうーー。
最近 こうやって記録しておかないと何見たか思い出せない。
よくできたタイトル
2つの血の繋がらない親子の物語が
開始1時間後に繋がります。
優子がバトンの役。バトンが優子。
前半の部分でもきれいに収まりがいいのに
後半はそれを裏付ける種明かしの展開。
後半たたみ掛けまくります。
うまいこと言いくるめられている気がして、
子どもが考えることはたかが知れている。
大人ってずるくて、自分勝手で。
物語的にはうまくまとまった感じで終わるが客観的に見ると大人たちの承認欲求のために優子が犠牲になっているようにも見える。
水戸と優子が再会したときの
優子が全てを理解するところが
とてもいい。大人向けな映画ですね。
優子の生みの母親からしたら
優子に波乱万丈な人生をおくらすなって
言いたいやろな。
原作好きな人は見ない方がいい
原作が好きだったので見ました。
正直に言うと期待外れもいい所。
石原さとみさんや田中圭さんはめちゃくちゃそのままって感じのイメージだったので流石でしたが、ストーリーは最悪。
原作を好きな人は見るのお勧めしません。
モヤモヤ
地上波鑑賞
原作未読
最初の父親の決断がバカすぎて鑑賞中ずっとモヤモヤしっぱなし
母親がいなくて寂しい思いをさせ続けた我が子の前からよくもまぁ簡単にいなくなれますな
そんで一度も会いに帰らず、手紙書くだけか
親戚のおっちゃんか?!
みぃたんがその後良い人生を送れて本当に良かったよ
花嫁のエスコートは辞退する?
当たり前だろ!!!!
ダメだ
やっぱりコイツがアホ過ぎて後の話がさっぱり入ってこない
結果、役者力の勝利の映画だと思いましたわ
原作読んでたらモヤモヤさせられていた部分もフォローできていたとおもうので、
結果、もっとモヤモヤしたでしょうな
だいたい我が子を完全主観のバトンに例えるナンセンスさがなぁ…
不自然におしゃれ
趣向を凝らした話でお涙頂戴ではなかったが、展開上涙だらけになるので泣けたという好意的レビューも、お涙頂戴だという批判的レビューも少なくなかった。
原作は未読だが、原作者の瀬尾まいこのウィキペディアに──
『家族の物語が多いが、愛情を注ぐのに血縁は関係は無いと思い、家族に限定しない人と人が関わることに関心があり、それを書く。』
──とあり、そのとおりの話だった。
戸田菜穂と安藤裕子以外すきではなかったが全員じょうずだった。
導入は稚拙でかなり抵抗があったが、次第に整合してくる。
言い方を変えると、後出しジャンケンでズルい展開だった。むろんズルさの頂点にあるのが梨花(石原さとみ)の死である。死はかのじょの奔放をカモフラージュし、物語全体を均してしまった。
──が、それがお涙頂戴になっていたとは思わない。これの死と湯を沸かすほどの熱い愛の死はぜんぜん違う。泣かしたいだけの死とコンポジション上の死はぜんぜん違う。
ただ森宮優子(永野芽郁)の服装には違和感があった。キメすぎで、どのシーンでもnon-no/JJ/MORE/CanCamという感じ。がんらい世やつれがまるで出ない人でもあるが、なんでこういうテーマの映画内でコーデしてるん?という感じが拭えなかった。
久しぶりに安藤裕子を見た。余談だがわたしは安藤裕子のそれからという曲がとてもすきだ。
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