そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
全544件中、1~20件目を表示
結局のところ、予備知識なしの方が、一番楽しめそうな映画。
本作については、展開に無理を感じる箇所が割と多いと思います。
ただ、それの多くの部分については、「そうならざるを得ない理由」があります。
この「そうならざるを得ない理由」というのは、まさにネタバレにつながる箇所なので、結局のところ、あまり深読みをせずに、素直に見るのが一番楽しめそうです。
最初に、みぃたん、優子、梨花の紹介から始まります。
そして、全体として様々な伏線がはられていて、終盤につながっていく、という構成です。
そのため、中盤までは、展開に無理を感じる箇所がありつつも、たんたんと物語は進みます。
メインとなる永野芽郁が演じる優子、田中圭が演じる森宮さん、石原さとみが演じる梨花さんは、それぞれが個性的なキャラクターですが、まさにこの3人がピッタリと思えるくらい、3人の普段から醸し出す雰囲気そのまま、という感じで「ハマり役」と言えるでしょう。
ピアノが本作のキーアイテムの1つになっていて、永野芽郁と岡田健史は撮影前は初心者ながらも、永野芽郁は3か月間、岡田健史は6か月にもわたるレッスンの結果、かなり自然に役柄になりきれる腕前に成長しているのは、役者の凄さを実感できると思います。
頭に?は残るけどよかった
あまりに奔放な行動をする石原さとみママには病を隠している悲壮感がなさ過ぎた。娘の前では隠していたという事だろうけど…
美談のようで、いろんな男性に助けを求めたり求婚できたのはあの美貌のおかげかなと思う。
かわいらしくて華やかな石原さとみさんは好きなんだけど、ちょっとママ感を感じなかった。
娘も男性たちも振り回されすぎだけど、みんなが善意の方でよかったね。娘がまっすぐに育ってよかった。
なんだかんだ、ラストは温かい気持ちで見終わりました。
愛すべき登場人物であったまる
そういう風に繋がるわけね。時代感を示すものを端折って、2つのお話をこう繋げたか。15年ぐらいの時代差を感じさせない手腕に拍手。計算されたパーツと、粋なせりふ回しが気に入った。これは原作かな。映像だと難しい時代差もあるからスタッフもよくやったかな。
永野芽郁さんは本当によかったね。ここまでの名演者とは思っていなかった。子役さんが良かったのでその繋がりもあるし。
石原さとみさんの役どころも良い。終盤の棺桶の中は空っぽで、ふっと登場するんじゃないかと思わせるような存在感。出演割合以上に強烈なインパクトだったな。
「楽しいときは思いっきり、しんどいときもそれなりに笑っておかなきゃ」がお気に入りの名セリフだ。
素直に泣かせてくれる良作
本作は何かの記事でとても評価されており、個人的にはあまり邦画は詳しくないながらも、ちょっと気になっていて鑑賞。
結論、素直に泣けた。期待をはるかに上回る出来ばえ。
主な出演者は皆、若手代表の名高い役者陣なのだが、個人的には本作で初めてその名優達の演技を観ることに。なるほど、絶大な人気があるのもじゅうぶんうなずける名演技の連続に感服。特に永野芽郁ちゃんの演技はイメージしていたより全然上手い。「みぃたんなのか」との問い掛けに対しての「わかるの…?」の表情声色は一瞬で感極まるほどの神演技。
ストーリーも細部にわたってとても凝っていて、トリック的な構成も絶妙なスパイスになっていたし、散りばめられた伏線を感動のもときれいに回収していくラストにつながる展開はまさにお見事。
本作は、とても良い涙が流せる良作だ。
卒業式は泣
名前の呼び方を統一することで、過去と現在がつながる卒業式が相当な名シーン。つながった瞬間にこの真面目な父親は一人で思春期の娘を育てたかと思うと、父親と同様にこみあげるものがある。
幼少期と青年期の行ったり来たりも、気になる部分で上手く切り替わり、クリフハンガー的な楽しみがある。真相が明らかになってからは冗長な気もして、実は母親も卒業式いたも父親のときに明らかにしてもよかったのではないかと思った。序盤のコミカルなキャラ紹介までも計算済みだったのかと思うほど、正統派な硬派なガチガチな傑作。
こんなに泣かされる映画やったんや(レビュー300本目です)
なんやねん、この映画。
訳のわからん始まりから人間関係が理解できたと思ったら伏線回収がはじまり、これでもかこれでもかと泣かされてしまう。
涙腺崩壊映画。
自己中でええかげんな梨花の本心がつかめない。
自分が幸せになるために子供を利用して次から次へと男を渡り歩くいやな奴でこんな奴に優子を育てられへん。
ホンマに優子が好きなんやろか?
いくつもの疑問を抱きながら物語は進んでいったがやっぱり新しい旦那と優子をほったらかしにしていなくなってしまった。
物語は優子を中心に森宮さんや早瀬君とのやりとりが続き結婚を迎える。
そこから梨花の伏線回収がはじまり・・・。
三人の旦那も梨花もみんなええ奴やん。
一つ一つのシーンにみんな意味があっったんや。
こうしてレビューを書いている今もウルウル。
梨花がいつも「笑顔でいればハッピーが転がってくる」と言っていたのに、視聴者を泣かせまくるのはいかがなものか?
私の中では久々、満点映画でした。
自由奔放ぉぉ
自由奔放奇想天外こんな男達は世の中にはいないと思うけど
だから映画だと思うぅぅ
人の繋がりは血ではないと言う自分と似たコンセプトだったぁぁ
自分も自由奔放奇想天外だけどこんな幸せは絶対にないし望んでもいないぃぃ
でも楽しかったぁぁ
やられた!
原作小説を読んでから映画を観ました。
途中までは原作と同じで「これなら原作の方が面白かったな」と思いましたが、最後に原作と決定的に違う展開で唖然としました。
原作では生きている主人公の母「梨花」さんが死ぬのです。
これは原作にはない展開で度肝を抜かれました。
また実の父に会う話も原作になく、これまたビックリしました。
さらにはラストの「バトンは渡された」のセリフも映画オリジナルです。
原作も良かったのですが、映画はかなり原作よりブラッシュアップされています。
素晴らしかったです。
バトンて、そのことか…
伏線が幾つも張り巡らされ、ラストに綺麗に回収していく。全ては優子のために。悪い人が出てこない。現実考えたら、実の父親、水戸さんの当時の心境たるや、思いやられる。永野芽郁、田中圭の爽やかさ、石原さとみの天真爛漫さが本作の良さを包んでいるが、ある意味、人間ぽい情感が無い気もする。
中盤までは⭐︎3かなぁと
ドラマ・ユニコーンなんちゃらと先日のからかい上手の高木さんしか永野芽郁主演を観た事なく、某ドリンクのCMで感化され、アマプラで出演作品を検索して観てみることに。
最初は過去と現在が交互に進み、なんじゃこりゃと思いつつ、破天荒な義母に育てられたのに素直を育ったなぁなどと思い、嫌な流れになっちゃうのかなぁと。
ここから重要ネタバレ
実は破天荒ではなく、純粋に自分の為でもあり娘の為に必死に生きていたと。何事にも一生懸命に生きていた様は親の愛でもあったのかなぁと。
永野芽郁の演技で、実の親である水戸さんにみいたんと呼ばれた時に返した時と森宮さんに怒った時はみぃたんに戻ったように感じ流石と思いました。
森宮さんが言い返したのはどうなのかなとは思いましたがw
出会いと別れがたくさんの幸せを産んだ稀有な話しでした。
不評な意見もあるそうなのですが、自分は原作を読んでいないので、純粋に面白いと思いました。
永野芽郁がかわいい
2024年5月29日
映画 #そして、バトンは渡された (2021年)鑑賞
本屋大賞受賞作なので原作は読んでました。とても読後感がよかったので映画も想定どおり見終わって清々しい気持ちになれた
#永野芽郁、#田中圭、#石原さとみ のトリプル主演みたいな豪華布陣でヒット間違いなしの作品でしたね
何人ものお父さんが登場するけど みんないい人で、それぞれ形は違うけ...
何人ものお父さんが登場するけど
みんないい人で、それぞれ形は違うけど
みーちゃんを大切に思っているのがわかった。
1番みーちゃんを大切にしていたのは梨花さん。
酷い母親だなとおもったけど、病気だから急に居なくなるのも仕方なかったと、理解。
ありえない展開は多いが、映画なので純粋に楽しめたらいいね。
⭐︎4.0 / 5.0
4月7日(日) @ AP映画(2021)
そして、バトンは渡された
---
これはもう号泣しました😭「愛したくても愛しちゃいけない」
みたいな感情は、経験した人しかピンとこないかもねー🥹
---
#movie 🎬2024
#備忘録
#そしてバトンは渡された
#映画
#映画鑑賞
#映画レビュー
#映画好き
#映画好きと繋がりたい
#映画好きな人と繋がりたい
人生のバトンは色々あるのだと再認識できた
「そして、バトンは渡された」といった題名を聞いただけでは、想像できない物語だが、全て観終わった時には、納得の題名になっていると感じた。
バトンと言えば、陸上のリレーを想像する人が大多数だと思う。
リレーは、第一走者からアンカーまで大切に繋がれるもので、アンカーは全ての走者の想いをしっかり受け取り最後に全力で駆け抜けるものである。
この物語もまさにそういったことが描かれていると思った。
また、走者全員が違った役割があり、その時々で誰しもが欠けてはいけないものである。
全員がいるからバトンは繋がれるものなので、この作品も一つひとつの中継地点が主人公の成長に繋がっていた。
色んなバトンがあると思うが、この作品のようなバトンも世の中にはあるのかもしれないと思い、自分の知らない世界を体験することができた。
とても考えさせられるし、引き込まれる作品だった。
泣いた。
ラスト30分は結構泣いた。
永野芽郁さん含めて、キャストが良かった。
話の流れも含め感情移入して、また泣いた。
田中圭さんが苦手で観てなかったんだけど
この映画の田中さんは最高です。
永野芽郁さん以外だったら、
ここまで泣けなかったと思う程ハマり役でした。
リレー競争の結果発表
前半、あまり幸せじゃなさそうな二つの家族。
みぃたんパートと優子パート。
それが繋がってからの後半、泣いてちゃダメなのに次から次と来る感動の嵐に完敗。
特に石原さとみさんの大逆転に心揺さぶられた。
視聴者が思ってること(デタラメとか風来坊とか、しっかりしてないなど)のセリフがあるので安心して視聴できる。
みぃたんには、泉ヶ原さん(市村正親)という凄い(色んな意味で)大物のバックがついていて羨ましい。
ピアノの才能が抜群の夫もいるし、きっとこの先も幸せだろう。
多分もうバトンは渡されない。
今作の泣かせ役1位は石原さとみさんが演じたママに決定。
全544件中、1~20件目を表示