シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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仮面ライアー
庵野秀明は、このシン・仮面ライダーで何を狙ったのだろうか。ピークをとっくに過ぎた長澤まさみのちょいエロズッコケキャラとなんちゃって英語チャンポントークによるコメディなのか?朝日テレビでオリジナルを見ていた昭和60年代産まれの世代をターゲットにしたノスタルジー?それとも、居酒屋バッタもんの主人佐々木剛氏から“体をはってない”と指摘されたCGバリバリのマトリックス風アクションなのか。そのどれもが中途半端なまま、庵野が一番に狙っていたはずの“興行”もまったくふるわないまま、早くもアマプラ無料配信送りとなってしまった1本だ。
TVシリーズには出てこなかった緑川ルリ子(浜辺美波)と本郷猛のツンデレラブ❤️は、新海誠からの学習か?そのルリルリとハチオーグことひとみちゃんとの百合っぽいシークエンスや、本郷と一文字隼人のゲイっぽくみえてしょうがない共闘などは、今や当たり前の文化となりつつあるLGBTQへの配慮なのかもしれない。いずれにしても、1960年生まれの庵野が、自分で本当に撮りたかった“シン”を封印して、断絶が叫ばれて久しい若い世代に媚びを売った演出がやたらと目につく作品なのだ。
だが庵野先輩よ、あなたは何か勘違いをしていないか。この映画を見たミレニアル以降の世代が、この映画を“薄っぺらい”と感じたのはなぜだろう。彼らが本当に知りたい、見たがっているのは、全共闘にシラけ、バブルにうかれたはいいものの、あっという間にはじけた後、失われた10年いやそれ以上の年月をまがりなりにも生き抜いてきた、我々オヤジたちの生き様なのではないか。そんな自分を出さずに若い世代に媚びを売ったところで、誰も映画館に足など運びやしないだろう。
石ノ森章太郎の原作は、カフカの『変身』に影響を受けているという説があるのをご存じだろうか。本郷猛は改造された醜い顔を隠すために“仮面”をかぶり、一文字隼人は広島原爆をテーマにした写真集を出しているカメラマンだったのだ。戦中戦後アメリカが日本にしたことを“なかったこと”として、臭いものに蓋をし続けてきた日本人は、まさに戦前の日本人から“改造”され、“変身”させられた俗悪な“仮面ライアー”たちだったのである。その新しい仮面を見て2号(柄本佑)はこう感想をのべるのである。「このマスクは心地いい....優しさを感じる。スッキリした好きな気分だ」
初代ライダーを知る人の楽しみ方。
初代の世代じゃない
心ガッカリだ
どうにも趣味で作られている雰囲気を感じて、公開当時は見に行かなかった、大正解
アマプラになった機会で鑑賞
基本的には『仮面ライダー』だが輝きがない、ワクワクしない
ダイジェストムービーを見ているような感覚だ
監督の作家性、好きを詰め込むのではなく、多少客観性とエンタメ性も入れるべきだった
仮面ライダーの抑えるべきポイントが抜けていないか?
見る前は「子供向けの作品を大衆エンタメ化した作品」と思ったが
どうにも「子供向けの作品を大人が見ている自虐を感じる作品」になっている
作品として謎や盛り上がりポイントが足りないので全体的にフラットな印象
主人公への感情移入ができない
終始滑りっぱなしのシリアスな笑いやセリフが本当に面白くない
"土俵入り"が地味でそこまでのストーリーも・・・
ヒーロー覚醒についてはその経緯が重要だが、これも微妙
怪人の振る舞いも閉鎖的で、社会への影響とかの描写がないのでこじんまりとして感じる
ラストバトルが暗くて見えにくい
アニメ的演出のアクションシーンは面白くはあるが、"アニメでやれ"
たまにぶち込まれる微妙な英語の発音がたびたび脳をフリーズさせる
そもそも本作の本郷猛はヒーローらしいところがあったか?
強い動機づけに意思
ピンチにジャストタイミングの登場
不敵な笑顔
いずれもない
これが庵野監督が憧れたヒーローなのか
良くも悪くも無いが、力作なのは確か。
あえて映画館で観なかった作品。
まずは撮影現場の、過酷な雰囲気が伝わってきた。全体的に凄いと感じた部分は無いが、試行錯誤の跡は映像の中に見え隠れしていた。戦闘部分は「迫力満点の、凄いリアルな映像」という感じでは無く、敵である怪人たちの殆どはあっけなくやられてしまう。数々の戦闘場面を処理する為なのか、人間ドラマの部分は薄く、大人としての感情移入はできなかった。また喋りっぱなしの台詞の多さを感じるが、人間じゃ無いんだから問題無いと思えばいい。ただあるシーンで、浜辺美波さんの声のトーンがルリ子から離れた瞬間(カット)があった。ここは現場でNGにしましょう。あの喋り方は普通の女子ですから。
楽しく観ようとすれば楽しい映画。
粗を探そうとすれば、それなりの映画。
爽快!! では無いが、力作感はある。
※
役者可哀想だなぁと言う印象
私はあまり良いとは思わなかった
哀愁漂う仮面ライダー
2023
60本目
たしか、TVで見てたけどあまり記憶が無い。
とゆうのも1990年代〜現代仮面ライダーは全く見ていなくて、自分よリアルタイムだと仮面ライダースーパー1らしいのだが、そこの記憶はほぼ無い。
おそらく再放送でやっていた仮面ライダーの方が記憶にある。当時、子供ながらに怖かった。。。
そんな、記憶の仮面ライダーが蘇るほどエグい入り。
カメラ割も唐突に移動してる感じ、本人目線での闘い。
個人的にかなり良かった。
人間味あふれる仮面ライダー。
時代背景も現代なのに、その感じも出さない。。のにワンボックスとかはエルグランド的な感じも出る笑
ストーリーは難しい言葉を並べるがかなり簡単。
そこも昔っぽくていい。
ラストバトル!これぞ言葉通りの泥試合。
ヒーローとは思えない戦いっぷり!
だが、そこもいい!!
庵野監督の原作へのリスペクトも見えて、楽しませてもらいました!!
う~ん、古くて新しい仮面ライダー・・かな?
グロい仮面ライダー。蜘蛛オーグの造型は良かったがコウモリでガッカリ...
また出た“政府の男”と、再登場の“情報機関の男”
仮面ライダーを庵野秀明が解釈するとこうなるという作品。
PG12なのですが、なるほど。確かに、戦いのシーンをリアルに描こうとすると、ああいう描写になるんでしょうね。その意味では、オリジナル仮面ライダーシリーズは、戦いシーンを極めて穏便に描写しているという事なんだろうな。
それと、この作品は悲しいエピソードに事欠きませんが、本当は、仮面ライダーシリーズって、こういう事なのかもしれないとも思った。
それにしても、“政府の男”はシンシリーズ第1弾の『シン・ゴジラ』から出ているし、“情報機関の男”は第2弾の『シン・ウルトラマン』から登場し、この作品でも出てきました。一応、それぞれの人物が名乗る身分を信じる限りでは、それぞれ異なる人物という事なのでしょうけどね。っていうか、3作品それぞれの時代設定は異なっているので、違う人物なんでしょうね。
絶望から見えた先に進化した未来が描かれた作品!!
無機質な台詞の言いまわし
初仮面ライダー
暗い、グロい、単調
ショッカーなら人類抹殺計画を前面にうちださにゃあ
旧1号ライダーと旧2号ライダーのデザインが好きなので
怪人含む造形はお見事。
最後に新1号形態になる論理もハマった。
美波ちゃんの無機質な演技もグー。
七瀬まるも長澤まさみも楽しんで演技していたと思う。
なんですがヤシオリ作戦の時もそうだったけど
CGが意外とプア。
偽ライダーとの夜間バイクバトルもイマイチで
ここは実写での戦闘を見たかったですね。
興行を考えると我々原典世代以外も動員する必要があり
ここはゴジラ、ウルトラマンもバランスに苦慮した跡が
うかがえ、本作もそこを考えるとこの展開は致し方なし。
70点
11
シネマサンシャイン池袋 20230325
パンフ購入
追伸 イチロー兄さん っていうからキカイダーも
出てくるのか?!と思ったらロボット刑事が
出てきた。
庵野さんのコダワリ
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